ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[558] Frontier Brain Story

神風 #1☆2004.11/14(日)20:01
ホウエン地方に新たな施設が完成した。
『バトル フロンティア』と言う施設である。
ホウエン地方の南西部にあり、一際高いタワーが目印である。
その『バトルフロンティア』と言う施設の中には、7つの大きな施設がある。
1つ目は、その一際高いタワー、
2つ目は、何段もあるピラミッド、
3つ目は、蛇の様なチューブ、
4つ目は、外見が道場なアリーナ、
5つ目は、宮殿なパレス、
6つ目は、唯一自分のポケモンで戦わないファクトリー、
そして7つ目…入り口が分かりにくいドーム である。
各施設には『フロンティア ブレーン』と言う人達がいる。

施設内で一番強く、才能を試すタワーのブレーン、『タワータイクーン』。
何段もあるピラミッド。勇気を試すピラミッドのブレーン、『ピラミッドキング』。
外見が蛇、中はゴージャス。運を試すチューブのブレーン、『チューブクイーン』。
立派な門があり、中も道場風味。闘志を試すアリーナのブレーン、『アリーナキャプテン』。
周りに花が咲いている。ポケモンとの絆を試すパレスのブレーン、『パレスガーディアン』。
レンタルポケモンで戦う。知識を試すファクトリーのブレーン、『ファクトリーヘッド』。
トーナメント形式で行う。戦略を試すドームのブレーン、『ドームスーパースター』。

これら7名は皆強く、皆から慕われている。
ポケモンも強力で、強い物ばかりである。
数名のトレーナーは追い抜かした様でもあるが、ブレーン達も負けては居ない。

今回は、そのブレーン達の物語を紹介しよう…
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神風 #2★2004.11/14(日)20:26
第1話:1人のトレーナー、1人の…

「はぁ…私ってば、どの施設でも負けちゃう…」
木下でポケモンに囲まれ1人、悩んでいる少女が居た。
その少女の名前は、「フレイ」。
周りにはバシャーモ、メタグロス、ブラッキーが居た。
「どの施設でも『フロンティアブレーン』って言う人に負けちゃうし…
 こんなんじゃあ…まだ一度も挑戦してないバトルタワーは無理かなぁ…」
そう言いつつも、考えている様だ。
戦略やコンボ、考えれば出て来る訳だが、実行が出来ないのだ。
「私にも、師匠がいれば良いのにな…そうすればミクリさん見たく強くなれるのに…」

ゴツッ!

「痛っ…コレは…木の実?」
「…スイマセン、それは僕の木の実なんですけど…」
「あっ、ドウゾっ!」
「ありがとうございます…」
「あ、あのっ!貴方はドチラ様ですかっ!?」
「僕は…リラって言うんだけど…貴方は?」
「私は…フレイって言いますっ!」
「ふふふ…もしかして、緊張してるの?」
「えっ…そっ、そんな事…あります…;」
「別に良いよ、緊張しなくても…」
(この人…何者なんだろう…
 見た事もないし、普通のトレーナーでもなさそうだし…)
「…どうしたの?さっきから悩んでた見たいだけど…」
「あっ、見てたんですか?」
「うん…」
「じ…実は…」

「そうなんだ…じゃあ、僕で良ければ何か教えましょうか?」
「えっ、本当ですかっ!?ありがとうございますっ!」
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神風 #3☆2004.11/14(日)20:31
第2話:強くなりたい。そう志願するから…

「…貴方は凄いね…」
「えっ!?」
「バシャーモ・メタグロス・ブラッキー…どれも珍しいのに…」
「あ、ありがとうございますっ!」
「ふふふ…貴方は今後、凄く強くなりそうだね…
 何時か、対戦出来ると良いな…」
「わ、私も貴方と対戦できる日を楽しみにしてますっ!」

何か凄く強そうだなぁ、この人。
一緒に話してるだけでその様なオーラが感じられるなんて…

「じゃあ僕は…忙しいから…」
「あっ、アドバイスなどありがとうございましたっ!」

そう言うとリラは、タワーに向かって行った。
私は思った。あの人と対戦するにはきっと、物凄い実力が要るだろう。
どの施設で何時出会うか分からないけど…

―――――強くなりたい… あの人と互角に張り合える そんな力が欲しい…―――――

そう、強く志願した。
アドバイスの通り、ボックスのメンバーと交換したり、技を変えたり…
でもまだやっぱり自信がなくて、タワーには行けなかった。
「一度、実戦で試さないと…」
その時だった。先程まで近くに居た少年が声を掛けて来た。
「お姉さん、勝負しない?」
「…良いよ…!!」
「ルールは…3対3のシングルバトルで良い?」
「フロンティアのルールと一緒だね…君も挑戦するの?」
「うん、技とか調整して、実戦で試そうとしてたんだ!」
(私と同じだ…よし、頑張ろう!)
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神風 #4☆2004.11/14(日)20:44
第3話:実戦でのバトル、自信をつけよう!

