ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[591] フューレ 陽気な毎日

ラグーン #1★2006.04/27(木)20:06
短編集に変更。
登場人物(ポケモン)も変わります。
もしかぶっていたらスミマセン。

フューレ・ロシャル
種類:ミズゴロウ
性格:気まぐれ
性別:♀
説明:運動大好き。勉強がとても苦手。
   ただ、理科は別。

ジグルド・クレザー
種類:ハクリュー
性格:生真面目&陽気(二重人格)
性別:♀
説明:フューレと違い勉強大好き。運動苦手。
   なかでも数学は大得意。

ジャッド・ランバール
種類:ライボルト
性格:真面目
性別:♂
説明:運動神経抜群、頭脳明晰(ずのうめいせき)である。
   憧れるポケモンも少なくはない。

ミレファー・メイクリス
種類:グラエナ
性格:意地っ張り
性別:♂
説明:名前のせいで、よく♀と間違われる。
   苛立つと吠える。

ソクリヌ・カルダラス
種類:オオスバメ
性格:冷静
性別:♀
説明:フューレたちの教師。
   冷静だか、ときには情熱的になる。
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ラグーン #2★2006.04/27(木)20:27
短編その1   〜フューレ、天才目指す〜

ある日フューレはふと思った。
(ジャッドさんっていいよねー…
 何でもできるんだもん…運動も勉強も…)
フューレは運動は出来るが勉強はまったくダメという
少々本能的なのである。
なので、全てができるジャッドを憧れの的としていた。
(きっと成績表は…オール5なんだろうなー)
ちょっと顔を赤らめため息をつく。そして決意した。

(私は…天才…つまり勉強もできるようになる!)

と、その日から猛勉強し始めたのである。
ジグルドやミレファーなどを圧倒させるほど。
フューレのノートはもう黒く荒んでいた。
そのノートを見てフューレは自己満足するのであった。


――そして期末テスト。
「よぅい…はじめっ!」とソクリヌ先生。
鉛筆でプリントに字を書く音が教室に響き渡る。
特にフューレから。物凄い大きさの音で。
そして30分後。「やめ!」と先生が制する。
すると一瞬にして鉛筆の音がやんだ。
ソクリヌ先生は怒らすと怖いのだ。
テストをソクリヌ先生のところに持っていく。
フューレはテストが返ってくるのがとても楽しみだった。

――数日後。テストが返される日。

「フューレ・ロシャル!」
「は、はいっ!」

ワクワクしながらテストを受け取る。
パッと受け取りサッと点数を見ると…。
『0点』
がぁん!フューレは石になった。
そしてソクリヌ先生に講義する。
「先生!どうして…どうして0点なんですかっ!」
「あぁ…そのことだ。そのことだがなフューレ」
フューレは息を呑む。
「…名前を書いてないだろう…」
「えっえっ…えぇー!」
さらにショックを受けた。心に4本もの矢が刺さる。
しかしフューレは疑問に思うことが1つあった。
「だ、だけど先生!なんで私のテストだぁってわかったんですか?」
「お前の字を見ればわかる」

(そ、そうかっ…!字を見極めることも…!)

と、フューレは違う方の天才への道を歩み始めたのである。


あとがき
第一作目!あとで先生の名前いれておかなくちゃ…。
続きはご自分で想像してくださいませ。
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ラグーン #3★2006.04/27(木)20:47
短編その2   〜料理を作るときには〜

「はい。今日は調理実習の日ですね」
とソクリヌ先生。
フューレが「しまったぁっ!」の顔をするのを、
ジグルドは見逃していなかった。

「フューレ…料理の練習してないんでしょー…?」
「そんなことは…無いよ。うん。あははは」
「忘れた…んだな。先生『練習して来い』ってあれほど言ってたのに」

フューレは顔を赤らめ下を向く。
こうなったら!ぶっつけ本番!やるぞっ!
と決心した。ソクリヌ先生に叱られようが叱られまいが。
今日、調理するものは『サンドイッチ』。簡単である。
ソクリヌ先生が叫ぶ。

