ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[678] マーメイド・ストーリー

すとろべり〜 #1★2005.06/12(日)18:11
≪序章≫
     【伝説話】
 昔々、海の深い底…「シェラール国」という立派な国がありました。
人間はもちろん入れません。では、一体何が住んでいたかというと、
ポケモンと・・。
     ≪第1章≫  〜旅立ち〜
朝になり、一人の銀髪の少年が目を覚ました。
 「う、ううん。」
 朝が妙にすがすがしい。
 「リュウ〜!朝ご飯よ〜!」
 あ、ママが呼んでる。
 「は〜い!」 トントントントントン

「ふう〜。さてと!いくか!」
タッタッ…ガチャ!
「こんにちは!オダマキ博士!」
「こんにちは。リュウ君。」
「あれ?その子、誰ですか?」
博士の隣の椅子に金髪の髪の長い少女がいた。
 「俺と同じくらいじゃん!」とリュウは思った。
「ああ。。昨日浜辺で倒れていてね。何を聞いても答えてくれないんだよ。名前も教えてくれないんだ。」
博士は少し考えてから、
「君は、今日旅立つんだろう?じゃあこの子も一緒に
  連れてってあげてくれないかな?」
「いいですよ。」
「じゃあよろしく頼むよ。じゃあ2人共ポケモンを
 選び…と言いたいんだが、今初心者ポケモンがいなくてね…」
「おお!そうだ。少し扱いづらいが予備のポケモンをあげよう。」
「扱いづらいポケモン?」
「イーブイ・ニドランの♂・♀なんだが…ここには生息してなくてな。」
「いいですよ!それじゃあニドラン♂で。じゃあ名前はリーノにしよっと」                               少女は何も言わずイーブイをとった。
「それじゃあ行ってきます!」
リュウ達一行は、ミシロタウンを後にした。
              ≪続く≫
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すとろべり〜 #2★2005.06/12(日)18:16
≪第2章≫ 
少し歩いたところでリュウ達は休憩をとる事にした。

リュウは少女のことが気になってきた。
どこから見ても普通の金髪の少女にしか見えなかったが  
あれから一言もしゃべっていないし、 
誰でも見たことのあるモンスターボールを
まるで、始めて見るように眺めている。
ただの変わった子には思えなかった。 
「君、名前はなんていうの?」
リュウは思いきって尋ねてみた。
少女は、はっとして何か言おうとしたが、少し困った顔をすると
うつむいてしまった。

その時だった。   ガサガサッ
「グ、グラエナ!?」
この辺には生息しないはずのグラエナが、草むらから飛び出してきた。
周りには、何匹もののポチエナがいて取り囲まれてしまった。
「くっ…戦うしかないのか…」
おどおどしているとグラエナがいきなり飛び掛ってきた
迷っている暇もない。
「仕方がない…。行け!リーノ!    「つつく」攻撃!」
リーノが出てきてグラエナに鋭いつのを突きつけようとした。
しかし、グラエナはびくともせず、逆に「頭突き」を
くらわされてしまった。
「リーノ!」
そこへグラエナが倒れているリーノに向かってすごい勢いで突っ込んできた。  「とっしん」をする気だ。
「危ない!!」
するといきなり、リーノが目を開けてグラエナの胸元に向かって
「つつく」をくらわした。 いや、「つつく」と言っても
「つのドリル」並の威力だった。
あっという間に、グラエナは倒れてしまった。
ボスの負けに驚き、周りのポチエナが逃げ出して行った。
リュウがあっけにとられているうちに、倒れているグラエナに向かって
モンスターボールがなげられた。
リュウはおどろいてモンスターボールの投げられた方を見てみた。
すると、驚いた事にそこには、少女とフローラ(イーブイ)が立っていた
「ま…まさか…」リュウは今の「つつく」を強くしたのは
フローラの「てだすけ」だと分かった。
しかしリュウは信じられなかった。いくら「てだすけ」でも強過ぎる。「つのドリル」並まではいくはずない。
しかし、今のは確実に「てだすけ」だった。
「い…今の君がやったの?」 リュウが聞くと
少女はグラエナのボールを取りながらこくんとうなずいた。
リュウはあっけにとられてしまった。

すると、少女はボールをしまうと木の枝を取り、
地面に何か書き始めた。
【さっきの質問ですが】
【私の名前はリアと言います。】
「え?・・ああ、名前の事ね。君、リアって言うんだ。俺は
リュウ。 あ、あとさ 俺の名前は呼び捨てでかまわないし、
敬語も別にいいよ。」
それを聞いてリアはニコッと笑った。
その笑顔にはさっきの緊張感とは、違うものがあらわれていた。
              ≪続く≫


リアの手持ちの名前が書けませんでした。
感想の方に書いておきます。
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すとろべり〜 #3★2005.08/06(土)19:04
≪第3章≫
現在位置…トウカシティ(ポケモンセンター)

