ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[619] 開拓されし街〜フレイス〜

KE #1★2005.03/07(月)18:52
第一章「とある街の実状」
とある日のフレイスタウン
住民A「この街ってやっぱり、ポケセン無いから不便だよね〜。」
住民B「だよね〜…せめて、代行でも良いから来て欲しいよね〜。」
住民C「う〜ん…でも、居るかなぁ…引きうけてくれる人。」
所変わって、トキワシティのポケモンセンター。
??1「ん?ポケセン代行募集?場所は…フレイスタウン?ふ〜ん…。」
何気ない朝のポケモンセンター。その一テーブルで新聞を読みながら紅茶に口を進めている一人の青年が居た。
??1「考えてみる…か。」
そういうと、立ち上がりポケセンを後にしていった。
所変わって、ここはある組織の本部のようだ。
??1「お知らせします。お知らせします。緊急ミーティングを開くので喫茶室に全員集合してください。」
放送を使って青年がそう一声言い、喫茶室の方へ行った。
??1「ん。全員集まったみたいだね。ある街でポケセン代行の募集をしているんだけど丁度仕事も不足してるしどうかな?」
??2「ポケセン代行…ですか?それで、その街って言うのは…?」
ふと、薄い桃色のポケモン…ミュウがそう尋ねた…って;なんでミュウが居るんだ?
筆者「居ちゃ悪いか?」
あ〜;まあ、いいや続けよう。
??1「えーと…フレイスタウン。地図によると…この辺りかな。」
そういうと、地図を取り出し、とある場所を指した。
??3「へぇ。ここから近いね〜。」
今度は、サンドが一言。
??4「まあ、いいんじゃないのかな〜?」
ふいに一匹のチコリータが言う。
??1「ん。みんなはどうかな?」
その辺りに居たポケモンたちは賛成!とか賛成ですとかなんとか…。
??1「じゃあ、申し出てくる。正式に決まったらまた報告するね。じゃあ解散。」
決めたらしく青年がそう言ったそして…。
??1「えーと…じゃあ、グレープ君とオレンジ君、それとマスカット君いっしょに来てくれるかな?30分後に玄関で集合ね。」
〜三十分後〜
??1「お。来たね、じゃあ行こうか。」
どうやら、揃ったようで、おっと、そういえば、この青年についての説明をしていなかったようだ。
彼の名はKE。と言ってもこれは通称で本名はエバンス・クロストだが、筆者の勝手な都合で、普段はKEで書かせてもらいます。
彼の職業は…とある団体のオーナーのようだ。この団体と言うのはシロガネ山に近い山奥にひっそりと活動している団体で、
看板によれば「フルーティーズ」というらしい、木を切り倒して建てたわけでもないのに意外にも広々としているようだ。
ついでに、この小説についての説明もしておこう。(実は、最初の方にし忘れてただけ)
この小説はオリポケ・オリワザ・オリジナル道具・オリジナルタイプ等が出てくる可能性が大ですがそれは小説中に説明する予定です。
次に、この小説では普通にポケモンもしゃべります。その方が書く上で楽なので。ただ例外も居ますが誰かが訳すので問題はありません。
この小説はポケモン及びトレーナー・その他総勢40名の登場人物(途中で増えるかも)を予定していますがストーリーの進行上
一章あたりに出てくるのは10名以下となるようです。(ただし、住民等のエキストラを除きます。)
また、エキストラ及び未確認人物は名前をつけずに丸々A・Bとしていきますが、章ごとでの通し番号になっているので
章が終わった後に同じ名前が出てきても同一人物ではない可能性が高いのでご注意ください。
最後にこの章で出てきた??の方々を記載します。??1:KE ??2:グレープ君(ミュウ) ??3:マスカット君(サンド) 
??4:メロン君(チコリータ) ついでに、さっき呼んだオレンジ君はヒトカゲの♂です。今後の紹介は各章の終わりにでも。
では、これで、軽い紹介及び、注意等を終わります。 
そして、KE一行はフレイスタウンへと目指した、尚、筆者の勝手な都合によりもう付いたことにします。
〜フレイスタウン〜
KE「え〜と、申し出は…どこだ?」
オレンジ「…向こう…じゃないですか…?」
マスカット「あれじゃないかな〜。行って見ようよ。」
住民A「おう。そこのお前達は・・何か探してるのか…って!なんでこんなところにミュウが居るんだ!?」
グレープ「居ちゃダメですか?」
住民A「…。(五分ぐらい硬直)あ。それであなた方は何をお探しになられておられるのでしょうか?」
KE「ポケセン代行の受けつけに来たんだけど、どこかな?」
住民A「そ、それは本当ですか?助かります。あ、あの建物でございます。」
KE「ん。どうも。あ、グレープ君達一回ボールに戻ってくれないかな?」
グレープ「あ、はい。」
オレンジ「…。」
マスカット「うん。」
KE「(3匹をボールに入れて)じゃあ、行きますか。」
第一章「とある街の実状」終わり
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KE #3★2005.03/07(月)18:53
第二章「代行選抜の行方」
〜受付〜
KE「おや。他にも数名来てますね…。」
受付「えーと。代行の志願者ですか?こちらの書類に必要事項を記入してください。」
KE「はい。えーと…。」
〜五分後〜
KE「ん。これで良いかな。あ、書きました。」
受付「はい。ではこちらの番号札でお待ちください。」
KE「はい。えーと・・3番か。」
(30分後)
アナウンス「○!×♀☆□♂?△∞@§〒…3番の方どうぞ。」
KE「…なんだ;今の変な声は;」
ガチャ!
KE「失礼します。」
??1「ふむ。そこに座りなさい。」
KE「はい。」
??1「えーと…キミが最後の一人だな。それで、経営力は大丈夫かね?」
KE「大丈夫です。」
??1「ふむ。ならまあいい。えーと…あ。そうだ、ここに連絡先を。」
KE「えーと…○■−○×●×−○☆★●っと。」
??1「んむ。では、もし、君のところに決まれば連絡する。では帰って良いぞ。」
KE「はい。では、失礼します。」
ガチャ!
KE「ふぅ。さてと…。」
受付から出ると、とりあえず、ボールに入れた3匹を出した。
グレープ「話は済みましたか?」
KE「まあ…ね。」
オレンジ「…簡単には…決まりそうに無い…そんな気がします…。」
マスカット「え?どう言うこと?オレンジ君。」
オレンジ「…あれ、ですよ…。」
KE「…!・・なるほど…そう言うこと…か。」
グレープ「・・どうやら、引きうける前に一仕事必要なみたいですね。」
KE「さて、一旦帰るぞ。何名か連れていこう。」
筆者の都合により、道中はカットでフルーティーズの本部へ。
KE「えーと、手続きは済ませた、しかしながらにどうやら、なにか良からぬ事がおきそうだ。」
何を根拠に言ってるのだろうか、良からぬ事が起きると言っている;
KE「ナレーション…給料10%カットね。」
え〜;そんな〜;勘弁してくださいよ〜。
KE「えーと…それは置いといて…どうやら、ある組織の一人と思われる奴が居た。それで、様子を見ようと思う。」
何の組織だよ;と、いうより、あんたら何の組織だよ;
KE「また、給料カットされたいか?ナレーションさん。」
いえ;そんな滅相も無い。健全な組織ですよね!
KE「と、言う訳だ。とりあえず、えーと…メロン君。」
そういうと、一匹のチコリータが…。
メロン「僕の出番だね〜。」
KE「ああ。どうやら厄介なことになりそう。えーと・・次にマンダリン君。」
今度は一匹のヒメグマが。
マンダリン「僕ですか。はいわかりました。」
KE「えーと…うん。それぐらいで良いかな。あ。ペアー君、バレンシア君。二人で例の物作っておいて。」
ペアー「ああ。任せておけ。」
バレンシア「うん。急がせてもらうよ〜。」
KE「よし。じゃあ、行ってくる。」
またも、道中カットでフレイスタウンに、ちなみに、五匹はボールの中。
KE「さて。着いたから、もう出てきて良いぞ。」
と、言って、五つのボールを投げる。
グレープ「さて、問題はさっきのあの人ですね・・。」
メロン「それで、どこに居たの?その人。」
オレンジ「…あの辺りだった…と思います…。」
マスカット「そうだったよねぇ・・。」
マンダリン「う〜ん…今は誰もいないようですが・・?」
KE「まあ、ゆっくり待つとしようよ。」
住民B「あ!あれは!」
KE「ん?」
住民B「うわ〜;ミュウが居るよ;しかも本物だ〜;なんでこんなところに居るんだ;」
グレープ「(この街の人って一体;)居たら悪いんですか?」
住民B「悪くは無いけどさぁ…;えーと…まさかと思うけど、そこに居るのは…?」
グレープ「トレーナーですが…?」
住民B「えーと…;まぁ、そのあれだ。えーと…。あ、予定を思い出したじゃあ、サイナラ〜;」
グレープ「あ。なんだったんでしょう;」
KE「さぁ?まあ、いいや。とりあえず、受付の周辺を監視していようか。」
〜1時間後〜
KE「居ないなぁ。」
〜2時間後〜
グレープ「居ませんね…。」
〜3時間後〜
オレンジ「…まだ・・のようですね…。」
〜4時間後〜
メロン「居ないな〜。」
〜5時間後〜
マンダリン「居ないですね…。」
〜6時間後〜
マスカット「見つからないなぁ〜。」
〜7時間後〜
もはや、夜に。その時…。
ピローン!ピローン!
KE「おや通信機が(ピッ!)(通信機:もしもし?あ。バレンシア君?・・そうですか。やっぱり…。)(ピッ!)」
どうやら、本部からだったようだ。こっそり聞いた話によると、どうやら、別の人が代行に選ばれたそうだ。
しかし、それを「やっぱり」といったと言う事は、分かっていたと言う事なのだろうか?
さて;どうする気だ?このままではこの小説は次の章で終わってしまうぞ?
