ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[528] ホウエン冒険物語

かな #1☆2004.10/20(水)16:43
第一話「コトキタウンの怪」
 最近コトキタウンでは妙なうわさが広まっている、
それは「毎週火曜日の8時以降に外に出ると恐ろしい化け物が現れる。」と言うものである。
 おかげでこの町では8時から後は人っ子一人いない恐ろしい所になってしまう、しかし今日は違った、向こうから歌が聞こえてきた、それも恐ろしく音痴な…しかしそれは人で、となりにはかわいいポケモンエネコ、ゴニョニョ、ヒノアラシがいた、
「さあ!化け物ってどんなのかなー。」
化け物退治に来たようだ、しかし町の人間も化け物を倒すために
きたえられたポケモンで戦ったのだ、それでも勝てなかった化け物に小粒のポケモン達では勝てそうにない、それでも倒す自信があるのだろうか?
                          つづく
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かな #2☆2004.10/20(水)17:00
第二話「最強のトレーナー」
 大きな影が見えてきた、これがうわさの化け物なのだろうか、大きさは人間の大人くらいはありそうだ、歌をうたっていた人間
は子供のようだから体格が違いすぎる、あともう少しで出会い・
とうとう化け物と出会った!右腕を子供に向けて多き振りかぶった!やられるっ!
「いけっ、ソーラービームだ!」
そこにソーラービーム!?はなったのはまさかゴニョニョ!  ソーラービームを使いこなすほどとは強い!
何者なのかこの子供、そしてこの化け物の正体は!
                          つづく
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かな #3☆2004.10/21(木)17:08
第三話「化け物の正体」
 コトキタウンはその日大騒ぎだった、
「化け物が倒されたって!」
「ああ、しかも倒したのは子供だって!」
コトキタウンの町長の家にその子供が呼ばれた、
「悪いねー泊めてもらえるうえにごちそうしてもらえるなんて」
「いやこの町を救ってくれたんだ、であれはなんなんだ?」
「これですよ、ルンパッパ。」
そういうと、モンスターボールを差し出した、中にはルンパッパがいた、ソーラービームでかなりの傷を負っていた。
                          つづく
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かな #4★2004.10/23(土)11:24
第四話「旅の目的」
「すごい傷だな、こんな強そうなポケモンにこんな傷を」
「いや〜そうでも無いっすよ、でもこのまえのポケモンリーグで優勝したエメラルドていったら有名かな、あ自慢じゃないよ〜」
(自慢してんじゃん・・)
「君はなんのためにこの地方に?」
「ちょっとした研究目的っす。」
「研究ですか?なんの?」
「今はないしょっす、ホウエンの伝説に関係あるんだけどね。」
それからエメラルドは席を立った。
                          つづく
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かな #5☆2004.10/25(月)17:15
第五話「ライバルとの出会い」
エメラルドは次の日103番道路でポケモン集めをしていた、
パーティはコトキタウンの時連れていたヒノアラシのヒノちゃんゴニョニョのゴーちゃん、エネコのエネちゃんの他にも
クチートのクチちゃんケーシィのケーちゃんマリルのマリちゃん
を連れていた、クチちゃんはあまいかおりを使って野生ポケモンを集めていた、すぐにたくさんの水ポケモンが、その中に、
「わあっ、ミズゴロウだ、よし!エネちゃんうたうだ!」
「まったまった!そのミズゴロウはー」
そういった時にはすでにうたうでねむらされていた。
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かな #6☆2004.10/26(火)17:19
第六話「ライバルとの勝負〜その一〜」
「何すんだよ!俺のミズズを!」
「何ってこのミズゴロウ私が狙ってたんだ!私のだ!」
火花を散らす二人、すると、飛び出してきた(男の子)がミズゴロウを抱き上げていった、
「いいか!こいつは今日俺が父さんにもらったんだ!俺のだ!」
「だけどそいつあまいかおりでついて来たんだ!」
「俺のミズズが悪いってのかお前!ミズズ!やっちまえ!」
「バトルで決着つけるの、望むところ!」
なんだかすごいことになってきたようだ。
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かな #7☆2004.10/27(水)16:45
第七話「ライバルとの勝負〜その二〜」
「俺のミズズを盗ろうとするやつは許さない!いけ!ミズズ!」
ねむけざましによって起きたミズズが飛び掛ってきた!
