レディアス☆ | #1☆2005.04/30(土)10:10 |
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ポケモン星☆大暴走☆大家族 第一話 ポケモン星の大家族〜 地球の遥か遠く、ポケモン星という星がある。 そこでは、ポケモン達が仲良く暮らしていた。 「ごらあ”!!まあてえい!!」 「待つもんか!このデブ!」 「なんだと!クソガキャ!」 今、二匹のピカチュウが追いかけっこをしている。 それを見守っているのは、八匹のポケモン達。 「助けて!ゼニー兄ちゃん!」 逃げ回って、兄に助けを求めているピカチュウ、チュピー。 助けを求められた兄ゼニガメ、ゼニー。 どこが兄だよと思う人もいるだろうが、こういう設定だから仕方ない。 この兄弟は、長男のピカチュウ、デカピカ、次男のヒトカゲ、イフ、 三男のピチュー、ビチュー(は?)四男はゼニー、五男はチュピー、 六男はピカチュウだけどピチューという名前。そして、六女のピッピ、ピピ、七男のニョロゾのオタマ、七女のラフレシア、フレアだ。 こうやって書くと、めちゃくちゃ多い。 忘れていたが、チュピーを追い掛け回していたデブピカチュウ、長女のピラー。 次女から五女までは、感想に書いておこう。 父親はピカチュウ、ペルー、母親はピカチュウ、ハニーだ。 この家族は、合計で、十六匹いる。 ポケモン星でも有名な家族である。 ゼニーは、チュピーに助けを求められたが、やれやれと部屋に戻った。 「そんな!?ゼニー兄ちゃん!?」 ピラーのチーズを盗んだチュピーは、一週間、ピラーの召し使いにされた。 「トホホ…。」 チュピーは、泣きながらピラーを扇いでいた。 |
レディアス☆ | #2☆2005.05/05(木)10:49 |
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第二話 ポケモン星豆知識? 「はあい!僕デカピカ!今回は、僕の弟&妹達とポケモン星について説明するよ!」 そうだ、今回は九匹にポケモン星の説明をしていただこうか。 「ポケモン星は、三つに分かれているんだ。」 イフさん、どういうことですか? 「つまり、ポケモン1星、ポケモン2星、ポケモン3星があるってこと。 僕らが住んでいるのは、ポケモン1星のポケル町というところ。」 ほお、そうですか。では、ビチューさん、国の名前は? 「ポケモン星には、国は関係ないんだ。町で別れてるの。 ポケモン1星の王様は、このポケル町に住んでいて、ピカ様っていうんだ。」 そうなんですか。そういえば、この星は地球から見えないって聞きましたけど?ゼニーさん。 「そ。地球からは見えないんだ。だけど、そこの窓から見える湖に飛び込めば、 地球に行けるんだ。でも、ここのポケモン達は、地球ではポケモンにしか見えないんだ。」 それじゃ、チュピーさん、地球からはどうやってポケモン星に来るのですか? 「目立たない所にカラフルな水溜りがあるんだけど、見つけた人も 気味悪がって近づかないの。」 なるほど。では、ピチューさん、ポケモン星に人が来たことはあるんですか? 「えーっと、一回だけきたことがあるらしいんだ。でも、それは 五百年前の話。最近じゃ全然来ないよ。」 …すごいですね…。では、ボーッとしているピピさん、 ポケモン星に人が来ると、どんなことがあるんですか? 「悪かったわね。いつもボーッとしてて。」 質問に答えてください。 「わかったわよ。たいしたことはないわ。ま、その人はポケモンになっちゃうけど。」 は?どういうことですか?オタマさん、もっと詳しく。 「私が聞いた限りでは、その人がなりたいポケモンになれるの。 つまり、ポケモン星にくると、ポケモンの姿になっちゃうの♪」 女装はやめてください。 では、最後にフレアさん、ピカ様の家庭を教えてください。 「…関係ないんじゃない?…王様はピカチュウのピカ様、 王妃様はプリンのプリアール様、王女様がセレビィのセレビア様よ。」 ピカチュウとプリンの間にセレビィ…。 あ、今日はどうもありがとうございました。 |
レディアス☆ | #3☆2005.05/18(水)16:38 |
