ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[681] ポケモン星☆大暴走☆大家族

レディアス☆ #1☆2005.04/30(土)10:10
ポケモン星☆大暴走☆大家族 
第一話 ポケモン星の大家族〜

地球の遥か遠く、ポケモン星という星がある。
そこでは、ポケモン達が仲良く暮らしていた。

「ごらあ”!!まあてえい!!」
「待つもんか!このデブ!」
「なんだと!クソガキャ!」
今、二匹のピカチュウが追いかけっこをしている。
それを見守っているのは、八匹のポケモン達。
「助けて!ゼニー兄ちゃん!」
逃げ回って、兄に助けを求めているピカチュウ、チュピー。
助けを求められた兄ゼニガメ、ゼニー。
どこが兄だよと思う人もいるだろうが、こういう設定だから仕方ない。

この兄弟は、長男のピカチュウ、デカピカ、次男のヒトカゲ、イフ、
三男のピチュー、ビチュー(は?)四男はゼニー、五男はチュピー、
六男はピカチュウだけどピチューという名前。そして、六女のピッピ、ピピ、七男のニョロゾのオタマ、七女のラフレシア、フレアだ。
こうやって書くと、めちゃくちゃ多い。
忘れていたが、チュピーを追い掛け回していたデブピカチュウ、長女のピラー。
次女から五女までは、感想に書いておこう。
父親はピカチュウ、ペルー、母親はピカチュウ、ハニーだ。
この家族は、合計で、十六匹いる。
ポケモン星でも有名な家族である。

ゼニーは、チュピーに助けを求められたが、やれやれと部屋に戻った。
「そんな!?ゼニー兄ちゃん!?」
ピラーのチーズを盗んだチュピーは、一週間、ピラーの召し使いにされた。
「トホホ…。」
チュピーは、泣きながらピラーを扇いでいた。
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レディアス☆ #2☆2005.05/05(木)10:49
第二話 ポケモン星豆知識?

「はあい!僕デカピカ!今回は、僕の弟&妹達とポケモン星について説明するよ!」
そうだ、今回は九匹にポケモン星の説明をしていただこうか。
「ポケモン星は、三つに分かれているんだ。」
イフさん、どういうことですか?
「つまり、ポケモン1星、ポケモン2星、ポケモン3星があるってこと。
僕らが住んでいるのは、ポケモン1星のポケル町というところ。」
ほお、そうですか。では、ビチューさん、国の名前は?
「ポケモン星には、国は関係ないんだ。町で別れてるの。
ポケモン1星の王様は、このポケル町に住んでいて、ピカ様っていうんだ。」
そうなんですか。そういえば、この星は地球から見えないって聞きましたけど?ゼニーさん。
「そ。地球からは見えないんだ。だけど、そこの窓から見える湖に飛び込めば、
地球に行けるんだ。でも、ここのポケモン達は、地球ではポケモンにしか見えないんだ。」
それじゃ、チュピーさん、地球からはどうやってポケモン星に来るのですか?
「目立たない所にカラフルな水溜りがあるんだけど、見つけた人も
気味悪がって近づかないの。」
なるほど。では、ピチューさん、ポケモン星に人が来たことはあるんですか?
「えーっと、一回だけきたことがあるらしいんだ。でも、それは
五百年前の話。最近じゃ全然来ないよ。」
…すごいですね…。では、ボーッとしているピピさん、
ポケモン星に人が来ると、どんなことがあるんですか?
「悪かったわね。いつもボーッとしてて。」
質問に答えてください。
「わかったわよ。たいしたことはないわ。ま、その人はポケモンになっちゃうけど。」
は?どういうことですか?オタマさん、もっと詳しく。
「私が聞いた限りでは、その人がなりたいポケモンになれるの。
つまり、ポケモン星にくると、ポケモンの姿になっちゃうの♪」
女装はやめてください。
では、最後にフレアさん、ピカ様の家庭を教えてください。
「…関係ないんじゃない?…王様はピカチュウのピカ様、
王妃様はプリンのプリアール様、王女様がセレビィのセレビア様よ。」
ピカチュウとプリンの間にセレビィ…。
あ、今日はどうもありがとうございました。
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レディアス☆ #3☆2005.05/18(水)16:38
第三話 一人目のヒト〜

今日もピラーから逃げ回る九匹。
「待たんかゴルアァ!!」
ドドド…
九匹は、とにかく走った。そして、湖に飛び込んだ。

こちらは地球。
今、一人水溜りの近くに人がいる。
ケンジという名前だ。
ケンジは、水溜りを覗き込んだ。
「なんだこりゃ。変な水だな。油とか?」
その時、小さい子が走ってきて、ケンジにぶつかっていった。
「あ”!?ああ!!」
ケンジは水溜りの中に入っていった。