「ああもう!クチちゃんかみくだく!」
「ミズズ!避けるんだ!」
しかしクチちゃんのはがねのアゴはミズズを捕らえた、
「あまいかおりでそいつの回避率は下がってるんだ!クチちゃんもう一回かみくだくだ!」
「くそ!みずてっぽうで防ぐんだミズズ!」
はがねのアゴはミズズをもう一度捕らえられるか?
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かな #8☆2004.10/28(木)17:35
第八話「ライバルとの勝負〜その三〜」
ミズズのみずでっぽうとクチちゃんのはがねのアゴがぶつかるその時、悲鳴が聞こえた!
「助けてえ!ポケモンに襲われてるんだあ!」
「あ、父さん!?何でポケモンに。」
襲われているのは男の子の父親らしい、周りにはジグザグマや、マッスグマの群れがいた、
「なんて数だよ、みんな出てこい!」
エメラルドは腕につけていたボールを投げポケモンをだした、
「俺も!ミズズ!みずてっぽうだ!」
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かな #9☆2004.10/29(金)17:45
第九話「ジグザグマ達を倒せ!」
エメラルドの全ポケモンとミズズで応戦するのだが一つの群れが
集まっているのでなかなか倒せない。
「ここは一気に動きを封じる技を、うたう!」
エネちゃんのうたうで群れのほとんどが眠りについた、
「すげえ、よしミズズ!今のうちに父さんを!」
急いで父の元にいくが群れのリーダーらしきマッスグマがにらみつけてきた、
「ミズズ!みずてっぽうであいつを倒してくれ!」
このバトルの結末やいかに!
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かな #10☆2004.10/30(土)11:54
第十話「決着!マッスグマ!」
「ミズズ!がんばれ!」
ミズズのみずてっぽうとマッスグマのずつきはほとんど互角、
しかし持久力の高いマッスグマがいくらか有利になってきた。
そしてついにミズズがおしまかされた!ミズズは退こうとしたがエメラルドが
「もう一回みずてっぽうをさせるんだ!速く!」
「でももう体力ほとんど残って無いんだぞ!こんな状態で・・」
「いいから速く撃って!」
「わかったよ、ミズズもう一回頼む!」
もう一度みずてっぽうを撃ったミズズ、マッスグマはまたずつきをしたが、今度はミズズが押し負かした!
「ミズゴロウも特性げきりゅう、体力が減ると水の力がつよくなるんだ。」
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かな #11☆2004.11/01(月)17:18
第十一話「オダマキ博士とポケモン図鑑」
「父さん!大丈夫!?」
「ああ、いやあジグザグマを観察していたらなわばりに入ってしまったみたいで、そういえばあそこの女の子は?」
「え〜と、なんだっけ?」
「エメラルドです、ってオダマキ博士!?てことは…」
「父さんのこと知ってるんだ、そうそう、俺の名前はサファイア、よろしくな。」
「まあ、立ち話もなんだから、研究所にきなさい、渡したいものがあるんだ。」
そういって博士は研究所に案内してくれた。
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かな #12☆2004.11/02(火)17:46
第十二話「オダマキ博士の研究所」
オダマキ博士の研究所は資料の本やら何やらで散らかっていた、
(オーキド博士やウツギ博士の研究所とは大違いだなあ)
「まあとりあえずこれでも食べてくれ。」
「あ、モモンのケーキですかおかまいなく、あこれおいしい!」
「結局食べてるじゃん、で父さん渡したいものって?」
「これだ!その名もポケモン図鑑!」
そういって博士はエメラルドとサファイアに機械を渡した、
「なんですか、これゲーム機ですか?」
「違う!これは出会ったポケモンの生態を自動的に記録できる機械なんだ!カントーのオーキド博士からもらったんだ。」
「わあすごい!ヒノちゃん見て、こんなこと書いてる!」
「聞けよ!!」
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かな #13★2004.11/03(水)12:24
第十三話「初めの三匹」
「で、エメラルドちゃんにはもう一つ渡したいものがあるんだ。」
「あ、長いからラルドでいいですよ、でなんですか?」
「この二匹のうち一匹をあげよう。」
博士はモンスターボールを二つ取り出した、中身はひよこの様なポケモンとトカゲの様なポケモンだった。
