ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[589] 〜The Golden Symbols〜

ML #1★2004.12/19(日)21:28
「ストライク、つばめがえし!」
『ライク!』
『ガッ…サ…』
「キノガッサ戦闘不能、よって 疾空 勝利!」


「ふぅ〜。やっとバトルタワー56連勝達成だ。サンキュー ストライク、ミロカロス、ゲンガー。おかげで銀の盾なんか貰っちゃったよ。」
 俺の名前は疾空。四天王とミクリを倒したあと、ブラジルに居そうな(ぉ)変なおっさん、もとい、此処バトルフロンティアのオーナーエニシダさんに此処に連れてこられた。
 此処はもの凄くバトルの設備が良く、7つのバトル施設がある。此処に連れてこられてから何日かしたある日、俺は各施設ごとに最強のトレーナー「フロンティアブレーン」が居るということを耳にした。それからはその7人のブレーンに打ち勝ち最強の称号を手に入れるべく、自分のポケモン達を鍛え、とうとうブレーン全員に勝ち、銀のシンボルを7つ手に入れたのでエニシダさんに知らせに行った。そして「サンの実」を貰い俺が浮れていると、エニシダさんはもの凄いことを言った。
「銀のシンボルは手加減だよ。金のシンボルを7つ手に入れた時、キミは本当に最強のトレーナーになれるんだよ。」
と。
はぁ〜?と言いたくなったが、辞めといた。
 この時からだった。この時から俺と本当のブレーン達との戦いが始まった。
pl601.nas921.kumamoto.nttpc.ne.jp
ML #2☆2004.12/19(日)18:04
俺は金のシンボルを手に入れるべく、バトルドームに向かっていた。
「頑張ろうな。ルンパッパ、バシャーモ、プテラ。」
『パッパ〜』『バシャー』『プテ〜』
 3匹の体調は完璧だった。3匹のおかげでヒースとの10連覇と金のシンボルのかかった決勝が始まろうとしていた。
「頼むぞルンパッパ、バシャーモ。」
 ヒースが出てきた。
「ヒース頑張ってー!」
「ヒース、そんな若造には負けるなよ!」
「キャー!ヒースさんよ!見てー!」
 観客が五月蝿かったが、別に気にはしなかった。
「アッハッハッ!」
 ヒースも五月蝿い。どうして此処はこんなに五月蝿いのか。他の場所は2人で勝負だからいいけど、何なんだこのギャラリー達は。ウコンとのバトルなんて一言二言ぐらいしか話さなかったのに此処は五月蝿すぎる。助けて下さい!(ぉ)
そんなこんなでバトルは始まった。
「行ってこい、ルンパッパ!」
ヒースはラグラージを出してきた。
思惑どうりだった。タイプ的にはこっちが完全有利。銀のシンボルの時は確かミラーコートを覚えていなかったはず。なので安心してギガドレインをした。やはり1撃では倒れない。が、何とかギリギリのところまでHPを削った。次のターンで倒せると確信した瞬間だった。
「ラグラージ、ミラーコートッ!」
悲劇は起こった。ルンパッパが1撃で倒された。
「どう?これが本気よ。」
「大丈夫かルンパッパ!くそっ!行けバシャーモ!でた瞬間にでんこうせっか!」
ラグラージは倒れた。次にヒースが出したのはラティアスだった。
「ラティアス、サイコキネシスよっ!」
「危ない!こらえるんだバシャーモ!」
なんとかバシャーモは堪え、カムラの実を食べより素早くなった。
「バシャーモ、きしかいせい!」
「ラティアス、もう一度サイコキネシス!」
攻撃自体はバシャーモの方が速く、綺麗にきしかいせいが決まった。ところがラティアスは倒れずにサイコキネシスを放ってきた。残りHP1のバシャーモでは耐えることなど当然できず、バシャーモは倒れた。
「くそっ!次に戦うときは絶対に俺が勝つ!だから待ってろ!」
「無駄。私には勝てないわ。」
「ヒース最高!」
「最強ヒース!」
「ヒース無敵〜!」
やはり五月蝿い。しかし負けてしまったのでなにも言えない。
 そして俺は次は必ずヒースに勝つと誓い、此処バトルドームを去った。
pl601.nas921.kumamoto.nttpc.ne.jp
ML #3★2004.12/20(月)19:48
俺は自分の敗北を見直すために、俺の出身地で兄が暮らしている、カントーマサラタウンに帰ってきた。兄は伝説のトレーナーと呼ばれているが、本人はなんとも思ってないらしい。でも流石、伝説のトレーナーと呼ばれているだけあって、まだ俺はこの兄には勝った事が無い。実力に差がありすぎて勝負にならないというより、持っているポケモンが異常なポケモンなのである。ジョウトで伝説になっているポケモンなんかも持っている。戦う前に、反則だろ!と言ってみた。だが効果無し。しかもスルーされいきなり始められた。こんな兄に助けを求めるのは、なんか嫌だが、ヒースに惨敗してしまった俺にはこの方法しかない。まぁ仕方ないか。そして家まで帰ってきた。
「ただいま、疾風兄。」
返事が無い。なので2階まで上がってみると、ベットで寝ていた。なのでバクオングを出して叫ばせてみた。もちろん俺は耳栓持参。
『バクオ〜ング!』
起きない。どうしてこう、のうてんきなのか、不思議でたまらない。仕様が無いのでミロカロスを出し、耳元にハイドロポンプをした。まさに寝耳に水だ。(意味が違う)
「うわ何すんだコノヤロウ!なんだ、疾空か。まぁ許してやるか。でもなんでいきなり帰って来たんだ?」
「(ハイドロポンプはどうでもいいのかよ)それが、バトルフロンティアでヒースっていう人に負けたんだ。疾風兄知ってる?」
「もちろん。っていうか友達さ。お前負けたのか。あいつもなかなか強いからな。で用件は?」
「それが助けを貰いに来ました。助けて下さい!」
「(いきなり敬語かよ)じゃーこいつら貸すよ。ホウエンとジョウトで手に入れた3匹だ。自由に使ってくれ。ただし条件がある。こいつらを使ったときは絶対に負けないこと。もし負けたらカビゴンののしかかりを受けろよ。」(恐)
「分かった。ありがたく貸してもらうよ。じゃ。」
俺は兄から3匹のポケモンを貰った。それは*****と****と*****だった。(結局なんだよ)
 もの凄い戦力アップもしたところで、早くリベンジをすべくバトルフロンティアに戻ることにした。次は必ずヒースに勝つという決意を強くして。
pl601.nas921.kumamoto.nttpc.ne.jp
[589]

このページは http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/589.htm のアーカイブです。

ぴくの〜ほかんこ