「お願いだ、ライボルトっ!」
「行くのよ、チルタリス!」
「ライボルト、『あまごい』!」
「チルタリス、『じしん』!」
「ああっ!…お疲れ、ライボルト…頼むぞ、アブソル!」
「チルタリス…『れいとうビーム』!」
「アブソル、『かみなり』!」
「何とか持ち応えた見たい…もう一度『れいとうビーム』!」
「アブソル、もう一発『かみなり』!」
「…頼むわよ、バシャーモ!」
「アブソル、『みずのはどう』!」
「水!? バシャーモ、『にどげり』!!」
アブソルの『みずのはどう』の方が早かった。
が、バシャーモは持ち応えたのだ。タイプ一致ではなかった事が助かったのだろう。
「ああっ、アブソルっ! …最終手段、頼むぞ…レジアイス!」
「雨の効果はこの辺までのハズ…バシャーモ、『かえんほうしゃ』発射準備!」
「レジアイス、『じしん』!」
「バシャーモ、『かえんほうしゃ』!」

「お姉ちゃん強いや、まいった…」
「君も強かったよ、ありがとう。」
「コチラこそ、何が弱点か良く分かったよ。」
「ううん、私…君のお陰で自信がついた!ありがとうっ!」

「…バシャーモ、私達なら…タワーに挑めるよね?
 あのレジアイスだって、倒せたもんね…!」
そう言うとバシャーモは頷いた。
「…良し、タワーに行こう!」
フレイは、タワーに向かって走って行った…
自信の溢れる目で前を見て…
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神風 #5★2004.11/15(月)21:43
第4話:最終手段

「バシャーモ、『ブレイズキック』!」
「チルタリス、『ドラゴンクロー』!」
「バシャーモ、『かえんほうしゃ』!」
「チルタリス、『れいとうビーム』!」
「チルタリス…『じしん』!」

フレイは殆どをこの2匹で勝ち進んで行った。
「リラさんとは何時会えるのかな…別の施設に行ったのかなぁ…」
すると、34人目の相手が出て来た。
だが、体力的にさすがに疲れている模様だ。
「早く、早く5週目をクリアするのよ!」
「此処は通さない、私が貴方を倒す!」

「お願いよ、バシャーモ!」
「行けっ!ボスボドラ!」
「先手必勝!『スカイアッパー』!」
「ボスゴドラー!『じしん』!」
「両者、先頭不能!」
「…頼むわよ、チルタリスっ!」
「此処は通さない、ノクタス!」
「チルタリス、『れいとうビーム』!」
「ノクタス、先頭不能!」
「…お願いよ、サクラビス!」
「チルタリス…『じしん』!」
「サクラビス、華麗に『れいとうビーム』!」
「チルタリス、先頭不能!」
「…最終手段って訳ね…私は此処では負けない、頼むわよ…!!
 ヘラクロス、先制攻撃よ!」
「サクラビス、もう一度『れいとうビーム』!」
「ヘラクロス、メガホーン!」

「…サクラビス、先頭不能。よって…フレイ選手の勝利!」
「やったね、ありがとう…ヘラクロス…」

「次は、リラ様との対戦です。準備は宜しいですか?」
「…え、リラ様…?って、リラさん…だよね…?」
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神風 #6★2004.11/15(月)22:22
第5話:リラさんは凄い人だったんだね…

「ふふふ…ようこそ、バトルタワーへ…」
「リ…リラさん…」
「…フレイちゃん、強くなったね…」
「ふぇ…?」
「分かるよ、その目、その凛々しい顔つき…全てが成長したんだね…
 そんな貴方と戦える事、とても光栄に思うよ…
 まだまだ最強とは言えないし、マグレかもしれない。
 このバトルで、少しは分かると思うけどね…
 僕も貴方も思う存分、戦える事を祈るよ…
 貴方の才能、見せてごらん…」

「これより、タワータイクーン・リラ様とチャレンジャー・フレイのバトルを始める!」

「…フーディン!」
「ヘラクロス、頼んだわよ!」
「フーディン、『ほのおのパンチ』!」
「ヘラクロス、『こらえる』!」
「フーディン、『かなしばり』!」
「ヘラクロス…『きしかいせい』!」
「…中々強いね…僕のフーディンが倒されるだなんて…」
 さぁ、頼むよ…エンテイ!」
「ヘラクロス、きしかいせ…」
「エンテイ、『かえんほうしゃ』!」
「…お疲れヘラクロス!さぁ、チルタリスっ!」
「エンテイ、『めいそう』!」
「チルタリス、『じしん』!」
「エンテイ…『のしかかり』!」
「チルタリス、もう一度『じしん』!」
「…行けっ、カビゴン!」
「チルタリス、『ドラゴンクロー』!」
「カビゴン、『シャドーボール』。」
「あ… 最終必殺、バシャーモ!」
「カビゴン、『のしかかり』!」
「バシャーモ、『スカイアッパー』!」
「カビゴン…もう一度『のしかかり』!」
「バシャーモ、『ブレイズキック』で攻め込むのよ!」

「…悔しいけど、僕の負けだね…
 凄いよ、貴方…本当に…才能があるね…
 さぁ、貴方のフロンティアパスに才能の印…
 『アビリティシンボル』を刻ませてもらうよ…」

… … … … … … … … … … … … … … …

「貴方はまだまだ、どんどん強くなれる。
 その強さでどんどん勝ち抜き、強くなって僕の前に現れる時。楽しみにしているよ…
 その時は本気で、今とは違うメンバーで戦うよ…
 タワータイクーンとして、貴方の才能を試す為に…
 じゃあ、またフロンティア内か此処でね…」
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神風 #7☆2004.11/16(火)20:53
第6話:バトルフロンティアの危機

リラが後ろを向いて、タワーの控え室に戻ろうとした時。
フレイがエレベーターに乗って受付に戻ろうと後ろを向いた時。
突然、タワーから大きな音がした。
リラはその音に反応し、フレイが居る場所に戻って来た。
「フレイちゃん…大丈夫…?」
「あ、ハイ…」
「…タワーの下で何が起こったんだ…?」
「…分かりません…」
「取りあえず僕は、フロンティアの者として行って来る!」
「あ、ちょっと待って下さい!」
「何だい…?」
「もし私で良ければ…手伝わせてください!」
「で…でも…迷惑掛けるわけには…」
「こう見えても私、ホウエン地方を救ったんですよ★
 それに、私は貴方に恩がありますからねv」
「…分かった、空を飛べるポケモンは居るよね?」
「チルタリス、出てきてっ!」
「ラティオス…行くよ!」

