ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[629] コロシアム・ストーリー

黒狼 #1★2005.02/12(土)18:52
ここはオーレ地方

果てしなく砂漠が続く


     ==コロシアム・ストーリー==
ドカーン!!ガラガラガラ…
激しい爆発音。小高い土の山に囲まれた怪しい建物が崩壊していく。

「誰がこんな事を!!」

「おい!!小型のスナッチマシンが無いぞ!」

「あいつだ!アクセスだ!!お前ら追え!!」

炎上した建物の中から声が聞こえて来たと同時に、
少し異国な感じのする衣服を着た少年が飛び出してきた。

隣には、ブラッキー。

「お前、裏切ったな!」
「逃がすな!」

後を追うようにスキンヘッドの男達が駆け足で近づく。

「エーフィ!」

少年が何かエーフィには大きめの物を投げると、
バイクに乗り込んでいるエーフィは少し飛び上がって口でキャッチする。


「ナイスキャッチ!いくぞ!!」

少年がバイクに飛び乗ると、ブラッキーも少年の隣の席へ乗り込む。


けたたましいエンジン音を立ててバイクが走り出す。

スキンヘッドの男達は、足で追いつけるわけがない。
諦めて見送るしかできなかった。

続く――
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黒狼 #2☆2005.02/12(土)21:58
少年の名はアクセス

汽車型のスタンド

      ==コロシアム・ストーリー==
アクセスは汽車型のスタンドに到着した。
少し小さい気もするが、どこか懐かしい感じがして落ち着く。

「さてと…」

アクセスは、バイクのキーを抜いてポケットへ押し込み、スタンドの入り口へ――

「おい、そこのお前」

アクセスが足を止めて振り返ると、そこには男のライダー。

「トレーナーだろ?ちょっとバトルでもしないか?」

アクセスの腰のモンスターボールを指差してライダーが言う。

「……いや、断る」
「は!?お前バトル嫌いかよ」
「嫌いじゃない」


「だったら…」

ライダーが言葉の途中で二つのボールを投げる。
と、ボールが光を放ち二匹のジグザグマが現れた。

「俺の名前はウイリーだ!バトルしようぜ!」

「…ふん」

仕方がない。というような顔でアクセスも二つボールを投げる。
それぞれ、エーフィ・ブラッキー。

「フィー!」
「ブラッ!」

『GO!!』

二人の掛け声で一斉に四匹のポケモンが走り出した。






「お前、強いな…」

ボールにひんし状態のジグザグマを戻しながらウイリーが言う。

「別に…」

アクセスもまたボールにエーフィ、ブラッキーを戻して、
スタンドの中へ入っていった。

続く
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黒狼 #3☆2005.02/13(日)17:05
ニュース

電波障害


        ==コロシアム・ストーリー==
スタンドの中へ入ったアクセスは、
まず最新のニュースが入った音楽を鳴らすTVに目を向けた。

『最新のニュースが入りました。
 先程、オーレ地方東の方で建物が爆発炎上しました。
 幸い炎はさほど大きくなく、あと一時間ほどすれば
 鎮火すると思われます。
 この建物が何かなど、詳しい情報は入り次第お伝えします』

「ざまあみろってんだ」

アクセスはふんっと鼻で笑ってイスに座った。
マスターが出してくれたアイスティーを少し、飲んだ。

またさっきのようなニュースが入った音楽が鳴ったので、
アクセスはTVのほうへ視線をやった。

『最新のニュースです。
 先程お伝えした爆発炎上した建物は、
 スナッチ団のアジトだということが判明いたしました。
 残っていた団員に話を伺いたいと思います。

 さらに速報が入って来ました。
 フェナスシティで怪しい格好をした人物が4人程集まっているそ うです。
 一人は怪しい袋を持っています!
 全員・・ガガッ・・じょ・・性の・・ようで・・ガッ…
 ただ今・・電波が・・悪い…ようっ・・でっ・・』

「フェナス…?」

どこかで聞いた事ある地名だな。とアクセスが考えていると、
右の方へ座っている男の人に話しかけられた。

「ああ、フェナスシティはここから少し西に行ったところだよ。
水がたくさんある綺麗な所なんだけど…心配だね」

「…西、ですよね」

アクセスは男の人の話を聞くと、少し考えてから席を立った。
御代を払ってバイクへ乗り込むと、『西』へ走り出した。
…フェナスシティへ向かうつもりだ。


バイクは砂嵐の中を進んでいく。

続く=
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黒狼 #4☆2005.02/13(日)18:37
ヴィーナス