「ワープして地球へ行けばこっちのもの。」
「隠れる所いっぱいあるしね〜♪」
「…ん?デカピカ兄ちゃん!あれ!」
九匹は、ケンジとすれ違った。
「今のは…?」
「メイビー(多分)…。」
「に。」
「ん。」
「げ。」
「ん。」
九匹の顔が青ざめる。
「五百年前もすれ違ったってパターンだったらしいけど…。」
「関係ないって!」
九匹は、急いでポケモン星に戻った。

「…ポケモン星?」
「そ。」
デランがケンジを座らせた。
「人間がくるのは五百年ぶりさ。」
メガスが包丁を研ぎながら言った。
「あんた、どーしてきたのー?」
「なんでー?なしてー?」
ミーとユーが尋ねる。
「水溜りに入っただけなんだけど…。」
ケンジは、そのときのことを話した。
その時、バーン!と扉が開いて、九匹が入ってきた。
「すっげー!人間だ!」
ここは動物園ではない。
だが、大喜びする九匹。
そして、自己紹介をして、ケンジをつれて部屋を出た。
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レディアス☆ #4☆2005.05/19(木)18:06
第四話 「ポケモン星へようこそ!」パーティ!

「…ワシも目が悪くなったモンじゃのお…。」
九匹の目の前にいるのは、ピカ様。
「ピカ様、そんなんじゃありません。本当の人間です。」
ゼニーがピカ様にハッキリ言った。
十秒間、ピカ様が硬直した。
「ほんとうかの?」
「はい。」
チュピーが答えた。
「ケンジといったな。さあ、どのポケモンになりたいか言ってみろ。
そのポケモンにしてやるから。」
「はぁ…?」
ケンジは考えた。
「ストライクが…。」
「はい決定。」
ケンジは、一瞬でストライクになった。
そして、外を見ると、長いテーブルがいくつも用意され、ご馳走が
のっていた。ポケモン達は集まり、席に着いている。
「ほら、行こう。」
ピチューがケンジを引っ張った。
「うん…。」←未だに状況が呑み込めていない

『ようこそ、ポケモン星へ!!』
ポケモン達が声を合わせて言った。
九匹は、すぐさまご馳走にかぶりついた。
「これ、これおいしい!」
「こっちだって!」
ケンジも、にっこり笑ってご馳走を食べ始めた。

「ふー、満腹横とび〜♪」
「幸せ〜☆」
ミーとユーが眠そうに言う。
「ケーンージー!今日は泊まって行ったら?」
「うん。」
ケンジは、ポケモン星に泊まっていった。

次の日、ケンジはキョロキョロした。
「どしたん?」
イフが話しかける。
「イヤー、どうやって帰るのかなーと思って。」
「プッ(笑)出てきた場所も覚えてないの!?
ギャハハブフフヒヒヒホホホ!!」
意味不明な笑い方をするイフ。
「こっちだよ。」
九匹は、ケンジを見送った。
ケンジは、無事地球に帰れた。
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レディアス☆ #5★2005.08/17(水)11:29
第五話 ケンジを呼ぼう!大作戦☆    ☆前編☆
  
「あさってさー、何日?」
ゼニーがチュピーに聞いた。
「南京玉簾。」
「は?」
チュピーは、南京玉簾を出した。
「あさって、あさって、あさてさてさてさて、さては南京玉簾♪」
チュピーは、ゼニーに吹っ飛ばされた。
「で、何日?」
今度はオタマに聞いてみる。
「えーっと、◎日∴曜日だよ。なんかあるの?」
「ピカ様の誕生日だよ。」
ピカ様は、今年で5678歳になる。
実は、プリアール様と5000歳離れている。
だが、それでもプリアールさまは678歳ということになる。
どっちもどっちなのだ。
「ねー、ケンジも呼ぼうよー。」
ピチューが言った。
「そだね。」