「…3階が原因か…」
(さっきまで居たのは5階です。)
「…爆発見たいですね…何によってなのかな?」
「フレイちゃん、行こう。」

「…凄い、このタワーがこんなになるなんて…」
「タ、タワーがこんなになっちゃうなんて…どんな人が何の為に…?」
「多分、あの人達だな…」
「え?」
「フレイちゃん、僕はやはり…貴方を巻き込む訳には行かない。
 今すぐ此処から出て行くんだ。そして、エニシダさんにこの事を話して欲しい。良いかい?」
「…ハイ、分かりましたっ!」

「…もう出てきて大丈夫ですよ、???さん…」
「チッ…バレたか…」
「当たり前です、僕の事をナメないで下さいよ?」
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神風 #8☆2004.11/16(火)21:01
第7話:謎の人間! 悪?それとも味方なの?

「…エーフィ、『サイケこうせん』!」

相手のエーフィがリラに向かってサイケこうせんを発射した。
サイケこうせんはリラには…当たらなかった!
そう、リラは避けたのだ。高くジャンプして。
「残念だったね…僕にそんな攻撃は当たらないよ…?」
「…エーフィ、右足に『とっしん』!」
「!?」

「…お前、やはり右足は弱いんだな…」
「な…何故僕の弱点を…?」
「こうして戦うのも3度目だ。お前が右足をジャンブの利き足にしてる事くらい、分かる。」
「…で、右足を狙ったんだね…」
「あぁ、どうだ…?動けるかい?」
「…残念だったね、僕は左足でもジャンプ出来るんだよ。」
「何だと!?」


「エニシダさんっ!エニシダさんっ!」
「…君は…フレイちゃん…?どうしたんだい、此処で…」
「ヒースさんっ!大変なんですっ!
 全施設を回っても、部屋に行ってもエニシダさんが居ないんですっ!」
「何故、探してるのかい?」
「タワーが…何者かによって襲撃されたんです!」
「…リラっ! リラは無事なのかっ!?」
「多分大丈夫です!」
「…ありがとう…私はタワーに行くよ…」


「…今日は退散だ!目的は果たしたからな!」
「…目的…?それは一体…」
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神風 #9☆2004.11/16(火)21:09
第8話:無事に戻って来て、お願いだから…

そう言うと相手は、リラの居る部屋に技を仕掛け、出て行った。
リラは間一髪避けたようだ。
だが、出入り出来るドアが開かなくなっていた。

「…フーディン、『サイコキネシス』!」

だが、開かなかった。

「ならば…『かみなりパンチ』から『ほのおのパンチ』!」

その部分だけが爆発した。穴が開いた。
するとリラはボールからラティオスを出し、その穴の開いた部分から外に出た。

「…リラっ!大丈夫か!?」
ヒースが待っていたかの様にラティアスに乗り、リラを迎えた。
「…大丈夫だ…僕はこんな事で大事にはならないから…」
「…無理はしなくて良い…さぁ、下に降りよう…」
「ヒース…ありが…とう…」

そう言うとリラは意識を失ったかのように…倒れてしまった。
ヒースはラティオスの上に居るリラをラティアスに乗せた。
そして、下まで降りた。

「リラっ…大丈夫なのっ!?」
「コゴミ、そんなに心配しなくて良いよ…無事だからね…」
「でも…!」
「さっきまでは意識があった。今は倒れているが…」

ヒースはラティアスに乗り、座りながらコゴミに話す。
リラはヒースの腕の中に居た。
コゴミは心配そうにリラを見ていた…
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神風 #10☆2004.11/16(火)21:18
第9話:相手の狙いは…

「取りあえず、リラをドームまで運んで来る…」
ヒースはそう言うと、リラを抱えてバトルドームまで向かった。

「…リラ、大丈夫…?」
「…ん…?此処は…?」
「気が付いたのか…此処はバトルドームの控え室だよ。
 体は大丈夫か?具合悪い所とか無い?」
「ヒース、ありがとう。何も無いから安心して。」
「良かった…リラが居なくなったらと思うと…」
「…所で…相手の話についてだけど…」
「どんな事を言っていたのか?」
「『目的』があるらしい…」
「どんな目的か分かるか?」
「ううん、それは言ってなかった…」
「リラを狙った訳でも無いしな…何が目的なのか…」
「…寒い…エンテイ出しても良い?」
「良いよー」
「エンテイ…あれ…?エンテイっ!?」
「どうしたっ!?」
「エンテイのボールが…無い…!?」
「…ライコウのボールは?」
「…無い…どうしたんだろ…」
「ウコンさんに連絡取って見る!」

「もしもし、ウコンさん!?」
「その声は…ヒース!どうしたんだい!?」
「スイクンのボールはありますか?」
「何言ってるんじゃ、あるに決まって…無い!?」
「やっぱり…」
「どうしたんじゃ!?」
「リラのエンテイ・ライコウのボールが無いんだ。もしかしたら…と思って…」
「じゃあ、タワーを襲撃したのは伝説の3匹が目的で…?」
「そう見たいですね…取りあえず、皆に伝えて置いてください!」

「リラ…ウコンさんのスイクンも居ないって…」
「…じゃあ、相手は伝説の3匹を目的にしたんですね…
 エンテイ…ライコウ…」
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神風 #11☆2004.11/17(水)21:27
第10話:大事なパートナー