いや。次章で終わることは無い。なぜなら、手元に第四章のナレーションの原稿が来ているからだ。
どれ・・試しにちょっと読んで見よう。えーと「かくして、代行に…」
筆者「ナレーション。先の展開話すなよ。と、言うわけで給料10%カットね。」
うげ;それだけはご勘弁を;さてさて、この後どうなるのでしょう…。
KE「(通信機:もしもし?グレープ君?やっぱり予想通りだった。ちょっと手荒な方法になるかもしれない、用意して。)」
オレンジ「…やっぱり・・でしたか…。」
KE「どうやら、久々のバトルの予感です。オレンジ君も用意しておいてください。」
オレンジ「…。」
その頃、他の面々は何をしていたかと言うと…。
メロン君はグレープ君からの指示で、準備をして張りこみに。
マンダリン君は、その近くの草むらに隠れて、取り押さえる準備を。
マスカット君は、テントを立てていた。
そして、それから二時間後…。
??1「おやおや…今夜は綺麗な月で…。」
突如、白いマントにオレンジ色のスーツに、仮面と言う晃かに怪しいというか、目立つ服装をしている男が、受付の建物内にあらわれたのだ。
??2「そう言う物でもないよ〜。」
その横に居た、素材が何で出ているか分からない物で身を包んだポケモン?が言った。と、言ってもどうやら、潜入用の衣装のようだが。
??1「まあ、いいじゃないか。オリーブ。所でブレイズは?」
オリーブ「あれ?さっきまで居たのにな。」
??1「しょうがないな…まあ、彼なりに行動してるのだろう。さ、行くぞ。」
そう言うと、一人+一匹は建物の中に入っていった…。
??3「…待ってましたよ…白雪(しらゆき)…。」
ふと、これまた材質の良く分からない物で身を包んだポケモンが居た。
??1「お、リザーブか。それで、中の様子は?」
??3「…どうやら、ここのポケセンの代行をすると言う名目で…。」
??4「裏で入れ替えて捕獲する。という、計画のようです。」
どこから現れたのだろう。こいつもまた材質不明の物を身につけている。
??1「おや。ブレイズ、それで裏付けは?」
??4「しっかりと。ここに、計画書があります。」
??1「よし。じゃあ、後は例の書類を奪えば良いんだな。」
さて、話しの中でどれが誰だかは分かると思うが、一応。??1が白雪 ??2がオリーブ ??3がリザーブ ??4がブレイズです。
ちなみに、種族が分からないのは、よく分からない物で身を包んでいるからです。
白雪「さて、それじゃあ、一旦全員ボールに戻れ。あんまり数が多いと、不便だからな。」
オリーブ「うん。」
リザーブ「…。」
ブレイズ「はい。」
そう言うと、3匹をボールに入れた。

第二章、代行選抜の行方終わり
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KE #4★2005.03/07(月)18:53
第三章「白き侵入者」
とりあえず、受付に潜入した謎の男(持ちポケの話しによれば白雪と言うらしい。)白雪は手持ちポケをボールに戻した。そこに…。
マンダリン「おや?怪しい人が居ますね…。(通信機:もしもし?KE君?建物内に怪しい人が居るんだけどどうする?)」
通信相手「とりあえず、見張っておいて。なにか合ったら連絡して。」
マンダリン「了解です。」
そんなやりとりに気づかずに、男は、壁越しに中の様子を伺っているようだ。
白雪「見張りが二人か。奥のドアから明かり…何かありそうですね。さて、どうやって見張りを突破しましょうかね。」
その頃見張りの二人は…。
見張りA「こんなの見張らなくても、何も無いのに。余計なことさせて…。」
見張りB「でもさぁ。上からの指示だし仕方ないだろ?クビになったら困るんだからさ。」
見張りA「まあ、そうだけどさぁ。けどよぉ・・。」
見張りB「この仕事が終われば、給料倍増って話じゃないか。」
見張りA「う〜ん…。」
このやり取りを続けていたようだ。どうにも嫌々やってると言うか、やる気が無い様だ。
白雪「他には居なさそうですね…あの人数なら…。」
そういうと、ポケットから何か丸い物を取り出すと、火をつけて投げた。
見張りA「ん?なんか転がってきたけど、なんだこれ?」
見張りB「うぉ;前が見えないぞ;」
そう。煙玉だ。潜入の必須アイテム・・なのだろうか?
白雪「見張りのお二人さんご苦労様です…。」
見張りB「誰だ!」
白雪「名乗るほどの物じゃありませんよ。しがない怪盗です・・。」
見張りA「くそ;煙で顔が見えん;」
白雪「用があるのはそのドアの向こうなのでね…あなた達には悪いがここで大人しくしててもらいますよ?」
見張りB「何を言う!行け…バタッ!」
見張りA「うっ!バタッ!」
白雪「おやおや…肘打ち一発で気絶とは…。ま、いいでしょう・・。」
そういうと、ドアを空けて、奥のほうへ入っていった。
マンダリン「(通信機:KE君?さっきの人、煙玉投げて、中に入っていったけど…追った方が良いかな?)」
通信相手「気をつけて。気づかれると厄介だから。」
マンダリン「うん。」
そういうと、マンダリンも中に入っていった…。
白雪「どうやら、この向こうのようですね、鍵までかけて…どれ。」
そういうと、ボールを一個取りだし、ポケモンを出したが、相変わらずの見た目で、何を出したかは不明である。
白雪「リザーブ。鍵処理お願い。」
リザーブ「…。」
そういうと、どこからか工具を取り出し、鍵を機用に分解していく。そして…。
ガタンッ!と音を立てて鍵は取り払われた…。
白雪「よし。じゃあ、リザーブ。一応、戦闘の準備だけしておけ。」
リザーブ「…言われなくても…。」
そして、ドアを空けた…。すると…。
??1「ほう…白雪と言うのはお前だな…。」
白雪「貴方のやろうとしていることは阻止するべきと言う判断が出たのでね。」
??1「はっ!いつもいつもお前はそう言って邪魔をするそうじゃないか…。」
白雪「いえ。そう言うわけじゃないんですよ…。」
??1「ともかく、今日こそはお前を倒し、我が組織を2度と追えなくしてやろうではないか。」
そういうと、ボールに手をかけて、ポケモンを出した。
黒い体。曲がった角。悪魔のような尻尾をしたポケモン、ヘルガーが現れた…が。
??1「ヘルガー。火炎…」
白雪「リザーブ。瓦割り。」
相手の指示より素早くそういうと、リザーブはちょっと後ろに跳び、加速をつけて突撃していった。
??1「ヘルガー避けろ!」
そう叫ぶが、もう遅かった。目の前に居ては流石に避けろというのも無理がある。
弱点の悪タイプを直撃させられ、一発でノックアウトとなったのであった。
??1「くそっ!俺じゃあやっぱりダメなのか?」
白雪「さて、例の書類はどこです?」
??1「し、知らん。俺は何も見てない聞いてない。しべっちゃいけない…。」
白雪「やれやれ…。リザーブ。一回戻れ。代わりにブレイズ。」
そういうと、ボールに戻し、別のボールを投げた。
ブレイズ「出番ですね。」
やっぱり、材質のわからないもので身を包んでいて種族が分からない。
白雪「改めて聞きますが…書類はどこですか?」
??1「俺は…俺は…何も知らない…。」
ブレイズ「…。白雪。」
白雪「何ですか?ブレイズ。」
ブレイズ「どうやら、書類はあそこの金庫の中のようです。」
白雪「あれですね・・。」
部屋の隅に金庫が一個あった。
白雪「それで、暗証番号は?」
ブレイズ「右に24 左に4 右に12回してハンドルを引っ張って中にある一番左のボタンを押してください。」
白雪「(ガチ!ガチ!ガチ!ガチ!ガチ!ガチ! ガチッ! ガチ!ガチ!ガチ! グイッ! カチッ! ピローン♪)」
ブレイズ「空いたみたいですね。」
白雪「どれ…間違いなくこれですね。では頂いていきます。」
??1「ま、待て…。」
白雪「さて、任務完了ですね。」
そういうと、部屋から出ていった…。
白雪「おや。キミは確か…マンダリンとかいいましたっけ。」
マンダリン「え。うん。」
白雪「そうですか。明日から頑張ってくださいね…。」
マンダリン「?」
白雪「では、さようなら…。おや。警察が来たようですね…。早急に出たほうが良さそうです。」
そういうと、走って出ていった。
〜次の日〜
??2「え〜。私がこの街のポケセン代行募集の責任者です。ポケセンの代行が決まったので報告します。」
住民達「おお。遂に決まったのか。」
??3「大変です!」
??2「どうした!?」
??3「それが…。」
話しの内容はこうだった。
代行に決まった組織が実は裏工作をし、ポケセンに来た有望なトレーナーのポケモンにその組織の人間しかわからない暗号を
ばれない様につけて、後々捕獲と言う計画を下心に志願した組織だった。
あまりに、急な話しで、信じられない様子だった…が。
KE「どうやら、その話しは本当のようですよ。」
??2「おや…。キミも確か代行志願者だった…かな。どういうことかな?」
KE「こんなものがゴミ捨て場に投げられていたんですよ。読んでみます。」
そういうと、手紙のような物を取り出した。
KE「えーと。時は来た、今こそこの街のポケセンとして名乗りあがれ。そして、我組織の為にポケモンを騙し取るのだ…。」
??2「…。直ちに呼べ、事実を調べるぞ!」
??3「はいっ!」
場は一瞬で騒がしくなった。そして…。
〜数十分後〜
??3「申し上げます!どこにも居ません。」
??2「なにっ!それはまことか?」
??3「確認のしようが…。」
その時…。
「証拠ならありますよ。」
ふいに、声がした。その方を見ると、オレンジ色のコート。白いマントに仮面…白雪が居た。
KE「貴方は…?」
白雪「名乗るほどの物じゃ…。ここに、活動報告書があります。これによると…。」
説明しようとしてるなか、それを半ば奪い取る形でとられた。
??2「ふむ…。なるほどな。分かった。」
??3「どうするのですか?」
??2「みなの者。もう一時間ほど待って欲しい。それで結論を出そう。」
白雪「しかし、一つ謎ですねぇ。何故、彼らは受付の建物に居たのでしょうね。」
KE「・・どういうことです?」
白雪「受付の建物に居た。と言う事は…何かあるんじゃないですか?」
KE「何か?例えば?」
白雪「そうですね。実は、あの受付の建物の地下にアジトがある…とか。」
KE「でも、それだとおかしくないかい?」
白雪「おかしい?なにがですか?」
KE「仮にアジトだと仮定したとして、何故その書類が貴方の手元に?」
白雪「じゃあ、もし、これが地下にあったと言ったら?」
KE「それはないですよ。見張りが居たのでね。あなたは地下には行ってません。」
白雪「ふふ。確かに地下には行ってませんよ。これは金庫の中にありました。」
KE「だとしたら、何故それが地上にあったか?と言う事になりますが?地上にあったら目に付くかもしれません。」
白雪「隠しドアがあった。その奥がアジトの入り口だったとしたらどうでしょう?」
KE「ううん。僕は一つ結論を出しました。実は建物自体がアジトで…。」
白雪「それじゃあ、君は…」
KE「まあ、最後まで聞いてください。あの建物は実はアジト。でも昼は一般に何かを催す会場として貸し出している。」
白雪「ありえない話ではないけど。でも、まだ疑問は残る。」
KE「なんですか?」
白雪「仮に君の言った事が本当だとして。誰か気づいてもいいと思うんだけど?」
KE「それなら、逆に聞きましょう。あなたはその姿を見る限りでは怪盗か何かでしょう。」
白雪「そうですよ。」
KE「あなたの正体が誰かに知られてると言う事は?」
白雪「無いでしょうね。仕事をするときも含めて、普段からこの格好でいますから。」
KE「じゃあ、アジトの存在に住民が気がつかなくてもおかしくないと思いますよ。正体を隠していたわけですし。」
白雪「なかなか面白いですね。でも…おや。そろそろ活動時間を過ぎてしまいますね。」
KE「活動時間?」
白雪「怪盗として人前に出るのは午後9時から12時間と決めているので…。では失礼します。」
KE「あ。待ってください。最後に聞きたいことが。」
白雪「なんですか?」
KE「本当にアジトだったと、認めるわけですね?それなら、あなたはそのアジトを潰したんですか?」
白雪「おや。2つ…じゃないですか。」
KE「すいませんね。どうしても気になってしまって。」
白雪「…アジトと言うのは認めます。そしてアジトは事実上に潰しました。後は貴方が建物を引き継ぐだけですよ。」
KE「そうですか…。」
白雪「では、これで失礼させていただきます。」
そういうと、この長いやり取りを終えた白雪はどこかへ消えていった…。
KE「不思議な方ですね…。」
??2「おや。君、探したよ。」
KE「あ。先ほどの責任者の方ですね。」
??2「ああ。それで…だ。もう片方の組にも連絡がつかない。そこで…だ。」
KE「僕にやって欲しいと…?」
??2「ああ。頼むよ。」
KE「もちろん良いですよ。」
??2「本当か!では、早速住民を集めるのでさっきの場所で待っていてくれ。」
KE「はい。」
その後、責任者の人は人を集めにどこかに行った…。
グレープ「あ。見つけましたよ。もう、朝起きたら居ないからどこ行ったかと思って探しちゃいましたよ。」
KE「ごめんごめん。じゃあ行こうか?」
グレープ「えーと・・決まったんですか?」
KE「そうらしい。」
グレープ「そうですか。じゃあ、行きましょう!」
そして…
KE「えーと。明日から代行をやらせていただくKEです。」
住民達「パチパチパチ!!」
KE「えー。予定ではポケセンの他に、ショップと休憩所をやらせてもらう予定です。」
??2「よろしく頼むぞ。」
KE「それと、一応裏に多目的スペースを用意したいと思います。仮完成は来週になると思います。」
??3「なかなか、規模が大きそうね。」
KE「えー。以上で挨拶を終了したいと思います。」
そういうと、舞台から降り、座席に座った。
??2「では。これで解散!」
住民達「ザワザワ…。」
KE「さて、急いで準備しなければ…。」
そう言うと、どこかに走り出したがそれを数名の住民が追いかけていった。
KE「さて・・と。」
グレープ「決まりましたね。」
KE「やっとこね…う〜ん・・。」
グレープ「どうしたんです?」
KE「さっきね。怪しい格好した人が居てね。」
グレープ「あ〜;あの人ですか?白とオレンジの…。」
KE「そうそう。あれ?って言う事はグレープ君も?」
グレープ「ええ。会いましたよ。」
KE「何なんだろうね。まあいいか。所で他の皆は?」
グレープ「あちこち探してますよ。と言ってもそろそろ集合時間なので戻ってくると思いますが…。」
と、言ったちょうどその時…。
オレンジ「…探しましたよ…。」
さらに…。
メロン「探したよ〜。」
さらにさらに…。
マンダリン「探しましたよ。」
さらにさらにさらに…。
マスカット「探したよ;」
全員来たのだ;なんと言うか;
KE「とりあえず、決まったよ;」
オレンジ「…そうですか…。」
メロン「決まったんだね〜。頑張ろうね。」
マンダリン「よかったです…。」
マスカット「一時はどうなることかと・・。」
KE「ん。まあ、ともかく一回ボールに戻って。一時本部に戻るから。」
そう言って、四匹をボールに入れた…あれ?グレープ君は?