「このひよこみたいのがいいです!」
迷わずかわいいほうを選んだラルド、
「それはアチャモと言う炎タイプのポケモンだ。」
「アチャモかあ、アチちゃんがいいね、よろしく!でもいいんですか?」
「いいよ、その三匹は図鑑といっしょにあげることにしていたし、それに今日もう一人貰いにくるんだ。」
そういったところで扉がドーン!と開いた。
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かな #14☆2004.11/04(木)17:02
第十四話「三人目のトレーナー」
研究所に入ってきたのは赤いバンダナをした女の子だった、
「博士!ポケモンもらいにきたわよー。」
「この子がもらいにくるトレーナー?」
すると女の子はラルドの顔をじっと見て、
「あなた前回のポケモンリーグ優勝者のエメラルドでしょ?」
「あれ、私のこと知ってるの?うれしいなあ。」
「バトル、それも素敵だけど私がしたいのは違う。」
二、三回ターンをしつつ話を続ける、(ラルドとサファイアは目が点になっている)
「そう!私はコンテストを極めるトレーナールビー!そんな私の一匹目のポケモンは!」
もちろんトカゲのようなポケモンである、美しくは成長しそうにない外見だ、
「ありゃ〜かなりショック受けてるね…」
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かな #15☆2004.11/05(金)17:03
第十五話「コンテストへの挑戦」
ポケモンをみて固まっているルビー、話しかけようと近寄ると、
「いいえ!私はめげないわ!博士、このポケモンの名前は?」
「もりトカゲポケモンのキモリだよ。」
キモリを抱き上げ
「キモリ、名前はりょくね!いっしょにかっこよさコンテストの優勝を目指しましょう!」
何が起きてるのかわかってなさそうなキモリ、
「あの〜、ところでコンテストってなに?」
「そーそー、俺もききたい。」
「なんですって〜、コンテストを知らないですって〜」
ものすごい顔でラルドとサファイアに詰め寄るルビー、
「なんだよ、知らなかったら悪いのか。」
「ま、あんた達みたいなバトル、バトルなんて言ってる人にはわかんないでしょうね。」
「なにお〜!」
サファイアとラルドを完全に怒らせたルビーだった。
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かな #16☆2004.11/07(日)10:00
第十六話「バトルとコンテストと図鑑」
「バトルの何が悪いのさ!だいたいあんなお気楽大会のどこがいいんだか!」
「そういうところが駄目なのよ、いい、コンテストはポケモンの美しさを競うすばらしい大会なの、ま野蛮なバトルばかりするあんたたちにはわからないでしょ。」
「なんだと!バトルはポケモンの強さを試す事が目的でただ戦うだけじゃないぞ!」
三人の喧嘩はどんどん激しくなっていた、
「まあ、まあ、ルビーちゃんその言い方はやめて、サファイアとラルドちゃんもおさえて。」
博士の仲裁でとりあえず収まったがピリピリした空気が流れる、
「そうだ、いいこと思いついたわ。」
「いい事って何だよ。」
「これからあなた達もホウエン地方を旅するんでしょ?その中でそれぞれの目的を達成する、期限は今日から一年後のポケモンリーグ、達成出来たほうが勝ち、簡単でしょ?」
「ま、そっちがそれでいいなら、俺はホウエン中のバッチを集めてくるぜ。」
「二人がバトルとコンテスト、なら私は…図鑑完成だ!」
「決まりね!ま、せいぜいがんばってきたら。」
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かな #17☆2004.11/08(月)17:52
第十七話「目標のために」
その晩ラルドは博士の家に泊めてもらった、そして翌朝、
「すみません、泊めてもらっちゃって、じゃサファイア、またなー。」
「おう、またどっかでバトルしようぜ!」
ラルドはトウカシティに向かって走った、
「ゴーちゃん、行くか図鑑絶対完成させよ!」
ここは102番道路、ここにしか出ないレアなポケモン、ラルトスをゲットするため草むらにいるが、
「ぜんぜんっ出てこないじゃん!レアすぎだよ。」
クチちゃんのあまいかおりをさっきからずっと使っているのだが出てくるのはポチエナやケムッソばかりだった。
「とりあえずトウカシティに行って休むかあ、ん?」
ラルドの前の茂みで何かがガサゴソと動いていた、
「もしやラルトス?!ゴーちゃんのしかか…」
「ハスウウ!!」
茂みの向こうからハスボーが飛び出してきた!