謎の袋


       ==コロシアム・ストーリー==
「オーッホホホ!!あなたのヴィーナス、そして皆のヴィーナスよ!」

ここはフェナスシティの中央にある噴水である。
そこに高い笑い声を上げている妙な格好をした女。ヴィーナスが居た。

彼女の笑い声に驚く者、怪しんで遠ざかる者、珍しいのでカメラに収めようとする者。
様々な人が彼女を囲んでいたが、好む人は居なかったようだ。

「…ちょっと!なんで誰も「キャー!」とか「ヴィーナス様ー!」とか言ってくれないのよ!!」

「…アンダーではヴィーナス様は当たり前ですが…
ここでは――少し怪しいのかと・・」

彼女を好む人が居ない事に腹を立てたヴィーナスを、隣にいるこれまた妙な格好をした長髪の女が宥める。

「怪しい、ですって!?
…まあ、いいわ。この子さえ捕らえておけば。
ダークポケモン計画は成功に限りなく近いわね」

ヴィーナスは怒りを治めると、隣の女の持つ袋をちらり、と横目で見る。
その袋の中身は―生き物だろうか?暴れているようにも見える。


  そこへ、アクセスのバイクが到着した。

「フェナスシティってのは、ここか?」

アクセスはゴーグルを外してバイクから降りると、
まず目立つヴィーナスへ近づいた。

「…お前らか?”怪しいやつら”ってのは」

静かにアクセスが言うと、ヴィーナスはアクセスの方を向いて
また怒り始めてしまった。

「キー!また怪しいって言われたわ!!」
「…普通に怪しいぞお前ら」

地団駄を踏むヴィーナスを見て少々飽きれつつ、アクセスは怪しい袋を見る。

「…その袋、何が入ってる?」

アクセスが尋ねると、袋を持っていた女はビクッとして少し慌てた様子で口を開いた。

「な、何もないわよ!」
「何も無いわけないだろう…。その暴れよう」
「うぐっ…」

「その袋、渡してもらおうか?」

アクセスはボールを手に取って女を睨み付けた。
女も袋を地面に置くと、同じようにボールを手にとり、アクセスと向き合う。

その瞬間、乾いた風が二人の間を抜けていった。

続く=
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黒狼 #5☆2005.02/13(日)21:57
シャドー

特別な女の子…?
        ==コロシアム・ストーリー==
「行けっ!!エーフィ、ブラッキー!」

「フィー!」 「ブラッ!」
アクセスがボールを投げると、エーフィとブラッキーが光の中から現れた。

「ザングース、スバメ!」
女は、ザングースとスバメをボールから出した。

「エーフィ、ザングースにサイコキネシス!
 ブラッキーはスバメにおんがえし!!」

アクセスがそう指示をすると、二匹はその通りに動く。

「避け―――」
ドッ!!
女が指示をするより早く、二匹は攻撃を当てて女のポケモンを倒した。
「なっ…!」
「遅えよ!」
「そうよそうよ!それでもシャドー戦闘員の上の方なの!?」


『え?』
気づいたらヴィーナスもそのシャドー戦闘員とやらを責めていた。

「シャドー…?まさかお前らはっ!!」
アクセスがハッとしたように声を荒げると、ヴィーナスは声高らかに笑い始めた。

「オーッホホホ!やっと気づいたのかしら?
私は組織シャドーの幹部!ヴィーナス様よ!!」

「悪の組織と言われている…?」
「そう!そしてあなたが気になっているこの袋!!」
ヴィーナスはそう言うと袋を指差した。
「この中身は女の子なのよね。それもちょっと特別の」

「女…?って何人間を袋詰めに…!
 エーフィ、サイコキネシス!」
「フィ!」
エーフィがサイコキネシスをヴィーナスに当てると、
ヴィーナスは口元を笑っている形にして腰元に手をやってボールを――

「あっ!モンスターボールアンダーに忘れてきちゃったわ!!」
「なっ!?ヴィーナス様!?」

「まぬけだ・・」
アクセスがそう呟いて袋へ近づく。

「もう!!逃げるわよ!」
ヴィーナス達は袋を置いて逃げてしまった。
…漫画では「ぴゅ〜」とでも音が付きそうなぐらい速く。

続く=
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黒狼 #6☆2005.02/14(月)21:30
少女リン

黒いオーラ

       ==コロシアム・ストーリー==
「袋置いてったぞ…本当に幹部なのか?あいつは…」

ヴィーナスとシャドー戦闘員が逃げ去った方向を、アクセスはしばらく眺めていた。
…やがて、さっきより動きがおとなしくなったような袋に視線を送ると、
きつく結んである紐に手を伸ばした。