KE「さ。グレープも…あれ?どこ行った?」
その頃グレープ君はというと…。
グレープ「だから〜。居ちゃ悪いですか?」
住民A「別にそうは言ってないけどさ〜。なんでこんなところにミュウが居る訳!?」
グレープ「別に良いじゃないですか。居たら悪いんですか?」
このやり取りを繰り返していた。
住民A「あ〜。もう。何で居るのか答えろって〜の。」
グレープ「…。」
住民A「おい!」
グレープ「…。」
住民A「おいってば!!」
だ〜!お前はしつこい!ナレーションアタ〜ック!
住民A「ぎゃ〜!バタッ!」
筆者「いいのか?」
いいんだ。
筆者「いいのか;」
KE「あ。グレープ君見つけた。」
グレープ「じゃあ行きますか?」
KE「そうするか。」
尚、本部に戻る道中はカットします。なので四章は本部から始まります。

第三章「白き侵入者」終わり
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KE #5☆2005.03/07(月)18:54
第四章「謎の三人衆と久々のバトル」
KE「え〜。というわけで決まったんだけど…。担当に誰を回そうかな?」
??1「で、誰を回す予定なんだ?」
ふと、ガーディがそう言った。
KE「予定ではグレープ君・オレンジ君・メロン君・マンダリン君・バレンシア君・マスカット君を予定してるけど、時々代えるかも。」
??1「ふ〜ん。それで。俺らは物資開発するわけだな?」
KE「そう言う予定なんだけどどうかな?」
ペアー「別に良いと思うが?」
あ。そういえば、二章で出した時に種族説明忘れてた;一匹のワニノコがそう言った。
KE「えーと…反対の人いるかな?」
みんな「…。」
KE「はい。えーと…ペアー君とバレンシア君例の物は出来てるかな?」
バレンシア「うん。出来てるよ。」
今度はオレンジ君と別のヒトカゲが。
KE「よし。じゃあ、明日から取りかかろうと思うけど、出来るまでは全員で作業してもらうよ?だから…現地集合ね。」
そういうと荷物を持ってフレイスに向かって行った…。
グレープ「さて、では行きますか?みなさん。」
そういうと、メンバーたちも荷物をまとめて、フレイスタウンに向かっていった。
〜フレイスタウン〜
KE「え〜と…建設予定地はあそこですね。」
グレープ「材料持ってきましたよ。」
KE「お。ご苦労様で。えーと…あそこに作る予定だから、そこにでも置かせてもらおうか。」
グレープ「はい。」
オレンジ「…じゃあ、作り始めますか…?」
と、その時…。
住民A「あ〜ミュウだ〜。」
グレープ「(この展開…まさかまたですか?)」
住民A「ね〜ね〜。尻尾触って良い〜?」
どうやら、今度は子供のようだ。
グレープ「いいですけど…あんまり強く握らないでくださいね。」
住民A「わ〜い。ありがとう。(むぎゅっ!)」
…その後、その子供はどこかへ去っていった…。
KE「他の皆まだみたいだけど…まあいいか。その内来るだろう。」
そう言って、作り出した。
KE「えーと…それはそっち。で、これがそこ。」
マンダリン「はい。」
どうやら、集まりつつあるようだ。
グレープ「えーと…これはここですね。」
オレンジ「…。」
マンダリン「これは…そこかな。」
メロン「う〜ん…そこかな。」
KE「えーと…それは向こうかな。」
どうやら、全員揃ったようだ。
バレンシア「この機材どこに置いとく?」
KE「そうだね…あの辺りになりそうだから置いといて。」
と、ここでメンバーを出すたびに??にすると面倒なので、KEが持っているポケ群を全員紹介しておこう。
グレープ(ミュウ♂)/オレンジ(ヒトカゲ♂)/メロン(チコリータ♂)/マンダリン(ヒメグマ♂)/ペアー(ワニノコ♂)
アップル(ガーディ♂)/マスカット(サンド♂)/パイン(ミニリュウ♂)/ラズベリー(ロコン♂)/パースムン(パウワウ♂)
パーム(グライガー♂)/ブルーベリ(ネイティ♂)/フィグ(ニョロモ♂)/チェスナ(スバメ♂)/バレンシア(ヒトカゲ♂)
バナナ(ゼニガメ♂)/チェリー(カラカラ♂)/ウォーター(ウパー♂)ストロベリ(メリープ♂)/プラム(カモネギ♀)
レモン(タツベイ♀)/キウイ(プリン♀)/ピィアー(ゴマゾウ♀)/マンゴー(エイパム♀)
これが、組織のメンバーたちである。この他にも緊急用のも数匹居るとか居ないとか…。
ピィアー「これは、どこかしら?」
KE「それは、向こうだね。あ、マンダリン君これ運んでくれる?」
マンダリン「はい。」
そんなこんなで、建設は手早く進んでいるようだ。
KE「あんまり、街の人を待たせるわけにはいきませんからね…自然を壊さない程度に急ぎますよ!」
みんな「お〜!」
しかし、その時…。
??1「よ〜よ〜。忙しそうだな」
??2「ポケセン代行に選ばれたそうだが、いい気になってないか!?」
??3「俺らに勝ってみろよ、それからじゃなきゃ許可しねぇぜぇ!」
KE「おや?あなた達は?」
??1「俺達は!」
??2「隣街の!」
??3「最強トレーナー!」
??1・2・3「三人衆!」
KE「で。その三人衆が何の用ですか?」
??1「さっきも言っただろう。」
??2「お前のようなしょぼそうなトレーナーに。」
??3「ポケセンは勤まらない!」
??1「だから!」
??2「俺らが!」
??3「代わりに!」
??1・2・3「やってやろうと思ってな!!」
KE「今、忙しいのですが…。」
??1「ふん。そんなの関係無い!」
??2「とにかく!」
??3「俺らとバトルしてもらおうか!」
KE「は〜;やれやれ…勝手にどうぞ。そこらに居るの全員僕のポケだから、挑みたければ勝手に挑めば良いでしょう。」
??1「逃げるのか!?」
KE「こっちは忙しいんです。話しは付けておきますから、やりたければ勝手にどうぞ。」
??2「どうせ、それで負けたらトレーナーが居なかったから…とか言い訳するんだろ?」
KE「…。」
??3「ま。俺らの勝ちは間違い無いがな。」
KE「しょうがないですね…。」
??1「ようやくやる気になったか。」
KE「やらないと話しが進みそうに無いんでね。」
??2「で、俺らは3人いるから、一人2匹づつ使う!」
KE「こっちは6匹ですか?」
??3「そうだ!俺らに勝てるとは思えないがな!」
KE「6匹も要りませんよ。」
??1「何を!?」
KE「1匹で良いですよ。それぐらいの条件でも勝てるようでなければ、代行なんてやってられませんから。」
??2「また、そう言って!」
??3「言い訳するつもりだろう!」
??1「6匹用意しろ!」
KE「言ったでしょう?今忙しいんです!人手を削るのであれば、それなりの覚悟をしてもらいますよ!」
??1・2・3「!」
どうやら、この3人は今の急な大声に驚いてしまったようだ。
??1「しょうがないな。」
??2「そこまで言うなら」
??3「いい訳は無しだからな!」
KE「ええ。モチロンですよ。」
??1「で、本当に1対6でいいんだな!」
??2「後悔するなよ!」
KE「良いですよ。」
??3「さぁ、ポケモンを用意するが良い!」
KE「その前に、あなた達は、どれぐらいの覚悟で僕に勝負を挑んだんですか?」
??1「そんなの関係無いだろう!」
KE「そうですね。じゃあ、遠慮無く行かせてもらいますよ。何分数ヶ月ぶりのトレーナー戦なのでね。」
??2「な。数ヶ月やってなかっただと!」
??3「なめられたものだな。」
KE「オレンジ!ちょっといいかな。」
オレンジ「…なんですか…。」
KE「かくかくしかじか…と言う訳なんだ。」
オレンジ「…それで、僕が対戦相手というわけですか…。」
KE「やってくれるよね?」
オレンジ「…もちろんですよ…。」
こうして、謎のトレーナー3人とのバトルが始まろうとしていた。
??1「一番手は俺だ!隣街の最強トレーナーの一人クルドが相手をしてやる!」
KE「お手柔らかに。」
クルド「しかし、一匹で良いといった挙句にポケモンまでばらすとはな、ヒトカゲならコイツで十分だ!行けゴローン!」
そう言うと、ゴローンを出した。
クルド「ゴローン!岩落とし!」
KE「オレンジ。」
オレンジ「…。」
クルド「ふん。指示もろくに出せないとはな。」
そして、次の瞬間…。
…バタッ!という音と共に、オレンジ…ではなくゴローンが倒れたのだ。
ゴローン「…がふぅ;」
クルド「な;何が起きた;それに、あいつのヒトカゲはどこに行った!?」
KE「沈黙の破壊者…指示は必要無いよ。アイコンタクトで十分だからね。」
沈黙の破壊者:オレンジ君の存在感の薄さを利用し、相手の背後に回りこみ攻撃する技だが、攻撃力は意外と高め。
クルド「何を言う!偶々運が良かっただけじゃないか!次だ!行けカメール!」
今度はカメールを出した。
クルド「カメール!一気にハイドロポンプで決めてやれ!」
KE「…良いよ。」
カメール「どりゃ!!」
と、勢いよくハイドロポンプを出すが…。
オレンジ「…。」
クルド「見るまでも無い…そこには瀕死のヒトカゲが倒れてるはずだ…他愛も無い。」
KE「…倒れてますねぇ…カメールが。」
クルド「はっ!何を言う。そんなハズがあるわけ…。」
カメール「きゅぅ…。」
クルド「…何があったんだ!?」
KE「説明しましょうか?」
クルド「…どう言う事だ!?」
KE「まず、そちらのカメールがハイドロポンプ。実は、外れていたんです。」
クルド「何!外れていただと?仮に外れたとはいえ、何故こちらが倒されているんだ!?」
KE「鎧破壊…です。」
クルド「アーマーブレイク…だと!?なんだそれは。」
KE「鎧破壊とは、敵の防御に−補正を攻撃の瞬間にかけて攻撃技を出す技だけど…オレンジ君は、技というよりただ殴っただけ。」
クルド「な。そんなバカな…。ヒトカゲに殴られただけでノックアウトだと!?」
KE「オレンジ君の肩力半端じゃないんですから…誤算してましたね。」
クルド「…クソッ!」
KE「さ。次は誰ですか?」