「うわっ、ゴーちゃん、さわぐ!」
ゴーちゃんのさわぐでハスボーたちは一気にノックダウン、
「違ったか、まったく…あっ!」
そこには少年が倒れていた。
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かな #18☆2004.11/10(水)16:32
第十八話「ミツル君とラルトス」
「おーい、きみ!大丈夫?」
そう言うと倒れていた少年は起き上がり、
「はい、大丈夫です、ちょっとクラッときちゃって。」
「それならいいんだけど、こんな所に一人で来てなにやってんの?」
「一人じゃないですよ、ねラルっち」
よく見ると隣にラルトスがちょこん、と座っていた、
「この子はラルトスのラルっち、僕はミツルっていいます。」
「あ、私エメラルド、長いからラルドって呼んで、でもいいな、ラルトス持ってるなんて。」
「あ、この子はさっきルビーって人に捕まえて貰ったんです。」
「えー!ルビー?!ルビーが来たの!」
あのコンテスト少女のルビーが来ていたのである、
「知ってるんですか、センリさんの娘の。」
「て、トウカジムリーダーの娘!?うそ。」
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かな #19☆2004.11/11(木)18:06
第十九話「初めてのポケモン」
「二人とも知り合いだったんですか、さっき出発したみたいだったんですけど、残念でしたね。」
「いやいや、そうでもないです、ところでそのラルっちもしかして初めてのポケモン?」
「はい、だからうれしくて、はしゃいじゃったんですよ。」
ラルっちをなでながらミツル君は言った、するとラルドはゴーちゃんを抱き上げ、
「わかるよ、この子ゴーちゃんって言うんだけど私の初めてのポケモンで、私うれしくてたまんなかったもん。」
くすっと、笑ったミツル君は言った、
「そうですか、ラルドさんは今たくさんのポケモンを持ってるでしょ、ぼくもたくさんポケモンを集めて強いトレーナーになるのが夢なんだ。だけどぼく体が弱くて、今日から空気のきれいなシダケタウンに引っ越すことになって…」
ミツル君の表情が少し曇った、
「ミツル君、君にはラルっちがいるじゃん、その子と一緒に強いトレーナーになればいいじゃない。」
「そうだよね。ぼくがんばるよ!」
そういってミツル君は町のほうに走っていった、
「じゃ、私も行くか。」
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かな #20☆2004.12/05(日)15:49
第二十話「トウカジム」
ここはトウカシティ、ラルドはジムの前で考え込んでいた、
「う〜ん、今回はジム制覇が目的じゃないんだけど…」
今まで数々のジムに挑戦してきたのでジムを見ると入りたくなるラルドだった。
「ま、急いだってこの辺のポケモンは全部ゲットしてるし。」
そういってトウカジムに入るラルド、しかしだれもいない。
「あれ、なんでいないのかな…扉のむこうかな。」
部屋には二つの扉があった、そして右の扉からパッチールが、
「わあ!かわいい!このジムのポケモンかな、なにしてんの?」
「パッチ!」
パッチールが鳴くと左の扉からヤルキモノとマッスグマ!