「普通ここまで締めるか…?時間によっては死ぬぞこれ…」

ぶつぶつとアクセスは呟きつつ、紐を解いた。

「ぷっはー!!」
「!?」

袋の中から現れたのは、…ヘソだしルックとでも言おうか。
砂漠では珍しい格好をした少女だった。
少女はきょろきょろと辺りを見回して、アクセスをしばらく見つめた。

「………ここどこー!!」

いきなり絶叫した少女にアクセスは驚いたが、
少女の入っていた袋を道の端に捨てると、口を開いた。

「…ここはフェナスシティ。お前には色々聞きたい事がある。
名前。あと…何故シャドーに捕まっていた?」

真剣な眼でアクセスが少女を見る。
少女は少しおどおどとして答えた。

「あたしの名前は…リン。
何故捕まっていたかは…話すと長くなるけど、いい?」

「…構わない。話せ」

アクセスが少し考えて答えたことにリンは疑問を持ったが、
思い出すように、そして少し怯えながら話し始めた。

「あたしはパイラタウンに言ってたの。ちょっと買い物にね。
そしたらさっきのヴィーナスが居て…スイクンを使ってバトルしていたの」

「スイクン…?」
「ええ。でも普通のスイクンじゃなかったわ」
「どういうことだ」
「あたしはヴィーナスに言ったの」

『あなたのスイクン、少し変よ!』

『私のスイクンのどこが変ですって?』

『目つきが凄く…怖い。それに、黒いオーラが出ているわ!!』

リンが強い口調でヴィーナスに言うと、ヴィーナスはギクリとして、小型の電話を取り出した。

「…別の幹部?と話してたみたい」

リンが長い話しを終えて、ふう。と息をついた。
アクセスはさっきの話をまとめているのか、眉をひそめて考え込んでいる表情をしている。
なんだか重い空気が黙り込んだ二人を取り巻いた。

やがて、アクセスが口を開いた。
「その話しは聞いたか?」
「……うん」
「それも話して欲しい」


「わかった」

長い間を置いてリンは返事を出した。
リンはまたゆっくりと話し始めた。

続く=
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黒狼 #7☆2005.02/15(火)21:57
幹部ボルグ

研究…?
      ==コロシアム・ストーリー==
「…もしもし。ボルグ?」

『ああ。ヴィーナスか?』

「ええ」

…名前を呼び捨てされてた。
たぶん同じぐらい偉い人なんだと思うの。

「今パイラタウンに居るんだけど。
あたしのスイクンから黒いオーラが出てるって言われたの」

『ほう。誰にだ』

「知らない女の子よ。…どうなの?ボルグ」

『いや。今の所ダークポケモンからオーラが出るような事は知らなかった。
その少女、連れてきて貰えるか』

”連れてくる”だなんて聞いた時は怖くなった。
でも変な服の女の人に腕を抑えられてて逃げられなかったの。

「えーっ研究所まで行くのめんどくさいから嫌なのよねーっ」

『…でももしその少女がダークポケモンを見破れるとしたら…?
計画は終わりだぞ。ヴィーナス』

「…そうね。今から連れていくわ。
研究も進めておくのよ」

『分かっている。私のファイルにも書き足しておこう』


「これで会話は終わりよ。
この後私は袋に入れられて運ばれてきた」

「そうか…。相手はボルグ、だったか」
「そう」

「…だとしたら」

アクセスはそこで言葉を切ってバイクのキーを取り出した。

「その変なポケモンの研究所がある。ということだな」
「そうね。…どこかへ行くの?」

「探しにいく」

バイクの方へ歩き出したアクセスを見ると、リンは手を振って声を上げた。

「私も行く!!連れて行って」

「…いいのか?また捕まるかもしれないぞ」

「いいの。また変なポケモンがいるかもしれない」

リンの眼に強い意志があるのを見たアクセスは、
フッと笑い、

「行こう」

それを見たリンも微笑んでバイクの方へ走った。

フェナスシティの水もさらりと流れた。

続く=
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黒狼 #8☆2005.02/20(日)18:49
ミラーボ

砂漠でバトル!!

    ==コロシアム・ストーリー==
アクセスとリンはバイクで砂漠をただひたすらに走っていた。
たまにタイヤが砂に埋まる事もあるが、
アクセルを全開にすれば容易く元通りに走り出した。

「ふっほほほ〜!!逃がさないよー!!」

誰もいないはずの砂漠に声が響いた。

「…アクセス、なんか喋った?」
リンがアクセスに尋ねたが、
「…いや何も」
アクセスは話してはいない。と答えた。

リンが「おかしいな」と後ろを振り返ると・・
なんと全身黄色で頭がやけに大きい・・のではなく、
ものすごい紅白のアフロの男とルンパッパ三体があり得ないスピードで走っているではないか!!