??2「次は俺、マドルが相手だ!行け!ヤミラミ!」
ヤミラミ「やれやれ…やってやるか…。」
マドル「見ている限り、打撃技ばっかり…なら、こいつを出せば大分苦しいわけだ…。」
KE「ヤミラミですか…オレンジ君…任せるよ。」
マドル「ヤミラミ!シャドーボール。」
オレンジ「…。」
ヤミラミ「…。」
マドル「何をしている!シャドーボール!」
ヤミラミ「…。」
オレンジ「…。」
マドル「おい!シャドーボールだってば!」
ヤミラミ「…。」
オレンジ「…。」
KE「ふ〜ん…戦意が喪失してるね。」
マドル「そんな馬鹿な!」
KE「戦わずして勝つのもあり…そう言う事だね。オレンジ君。」
オレンジ「…。」
マドル「…何をしたんだ…。」
KE「何もしてませんよ。ただ、そのヤミラミがオーラに負けただけです。」
マドル「はぁ!?意味わからん。」
KE「戦意が無ければやる必要無いですね…。」
マドル「…分からん…何故だ;まあいい。行け!ヌマクロー!」
ヌマクロー「ほぇ〜。出番ですか〜。」
マドル「ヌマクロー。地震&水の波動!」
KE「…オレンジ…23だ。」
オレンジ「…。」
ヌマクロー「ほぇ〜;どこか行っちゃった〜;」
オレンジ「…ここですよ…。」
突然消えたと思ったら、真下から現れたと同時にヌマクローが倒れた。
ヌマクロー「ふにゃ〜;」
マドル「な、何をした…。」
KE「リリースパワー。」
リリースパワー:攻撃を一時的に高めて突撃、攻撃後1/4の反動と上がった攻撃力が元に戻る。
マドル「…リリースパワー…鎧破壊…どこかで聞いたことのあるような…。」
KE「さて、最後の一人ですね。」
??3「くそ!こうなりゃなんでもありだ!行けジュペッタ!ダークソードを持て!」
ジュペッタ「なんでもありって〜ことは。これもありで良いってことだからね。」
最後の一人えーと…キンジが出したジュペッタは出ると同時に、黒い剣を持っていた。
キンジ「いくらなんでも、コイツにはかなわないだろう。もう、何でもありだ!」
KE「…オレンジ。もういいんじゃないか?」
オレンジ「…いいんですか?…。」
KE「ああ。許可するぞ。」
オレンジ「…どうも…。」
そう言うと、尻尾の炎が急に勢いよく燃え始めた。そして、その炎に手を掛けると、次第に炎の勢いが元に戻り始めた。
オレンジ「…相手が剣を持つのであれば…こちらも持たせてもらいますよ…。」
そう言って、炎を纏った手を思いきり横に振った。すると、炎は次第に剣の形になっていった。
オレンジ「…橙竜炎刀…。」
橙竜炎刀:炎から作り出した刀だが、一応金属反応も出ているようだ。攻撃力も安定して強い。
その剣は赤とオレンジの中間のような色をしていた。
キンジ「ふん。勝手にしろ。こいつの剣の腕は、半端な物じゃないぞ!」
その時…。
マドル「…橙竜炎刀…だと!」
クルド「どうしたんだ!?マドル。」
マドル「なんかおかしいと思っていた。ヒトカゲ一匹に振りまわされるなんて。」
クルド「ああ。俺もおかしいと思っていた。」
マドル「あのヒトカゲ…今、橙竜炎刀って言ったな。」
クルド「橙竜炎刀といえば…確か、オレンジとか言う奴の…ん!?」
マドル「そういえば、アイツなんて言ってた!?」
クルド「あのヒトカゲのこと…オレンジって呼んでたよな。」
マドル「ああ。まさか…いや;そんなはずは…。」
クルド「いや。それはないだろう…。」
マドル「…だと良いんだが…。」
実は、そんなことがあるのである。オレンジ君は、つい最近橙竜という異名を手にしている。
だが、こちらにはそんな会話など聞こえていなかったようだ。
キンジ「え〜い!斬れ!斬り捨てい!」
KE「オレンジ君、自由にどうぞ。ただやり過ぎない程度にね。」
オレンジ「…分かってます…。」
ジュペッタ「お。きみも剣持ってるんだ〜いいね〜。」
オレンジ「…。」
そう言って、お互いは剣を交差させ、お互いに弾くと同時に後ろに引いて、バトルが始まった。
ジュペッタ「いくよ〜それっ!」
オレンジ「…行きますよ…。」
キーン!カチーン!という音がしばらく鳴り響いた。
ジュペッタ「へぇ〜なかなかやるじゃないか。」
オレンジ「…そちらこそ…。」
そういうと、2匹は間を取った…。
ジュペッタ「…。」
オレンジ「…。」
沈黙が場を包んだ…どちらも、構えを解かずに相手の方を見て止まっていた。そして風の音だけが…辺りを包んだ。
第四章「謎の三人衆と久々のバトル」終わり。
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KE #6★2005.04/16(土)23:31
第五話「黒き剣と橙色の剣。」
お互いが睨み合ってから、数分が経過していた…。
お互いに、相手が動くのを待っているようだ。
ジュペッタ「…。」
キンジ「…。」
オレンジ「…。」
KE「…。」
遂には、トレーナーまで…更に、何事かと見に来た野次馬まで黙ってしまった。
野次馬A「…。」
野次馬B「…。」
野次馬C「…。」
野次馬D「…。」
以下省略「…。」
どちらも、身動き一つせずに相手を見据えていた。そんな状況がさらに五分ぐらい続いた。
そして、不意にどこかから、一枚の木の葉が落ちてきた…。
ヒラヒラと舞い降りる木の葉が、地面についた…ちょうどその時。
ジュペッタ「おりゃぁあ!」
先に動いたのはジュペッタのほうだった。
ピキーン!
オレンジ「…。」
オレンジは、それを剣で防いだ。
ジュペッタ「…!」
しかし、ジュペッタはどうにか押しきろうと力を入れる。
オレンジ「…!」
こちらはこちらで、何が何でも防ごうと力を入れる。
ジュペッタ「んぐぐ!」
オレンジ「…!」
お互い必死だった…そして。
シュッ!
結局、またお互いに後ろに下がった。
ジュペッタ「思ったよりもしぶといな〜。」
オレンジ「…そちらも…なかなかな腕で…。」
そう言うと、お互い構えなおした。
今度は硬直することは無かった。
ジュペッタ「おぉりゃ〜!」
オレンジ「…。」
お互い同時に相手に向かって走り出したのだ…そして…。
シュキーン!
ジュペッタ「…。」
オレンジ「…。」
お互い、相手の居た位置の辺りで止まった。
ジュペッタ「…。」
オレンジ「…。」
ジュペッタ「…。」
オレンジ「…。」
KE「…。」
キンジ「…。」
野次馬A「…。」
野次馬B「…。」
野次馬C「…。」
クルド「…。」
マドル「…。」
場がまた沈黙に包まれた…。
ボシュウ!
不意に、何かの燃える音が聞こえた。
オレンジ「…僕の勝ち…です…。」
ジュペッタ「うわ〜;熱いよ〜;」
キンジ「な、何!」
オレンジ「…この剣は…炎をベースに作ってあります…。」
KE「だから、斬られた相手は、炎の追撃を受けるというわけです。」
キンジ「なるほど…。」
ジュペッタ「どうでもいいけど、早く消して〜;」
バシャ!
どうにか、水をかけて消火をした。
キンジ「…となると、残りの手持ちじゃ勝てないな…素直に負けを認めよう。」
KE「あれ?案外素直じゃないですか?」
キンジ「あの二人はな…実は最強でもなんでも無いんだ…。」
マドル「あの二人って…?」
クルド「俺ら・・だよなぁ;普通に;」
KE「…あなたはどうなんです?見たところ…普通のトレーナーではなさそうです。」
キンジ「おや。それはあんたもじゃないかい?」
KE「ええ…普通のトレーナーではないかもしれません…。」
キンジ「そう…か。俺はな…隣街で元々最強のトレーナーだった。だが、今は…。」
KE「…それ以上言わないでくださいよ…。」
キンジ「…そう…だな。邪魔して悪かったな。あんたを…見くびってたよ。」
KE「いえ…良いんです。」
キンジ「なぁ…そのヒトカゲ…橙竜…だろ?」
KE「…はい。」
キンジ「…やっぱり…か。薄々気づいてた…前の二人の対戦を見ているうちに…。」
オレンジ「…そんなに…有名ですか…?」
キンジ「…ああ、俺の居た街じゃ…かなりな…。」
オレンジ「…そう…なんですか…。」
キンジ「…素直に引き上げるよ。」
そう言うと、二人を連れて帰っていった…。
KE「さて…。そろそろ仕事に戻りますか…。」
ちなみに、この戦闘中、グレープ君は…。
グレープ「…多いですよ;なんですかこの人数は;」
5・6人の子供に囲まれて、もみくちゃにされていたそうだ。
ある子には握手を要望されて、またある子には頭なでて良い〜?と聞かれて、またある子には抱かせて〜。と言われ
またある子にはあごのしたなでて良い〜?と。どうやら、四章の時の子供が呼んできたようだ。
グレープ「しょうがないですね〜;順番に並んでくださいよ〜;」
諦めたらしく、どうやら覚悟を決めたようだ。
そして…順番に握手をしたり頭をなでられたり、抱かれたりあごの下をなでられているグレープ君が目撃された。
第五章「黒き剣と橙色の剣」終わり
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KE #7★2005.04/16(土)23:34
第六話は筆者により消されました。
理由はまあ、知りたければどっかで聞いてください^^;
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KE #8☆2005.03/07(月)18:57
第七章「始まりそして、白の再来」
さて、そんなこんなで、建物も大分出来てきた。
内装はといえば、まず入り口入って左側がポケセンに近い設計になっている。右はショップのような内装。
正面のドアを抜けると屋外グラウンド。と、いってもチームにあるようなでかい物ではないが、バトルぐらいは出来るだろうか。
とりあえず、普通の街にあるようなポケセンとショップの感じではある。
内装のイメージが付かない人は、セキエイやサイユウ上のポケセンのイメージで取ってくれればOK。
四天王戦入り口が、屋外グラウンドへ続くと思ってください。
尚、2階部分は共同休憩所になっている。
KE「さ。大体出来ましたね。」
ガサッ!