リュウ達はポケモンセンターでポケモン達を休ませる事にした。
さっきから二人の間には沈黙しかなかった。
(もっともリアが喋らないせいもあるが)
リュウはなんとか話題を探そうとしていた。
そのせいで気づいてないが何かの陰がリュウ達に忍び寄っていた。
「あッ、そういえばトウカには俺のと「ヤッホ〜!!リュウ〜」
いきなり茶髪の男子がリュウに抱きついて(!?)きた。
「ユ・・ユウ!?」
「も〜全然連絡くれないから心配したゼ!!」
リュウは不思議そうな顔をしているリアに気づいた。
「こいつは俺の小さ「わ〜可愛い子だね〜!」
「人の話に重なって喋るな!!」
「ひゃ〜怖いな〜♪(ちょっと嬉しそう)ところで一緒にいるって事は
まさかリュウの彼女?」
「「///」」
「そんな訳ねーだろ!!」
「そんな訳あるから言ってるんだって♪彼女じゃないんだぁ。ふ-ん。
 まっ仲良くしようね!リーアちゃん♪」
ユウはリアにも(おもいっきり)抱きついた。
「ちょっ!ユウ!」
リュウにはリアの目の色が怒りの色なのに気づいた。(どんな色だよ)
ドカッ!!
リアの蹴りが炸裂した。ユウは吹っ飛んで壁にぶつかった。
「すげ…」リュウはあっけにとられた。
      −1時間後−
「ふにゃ?」ユウが目を覚ました。
「大丈夫か?」リュウがきいた。リアも心配そうな顔をしていた。
「あれ?そういえばリアちゃんに蹴っ飛ばされて」
「そもそもおまえが悪いんだぞ。急にだ「いやー!すごいよリアちゃん
さすが、可愛い女の子は強くなくっちゃ〜♪そう言うわけで今後
よろしく〜☆」
「はいっ!?」
「お…おまえも一緒に行くわけ?」
「うんそーだヨ!人数は多い方がいいでしょ?」
「べ…別にいいけど」
「ホント!?わ〜い♪よろしくネ!リアちゃん☆」
ユウはリアに抱きついた。
ドガッ!!
「こりないヤツ…」

ユウが新しく仲間に加わった。
        ≪続く≫
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すとろべり〜 #4☆2005.08/19(金)19:10
≪第4章≫
現在位置…ハギ老人の小屋付近(夜中・野宿中)

「「ぐ〜。ぐ〜。」」(熟睡中)
2(?)人とも明日に備えてなんだかどうだか知らんが(おぃ)
ぐっすり眠っていた。
『カサ…』
何か物音が寝ぼけたリュウの耳に入った。 気になったので起きてみると
ユウはぐっすり眠っていた(ぇ)が、リアの姿が無かった。
外へ出たようだった。 リュウも起きあがり後を付けてみた。

リアは思ったよりすぐ見つかった。
しかし、隠れているのでリアは気づいてない。
リアは海辺で何と大勢の水ポケモンにかこまれていた。
特に膝の上にいるチョンチーが一番リアになついているようだった。
するとリアがなにか話し出した。 日本語ではなかった。
ポケモン語(!?)だった。  少し話し込んでから、
リアはリュックからボールを出してチョンチーになげた。
チョンチーがボールに収まると、リュウの視線に
気が付いたらしく、はっとしてこっちをむいた。
リュウは慌てて隠れ(なぜ?)こっそり戻った。(ぇ)

次の朝
リュウが起きるとリアがユウにチョンチーをみせていた。
リアはリュウにも見せに来たがリュウが見せた反応は
【苦笑い】だったのが今でもリアは不思議だったり(笑)
        ≪続く≫
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すとろべり〜 #5☆2005.08/19(金)20:11
≪第5章≫
現在位置…トウカの森

リュウ達一行はトウカの森の中でバトルの練習をしていた。

リュウ「リーノ!つつく!」
リア【チーちゃん!泡攻撃!】(ポケモン語)

リーノのつつくはするりとかわされ、代わりに泡が当たった。
まあ、そんなこんなでバトルは続き、(おぃ) 結局
勝者はリアだった。 何度も何度も相手を代えてやっているのに
まだ一度もリアは負けてない。 ある意味すごい…

だが、そんなリア達を木の上から見下ろす人物がいるのに
誰も気付いてなかった。 

少し経ってからグラウに教えられ、ようやくリア達もその人物に
気が付いたようだった。

リュウ・ユウ「「誰だ!」」

ユウ「わ〜い♪はもった〜!」
リュウ「ふざけるな!」
ユウの頭に大きなたんこぶが出来たのは言うまでも無い。

???「フッ。 やっと気付いたか」
木の上には黒マントで身を包んだ黒髪の男が立っていた。
目つきも鋭く、いかにも悪いヤツだ。
リュウ「誰だ!」
???「私か? 私は…レオスとでも名のっておくか。」
リュウ「レオス…」
レオス「私はホウエンを征服するため、有能な部下を1人探している。私の見たところ、君達の中のリアと言う娘がバトルに関して
なかなかの腕を持っていると思ってね。連れて行かせてもらうよ。」

そう言うとレオスはひらりと下に降りるとリアを抱き寄せた。
「待てっ!」
リュウ「リアは連れて行かせないぞ!」
レオス「これだから有能で無いヤツは困る。 しょうがない。
ゆけ!フーディン、テレポート。ヘルガ−は煙幕です。」

辺りに煙幕がたちこめた。
「「ゲホッ、ゴホッ」」
煙幕が薄らいできた時はもう遅く
リアもレオスも煙のように消えていた。

       ≪続く≫
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