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第三話 一人目のヒト〜 今日もピラーから逃げ回る九匹。 「待たんかゴルアァ!!」 ドドド… 九匹は、とにかく走った。そして、湖に飛び込んだ。 こちらは地球。 今、一人水溜りの近くに人がいる。 ケンジという名前だ。 ケンジは、水溜りを覗き込んだ。 「なんだこりゃ。変な水だな。油とか?」 その時、小さい子が走ってきて、ケンジにぶつかっていった。 「あ”!?ああ!!」 ケンジは水溜りの中に入っていった。 「ワープして地球へ行けばこっちのもの。」 「隠れる所いっぱいあるしね〜♪」 「…ん?デカピカ兄ちゃん!あれ!」 九匹は、ケンジとすれ違った。 「今のは…?」 「メイビー(多分)…。」 「に。」 「ん。」 「げ。」 「ん。」 九匹の顔が青ざめる。 「五百年前もすれ違ったってパターンだったらしいけど…。」 「関係ないって!」 九匹は、急いでポケモン星に戻った。 「…ポケモン星?」 「そ。」 デランがケンジを座らせた。 「人間がくるのは五百年ぶりさ。」 メガスが包丁を研ぎながら言った。 「あんた、どーしてきたのー?」 「なんでー?なしてー?」 ミーとユーが尋ねる。 「水溜りに入っただけなんだけど…。」 ケンジは、そのときのことを話した。 その時、バーン!と扉が開いて、九匹が入ってきた。 「すっげー!人間だ!」 ここは動物園ではない。 だが、大喜びする九匹。 そして、自己紹介をして、ケンジをつれて部屋を出た。 |
レディアス☆ | #4☆2005.05/19(木)18:06 |
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第四話 「ポケモン星へようこそ!」パーティ! 「…ワシも目が悪くなったモンじゃのお…。」 九匹の目の前にいるのは、ピカ様。 「ピカ様、そんなんじゃありません。本当の人間です。」 ゼニーがピカ様にハッキリ言った。 十秒間、ピカ様が硬直した。 「ほんとうかの?」 「はい。」 チュピーが答えた。 「ケンジといったな。さあ、どのポケモンになりたいか言ってみろ。 そのポケモンにしてやるから。」 「はぁ…?」 ケンジは考えた。 「ストライクが…。」 「はい決定。」 ケンジは、一瞬でストライクになった。 そして、外を見ると、長いテーブルがいくつも用意され、ご馳走が のっていた。ポケモン達は集まり、席に着いている。 「ほら、行こう。」 ピチューがケンジを引っ張った。 「うん…。」←未だに状況が呑み込めていない 『ようこそ、ポケモン星へ!!』 ポケモン達が声を合わせて言った。 九匹は、すぐさまご馳走にかぶりついた。 「これ、これおいしい!」 「こっちだって!」 ケンジも、にっこり笑ってご馳走を食べ始めた。 「ふー、満腹横とび〜♪」 「幸せ〜☆」 ミーとユーが眠そうに言う。 「ケーンージー!今日は泊まって行ったら?」 「うん。」 ケンジは、ポケモン星に泊まっていった。 次の日、ケンジはキョロキョロした。 「どしたん?」 イフが話しかける。 「イヤー、どうやって帰るのかなーと思って。」 「プッ(笑)出てきた場所も覚えてないの!? ギャハハブフフヒヒヒホホホ!!」 意味不明な笑い方をするイフ。 「こっちだよ。」 九匹は、ケンジを見送った。 ケンジは、無事地球に帰れた。 |
レディアス☆ | #5★2005.08/17(水)11:29 |
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第五話 ケンジを呼ぼう!大作戦☆ ☆前編☆ 「あさってさー、何日?」 ゼニーがチュピーに聞いた。 「南京玉簾。」 「は?」 チュピーは、南京玉簾を出した。 「あさって、あさって、あさてさてさてさて、さては南京玉簾♪」 チュピーは、ゼニーに吹っ飛ばされた。 「で、何日?」 今度はオタマに聞いてみる。 「えーっと、◎日∴曜日だよ。なんかあるの?」 「ピカ様の誕生日だよ。」 ピカ様は、今年で5678歳になる。 実は、プリアール様と5000歳離れている。 だが、それでもプリアールさまは678歳ということになる。 どっちもどっちなのだ。 「ねー、ケンジも呼ぼうよー。」 ピチューが言った。 「そだね。」 地球に到着! とりあえず、ケンジの家を探す。 「ケンジって確かあの辺に住んでるって聞いた。」 「ホントかなあ。」 九匹がウロウロしていると…。 キーンコーンカーンコーン チャイムの音だ。 「ん?あれ、学校じゃない?」 「でっけー!」 早速入った。 ケンジのクラスを見つけ、ケンジの机の上にのる。 「よっ、ケンジ。」 ケンジの顔が真っ青になった。 「なんでここにいるんだよ!」 授業中だが、つい大声を出してしまった。 「…あ…。」 先生のめがねがキラーンと光った。 「何がいるんですか?」 「あっいや…その…ポケモンが…ちがう… えーっと…つまり…。」 ケンジは廊下に立たされた。 「トホホ…。お前達のせいだよ…。」 「ところで、ピカ様の誕生日があさってあるんだけど。」 「どうでもいいよ!その日に行くよ!それより、きっと放課後まで ここに立たされて、反省文まで書かされるんだろうなぁ…。 あの先生かなり厳しいし…。」 九匹は、違う所に行って、作戦会議を開いた。 |