時間が大分経ち、夜になった。
皆寝ているが、リラは外に出て月を見ていた。
「…エンテイ、ライコウ…大丈夫かな…
 今すぐ助けたいけど…この体じゃあヒースがきっと…行くなって言うだろうし…」
「リラ、何故此処に…?」
「…ヒース…僕が此処に居るって何故分かった?」
「や、時々此処に来るんだけど…たまたま居たみたいで…」
「じゃ、僕は先に戻るね…」
「待って。」

そう言うとヒースはリラの腕を掴んだ。

「エンテイとライコウ、助けに行きたいんだろう?」
「うん…でも方法が無いし…」
「…私も助けたいけど…方法は無いのかな…」
「… …ヒース…」
「ん…?」
「僕、今から行く。」
「え?」
「僕…今からエンテイとライコウを助けに行く…
 例え、誰が僕の体を心配しようとも。」
「…ダメだ、治ってからに…」
「その間に3匹が大変な事になってたらどうするんだ…
 僕はあの2匹と…ウコンさんだってスイクンを取り返したいハズだ…!」
「…もう言っても無駄…だね。良いよ。
 その代わり無理はするなよ…分かった?」
「うん…ありがとう。」
リラがそう言うとヒースは、リラの手に触れた。
「なっ…///」
「寒いだろう…冷えている…早く中に戻ろう。」
「う…うん…」
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神風 #12☆2004.11/17(水)22:07
第11話:やはり無理が…

夜が深け、朝になった。
窓から日差しが入って来た。
眩しくて明るい…そんな光だった。

リラ以外の皆が起きた。ヒースやコゴミが心配していた。
2人がリラの部屋に行くと、リラは…

そう…居なかったのだ。

コゴミはビックリしていたが、ヒースは知っていた。
ヒースはその事を皆に伝えた。
だが、リラもこんな早くは出ないと思った。
だから皆、探した。フロンティア内を。施設も。
そして、バトルタワー…

「…リラ…どうした…?」
「ヒース…やっぱり…」
「?」
「体は…分かってるんだね…」
「え?」
「僕が無理してる事、分かってるよ…
 まるで外に出る事を拒否してる見たい…」
「…そうか…無理だけはしないでね…」
「分かってる…でも…分かってて・・も体が…」
「…きっと3匹とも、元気さ。焦る事は無い。」
「でも…心配な…のは変わ・・りないから…」
「リラ、息が切れてきてる…大丈夫か?」
「大丈夫…大丈夫だから…」

「ラティアス、頼むぞ。」
そう言うとヒースは昨日見たく、リラをラティアスに乗せて戻った。
リラの自室では無く、皆の居る場所に連れて行った。
ジンダイは「リラが倒れる事」を珍しくは思ってないらしい。
ダツラもジンダイに同じだった。
アザミはちょっと意外に思ったらしく、すぐにエニシダに連絡を取った。
ウコンはウコンで、薬を探しに行った。
コゴミはリラの横で「大丈夫!?生きてる!?」と声を掛けていた。
ヒースはただ、黙ったままだった。
コゴミがヒースに「どうしたの?」と聞くと、何時もの声より元気が無い声で「何でもないよ…」と言った。
それでもコゴミはヒースが落ち込んでいる事が分かるらしく、何度も声を掛けた。
そうしているとヒースは、質問(?)に答えた。
「私は、リラに協力すら出来ない。励ます事も出来ない。
 言葉が見つからないんだ…
 どうしたら、あの子の2匹を救い出せるのかも検討が付かない…」
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神風 #13☆2004.11/18(木)21:48
第12話:チームワーク

「…ヒース、皆で力を合わせようよ!」
「…え?」
「だからぁ、7人全員で行くの!リラが回復してから行くの!」
「あぁ、なるほどっ!」

「…良いわよ」
「私は賛成だ。」
「俺も…賛成だ。」
「私も賛成じゃ。」

次の日…

「リラ…生きてる?」
「ん…生きてるよ…?って此処は…?」
「んーとねぇ、アリーナの中!」
「…っと、行かないとっ!」
「リラ、待って。私達決めたの。」
「…何を?」
「7人で行けば問題ない。って。」
「…ありがとう、是非お願いするね…」

「ジンダイ隊長ー、次どっちー?」
「左だ。」
「…うわあっ!」
「コゴミっ!?どうした!?」
「…コレって…コレって…敵だよね…?」
「…そうだな…何処から出て来たんだ、ライボルトの群れだなんて…」
「俺が相手をする、皆は進んでろ!」
「ダツラ…分かった!」

「ジンダイ隊長、次はー?」
「右だ。」
「…っ!? ダメ、右に行かないで!」
「え?」
「嫌な予感がするの!そこから離れて!」
「そんな事無いよ〜 さぁ、行こう…」
「!?」
「…ハブネークの群れ…?アザミさーん!」
「…そんな大声出さなくても、聞こえてるわ…
 此処は私が…皆は進んでなさい…」

「ジンダイ隊長、次はー?」
「そのまま直進だ。」
「…レジアイス、頼む!」
「え…?何かいるのか?」
「何かの気配がする。此処は私に任せてくれ!」

「ジンダイたいちょ…あれ…?隊長ー!?」
「さっき離れたでしょ…?」
「あ、そっかー…」
「スイ…クン…?ウコンさん、あれ…」
「…私のスイクンじゃ、お帰りっ!」
『クゥゥゥゥゥゥゥゥン…』
「様子が…可笑しいっ!?」
「あぁ、此処は私が説得しとく、先に進むんじゃ!」
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神風 #14☆2004.11/18(木)22:06
第13話:この人、味方…?