「いいですかっ!料理に必要なのは『腕』ではなく
 『心』です!『心』さえあればなんでもおいしいのですよ!」

本当かね…ヒソヒソとジグルドに話しかける。
ジグルドは「さぁ?」とこれまたヒソヒソで答えた。
フューレは先生にちょっと反論した。

「先生!料理に必要なのは『心』もそうですけど
 『新鮮な材料』もそうじゃないんでしょうか〜?」

この言葉にソクリヌ先生がピンっと来るものを感じたのか
目を見開く。とても驚いたようだ。
そしてフューレにずいっと近づき、また言った。

「フューレ…よくいった!お前は料理をする資格が
 十分あるではないか!見直したぞ〜。うんうんっ!」

と、1人の生徒をベタ褒めするのであった。
フューレは照れた。

「い、いや…先生そんなことは…」
「そんなことある!私は貴方みたいな生徒を持って幸せよ…」

と、ソクリヌ先生とフューレのやり取りを見ていた、
ジグルドとミレファーがハモりながら呟く。


「先生…意外とフューレと同レベルなんだ…」

そのときジャッドは出来上がったサンドイッチを食べながら
「ふっ」と鼻で笑うのであった。


あとがき
第二作目!フューレとソクリヌ先生中心。
先生、料理のことになると情熱的になるようです。
ntt1-ppp393.east.sannet.ne.jp
ラグーン #4★2006.04/28(金)20:11
短編その3  〜フューレの技は我流?〜

「はい。今日は実践練習します」
と、ソクリヌ先生。
「せんせー何の実践練習でしょうか?」
と、フューレ。調理だけはゴメンだ。
「実技…戦闘です」
「おおっやったね!」
フューレは喜んでジグルドをバシバシ叩いた。
本を読んでいたジグルドはフューレを本で殴り返した。
ミレファーがフューレに言う。
「よかったな、お前の得意科目じゃねぇか」
「よかったよぉ♪」
「フューレって体を動かすことだけはいいんだよね」

みんなで練習場へ行く。
練習場は学校の裏にある。結構広いところだ。
フューレははしゃぎ回っている。…まるで子供のように。
ソクリヌ先生が怒鳴る。
「フューレ!いい加減なさい!」
「わかりましたよ…」
と、渋々ソクリヌ先生のもとへ戻る。
ジグルドとミレファーは「くっくっく」と忍び笑いをした。
そんなジグルドとミレファーをフューレはキッと睨みつけた。
ソクリヌ先生はため息をつき、説明を始めた。

「そうですね。今日はダブルバトルをします。
 昨日先生がチームを決めました。
 フューレとジャッド。ジグルドとミレファー。あとは(略)」
(やった!ジャッドさんと同じだ!)

フューレは密かに喜ぶ。
ジグルドとミレファーは先生に向かって抗議した。

「どうしてこんな奴と!」
「それにどうして仲の悪いコンビなんですかっ!」

そんな2匹に先生は言った。

「力を合わせて戦うからこそ意味があるのです!
 仲が良い悪いは関係ありません!いいですかっ?」
「「はい…」」

力強く言った先生にはもう反論ができなかった。
ジグルドとミレファーは仕方なくコンビを再結成させた。
ソクリヌ先生は勝ち誇った表情で続ける。

「まずはフューレ、ジャッドコンビ。
 そしてジグルド、ミレファーコンビ!」
「「「「えー!」」」」

あのジャッドでさえ大声を出したほどだ。
よほどイヤなのだろう。みんな苦い顔をした。
しかしソクリヌ先生は4匹を睨みつけ言った。

「さっさとしなさい授業時間がないのよ」
((((こんな話してるから))))
「よーいはじめっ!」
((((いきなりぃ?!))))

とりあえず4匹は戦闘態勢に入る。
まず先制攻撃したのは…ジグルドだった。
ジグルドは「しんそく」を使ってジャッドを攻撃した。

「うぐっ…しんそく…か。厄介な技だ」
「ジャッドさん〜ココは私にお任せを〜」

といってフューレはミズゴロウではあり得ない技名を言った。

「だくりゅう!」

…ソクリヌ先生もジャッドも驚いている。
この一撃で2匹とも倒れたのだから。
ソクリヌ先生はわはは笑っているフューレの元へ行き、
質問してみた。

「貴方の技…我流?」
「「「ぇえ!」」」

この学校では我流は禁止されている。
基本的な技で基本的なことを覚えろ、と。
ジグルド、そしてミレファーはフューレを
袋叩きにしたのであった。


あとがき
うぁ、無理やり;
もう長くなりそうだったんで仕方なかったんです(ぉぃ)
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ラグーン #5★2006.06/03(土)22:59
短編その4   〜『ジャッドさぁん!』〜