KE「おや?誰か居るのかな?」
…シーン。
KE「気のせいですかね…。」
そして…。
KE「全員集合!えーと…大体完成してきたので、担当以外は一回本部に戻って機材を持ってきてください。」
ザザッ!
そういうと、数名を残して全員どこかへ行った…。
ちなみに、担当は3章で書いたとおり、グレープ君・オレンジ君・メロン君・マンダリン君・バレンシア君・マスカット君の六名である。
KE「えーと…じゃあ、グレープ君。ブルーシート外してきて。」
グレープ「はい。」
KE「オレンジ君は…2階の用意を。」
オレンジ「…はい…。」
KE「えーと…バレンシア君も2階の用意ね。」
バレンシア「うん。」
KE「メロン君とマスカット君は、電子器具を運んでくれるかな?」
メロン「うん。分かった〜。」
マスカット「頑張ります。」
KE「よし。じゃあ、各自仕事に取り掛かって。」
そう言うと、奥の方に行った。
KE「さて、後少しですね…頑張りますか。」
…30分後…。
KE「よし。出来ましたね。」
ピロッ!ピロッ!
KE「おや?(ピッ!)(通信機:もしもし?うん。うん。分かった。じゃあ、待機しておいて。)(ピッ!)」
何処からかは知らないが、連絡が入ったようだ。
そして…その日の夕方頃、遂に施設(以降、ポケセン)は完成した。
KE「さて、じゃあ明日には住民を呼びますか。」
グレープ「あ。ちょうど良い所に。」
KE「どうしましたか?」
グレープ「…(こそこそ)」
KE「…!分かりました。でも、作業のほうが優先ですよ?」
グレープ「それは、もちろんですよ。」
KE「…。」
そういうと、グレープ君はどこかへ行った。
その日の夜、9時を過ぎた頃だった…。
ふと、ポケセンに向かって歩く一つの影があった。
オレンジ色のスーツ、白いマント、仮面…。
あ!コイツは…。白雪じゃないか。
白雪「…やれやれ、世話が焼けますねぇ…。」
そういうと、ポケセンの中に入っていった。
白雪「今回は見張りが居ませんね…まあ、敵のアジトじゃあないから不思議ではないですが。」
そういいながら、なにかの器具を取り出した。
白雪「さ〜て…さっさと探さないと…。」
そういうと、その器具の電源を入れ、左右に振り始めたその時…
(ピローン!)
白雪「おや…ここですね…リザーブ!」
そういうと、ボールを一つ投げた。こやつもまた、あのときの材質のよく分からない物で身を包んでいる。
白雪「リザーブ、今度はこれの分解を頼みますよ。」
そう言って、器具を渡した。
リザーブ「…。」
すると、リザーブは器用に、ネジを空け、分解を始めた。そして、一本の線を切った。そして、元に戻すと、白雪に渡した。
白雪「うん。どうも、じゃあ、今日はこれだけですので…行きますよ、リザーブ。」
白雪は何を切ったのだろう…そして、コイツの目的は?
しかし、その帰り際に…。
??1「あ。てめぇ。まさか、アレを壊したのか?」
白雪「おや。見つかりましたか…ですが、どうです?今戦って勝てると思いますか?」
??1「ふん。そんな…こ…と…。(バタッ!)」
白雪「ねむりごな…こういうのを携帯していなければやってられませんからね…。」
どうやら、懐からねむりごな入りの瓶を取り出して相手にかけたようだ。
白雪「…おや…。(ガサゴソ)…これは…?一応もらっておきますか。」
そういうと、白雪は??1を担いでポケセンを後にした…その時!
グレープ「誰ですか!?…あ。この前の…。」
白雪「おや。あのときのミュウですか。こんな所で何を?」
グレープ「いえ、別にところで…なにかあったんですか?」
白雪「…この方がどうやら爆発物のような物を仕掛けたようでしてね。調べに来たら、事実だっただけですよ。」
グレープ「へぇ。そうなんですか;」
白雪「まあ、なにかあればまた来ますよ。頑張ってもらわないと困るので。では。」
そう言うと、走り去っていった。
グレープ「今は…11時ですか…。」
KE「今、この前の怪しい人が走って来ましたけど…何かあったんですか?」
グレープ「いえ。特に。」
KE「へぇ。まあ、なにかあったんでしょうね…。」
そして、次の日…。
KE「え〜では、まあ外枠も完成したので、一応ですが活動を始めたいと思います。尚、内部の構造に付いては…。」
説明が入るが、長くなるのでカットします。
KE「…という形になると思います。ではこれで一言を終えたいと思います。」
そして…その後。
ポケセンの2階では、軽い打ち上げが行われていた。
食べる者、飲む物、騒ぐ物でまあ、昼までやってたそうだ。
筆者「結構、費用がかさんだが、その代金は全部ナレーションが払うことになっている。安心しろ。」
ふむ。なら、安心…じゃねーだろ!なんでこっちが払わなアカンのや!
筆者「ゴチになりま〜す。(そう言って請求書を渡す。)」
どれ…12万7千円…払えるか!どるぁ〜!
まあ、いい。払ってやるよけど、今手元にお金が無いから、稼いでくる!(ナレーションが不在になった。)
KE「じゃあ、明日から仕事に取り掛かることになりそうだから。」
グレープ「ところで、店の商品がまだ届いてないみたいですが?」
KE「それは大丈夫だよ。すぐに届くと思うから。」
マンダリン「それで…誰をどっちに回すんですか?」
KE「グレープ君とメロン君はポケセン側、僕とバレンシア君でショップ側、マスカット君マンダリン君で2階の休憩所。」
メロン「え。僕ポケセン側でいいの〜?」
バレンシア「ショップでいいの?」
マスカット「休憩所…普段とあんまり変わらないかな。」
KE「うん。えーと…オレンジ君は、奥の多目的スペースの方をお願いできますか?」
オレンジ「…はい…。」
KE「うん。じゃあ、それぞれ一回本部に戻って、必要な物を取ってきて。戻ってきたら、寝床の場所教えるから。」
はぁ…はぁ…どうだ!稼いできたぜ!さあ、これで払える。んあ?あ、ナレーションの仕事忘れてた;えーと…;
と、いうわけで一回本部に戻って、必要そうな物を取ってきた…。
グレープ君:色々な種類の皿100枚 フォークが100本 スプーンが50本 コップが100個。
オレンジ君:ミキサー1個 珈琲メーカー1台 泡だて器1台 
メロン君:ジュースメーカー1台 果物一式(推定8kg分)
マンダリン君:産地直送の美味しい水(500mlペット)1ダース入りの箱を12ダース。
バレンシア君:店の商品になりそうな物を適当に。
マスカット君:小型冷蔵庫
等など…を持ってきたようだ。
KE「ん。戻ってきたようだね。じゃあ、こっちに来てくれるかな?」
そういうと、2階へと向かった。
KE「えーと…そこのドアを入ったところです。まあ、好きなところをどうぞ。荷物置いたら、下来てください。」
そう言って、下に下りていった。ポケモン達は荷物を置いて、下へと行った。
KE「はい。じゃあ、この場で軽く給料について説明します。」
最初の方の章で説明したと思うが、企業をやっている。そのため、トレーナーはKEだが
自由にやらせているため、給料制でやっている。
KE「じゃあ…まず、普段と変わらない金額で行こうと思いますが、反対はありますか?。」
…誰も反対は無いだろう。いつも、給料案はすぐ通るのがこのチームなのだから。
みんな「…。」
KE「はい。じゃあ、月給15万2000円で行きたいと思います。では、明日から頑張りましょう!」
グレープ「頑張りますよ〜。」
オレンジ「…。」
メロン「頑張るよ〜。」
マンダリン「がんばります。」
バレンシア「頑張るよ。」
マスカット「頑張ります。」
第7話「始まり、そして白の再来」及びプロローグ終わり。
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KE #9☆2005.03/07(月)18:58
第八章「活動開始?」
そんなこんなでどうにか活動開始が出来そうだ。
KE「全員集合〜。」
そう言って、みんなを集めた。
KE「この前、強化処理をかけたアレが完成したので返しておきますね。」
そういうと、懐から、かわらずの石によく似た物を取り出して、皆に渡した。
グレープ「あ。不変石ですね。」
不変石:自我を固める石でこれを持っていると、「進化しない」「操る系統の技無効」「スナッチ無効」等の効果が得られる。
KE「まあ、どう強化されたかは…知らないですけど。じゃあ、解散!」
そう言って、解散をかけると、各自の仕事に散っていった。
今は朝の7時、そろそろ開ける時間のようだ。
全ての用意を整えて…
KE「さて、開きますか。(カチャ!)」
入り口のドアの鍵を開けた。
と、数人が流れてきた。
まあ、新しい店が建ったから何を売っているかの調査だろうか、ショップの方に向かっていった。
客A「ふ〜ん…以外と色々あるじゃん。」
客B「微妙に安いしな。」
客C「大量入荷して安く売るか…ふ〜む。」
客D「と、いうか、店員はポケモンなのか…。」
なお、レジはバレンシア君に任せて、KEは仕入れや商品案内をやっている。
そして…。
客A「ああ。これとあとそれを。」
バレンシア「1400円です〜。」
そのころ…ポケセン組は…。
メロン「ん〜。暇だね〜グレープ君。」
グレープ「まあ、しょうがないですよ。待つのも仕事の内ですから。」
メロン「うん。」
そして、その頃2階。
マンダリン「ご注文は何にしますか〜。」
客E「ああ。なんか適当に。」
マンダリン「え〜と…はい。わかりました〜。」
マスカット「…何か適当にって言われてもなぁ…;」
マンダリン「しょうがないなぁ…一番安いやつ持っていこうか。」
そして、客に出されたのは…一杯10円の美味しい水だった。
そのころ、オレンジ君は…。
オレンジ「…。」
監視も何も人が来ないので、グラウンドを走っていた。
と。そのとき…。
??1「ね〜ね〜。」
オレンジ「…なんですか…?」
??1「(むぎゅ!)暖かい〜。」
なんか急に抱き着いてきた。火傷注意な。
と、そこに…。
グレープ「う〜ん…。人が来ませんねぇ…。」
と、ひょっこりとポケセン側の窓から外を覗いていた…。
??1「あ。そっちのも〜。」
グレープ「おや?」
??1「ね〜ね〜ちょっといい?」
グレープ「なんですか?」
??1「(むぎゅ!)うわ〜。不思議な感触〜。」
こちらにも抱きついた。
??1「じゃ〜ね〜。」
どこかへ入ってしまった。
オレンジ「…なんだったんでしょうね…。」
グレープ「さあ…なんだったんでしょうね。」
そして…お客が来る時間来ない時間とあり、日が傾きかけてきた。
一日目はまあ、そこそこ来たようだ…。
さて、2階の休憩所は夜にでも大変なことになりそうだ;
そして…夜がきた。
客F「お〜う。酒くれ酒。」
マンダリン「お酒ですか…?(ありましたっけ…。)」
マスカット「…あ。あったよ。とりあえず、これでも出しておこうよ。」
マンダリン「おまたせしました。」