「とうとう3人ね…」
「確認するよー、ヒース、リラ、アタシ…っと…」
「…不安になって来たのは僕だけ…?」
「気のせい気のせい…進もうっ!」

「適当に進もう、次は左ねー」
「…不安だ…」
「… …2人共、先に進んでっ!」
「えっ!?」
「良いから進んで…サーナイトくらい何とか出来るわっ!」
「…分かった、コゴミを信じよう!行くぞ、リラっ!」
「うん…」

「…リラ、あのポケモンに見覚えは?」
「… …エンテイ…良かった…」
「良かったな、後はライコ…」
『グルァァァァァッ!』
「エンテイっ!?」
「…リラ…貴方はライコウを探して。そして元に戻して。
 皆、凶暴化している…
 最初のライボルトの中心はフレイちゃんのだった。
 ハブネークの群れはアザミの事を知ってるかの様だった。
 ジンダイが戦ってるのは…下っ端だろう。
 ウコンさんは操られたスイクン。コゴミはサーナイト。
 そう考えれば全て操られてると考えられる。 さぁ、行くんだ!」
「…うん、ありがとう!」

「此処を右に曲がって…左に曲がって…」
『ルァァァァァァァッ!』
「…ライコウっ…!?良かった…だいじょ…じゃない…」
『ル…ルアァァァッ!』
「何かを…伝えたいの…?
 でも、何時襲われるか分からない…皆見たいに…」
「…お嬢さん、悩んでる見たいね。」
「…誰だっ!?」
「私はある地方の者。決して敵では無いわ。」
「…?」
「見た所、自分のライコウ見たいね…
 でも、此処でライコウを取り戻せるか分からない…
 その間に敵が動くかもしれない…そう推理したんでしょう?」
「…全て当たってる…姿を現して!」
「…分かったわ。」
「貴方は…!?」
「(もしかして知ってた!?)」
「…誰?」
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神風 #15☆2004.11/18(木)22:25
第14話:心強い味方

「貴方…誰?」
「…そりゃあ分からないわよね…オーレ地方って知ってるかしら?」
「知らないけど…」
「その地方の悪だったんけどね…名前はヴィーナス、覚えて置いてね…」
「悪…?」
「元、よ。今はある少年の手伝いでポケモンを戻してる。」
「戻すって…?」
「ダークポケモン と言うのを作ってたのよ。
 で、それをスナッチしてリライブしようとした少年が居たの。
 私達シャドーは敵だったけど、全てスナッチされた時に分かった。
 ポケモンを操るなんて、良くないってね。」
「(この人…信用出来る…!?)で、でも相手は…」
「分かってる。でも大丈夫よ。」
「え?」
「エイテイもライコウも対抗策は出来てる。
 スイクンは私も持ってたし…ライコウを戻せたらスイクンに向かう。
 だから貴方は…先に進みなさい。」
「…分かりました、ありがとうございますっ!」

「やっぱり、アレが残ってるのね…カイオーガと戦った時の後遺症が…
 そしてライコウ…貴方を見てると、彼しか思いつかないわ…
 でも貴方は別のトレーナーのポケモン!
 私は取り返す約束をした…戦ってもらうわよ!」

「…此処かな…神殿かな…?」
リラは適当に歩き進んでいた。
その内に大きな建物を見つけ、見とれていた。
だがすぐに我に返り…
「皆戦ってくれている、ヴィーナスさんだって…!」と言い聞かせ。
前に1歩1歩足を震わせながら歩いていた。
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神風 #16☆2004.11/21(日)13:09
第15話:戦い

「頼むわよ、ハガネール、キレイハナ!」
ライコウはキレイハナに向かって10万ボルトを発射した。
だが、天気は晴れ。キレイハナの動きは素早く、避けられてしまった。
「ハガネール、『じしん』! キレイハナ、『しびれごな』!」
2つの攻撃受けた時、ライコウが吼えた。そして…

「久しぶりですね… …様」
《…ヴィーナス、久しぶりだな…》
「ライコウを操ったり、スイクンやエンテイを捕獲したのは貴方ですか?」
《そうだ。今…かつて仲間だった物に裏切られているんだな。》
「元は仲間 だけどね。」
《おや、その口調…恩を忘れたのか?》
「私が恩を持ってるのはジャキラ様くらいよ。貴方は何もしなかったに等しいわよ。」
《一応、様付けしてる事は自覚するんだな?》
「えぇ。」
《…このライコウはダークポケモンより協力だ。
 あの『リラ』とかトレーナーが強く育てたからかな?》
「…ダークポケモンの事を諦めたかと思えば…まだこんな事してたなんて思わなかったわ。」
《取りあえず、ライコウ…戻れ!》
「!? 貴方に従う…?」
《さぁ、バトルだ!》
「…良いわよ、勝ったら貴方の計画は止める!シャドーも完全壊滅する!それで良いわね!?」
《頼むぞ、サーナイト&ラグラージ!》
「行くわよ…キレイハナ、チルタリス!」
《サーナイト、『10万ボルト』! ラグラージ、『ハイドロボンプ』!》
「チルタリス、『にほんばれ』!キレイハナ、『ソーラービーム』!」
《…ラグラージが1発…んな馬鹿な!…頼むぞ、ハッサム!》
「チルタリス、『かえんほうしゃ』!キレイハナ、『ソーラービーム』!」
《サーナイト、『サイコキネシス』!ハッサム、『メタルクロー』!》
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神風 #17☆2004.11/23(火)20:23
第16話:戦い