ジグルドはいつもジャッドばかり見ていた。
ジャッドに惹かれていた…つまり恋心を抱いていた。
授業のときも、帰宅のときも、いつもいつもジャッドばかり。

「ジャッドさん…こういうときには!」


ジグルドはソクリヌと話していた。
もちろんジャッドのことを相談するため。
放課後なので誰も居ない…なんて思ってはいけない何故なら。

「せんせーっ!…あれ?ジグルド?何で居るの?」

…フューレがいるからだ。
鈍感なフューレはまったくジグルドの普段の行動に気づいていなかった。
ジグルドとソクリヌはフューレが乱入してきたとたん、クルッと凄い表情で振り向いた。
この光景にフューレはたじろいだ。

「う、なんなの…せんせー、テスト採点ミスしてますー」
「あ、あらそうだったか…うん?…30点じゃなくて28点か…」

フューレは苦い表情になった。

「えー!せんせー!点数…増えるんじゃなかったの?」
「別の意味で採点ミスしてました!」
「ちぇっ。…何話してたの?」

どっきーん。
急にジグルドとソクリヌの心拍数が上がる。
そして段々とジグルドが真っ赤になってきた。
フューレが心配する。

「あれ?ジグルド熱でもあるの?…あっつ!
早く帰って冷たい水に浸かったほうが…って
私が水をかければいいね!いくよ!みずでーっぽー!」

フューレが勢い良く『みずでっぽう』を繰り出す。
その『みずでっぽう』は…ジグルドの顔面に命中した。
かけられたジグルドは苦笑いをしながら挨拶もしないで
ふらふらと帰っていった。


「あぁ…ジャッドさぁん!大好きだー!」

と、叫ぶはジグルド。放課後の校庭で。
ふぅとため息をつき帰ろうとしたそのとき…。

「あ、ジグルド。もしかしてボクを呼んだ?」
「はっ、ひゃっ、あ、え、えーと…」

夕暮れに照らされている2匹はどちらも顔が赤い。
フューレはこれを見ていたが何かを感じたのだろう、
そのまままっすぐ家へ帰っていった。


あとがき
はい。書いてみました。
ジグルド告白っぽいことしましたね。うわぉ。
蓮さん。次こそキャラ出します…。
ntt6-ppp278.east.sannet.ne.jp
ラグーン #6★2006.07/02(日)10:34
短編その5     〜『転校生だ』〜

「はい、みな、席について!」

いつもソクリヌのこの一言から始まる。学校。
フューレたちは渋々席につく。話の途中、さらに盛り上がっていたからだ。
ソクリヌは翼を広げて、すがすがしい顔で言った。

「えー、転校生です!」
(…は?)

「転校生です!」とかいきなり言われても…フューレたちは口をあけた。
そして次の瞬間、みんなドアの方を見た。
「誰だ、誰だ」、「どんなポケモンだろ〜」とか色々と言いながら。
ソクリヌは「入って来い」とドアの外側に居るポケモンに言った。
そして入ってきたのは…ヒトカゲとシャワーズだった。
みんな「おぉー」と少し歓声をあげた。

「では2匹、自己紹介を」
「初めまして!俺の名前はホムラ!これから宜しくお願いします!」
「どうも初めまして。私の名前はシャルル、といいます。宜しくお願いしますね」

ヒトカゲはホムラ、シャワーズはシャルルという名前だそうだ。
フューレは友達が増えたことに喜んでいる。

(やったねー♪友達増えた!)
「では、以後仲良くするように」

こうして新たなクラスメイト、ホムラとシャルルがこの学校にやってきたのであった。


あとがき
ふぅ。更新遅れちゃったかなぁ(遅れすぎ)
蓮さん、ラティアス好きさん。ようやく書けましたです。
あとでキャラ紹介のところにも入れておきます。
…無理やりでしたらごめんなさいorz
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ラグーン #7★2006.04/27(木)19:33
書き直しします。
物語りも変更予定。
短編集な予定です。
続けられるかな…?
ntt1-ppp393.east.sannet.ne.jp
ラグーン #8★2006.04/27(木)19:34
書き直しします。
物語りも変更予定。
短編集な予定です。
続けられるかな…?
ntt1-ppp393.east.sannet.ne.jp
ラグーン #9★2006.04/27(木)19:34
書き直しします。
物語りも変更予定。
短編集な予定です。
続けられるかな…?
ntt1-ppp393.east.sannet.ne.jp
[591]

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