客F「おう。ありがとよ。(グビグビ…。)プハァー!」
やっぱり;夜にはこういうのも来る;さて;どうするよ;
マンダリン「う〜ん;どうする?」
マスカット「オレンジ君か…グレープ君呼ぼうか。」
そして…。
オレンジ「…なにかありましたか…。」
マンダリン「かくかくしかじか…と言う事で僕達まだ飲めませんから…」
オレンジ「…分かりました…代わります…。」
そして…。
客G「おう。そこのヒトカゲ、一杯付き合えや。」
オレンジ「…しょうがないですね…一杯だけですよ…。」
そんなこんなで、一夜が過ぎていった…。

そして…場所が変わって、ここはどこかの組織のようだ。
フルーティーズとは違う場所のようだが…。
?1「それで。目的の物は見つかったか?」
?2「ああ…。」
?1「何処にだ!」
?2「ああ…フレイスとかいう街に新しく出来た施設の持ち主が持っているようだ。」
?1「何!?それで…そいつの名は!?」
?2「KE…確か、そんな名前だったと思った。」
?1「KE…何者なんだ?」
?2「詳細は不明…数年前に、シロガネに組織を作ったという話だけは聞いたがな。」
?1「シロガネ…か。」
?2「ああ…。ちょっと調べてみるか?」
?1「ああ。頼む…。」
?2「ん。じゃあ、調べてみる。」
?1「頼んだ。そのKEとか言う奴の持っているアレがどうしても必要のようだ…。」
?2「ああ。急いで調べる。」
しかし…その様子を聞いてる者が一人居た…。
白いマント、仮面、オレンジ色のコート…。
紛れも無く白雪だった。
白雪「…厄介なことになってきましたねぇ…アレを取られたりしたら…。」
う〜ん・・;どうも、この白雪は何者か分からない。
白雪「…おっと。一回退散しますか…。」
そう言って、どこかへ立ち去った。
次の日…。
KE「ん〜…。さて、今日も開けなければ…。」
ガチャ!とドアを開けた、すると…。
?3「あの〜。すいません」
KE「なんですか?」
?3「宅急便です。ハンコください。」
KE「ああ。はい…はい。」
?3「はい。どうも、では、これですどうぞ。」
KE「どうも、えーと…何かな。」
ガサガサ…。
KE「…本部からですか…なんでしょうね…。」
ガサガサ…。
KE「…!これは…。」
そう言って、中に入っていたファイルを上着の内ポケットに入れた。
一体何があったというのであろう。
第8章「活動開始?」終わり
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KE #10☆2005.03/07(月)18:59
第9章「調査そして、逆調査」
某時刻謎の組織内
?1「どうだ!何かわかったか?」
?2「ああ。おおよそな。」
?1「それで、何者なんだ?」
?2「数年前第85回のジョウトリーグ優勝経験を持つがそれ以来、公のリーグには参加してないみたいだ。第86回リーグはシード権をもってたけど棄権。」
?1「それで…その後のことはどうなんだ?」
?2「謎だ。シロガネに入って組織を作り上げた後はどうなったやら。」
?1「ジョウトリーグ制覇の過去か…どれぐらいの強さを持つんだかな。」
?2「それも謎だ。調べたはいいが時間が少なすぎる。もう少し調べてみる。」
?1「ああ。」
そのころ…。
KE「全員集合。」
ザザッ!
KE「…本部から、大事な物が届きました。これで間違いなくどこかの集団に狙われるでしょう。」
どうやら、重要なことが書かれていることは、こいつも知っているようだ。
KE「それで・・ですが、ちょっとオレンジ君に一箇所、潜入調査をして欲しいのですが。」
オレンジ「…どこですか…?」
KE「ん〜…と。ここだったかな。」
と、地図を指差しながら言うが…ちょっと待て、縮尺から考えてここから軽く1万5000ヤードはあるような気がするぞ、ぉぃ;
オレンジ「…。」
KE「…。」
他のみんな「…。」
オレンジ「…それで…期間は…?」
KE「そうだね〜…明後日ぐらいに戻ってきてもらえますか?」
オレンジ「…分かりました…行ってきます…。」
そういって、奥のほうにひっこみ、荷物を持って、どこかへ行った。
KE「さて、残った皆は…うん。お客さんが来るまで、このファイルの暗号化でもやろうか?」
メロン「暗号化…う〜ん;」
マンダリン「大分、量がありますよね;」
グレープ「そうですね〜;ざっと見て100ページぐらいですか;?」
マスカット「う〜ん;手分けすればなんとかなる…かな;」
バレンシア「一人15ページぐらい…;う〜ん;」
KE「それじゃあ、暗号の方法を言うよ…。」
そして、5分ぐらい暗号の方法を教えていた。
KE「…と、いう方法を今回は取るつもりです。では、始めましょうか。」
その日は誰も来なかったので、延々とこの作業を続けていた。
一方オレンジ君側は…。
オレンジ「…さて…急ぎますか…。」
と、小走りで目的地に急いでいた。
そのうちに…。
?3「おや、あんな所にヒトカゲが…珍しいな、ちょうどいい。捕獲してみるか。」
どうやら、トレーナーに見つかったようだ、がそんなことはお構いなしに目的地に行こうとする。
?3「おい!ちょっと待て!」
オレンジ「…待てといわれて待つほど暇じゃないです…。」
そう言って、さっさと行こうとする…が。
?3「てめぇ〜。ヒトカゲの分際でなめた口叩きやがって…。」
オレンジ「…急いでるんです…では…。」
そう言って、またもさっさと行こうとする。
?3「待てよ!こんちくしょー!これでも食らえ!」
そう言って、空のモンスターボールを投げた。
まあ、一応はトレーナーのポケモンなのでそんなことしても無駄だが、すっかり野生と思いこんでいるようだ。
オレンジ「…しょうがないですね…ちょっと付き合ってあげます…か…。」
ポシッ!
そういうと、振りかえりざまに投げたボールを取り、そのボールをとりあえず、相手の足元に向けて投げ返す。
?3「なっ!」
そして…
オレンジ「…急いでいると言いましたよね…?…これ以上邪魔するのであれば容赦しませんよ…?」
と、言ったが実は、怒ってるわけでもなく、ただ本当に急いでいるだけ。
?3「な、なにムキになってるんだよ!こんちくしょうめ…おとなしく捕まれば良い物を…。」
オレンジ「…。」
?3「こうなったら、無理矢理にで…って居ない;何処行った;」
オレンジ君はそのまま目的地に走っていった。余りに気配を感じなかったので、気づかなかったようだ。
と、いうより、?3よ…。いくらなんでも野生じゃないこと気づくだろ;
そして…大体中間地点まで来たようだ。
その頃、フレイスでは…。
メロン「えーと…ここが「86549154892」になって〜;」
マスカット「ここが…6984534かな;?」
マンダリン「これが8568769ですよね…。」
グレープ「この部分が902801564です…よね;」
バレンシア「ここは…18723948…でここが4873650321かな;」
地道に暗号化しているようだ、そして、やらせた本人は…
KE「えーと…このページは460817407570269870745290256842098106634ですね…。」
ちゃんとやっているようだ。
そして、そのころ組織側は…。
?1「どうだ!?なにか分かったか?」
?2「謎だらけという事が分かった。それだけだ。」
?1「…それだけか。」
?2「ああ。それだけだ。」
?1「…。」
?2「…。」
?1「…。」
?2「…。」
しばらく沈黙が続いた。
?2「…あ、そうだ。トレーナーについては分からなかったが、他のことは少し分かった。」
?1「ほう。何だ?」
?2「まあ、まとめて話すから聞いてろ。」
?1「ああ。」
?2「フルーティーズ。KEという一人のトレーナーが開いた中小企業。従業員に当たるのはポケモン達。
   そのチームリーダーは…ミュウという噂だ。」
?1「ちょっと待て。トレーナーのポケモンか?そのミュウ。」
?2「フルーティーズの従業員は全てKEとかいうトレーナーのポケモン。つまり、そのミュウは手持ちになる。」
?1「何故、ミュウを持ってるんだか…俺らが数年間探していた…それでも見つからなかった。」
筆者「まともな場面な所悪いが、居たら悪いか?」
?1「おい、筆者お前が出てきてどうする!」
筆者「ん〜。まあいいや。ちょっと時間を戻すか。今度は出てこないから安心しろ。」
?1「ちょっと待て。トレーナーのポケモンか?そのミュウ。」
?2「フルーティーズの従業員は全てKEとかいうトレーナーのポケモン。つまり、そのミュウは手持ちになる。」
?1「何故、ミュウを持ってるんだか…俺らが数年間探していた…それでも見つからなかった。」
?2「謎だ…話を戻すが…副オーナー。その席にはな…。」
?1「なにか凄いのでもいるんだな?」
?2「いや。ヒトカゲだ。」
?1「は!?」
?2「調べによればだがな。」
?1「…格差が無いか?」
?2「…俺が知るか!まあ、もう少し時間をもらう!いいな?」
?1「ま、いい。トレーナーのことは良いから、ポケモンについてでも調べとけ。」
?2「ああ。」
その頃オレンジ君は…。
オレンジ「…着きました…か…。」
もう着いていた。
オレンジ「…夜を待ちますか…。」
その頃フレイスタウンのポケセンでは…。
KE「よし。終わりましたね。」
メロン「終わったね〜。」
グレープ「終わりましたね。」
マンダリン「そうですね。」
バレンシア「うん。ようやく終わったね。」
マスカット「…あ。オレンジ君から連絡が。」
KE「ん?どれどれ…。(もしもし?うん。うん。じゃあ、後は頼むよ。こっちは終わったから。じゃあね。)」
そして…夜が来た。
第9章「調査、そして逆調査。」終わり。
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KE #11☆2005.03/19(土)23:11
第10話「潜入。そして罠」
夜9時…辺りは静けさに包まれていた…。
じっと時を待ちつづけているオレンジという名のヒトカゲ…。
そして、その場には風すらも吹かずに、ただただ時間だけが過ぎていった…。
潜入する組織を目の前に何かを待ってるかのように、ただただ時が過ぎていく…。
その沈黙を破るかのように一筋の風が吹き出した…。
だが、微動だにせずただただ時間を待っている…。
時計は10時に近づいてきた…。
その沈黙に引きずり込まれるように辺りはまた沈黙に包まれた…。
一体、何を待っているのだろう…。
…そして…また風が出てきた…。
と、その時にようやく、ヒトカゲが動き出した…。
持っていたバッグから、小さな何か物が色々入りそうなベルトを取りだし、装着した…。
続いて、首に何かゴーグルのような物を下げた…。
そして、遂に11時が回ろうとした頃、組織の方に向かっていった…。
だが、流石に入り口のドアには鍵がかかっていた…。
さて…鍵がかかってるドアを目の前にどうする?