《ハッサム…入れ替えだ。頼むぞ、ボーマンダ!》
「チルタリス、『れいとうビーム』、キレイハナ、戻って!
 入れ替えて…頼むわよ、シャワーズ、『とける』!」
《ボーマンダ『ドラゴンクロー』!サーナイト、『10万ボルト』!》
「チルタリス…戻って。頼むわよ…ライチュウ!」
《ボーマンダ、『じしん』!サーナイト、『まもる』!》
「シャワーズ、『ダイビング』、ライチュウ、空へ高くジャンプするのよ!」
《!?んな…馬鹿な…!!》
「ライチュウ、『10万ボルト』!」
《サーナイト、戻れ。頼むぞ、ソルロック!》
「シャワーズ、『ダイビング』!」
《ボーマンダ、『じしん』、ソルロック…『かえんほうしゃ』!》
「シャワーズ、『ふぶき』!ライチュウ、『かみなり』!」
《『じしん』の方が早い!》
「…ライチュウ、戻って。頼むわよ…エネコロロ!」
《ボーマンダ、『すてみタックル』!ソルロック、『じしん』!》
「エネコロロ…『れいとうビーム』!シャワーズ、『なみのり』!」
《ボーマンダ、戻れ…行くぞ、バンギラス!》
「シャワーズ、戻って…頼むわよ、スイクン!」
《やはり最後の1体は…それだったか…》
「貴方こそね…行動が見え過ぎよ?」
《バンギラス…『10万ボルト』、ソルロック、『にほんばれ』!》
「スイクン、『なみのり』!エネコロロ、『れいとうビーム』!」
《ソルロック、戻れ…》
「エネコロロ…お疲れ様…
 貴方が何故スイクンではなくエネコロロを狙ったか、分かったわ…」
《分かったか…》
「スイクン、『ハイドロボンプ』!」
《バンギラス、『じしん』!》

ヴィーナス使用:チルタリス・キレイハナ・シャワーズ
        ライチュウ・エネコロロ・スイクン

相手使用:サーナイト・ラグラージ・ハッサム
     ボーマンダ・ソルロック・バンギラス
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神風 #18☆2004.11/26(金)21:54
第17話:戦い(何時まで続くのやら…)
※英文は翻訳を使ってます。が、間違えてたら指摘をお願いします…;

「スイクン!? クッ…」
《どうだ、素直に諦めたらどうだ…?》
「シャワーズ、お願いよ!」
《…そんな瀕死寸前のポケモンを出すとは…お前も落ちぶれた物だ。》
「…忘れたの?あの事…」
《…!? ま、まさか…!!》

ヴィーナスのシャワーズは困った様にヴィーナスを見上げている。
が、ヴィーナス本人は…
「シャワーズ、遠慮無しにやりなさい。」
《…自分で体力を削ってどうする!》
「もう使い慣れたわ。」
《…じゃあ倒してやるまでだな!》
「シャワーズ、やるわよ…
『A capability up. physical strength exchange』!!」
《本気だったのか…バンギラス、『じしん』!》
「シャワーズ…避けて!」
《…シャワーズは主人であるお前の体を心配してるんじゃないのか?》
「!? …シャワーズ、ハイドロ…カノン!!」
《なっ…それはカメックスしか覚えないと言う技じゃないのか!?》
「…私のシャワーズは一心同体、常に苦しさや喜びを乗り越えて来た…その成果よ。」
《…バンギラス、ダークラ…なっ…》
「…一丁上がり。どう?私と…シャワーズのコンビ…ネーションは…」
《中々だな。次は負けない。》
「…リラ…ライコウは取り戻し…たわよ…」
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神風 #19☆2004.11/26(金)22:15
第18話:スイクンとエンテイ

「…スイクン、お帰り…」
スイクンはもうウコンの手元に戻った。
ウコンは取り戻す際に多少のケガがあった。
が、スイクンもウコンも無事だった。

「エンテイ…リラを探そうか…」
ヒースもエンテイを取り戻した模様で、リラを探していた。
が、何処に居るのかも見当が付かない上、無事なのかさえも分からない。

その頃、ヴィーナスは…
「シャワーズ…やった…ね…私は大丈夫…だから…」
そこまで言うとヴィーナスの意識は薄れて行き、倒れてしまった。
シャワーズは何処かに駆けて言った。
シャワーズの向かった方向から1人の人が来た。
「…まったくお前ってば…何で無茶するんだ?まったく…」

一方リラは…
「ラティオス、サイコキネシス…」
「ちょっと待った。私は敵では無い。」
「…え?」
「私はヴィーナスの知り合いだ。此処に来る前会ったはずだ。」
「会いましたけど…?」
「実は…此処は私達シャドーの基地。
 で、ワルダック様から逃れようと数人の下っ端達と脱走して来たんだ。
 でも、懲りずに追って来た。それでライコウ達を捕らえたんだ。
 私達の力ではどうにもならなくて…ん、通信か?」
《もしもし、ジャキラ様ですか!?ヴィーナスを発見しました!
 ワルダックは…居ませんでした…
 ですが、シャワーズが無事な当たり倒した模様です…》
「えっ!?…ヴィーナスはもしや…」
「ヴィーナスさん…ありがとう…」
《…アレを使った見たいですね…》
「スイマセン、アレって何ですか?」
「ブラストバーン・ハイドロカノン・ボルテッカー・サイコブースト…
 君もフロンティアブレーンならこの技に聞き覚えがあるはずだ。」
「はい…」
「此処には居ないがダキムのブースターやあの通信に写ってるボルグのサンダース、私のエーフィもこの特訓を常にしている。
 ワルダック様を倒す為に。だが、誰も使えなかったんだ。
 …使えるようにする為には『ポケモンと一心同体になる事』と『特別な能力を持つ事』が条件だった。
 多分ヴィーナスは…それを満たしたのだろう…
 それで、ハイドロカノンを打ち、倒したと思われる。」
「…ヴィーナスさん…って凄いですね…」
「あぁ、無茶も多いが…実力は多分あるぞ。ボルグ、今から戻って来い。」
《了解です!》
「でも、何故『様』をつけてるんですか?」
「…過去に救われたんだ。私達幹部5人はあの方に救われ、使えた者なんだ…」
「…凄い過去をお持ちなんですね…私もそうだったらどうなって…」
「5人皆バラバラに過ごして来たが、気持ちは一緒だった。」
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神風 #20☆2004.12/05(日)21:13
第19話:ヒースだけ疲れ、他は平和