「ええ!?」
「リン!どうした!?」
「う、後ろに…」

「ルンパッパ!ハイドロポンプ!!」

男がルンパッパに命令をすると、ルンパッパ達はバイクに当てないよう、
大量の水を口から発射した。

「お前もリンを狙っているのか!」
アクセスはバイクを止めて、後ろにいる男をにらみ付ける。

「そう。僕らはその女の子が必要なんだよねぇ〜」
ルンパッパが疲れている所、男はまだ体力が有り余っているという感じだ。

「あなたも…シャドーの人なの?」
リンがヴィーナスの事を思い出し、少し怯えながら男に尋ねる。

「そう!僕はシャドーの幹部ミラーボだよお〜!」

『…幹部!』
リンとアクセスが声を合わせて声を上げる。
アクセスはミラーボの格好をまじまじと見た後
「あー…なんつーかヴィーナスといいシャドーって…濃いな」
「…確かに」
二人して少し飽きれていた。

「とにかく!その女の子を渡してもらうよー!!
ルンパッパ!」
「ルンパ、ルンパ!!」
ミラーボは戦闘モードのようだ。
アクセスもモンスターボールを取り出した。

続く=
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黒狼 #9☆2005.04/01(金)21:56
強敵

従姉妹

   ==コロシアム・ストーリー=
「いけっ!!エーフィ!ブラッキー!」
「フィッ!!」
「ブラッ!!」

アクセスもミラーボに応えるようにポケモンを繰り出す。
幼い頃から一緒にいる二匹だ。
アクセスの手持ちの中では一番強い。


……だが、
さすが三進化ポケモン。
ミラーボのルンパッパに圧倒的に押されてしまっている。

「っくそ…!」

’俺は一人の女も護れないのか’

そうアクセスが思っていると、上空から風に流されて声が聞こえた気がした。

『お困りのようね!』


「お前…!!」
「知り合いなの?」

砂嵐の中ボーマンダに乗ってやってきたのは
少女。いや、もう少し大人びている感じがする。

長い暗めの藍色の髪を風になびかせて、女は地に降りた。

「サファイア、なんでここに!!」

女の名前はサファイアというようだ。
サファイアと呼ばれた女は、既にひんし状態になりかけているエーフィとブラッキーを見て、
ふん。と鼻で笑った。

「観光。ていうかあんたに会いに。他の従姉妹は皆よく顔出すのにさあ。
あんたはなかなか見ないから心配してあげた訳よ。」

「従姉妹…?」

ミレイがサファイアの顔を不思議そうに見つめる。
それに気づいたサファイアが両手で両方の頬を覆う。

「あたしの顔、そんなに綺麗?照れちゃうわねもうっ」
「それは誤解だ」

勘違いしてすっかり浮かれているサファイアに、アクセスが鋭いツッコミを入れた。

続く=
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黒狼 #10☆2005.04/10(日)22:02
一撃必殺

アフロ〜

   ==コロシアム・ストーリー==
「で、そこのアフロ!!」
そう言うと、サファイアはミラーボを指差す。

「アフロだって!?」
指差されたミラーボ本人は髪型を指摘されて地団駄を踏んでいた。そのせいで、足元に砂煙が立っている。

「だってアフロじゃない。すごいわねーそれ。重くないの?」
ミラーボの頭に視線を投げてサファイアは、馬鹿にする様に少し笑いながら言った。

「ぐっ…ルンパッパ!あの女を始末しなさい!!」
散々馬鹿にされたミラーボは、唇をかみ締めながら悔しそうにルンパッパに命令を出した。

「ボーマンダ。ドラゴンクロー」
サファイアと先程乗っていたボーマンダにルンパッパ達が飛び掛って来るが、サファイアは涼しい顔でボーマンダにドラゴンクローの指示を出す。

見事にドラゴンクローはルンパッパ達にヒットし、ルンパッパ達は戦闘不能状態となった。

「……すごい」
「……」

傍で見ていたアクセスとリンは目の前の出来事に目を見開いて驚いていた。

「なんで負けちゃうのー!?」
派手なサングラスをしていて表情は読めないが、ミラーボもアクセスとリンを同じく、驚いているように見えた。
ミラーボはルンパッパ達をボールに戻すと、人間とは思えない速さで砂煙を立てつつ砂漠を走り去った。

「あたしに勝とうと思うのが間違いよ」

続く=
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