選択肢は…
1:ドアが開かない時はドアを壊せばいいんだ。間違い無い!
2:私、○○○。ドアが開かないどうしよう、って言うじゃな〜い?実は合鍵持ってますから〜!残念!
3:ヒ○シです…正面玄関が開いてないから裏口から入ったことがあるとです…。
4:針金でぐりぐりしてしマイケル♪。
さて…コイツはどの行動を取る?
オレンジ「…。」
おっと、何処か別の所に行ったようだ。
オレンジ「…この辺り…多分ですけど…。」
そういうと、その辺の壁に鉄製の缶を投げつけた。
コーン!
そして、その壁の横に背中をつけて立っていた…すると…。
ガシャン!
という音と共に正面玄関の方から…。
下っ端A「なんだ?今の音は?」
その声を聞くと…気づかれないようにゆっくりと近づいていった。
そして、今度は遠くの方に缶を投げた。
その音に反応し下っ端がそっちの方に向かった隙に、正面に回る。開いてる。
そして、遂に潜入を開始した…。
音も無く組織(以下敵基地とする。)内を進んでいく。
結構多くの見張りが居るようだが、監視カメラやら侵入者撃退用の罠も働いているようだ。
オレンジ「…分かれ道…右行ってみますか…。」
そういって、右に進んだ。
そして、また音も無く進んでいった…が、急に足を止めて首から下げていたゴーグルを装着した。
オレンジ「…レーザー…ですか…念入りですね…。」
そう言って、天井から床までを見渡すと、監視カメラが1台あるのと目の前のレーザー以外に仕掛けは無いようだ。
まあ、監視カメラからは、死角の位置に居るので特に問題はなさそうだが。
オレンジ「…さて…どうしますかね…。」
そう言って、監視カメラとレーザーの働いてる所を交互に見る。
そして、元来た道を戻っていった。
今度は左の道に向かっていった。一回左に曲がったそこには…!
オレンジ「…行き止まり…ですか…。」
そういって、辺りを見まわしていた。
オレンジ「…おや…ここの壁…。」
そういうと、「そこ」と言われた壁を思いっきり蹴り飛ばした。
と。グワシャ〜ン!と、気持ちの良い音がして壁が壊れてしまった。
ちょっと強引な気もするけど…まあいいか。
壁の向こうには道があった。そして、進んでいった。
と、急に足が止まった。
オレンジ「…レーザー…ですか…念入りですね…。」
またも、レーザーがあったようだ。
オレンジ「…おや…下の方…。」
そういって、凄い低い体制を取ると、その体制のまま、前に進んだ。
どうやら、下の方が壊れていたようだ。
そうして、通過した後に体制を戻し、また進んでいった…。
すると、分岐点についた。このまま前に行くか、左に曲がるか。
しかし、オレンジ君は迷うことなく左に曲がっていった。
どうやら、またレーザーがあったようだ。
左の方にいくと…また行き止まりだったが、なにかが変だ。
オレンジ「…ここだけ…壁の色が違いますね…押してみますか…。」
グイッ!ギギィ!隠し扉になっていたようだ。道があった。
そして、また進んでいくと、長い廊下があった。
が、なにかを察知したように、ぴたりと足を止めた。
オレンジ「…レーザーは無い…ようですね…。」
しかし、結局そのまま進んでいった。
すると…。
ビー!ビー!ビー!侵入者発見侵入者発見。
オレンジ「…監視カメラ…ですか…それならば…。」
すると、何を思ったか、そのまま止まった。
下っ端B「侵入者は何処だ!?」
下っ端C「たしか、この辺りのカメラに引っかかったハズだ。」
下っ端D「おかしい、何処に行きやがった!?」
3人ほど警備だろうか?夜勤でカメラの映像を見ていたと思しき奴らが出てきた。
オレンジ「…ここですよ…。」
下っ端B「居た!なんだ侵入者ってヒトカゲかよ…。」
下っ端C「やれやれ…まあ侵入者には違いないし、始末しちゃおうぜ?」
下っ端D「ああ、だがその前に色々聞いておくべきだ。」
下っ端B「おい、お前誰の差し金で何の目的でここに来た!?」
オレンジ「…。」
下っ端C「おい!答えろ!お前はもはや袋の鼠。どうせ逃げられないんだ。今のうちに白状した方が楽だぞ!?」
オレンジ「…。」
下っ端D「逃げようとしても、こっちは3人居るんだ!」
オレンジ「…。」
下っ端BCD「おい!なんか言え!」
オレンジ「…本当に…」
下っ端B「ん?本当になんだ?」
オレンジ「…本当に、もう逃げられないと…思いますか…?」
下っ端C「ああ、そりゃあそうだろう。この状態で逃げられると思うか?」
オレンジ「…思いますよ…。」
下っ端D「ふん…強がりを…。」
オレンジ「…自分の置かれている状態を…考えれば分かるはずですよ…?」
下っ端B「今、俺らはお前を囲んでいる。これが自分の置かれている状態のはず…。」
オレンジ「…そう思うなら…捕まえてみればどうです…?」
下っ端C「こ…コイツうあぁあぁ!足が…足がぁ!」
下っ端BD「だ、どうした!」
下っ端C「いつのまにか…足ごと床にくっついてる…;」
下っ端BD「な…う、動かない…どうなってるんだ…。」
オレンジ「…。」
何をやったかは知らないが、下っ端3人は床にくっついたまま動けなくなっていた。
オレンジ「…明日の朝頃には…動けるようになりますのでご安心を…。」
そういうと、下っ端達を尻目に進んでいった。
すると、また分岐点についた、だが前の道には食堂とか給湯室といった感じの部屋しかなさそうに見えた。
なので、左の方へ向かった。
しばらく長い廊下を歩くと、突き当たって右に行く道があった…。
そして、右に行くと…
そこには、関係者以外立ち入り禁止と大きく書かれた扉が色々と複雑そうなロックをかけられていた。
早速、ロックの解除に取りかかると思いきや、なんと自動的にドアが開いたのだ。
??「待っていたぞ…。」
コイツは一体!?
それは11章で。
第10話「潜入、そして罠」終わり
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KE #12☆2005.05/10(火)00:36
第11章「動き出す様々な者達」
男「よく来たな…勇敢なる侵入者よ…だがちょっと侵入する場所を間違えたようだな…。」
入るなり、おそらくこの基地のリーダーと思われる人物が一言そう言ってきた。
男「だが…この部屋を見られたからには仕方ない…ここのことは忘れろ…と言っても無駄だろうな…。」
オレンジ「…[ポケモン学裏理論研究書]を探しているのですが…本部の場所教えてもらえますか…?。」
男「…ほう、アレのことを知っているとは…ならば、なおさら…お前はここから生きて帰すわけには行かないな…。」
オレンジ「…どうするつもりですか…WDK団カントー地方イワヤマ第13支部リーダーの…モスロさん…?」
モスロ「何故我の名を!それにここが13番支部であることは外部には…。」
オレンジ「…知られてない…とでも思ってましたか…?」
モスロ「くっ!こうなれば本当に生かしてはおくわけには…。」
オレンジ「…目的の物は無いようですね…では失礼させてもらいますよ…。」
モスロ「あ!おい、待て!」

オレンジ「(…(ボソッ)ですね…)」
モスロ「逃げても無駄だ!見張り兵全員集合!」
オレンジ「(…見張りは問題無い…ですけど…)」
モスロ「さあ、囲んだぞ。素直に捕まってもらおうか。」
オレンジ「…そうですね…そうします…。」
モスロ「ほう、素直だな。」
オレンジ「(…さて…後は…。)」
モスロ「それ!かかれ!」
全員で一斉に押さえにかかったが、スルリと身をかわしてどこかに行ってしまった。
モスロ「あ、逃げたぞ!追え!」
見張りA「くそ、何処行った…逃げ足の速い奴め・・。」
見張りB「駄目だ、こっちにも居ない…。」
そのころ…。
オレンジ「…なんとか…逃げきったみたいですね…さて…ここ、ですね…。」
目の前には、EX−1−TEと書かれたドアがあった。
重要な物でもあるように、ナンバーキーでロックがかかっている。
オレンジ「…確か…この基地の暗証番号は…1058…。」
ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピローン♪認証しました。
ウィーン〜!
オレンジ「…潜入した以上は…なにか持ちかえりますか…。」
ビー!ビー!ビー!
オレンジ「…警報ですか…止めちゃいましょう…。」
ピッ!カチャカチャ…。
ウィーン…ブツッ!
オレンジ「…ここは…さしずめ生物研究室…ですか…。」
そのころ 側
モスロ「なに!?逃げられた?さっきの警報…生物研究室か!あそこを知られたのは不味い。直ちに出向くぞ!」
そう言い、見張りを数人連れて、生物研究室に向かった。
そのころ生物研究室…。
オレンジ「…生物研究学…ポケモン編…押収…しときますか…。」
モスロ「そこまでだ!ここを知られた以上、もう見逃すわけには行かない。情報の元も知りたいが、そんな事よりも始末の方が先だな。」
オレンジ「…。(カチッ!)」
モスロ「そ、それは…そのボタンは…。」
オレンジ「…緊急脱出装置…でしたよね…?…今日のところは引き上げます…またいつか会いましょう…。」
バシュン!
モスロ「くそ…逃がしたか…。まあいい。この奥の物…が見られなかっただけな…。」
そして、フレイス。
オレンジ「…今、戻りました…。」
KE「お疲れ〜。どうだった?」
オレンジ「…まず、今回の収穫品として…。」
そう言って、さっき押収した書類を渡した。
KE「どれ…これはなかなかな研究資料ですねぇ…よくやりますねぇ、あの組織も…。」
オレンジ「…状況報告は、全ONです…。」
KE「そう…でしたか。まあ、ともかくお疲れさま。ゆっくり休んでいいよ。」
オレンジ「…いえ…まだそういうわけには…。」
KE「そう?ならいいけど、無理はしないようにね…まあ、大丈夫かな?」
それから数時間後の敵基地内…。
「くそぅ…なんたることだ…ヒトカゲ一匹に振りまわされるとは…。」
ザーッ!