レディアス☆ | #6☆2005.05/29(日)22:30 |
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第六話 ケンジを呼ぼう!大作戦☆ ☆中編☆ 「ねえねえ、どうする?」 チュピーが八匹の顔を見る。 「うーん…。」 その時、フレアの顔が明るくなった。 「そうだわ!思い出した!皆、ついてきて。」 九匹は学校を出た。 「三つに分かれて探そう!」 こちらは、デカピカ、イフ、ビチューチーム。 「こっちにはないよ!」 「あっちにもなかった。」 「似たようなもんはあったんだけどなあ。」 こちらは、ゼニー、チュピー、ピチューチーム。 「あったよ!ほら!」 「全然違うって。」 「これは?…あ、違うね。」 こちらは、ピピ、オタマ、フレアチーム。 「…あ!もしかしてこれ!?」 「そう、それそれ!まだある?」 「たくさんあるみたいよ。」 九匹が探していたものは、メタモリーフ。 この葉っぱを、22時間54分39秒煮て、それを念じて飲むと、 どんなものにでもなれるのだ。 「さあ、早く帰って煮よう!」 ポケモン星に着いた九匹。 早速、煮ることにした。 「よぉい…始め!」 メタモリーフを煮始めた。 「さ、僕たちは遊んで待ってよう。」 デカピカが言うと、 「おいおい、約23時間遊ぶのかよ。」 ビチューのツッコミ。 「…。」 流石に何も言えない。 22時間54分39秒後。 「できたできた!早速飲もう!」 九匹は、念じた。 (人間になりたい人間になりたい人間になりたい人間になりたい!) 九匹は、メタモリーフの煮物(?)を飲んだ。 |
レディアス☆ | #7☆2005.08/17(水)11:29 |
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第七話 ケンジを呼ぼう!大作戦☆ ☆後編☆ 休み時間、ケンジが廊下を歩いていると、気持ち悪い顔をした九人が道をふさいだ。 あの九匹が人間に変身したのだが、顔が黄色だったり青だったりで、 他人から見ると気持ち悪い。 本人達は気付いていないらしいが…。 「あなたがケンジ君ですね。ちょっと付いてきてください。」 黄色い顔をした、失敗して女になってしまったチュピーが、 ケンジの腕をガッシリつかみ、引っ張っていった。 「んじゃ、目をつぶって、まっすぐ。」 「ハァ…。ってうわっ!?」 ケンジは見事に水溜りに吸い込まれた。 そして、九人は、ポケモンに戻り、水溜りに飛び込んだ。 「ふう、ほら、ケンジ。パーティの準備手伝って!」 「やっぱり君達だったのか…。」 ケンジはため息をついて、手伝い始めた。 ケンジが作業をしていると、怒った顔の、太ったピラーが九匹にせまってきた。 「あんた達、どこ行ってたのよ。」 「ケンジを呼びに行ってたの。お願い、許して。」 目をうるませながら、ピチューがピラーを見た。 「わ、わかったわよ、許すわ。」 ピチューに負けてしまったピラー。 「それにしても、ケンジはよく来たわね。こんなことするだけなのに。」 「え?」 そこに、あわててデカピカが入った。 「なんでもない、なんでもないよ!あ、パーティのケーキあげるから、 気にしないでよ、ホントに。」 ケンジは、今のセリフを不審に思ったが、作業を続けた。 「終わったよ〜。」 ケンジが九匹の所に行った。 「あ、その荷物、あの馬車に詰め込んどいて。」 ケンジがその馬車(ギャロップ車)を見ると、ピカ様が乗り込んでいた。 荷物が全て積み込まれると、馬車の中からピカ様とプリアール様が手を振っていた。 「へ?」 九匹がケンジに寄っていった。 「ごめん、君がいれば楽になると思って。ピカ様のパーティは、 ポケリン町でやるんだ。僕達は、その準備をやるんだ。」 ケンジは、九匹に蹴飛ばされ、湖に落ちた。 (悔しい…今度あの九匹を騙してやる…!!) いたずらを考えながらワープするケンジであった。 |
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