「あらら、こんなのもいるんだ、にしてもだれかいないの?」
パッチールをつれ右の扉を開けると…
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かな #21☆2004.12/12(日)11:39
第二十一話「ジムリーダー・センリ」
「今度はケッキング?!」
そこにはケッキングがねっころがっていた。
「なんでポケモンばっかりなんだろ、ジムが潰れたのかな?」
奥に進んでいくが人の気配がまったくしない、その代わりに
ケッキングやヤルキモノが大量にいた、そして最後の部屋、
「はい急いで片付けて!」
トレーナー達がジムにある道具を片付けていた、
「あ、ぱちまる、そこにいたのか、君は挑戦者かい?私はジムリーダーのセンリだ。」
「あ、エメラルドです、長いからラルドで、なにやってるんですか?」
「もうすぐジムの改修工事があるから片付けてるんだ、だからとうぶんジムバトルはできないんだ。」
「ええ!できないの!」
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かな #22☆2005.01/10(月)11:45
第二十二話「エニシダ登場」
「うーん、ジム戦できないのか…となると次はどこにいくか…」
ジムから出てトウカシティを散歩しながらこれからの行き先を考えていた。
とりあえず手持ちのポケモンをボールから出して今の状況を確認することにした。
「アチちゃんのレベルがまだ低いか、トウカの盛りかどこかで育てようかな。」
アチちゃん以外のポケモンをいったん戻して出口にむかった。
すると南の島風の格好をした小太りの男が立っていた、誰かを探しているようだった。
「この町にはトレーナーが少ないなあ…お!そこの君ポケモントレーナーだね!しかしポケモンも汚れていない…新人かな。」
(なんだこのひとは…)
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かな #23☆2005.02/05(土)16:04
第二十三話「ラルドの実力?」
「あの…いきなり話しかけて私のトレーナー暦推理するのも結構ですけど、
おじさんいったい何者ですか?」
「おお!物怖じしないその態度!案外トレーナー暦長いね君!」
(だめだこりゃ、人の話聞く気無いよこのおっさん…)
無視してトウカの森に進むことにしたがその男がついてくる、
「アチャモか…毛並みは綺麗だが鍛えられている…
このくらいの実力があればバトルフロンティアでもそこそこいけるかも…」
(なんだよこのおっさん!!バトルフロンティアってなんだよ!!てか近寄りすぎだよ!はなれろよ!!)
ツッコミどころ満載の男にイライラしていると急に男が話しかけてきた。
「きみきみ!出身はどの町?やっぱりミシロタウン?それとも
マサラタウンかワカバタウン?」
「私はヨシノシティだけど、それがなに!」
「いやねえ、その3つの町の出身者には才能あるトレーナーが多くて
珍しいポケモンを連れてるらしいからね、君もその町出身のトレーナーなら実力があるかと思って。」
「出身地で実力なんて決められないよ!」
「そうかい?なら君の実力を見せてもらおう!」
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かな #24★2005.02/06(日)11:24
第二十四話「トウカの森」
男はラルドを連れてトウカの森に向かった、
「私はエニシダといって、才能あるトレーナーを探してホウエン中を旅しているんだ。
そして実力のあるトレーナーはバトルフロンティアに招待するんだ。」
(だからそのバトルフロンティアってなんだよ?)
そして森の奥のほうにどんどん進んで行き、
人十人分くらいの太さの木の前で止まった。
「この木は森のポケモン達の住処になっているんだ、
だからこうして蹴ると…」
「ちょっと待ってまさか!」
エニシダが木を蹴ると、ラルドの思ったとおり
アゲハントやドクケイルが飛び出してきた。
「さあ、なんとかして。」
「なんとかって、あんたが蹴ったんでしょ!」
「いや、私はポケモン持ってないからね。」
エニシダとラルドが話している内にもアゲハント達は
次々に襲い掛かってくる。
(何でこんなことになるのさー!!)
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かな #25☆2005.02/10(木)18:27
第二十五話「VS アゲハント」
「あーもう!アチちゃん!ほのおのうず!」
「チャモッ!」
アチャモの「ほのおのうず」で森一面が炎に包まれた、
しかしアゲハントやドクケイルは空を飛べるのでなかなか当たらない。
「これじゃあこっちの動きが制限されただけじゃないか。」
「うるさいなあ!エネちゃん、みずのはどう!」
ラルドはモンスターボールを高く投げ頂点で開き、
「みずのはどう」がでた。炎はみるみるうちに消えていく。
そしてエネちゃんは身軽に着地!