「リラー!ご飯食べに行こうっ!」
「ヒース、リラは私と一緒なのっ!」
「いやっ!私っ!」
「私だってば!」
「… …」(スタスタと1人でin食堂(謎))
「買潟奄チ!」
「買qース、責任取りなさい!…って…ヒース!」

「リラーっ!」(ヒースinリラまでダイブ(何処から))
「… … … … …」(リラ、避ける)
「狽っ!」
ドッカーン…
「… …大丈夫…?」
「(い…痛いぞ!)大丈夫っ!私はこうでないと行けないのよっ!」
「…(頭、打った?でも元から…うーん…;)」
「リラ、どうしたのっ!?」
「や、何でも… 食事に行こうかなーって…」
「一緒に行く?」
「… …またアザミさんにアタックしたの?」
「(買Mクッ!)え、そ…そんな事…」
「ヒース、前方しっかり見て!」
「(買Aザミとコゴミっ!?NOOOOOOO!!)」
「ヒースっ!何リラと一緒にいるのー!?」
「や…これは事故で…」
「…またやってるのね…」
「さて、リラ、アザミ姐さん、食事に行こうか!」
「…コゴミ…ヒースも連れて行こう…」
「えー、何でー!?」
「… …暇そうだから…」
「アザミさんに同感…」
「仕方ないなー…ヒース、連れてってあげる!」

「ごちそう様ー!」
「ヒース、ありがとう…」
「え?え?」
「…おごってくれるんじゃなかったのか?」
「えー!?」
「女の子にお金払わせるつもりー?」
「えっ…分かったっ!」

「ヒース、遅いねー」
「そうだね…何やってるんだろう…」
「… …第二ラウンド…?」
「ちょっと見て来る…」
「分かったー、行ってらっしゃいー」
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神風 #21☆2004.12/05(日)21:25
第20話:引きずり回すよ?

「じゃっ!」
ウイィィィィィン
「ヒース…何してたの…?」
「わっ、リラ…どうしたのっ!?(煤j」
「今、踊ってたわよね…?無料にする為に…」
「て、店長さんが踊ってって言ったんだ!」
「まぁ、あの店長さんなら言うよ…戻ろう…」
「う、うんっ!」
「あ、でも…」
「?」
「何も知らない人の前で踊った可能性もあるから引きずり回すよ♪」
「(狽mOOOOOOO!!)」
「… …冗談、さて、行こう…」
「(良かった…もう嫌なんだよアレ…
  特にピラミッドの前…砂でジャリジャリしてて(待て))」

「…あ、リラ!」
「戻って来たのね…」
「…そろそろ持ち場に戻ろうか…」
「そうだねっ!」
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神風 #22☆2004.12/12(日)09:43
第21話:皆でレッツゴー! inバトルチューブ

「今日からフロンティア、休館日だね…冬休みは嬉しいけど…」
「うーん…暇だなぁ〜」
「これから3週間、どう過ごそうか…(長いとか言っちゃダメです。)」
「リラっ!コゴミっ!置手紙があったよっ!」
「どんなっ!?」
「アザミがバトルチューブに来い。だってっ!」
「いっく行くー!」
「良しっ!レッツラ・ゴー!」
(え、ボクも強制…?)

「着いたっ!入ろうっ!」
「およっ!(ヒースと同じテンションです。)」

「じゃあ、アタシは右っ!」
「私は左ねっ!」
「えっと…ボクは真ん中ね?」
「「「せーのっ!」」」

in右の部屋
「…きゃーっ!このポケモンキレイーv」

in真ん中の部屋
「…何も無い…殺風景だな…」

in左の部屋
「あっ…アザミ!?」
「何だ、ヒースだったのか…」
「何だ って酷いなぁ…」
「まぁ、良い。後の5人は迷ってるだろうけど…」
「5人っ!?」
「先発はリラ・コゴミ・ヒース、後発はジンダイ・ダツラ・ウコンさんよ…」
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神風 #23☆2004.12/22(水)20:59
第22話:神といえば私っ!せーのっ!

「でねでねっ!アザミっ!」
「何よ、そのテンションは…」
「私ってねっ!神なんだってっ!」
「誰がそんな事を…」

… … … … …しばしの間。


「ヴィーナス様!あのすっごーく美しくて素敵な!(謎)」
「へぇ…リラの友達さん?」
「リラの命の恩人であり、素敵な美しい姫様で」
「もう良いわよ。」
「でねでねっ!ハリセン技を伝授したんだーっ!」
「そんなに素敵だったら彼氏の1人でもいるかもね。」
「… … … … …(サァァァァーッッッ)」
「あら、どうしたのかしら、ヒース。」
「… なっ、何でも無いっ!」
「図星だったとか…?」
「… …バレたかっ!(何)」
「で、相手はどんな人なの?」
「前髪ビヨヨーンな人か髪の毛重力に逆らってる人。
(前者:ボルグ 後者:ジャキラ とお考え下さい。)(遠慮)」

「…それ、嘘で」
「本当だよっ!」

アザミの意見は飲み込まれてしまった。
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神風 #24☆2004.12/24(金)20:43
第23話:あたしだって神よ!