通信相手「モスロよ応答せよ…応答せよ。」
モスロ「はっ。」
通信相手「何やら今日、失態があったようだな。研究成果を盗まれたとか…。」
モスロ「面目ありません…総合支部長メギス様…。」
メギス「それで、敵は?」
モスロ「ヒトカゲ一匹…やられました…外見から油断を…。(これで、おしまいだ…処罰…される。)」
メギス「そうかそうか…ヒトカゲにか…。」
モスロ「…すいません…。」
メギス「…そのヒトカゲだが、首に石をかけてなかったか?」
モスロ「…かけていたと…思います。」
メギス「…そう…か。まあ、今回は許そう…だが、次は無いと思え!」
モスロ「はい…。」
本部の人「では、健闘を祈る・・。」
ブツッ!
そして、そのころ別の組織…。
?1「何か、分かったか?」
?2「ああ。ポケモンについてだったな?」
?1「そうだ。」
?2「奴の手持ちは、外見からは想像できないほどの強さを持つそうだ…。」
?1「ほう。」
?2「特に、奴の持つ…ヒトカゲ…えーと名前はオレンジ。こいつが桁違いだ。」
?1「何か秘密でもあるみたいだな…。」
?2「さぁ…どうやったらそこまで強くなるかは不明だがな・・。」
?1「むぅ。」
?2「それで、ミュウについてだが…」
?1「…どうだ?」
?2「…調べて分かったんだが…奴の持っているミュウはな…どうやら…。」
筆者「乱入失礼!その話はまだ出たら困るので、また後ほど〜。」
?1「…まさか…。」
?2「…。(無言で頷く。)」
?1「…。(頷き返す。)」
そして、その頃、別の場所では…。
白雪「…遂に動き出しましたか…健闘を祈りますよ。」
フレイスのポケセンを前に白雪が一言呟いていた。
白雪「…WDK団に、潜入し始めたのは今に始まったことではないんですよね?だったら、諦めない事です。」
急に、口調を変えて語り出した。
白雪「それが、貴方の持っているミュウの為であり、ヒトカゲの為であり、貴方自身の為・・ですよね?」
そう言うと、闇夜に消えていった…。
11話「動き出す様々な者達」終わり。
p0052-ip04higasisibu.tokyo.ocn.ne.jp
KE #13☆2005.07/14(木)01:15
12章「壊滅?それとも…。」
KE「さて、それじゃあ、行ってもらえますか。」
オレンジ「…。」
そういうと、また敵基地だろうか、何処かに行ってしまった。
その様子を、黒い服を着た謎の男達が見ていた…。

〜イワヤマ第13番支部〜
今はまだ朝〜昼の間だからだろうか、昨日の雰囲気とは違い、普通の研究所のような雰囲気がある。
とても、怪しい研究とかをしていると言うよりも
地学や物理学などをやっているかのように見える。
時々研究員らしき人物とか、ランタンやランプを持った人が出てきたり
トンネルの前で、道を歩いている一般人に、地学や地層について色々と説明している人もいるようだ。
特に変わった事の無い普通の風景のようにも見える。

オレンジ「…夜まで待ちますか…。」
そういうと、イワヤマトンネルの中に入っていった…。
中に何をしに行ったかは不明だが、夜になる頃に出てきた…。
オレンジ「…さて、後1、2時間ぐらい…ですね…。」

数時間後…。
オレンジ「…さて、いきますか…。」
そういうと、今日は、特に何も持たずに研究所に入っていった…。
だが、昨日と違った事は、今日は何やら人が多い気がする。
厳重警備でも引いたのであろうか。
オレンジ「…作戦開始と行きますか…。」
ぽちっ。
ビービービービー…。
人「何だなんだ?警報?」
その音などを聞いて、人が集まってきた。
人「火災など無いじゃないか…誰かのいたずら…じゃないとしたら…侵入者だ〜!」
ワサワサワサ…。
その声を聞いて、数十人の警備員が集まってきたが、そうなった事で微妙に警備が手薄な所が出た。
オレンジ「…。」
ばれない様に、こっそりと、その場を離れた…。
そうして…また、奥のほうに進んでいった…。
しかし、昼は普通の研究所なせいで、案外警備が手薄とは、大分、ランクの低い基地なのだろうか。
それとも、消防法第8条を守っているからなのだろうか。敵基地ながらにしっかりしてるのぉ。
…さて、それはさておき、EX−1−TEと書かれたドアの前まで来たようだ。
さっきの警報で全員集まるとは…よっぽど警備訓練が手薄なんだな;
オレンジ「…。」
ピッ!ピッ。ピ。ピローン♪
モスロ「…待っていたぞ。またここに来ることは分かっていた。」
オレンジ「…それは…ご苦労様です…。」
モスロ「だが、お前はヒトカゲだ…いくら強くても…この壁だけは破れまい…さあ、行け!カメックスよ!」
カメックス「そう言う事だ…諦めな。」
オレンジ「…。」
モスロ「後は任せたぞ、作業に取り掛からねばならんからな…。」
カメックス「ラジャ。」
そういうと、モスロは何処かに行った…。
オレンジ「…しょうがないですね…。」
カメックス「さて、指示があった以上、お前を消す。それだけだ。」
オレンジ「…。」
カメックス「ふ。何を見ている行くぞ!ハイドロポンプ!ハイドロポンプ!ハイドロポンプ!」
とりあえず、ハイドロポンプを三発撃った、いや正確には6発だろうか。
オレンジ「…我が身に炎の衣、炎の壁…。」
何か、普段とは違う一人称で…技の輪唱だろうか、一言言うと
炎が沸きあがり、水を相殺した。
どうやって?ってそりゃあ、蒸発だろう。
カメックス「ちぃ、まあいい。メガトンパンチ!」
オレンジ「…。(ガシィ!)」
鋭い音がした。殴られたかと思ったが・・。
オレンジ「…真正面から、殴らせるほど…。」
カメックス「な…?」
オレンジ「…甘くないです…よ…。」
バシィ!
カウンター?それとも…。
とりあえず、荒技だが、カウンターに走ったようだ。
上手く、相手の威力を利用し、スルリと避けた為、事実ダメージ無し。という、理想のカウンターが入った。
だが、そこはカメックス、硬さでしのいだ。
オレンジ「…硬い相手には…。」
そういうと、身を引いて、腕を後ろに振りかぶった。
オレンジ「…硬きを壊し、一点を貫け…。」
そういうと、敵に向かっていった。
カメックス「破壊光線。」
ドカン!
いきなり破壊光線を撃つが、逆に隙を作ってしまった。
オレンジ「…装甲破壊…。」
装甲破壊:硬い敵に効果的な技。防御の薄い所を攻撃する事で防御を少々下げてダメージが行く。
カメックス「…な;右腕一本で…うぐ;」
オレンジ「…さて…そろそろ…遊んでる暇は無いので…。」
カメックス「待て;行かせんぞ。」
オレンジ「…動かないで下さい…死ぬ事は無いですけど…焼けますよ…。」
カメックス「何を言う!そんな低脳な…」
バシュン!
ゴゴォォ…。
シュ〜…。
カメックス「…な;な…ん…だ;」
オレンジ「…我が身の下に炎あり・・です…さて…。」
そういうと、EX−1−TEと書かれたドアのほうに向かった…。
そして…。

オレンジ「…これまた…パスワード…ですか…。」
カタカタカタ…。カチャ…ピッ!…。
ガタガタ…。ピコ〜ン♪
オレンジ「…なかなか…開きませんね…。」
ガタガタ…カタ…シュ〜イン…。
オレンジ「…しょうがないですね…。」
ピッ!
オレンジ「…。(…もしもし…オレンジです…EX−1−TE…どうぞ…。)
通信相手「(もしもし、KEです。 EX−1−TE、→←→→↑と入れた後、右に30です…どうぞ。)」
オレンジ「…。(…了解…。)」
カチャカチャ…。
ピンポ〜ン♪
オレンジ「…ここは…さっきの場所と比べて…涼しいですね…なにか、ありそうですね…。」
そういいつつ、何かを探すようにあさり出した。
ガサガサ…。
オレンジ「…これは…。」
手には、本部や他の支部との交信記録や交信内容の書かれた紙があった。
オレンジ「…動き出してますね…。」
モスロ「そこまでだ!カメックスを倒すとは…アイツも油断したな…本来負けるはずは無いんだがな、まあよい。」
何を根拠かそう言った。
モスロ「もう、まもなく上支部の幹部が来る…そうしたらお前は終わりだ…。」
オレンジ「…もう、遅いですよ…目的は達成しました…さて…物は相談ですが…。」
モスロ「なんだ。」
オレンジ「…自首してください…さもなくば…厳しいお達しが来ると思いますよ…。」
モスロ「は。誰が。」
オレンジ「…。」
その一言を聞き終わらないうちに、何処かに行ってしまった。
モスロ「あ、待て!」
向かった先は…。
研究室だった。
オレンジ「…読みが正しければ…ここに…。」
モスロ「それ以上触るな!この野郎め。」
オレンジ「…ちょっと止まっていてください…。」
そういうと、軽く尻餅をつかせた。
だが、思ったよりもクリーンヒットしたらしく、ゴキッ!と言う音がした。
折れてはいないようだが、かなり痛そうだ。
ピロッ!
その時、モニターに映像が移った。
メギス「ほう。やはり貴様だったか…オレンジ…。」
オレンジ「…メギス…。」
メギス「ほう。覚えていたか。」
オレンジ「…忘れるはずが無いでしょう…。」
メギス「まあ、その話しについては、おいとこう。さて、オレンジよ、何故それほどの力を持ちながら、あんなちっぽけな所に居る」
まさか…このセリフは…あのパターン?
メギス「トレーナーごと、我らの所に来れば幹部どころか、本部長の席を用意するのだぞ。」
オレンジ「…誰が…受けますか…お断りです…。」
メギス「…ふん。まあいい。まもなくそっちに…。おっと。」
ザ〜!
急に通信が途絶えてしまった。
オレンジ「…急ぎますか…。」
そういうと、そこらに合った物を手当たり次第掴んで、外に向かって走っていった…。
そして、オレンジ基地を出た、5分後…基地のほうで叫び声が響いていた・・。

〜フレイス〜
KE「あ、オレンジ君。おかえり。どうだった?」
オレンジ「…13番基地…崩壊です…。」
KE「ご苦労様。まあ、連続だったから、ゆっくり休むと良いよ。」
オレンジ「…。」

そのころ、黒い服を着た謎の男達は…。
黒男1「く…13番基地壊滅だと?」
黒男2「…そんな馬鹿な。」
黒男3「あそこは、1番弱い基地だろ?慌てる事は無い。我らのボスは無敵だ。」
黒男1「…うちらに所に来ないと良いんだが…。」
黒男2「まあ、いいじゃないか。」

どうやら、敵の監視係のようだ。

この一件は、警察に取り上げられた。
新聞の見出しは「ドッキリ!夜の顔は怪しい研究」
だが、この事件が発覚したのは叫び声だったが
その叫びの原因は…まだはっきりとしていないので謎を呼んだ。
叫んだ本人に聞いたが口を閉ざしたままだった。
モスロは、そん後調べた所によると、窃盗をやったのが認められ、窃盗罪の容疑で逮捕された…。
第12話「壊滅?それとも…。」
p0265-ip04higasisibu.tokyo.ocn.ne.jp
[619]

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ぴくの〜ほかんこ