「ありがと、エネちゃん!さ、アチちゃん、今度は最大火力で
ほのおのうずだ!」
「ちょっと待て、そしたら私達も炎にまきこまれるぞ!」
「だから一回つけて消したんでしょ、こっちこっち」
そう言ってラルドはさっきまで燃えていた場所に走った、
(そうか、一度燃えた草はもう燃えることは無い、
しかしいくら最大火力でも飛べる相手には届かないぞ)
「おっさん見てよ、ほらアゲハントたちの飛び方。」
「ん、さっきより飛び方がぎこちないか?」
「エネちゃんのみずのはどうでのダメージ、
それによって湿った羽、コレに最大火力なら命中まちがいなしさ」
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かな #26☆2005.02/13(日)18:31
第二十六話「ラルドのやり方」
「さあてと、エネちゃん!いやしのすず」
「!!」
ラルドは倒したポケモンの火傷を
「いやしのすず」で回復させたのだった。
「せっかく倒したのに、なにしてるんだい?」
「やかましい!本はと言えばおっさんが木を蹴ったからでしょ!
迷惑かけといて倒すなんて酷いでしょ!」
(ほう…ポケモンへの優しさを忘れない闘い方、
考える余裕を作れる実力があるってこともあるが…)
「ちょっと!何考えてるのさ!自分がやったのに」
「君の名前なんだったかな?」
「ん?エメラルドだよ。長いからラルドってよんで。」
「となると、やはり去年のポケモンリーグの優勝者のエメラルド君だったのか、
今度ミナモシティに来ることがあったらバトルフロンティアに
来てみなさい、それじゃあ!」
そう言うとどこからかモンスターボールを出して投げ、
出てきたぺリッパーに乗り、飛び始めた。
「ああー!!ポケモン持ってないって言ったのに!
くそー!覚えてろよエニシダー!」
(ラルド君か、あの子ならバトルフロンティアでも
面白いバトルをしてくれることだろう、待ってるぞ。)
そう言うとラルドの叫び声がこだまするトウカの森を飛び去っていった。


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かな #27☆2005.03/22(火)18:41
第二十七話「謎の組織」
「くそお…完璧に迷ったなあ・・」
「チャモ〜…」
エニシダに連れられトウカの森に入ったが出口がわからず、
すでに森に入ってから三時間ほど経っていた。
「今度あったらただじゃおかないからな、アイツ、ん?」
5mほど先に誰か若い男性が立っていた。
「助かったあ!あの人に出口に連れてってもらおう!」
そう思って駆け寄ろうとすると草むらからなにかが!
「さあ!その荷物を渡してもらおうか!」
青いバンダナをつけたごつい男がポチエナと襲ってきた!
「ひいっ!!これは大事なもので…」
「素直に渡さないなら力ずくで…」
「アチちゃん!ほのおのうず!」
アチちゃんの強力な炎がポチエナとバンダナ男に!
「くっ!何のつもりだ餓鬼!」
「おっさん!今のうちに逃げれば見逃してやるぞ!」
「この程度で勝ったつもりか?行け、グラエナ!」
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かな #28☆2005.09/06(火)18:24
第二十八話「謎の強敵」
「なっ、アチちゃんよけ…」
「チャモッ」
グラエナの爪がアチちゃんを襲う、
(速い…目もイっちゃってるよ)
「どうした?グラエナ、『はかいこうせん』!」
「ちっ、そこのにいさん伏せて!」
とっさにアチちゃんを抱き上げ避ける、
「はかいこうせん」の当たった場所は木々のカスすら残っていなかった。
(いくらなんでもこの威力…まさかクスリ!?)
「今は反動で動けないはずだ!逃げるよ!」
襲われていた男性を連れ全速で逃げる、
「逃がすか!追い掛けろ!」
反動で動けないはずのグラエナが追い掛けてくる。
「動けないんじゃないんですか〜」
「知らないよ!とりあえずクチちゃん『てっぺき』で防いで!」
クチちゃんをボールから出し、『てっぺき』を使いすかさず戻す、
(どんだけ耐えられるか…あのグラエナ間違いなくクスリつかってるな)
考えてるうちに『てっぺき』が崩れ始める、
(ほかのポケモン傷つけるかもしれないけど…やるしかないか)
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[528]

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