「だって浮気にな」
「だってその2人に挟まれて歩いてたよっ!?」
「だから浮気にな」
「本当なんだってばっ!神って言ってくれたあの人がっ!」

「もういいわ…先にすす…」

「ヤッホーッ!コゴミちゃん登場ーv」
「あら、コゴミ…戻って来ちゃったのね…」
「うんっ! で、どうしたの?」
「ヒースが自分の事「神だ!」って言い出したのよ…」
「ふぅーん…へえぇ…へえぇぇ…あたしの方が神だと思うけどね♪」
「…あたしとしては、ウコン様あたりかしら…v」
「私よっ、私が神なのよっ!」
「違うよっ!ヒース以外のブレーンが神だよー!!」
(クッ… 何て 屈辱っ!!)

「じゃああたし…進むから…」
「あっ、アザミさんっ!待ってっ!!」

シャララララン デローン(カーテンの音がこう聞こえてしまいます。)

「1人…スーパースターは華麗に舞わなきゃいけないのよっ!
 こんなことでヘタレてたらダメよっ、ヒースっ!!」
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神風 #25☆2005.01/15(土)22:22
第24話:偉大になりたい!! 誰この人?

「私は偉大になる人間よっ!神じゃなくても発明家見たいな偉大な人間になるのよっ!!」

ヒースは走った。バトルピラミッドの夕日目指して!!(何か激しく違)
そしてヒース…罠に落ちた…

ズボッ!!

「痛っ…何かしら、これは…」

ヒースが上を見上げると、バトルチューブの天井がある。
ヒースが下を見下すと、敷き詰められた草が見え、その下にはコンクリート…
横を見るとダンボール… 落とし穴に落ちたらしい。

「ううんっ!神が何で落ちたのかしらっ!
 神は偉大、偉大になる為には挫けちゃダメよ、ヒース!!
 … …だけど、出られないわね…背中の羽で飛べれば良いのに。」

と、穴から出られないヒース。困った。

その時だった。2人組が通り過ぎようとしている模様。
「助けてー!!」
「!?」
「何っ!? 何処にいるのっ!?」
「此処の落とし穴よー」
「貴方…誰…?」
「ドームスーパースターのヒース!」
「ダーク、助けようっ!」
「…そうね…ライト…」

「…あ、ありがとう…な、名前はっ!?」
「…あたしはダークって…」
「僕はライトって言うんだ、ダークとは双子だよっ!」
「…ダークさんって男性?ライトさんって女性?
 一人称あたしの男性と一人称僕の女性? まるで、リラみたいだねっ!」
「…失礼な、あたしはれっきとした女だ…」
「ぼ、僕は男だよーっ!!」
「あ、そうなんだっ。 悪かったねっ!」
「確かにあたしは…目つき悪いが…」
「確かに僕は目も丸くて髪形も女っぽいし…背も低いし軽いし…」
「ダークさんってアザミにどこか似てて、ライト君ってリラに似てるなぁ…」
「…アザミってチューブクイーンの…?」
「【リラ】って、タワータイクーンのリラ様?」
「うんっ、何処か似てる!」
「…アザミは強かった…私のチルタリスでも倒せなかった…」
「リラ様は強いよー、神様で偉大だよっ!! 可愛いしカッコイイし賢いし美しいし、何より素敵!!
 フロンティアブレーンの中で一番だよっ!!」
「な、神様は私で偉大なのも私よっ!!」
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神風 #26☆2005.01/24(月)21:06
第25話:タイムアターック!フロンティア内5周!!

「じゃあ、神様決定戦でも行ったらどうなのよ。」
「… …ダークっち、センキュー!!」

ヒースはそう言うと、チューブから急いで出た。
そして、アナウンスをかける。

ピン ポン パン ポ〜ン♪

「え〜、コチラヒース、バトルドームの優秀な神です〜
 フロンティアブレーンの方々、今すぐドーム前に集合。
 そしてお客様はお帰り下さいませ〜」(エニシダさんに許可は得たらしいです。)


「…何」
「何なのよっ、もうっ!」
「いや、実は神様についてなんだけど…
 決定戦でもしないか?と思って…
 参加したかったらこの紙に名前、書いて欲しいんだっ!」

さらさらさら… かきかき キュッ!

「えーと、全員参加!?」
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神風 #27★2005.02/09(水)21:00
第26話:暇だから。心配だから。あたしが神だからっ!
(↑当てはめてみてください。(煤j)

「うん、だって…あたしが神だもんねーv」
「暇だから参加するだけだ…」
「放って置いたらヒース、大変だもんね…心配なんだよ…」
「俺は体力に自信があるからな。」
「若き日の冒険の事、思い出すなぁ!!」
「まだまだ若いものには、ワシは負けんぞ。」

「みんな…ありがとうっ!」


大会当日…
「審判は私、エニシダで…
 ルールはフロンティア内5周、施設も含まれます。
 基本的に自分のポケモンは使ってはいけない。
 良いのは自分の施設の時だけ。
 正座を支えてもらったり、メモを書いてもらったり…
 まずは1周目。
 この門からチューブを1周、ドームを1周、
 2周目にファクトリーでポケモンを2匹借り、『アトリエのあな』に行く。
 その2匹は海を泳げ、滝が上れ、空が飛べる者とする。
 3周目にピラミッドの頂上に登り、しるしをつける。
 4周目にパレスで庭の掃除、アリーナで正座を10分。
 5周目にタワーの50階まで階段で登り、55階までエレベーター使用可。
 55階から60階までは階段で、最上階からファクトリーで受け取った飛行ポケモンにメモを乗せ、飛ばす。
 で、階段で60階から55階まで降り、エレベーターで50階まで降りる。
 50階からはまた階段で降り、ゴール。
 皆の者、頑張ってくれよ!!

 よーい… スタート!!」
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ぴくの〜ほかんこ