地球に到着!
とりあえず、ケンジの家を探す。
「ケンジって確かあの辺に住んでるって聞いた。」
「ホントかなあ。」
九匹がウロウロしていると…。
キーンコーンカーンコーン
チャイムの音だ。
「ん?あれ、学校じゃない?」
「でっけー!」
早速入った。
ケンジのクラスを見つけ、ケンジの机の上にのる。
「よっ、ケンジ。」
ケンジの顔が真っ青になった。
「なんでここにいるんだよ!」
授業中だが、つい大声を出してしまった。
「…あ…。」
先生のめがねがキラーンと光った。
「何がいるんですか?」
「あっいや…その…ポケモンが…ちがう…
えーっと…つまり…。」
ケンジは廊下に立たされた。
「トホホ…。お前達のせいだよ…。」
「ところで、ピカ様の誕生日があさってあるんだけど。」
「どうでもいいよ!その日に行くよ!それより、きっと放課後まで
ここに立たされて、反省文まで書かされるんだろうなぁ…。
あの先生かなり厳しいし…。」
九匹は、違う所に行って、作戦会議を開いた。
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レディアス☆ #6☆2005.05/29(日)22:30
第六話 ケンジを呼ぼう!大作戦☆    ☆中編☆
   
「ねえねえ、どうする?」
チュピーが八匹の顔を見る。
「うーん…。」
その時、フレアの顔が明るくなった。
「そうだわ!思い出した!皆、ついてきて。」
九匹は学校を出た。
「三つに分かれて探そう!」
こちらは、デカピカ、イフ、ビチューチーム。
「こっちにはないよ!」
「あっちにもなかった。」
「似たようなもんはあったんだけどなあ。」
こちらは、ゼニー、チュピー、ピチューチーム。
「あったよ!ほら!」
「全然違うって。」
「これは?…あ、違うね。」
こちらは、ピピ、オタマ、フレアチーム。
「…あ!もしかしてこれ!?」
「そう、それそれ!まだある?」
「たくさんあるみたいよ。」

九匹が探していたものは、メタモリーフ。
この葉っぱを、22時間54分39秒煮て、それを念じて飲むと、
どんなものにでもなれるのだ。
「さあ、早く帰って煮よう!」

ポケモン星に着いた九匹。
早速、煮ることにした。
「よぉい…始め!」
メタモリーフを煮始めた。
「さ、僕たちは遊んで待ってよう。」
デカピカが言うと、
「おいおい、約23時間遊ぶのかよ。」
ビチューのツッコミ。
「…。」
流石に何も言えない。

22時間54分39秒後。
「できたできた!早速飲もう!」
九匹は、念じた。
(人間になりたい人間になりたい人間になりたい人間になりたい!)
九匹は、メタモリーフの煮物(?)を飲んだ。
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レディアス☆ #7☆2005.08/17(水)11:29
第七話 ケンジを呼ぼう!大作戦☆  ☆後編☆

休み時間、ケンジが廊下を歩いていると、気持ち悪い顔をした九人が道をふさいだ。
あの九匹が人間に変身したのだが、顔が黄色だったり青だったりで、
他人から見ると気持ち悪い。
本人達は気付いていないらしいが…。
「あなたがケンジ君ですね。ちょっと付いてきてください。」
黄色い顔をした、失敗して女になってしまったチュピーが、
ケンジの腕をガッシリつかみ、引っ張っていった。
「んじゃ、目をつぶって、まっすぐ。」
「ハァ…。ってうわっ!?」
ケンジは見事に水溜りに吸い込まれた。
そして、九人は、ポケモンに戻り、水溜りに飛び込んだ。

「ふう、ほら、ケンジ。パーティの準備手伝って!」
「やっぱり君達だったのか…。」
ケンジはため息をついて、手伝い始めた。
ケンジが作業をしていると、怒った顔の、太ったピラーが九匹にせまってきた。
「あんた達、どこ行ってたのよ。」
「ケンジを呼びに行ってたの。お願い、許して。」
目をうるませながら、ピチューがピラーを見た。
「わ、わかったわよ、許すわ。」
ピチューに負けてしまったピラー。
「それにしても、ケンジはよく来たわね。こんなことするだけなのに。」
「え?」
そこに、あわててデカピカが入った。
「なんでもない、なんでもないよ!あ、パーティのケーキあげるから、
気にしないでよ、ホントに。」
ケンジは、今のセリフを不審に思ったが、作業を続けた。

「終わったよ〜。」
ケンジが九匹の所に行った。
「あ、その荷物、あの馬車に詰め込んどいて。」
ケンジがその馬車(ギャロップ車)を見ると、ピカ様が乗り込んでいた。
荷物が全て積み込まれると、馬車の中からピカ様とプリアール様が手を振っていた。
「へ?」
九匹がケンジに寄っていった。
「ごめん、君がいれば楽になると思って。ピカ様のパーティは、
ポケリン町でやるんだ。僕達は、その準備をやるんだ。」
ケンジは、九匹に蹴飛ばされ、湖に落ちた。
(悔しい…今度あの九匹を騙してやる…!!)
いたずらを考えながらワープするケンジであった。
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[681]

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