ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[690] ポケモン島の仲間たち

まなみん #1★2005.08/01(月)18:46
ここは、カントー地方からはるか南にある島「ポケモン島」
 そこには人はほとんどいなく、たくさんのポケモンたちが楽しく平和に暮らしています。
 これは、その島に住んでいるラティオスとラティアス兄妹のお話です。
 
 第一話満月の夜の危機
 「お兄ちゃん、早く」
 赤色のポケモンが手にたくさんのクラボの実を抱えながら満月が上った夜の海岸を飛んで行きます。ラティアスの「ティアス」である。
 「そう急ぐなよティアス」
 後からついて来る青いポケモン…ラティオスの「ティオ」である。
 2匹は、木の実を持って家に帰る途中だった。
EATcf-389p232.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #2★2005.07/02(土)21:32
第二話満月の夜の危機その2                 ティオとティアスは、家に帰る前に、クラボの実を親友のラッキーとエフィエに届ける事にしました。              ティアス「ラッキーちゃーん」               「はーい」 カタカタと音がして出て来たのは、一匹のブラッキーでした。
EATcf-396p79.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #3★2005.06/20(月)21:20
第3話満月の夜の危機その3                 ラッキー「あ、クラボの実〜。私超大好き〜。ありがと〜。」 ラッキーは、クラボの実を見て、一瞬すごくうれしそうでしたが、
 ラッキー「まあせっかく来たんだし、上がって行きなよ。」
 と、2人を中に招き入れてくれました。           中では、一匹のエーフィが、椅子に座って、何か古い紙の様な物を読んでいました。
 ティアス「エフィェ、その紙何?。」            エフィェ「え?、これ?これはね、このポケモン島に古くから伝わる古文書なの。こう書いてあるのよ。えーと、「ポケモン島は二千後、災いが降りかかるであろう。」ってね。」      ティアス「二千年後、災いが降りかかるであろう?エフィェその話本当なの?」                      エフィエ「本当らしいよ。実際に、二千年前、この島で大洪水が起きたらしいから。」                   みんな、しばらく黙っていました。
EATcf-389p192.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #4☆2005.05/13(金)17:50
第四話  満月の夜の危機その4
   ポツリ………   ザアア……
  ティオ「あっ、雨だ。」
   突然、大雨がふって来ました。      
  エフィエとラッキー「変だね………」
  ティオとティアス「変って何が?」              エフィエ「今
日は、天気予報で、「今夜は、さわやかな満月      の晩になるでしょ
う。」って言っていたのに、何で      雨が降るの?」
  ラッキー「そうだよね………」
   みんな、またしばらく黙っていました。  
  その時、ティアスの頭の中で、不思議な声が聞こえました。
          (助ケテ………) 
  ティアス「え?」
  ティオ「ティアス、どうかしたか?」
  ティアス「ううん。何でも無いよ、お兄ちゃん。」
   そう言いながらもティアスは、頭の中で、さっき聞いた声 の事を考えていました。
EATcf-394p118.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #5☆2005.05/13(金)18:54
第五話満月の夜の危機その5
 ラッキー「まあ、こうなったら仕方無いか。今日は家にとまって行きなよ。」
 ティオ「え?!ホントに?」   
 エフィエ「うん!本当だよ!」
 ティオ「良かったな!ティアス!!」
 ティアス(あの声は一体何だったんだろ……)    ティオ「オイ!ティアス!!」
 ティアス「え?あ、うん!」
  案内してもらった部屋の窓から、ティアスは、雨が降り続ける空を眺めた。
 ティオ「ティアスは、本当に昔から空を眺めるのが好きだな。じゃ、お風呂はいってくる。」
 ティアス「うん………」
  ティオは、ティアスにそう言うと、部屋から出ていきました。
EATcf-394p118.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #6★2005.06/08(水)07:17
第六話満月の夜の危機その6
 ティアス(少しだけ、外に出て見ようかな。)  
 ティアスは、そう決めると窓から飛び出した。        雲を抜けると、そこには、満月がキラキラとかがやいていた。 その時、ティアスは、満月のずっと真下に、何かあるのに気づいた。
 しかし、ティアスは、自分の見間違いだと思い、部屋へ戻りました。 もう、眠たかったのです。              ティアスは、部屋へ戻ると、ベットに倒れ込み、そのまま眠ってしまいました。
EATcf-392p13.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #7★2005.06/20(月)21:28
第七話不思議な声の正体
 次の朝、ティアスは、目が覚めると、ベットから降りて、空を見上げました。今日は、雲一つ無い青空でした。  
 それから、ティアスは、ティオを起こし、下へ朝食を取りに行きました。朝食を食べながら、ティアスは、エフィエに、
 ティアス「ねえ、今日はさ、天気いいからさ、どこかいかない?」といった。
 エフィエ「うん!いいね!!」           
 エフィエは、とてもうれしそうでした。やっと階段を下りて来たティオも賛成した。 
 ティアスは、部屋に戻ると、空を見上げて笑いました。それから、無意識に、自分の右手首をみた。少し大きめのリングがはめてありました。リングの真ん中には、「光のたま」と言われる宝石が付いていた。下から、ティオの呼ぶ声が聞こえてきました。
 ティオ「ティアス〜。行っちゃうぞー。」
 ティアス「はーい。今行く〜。」
 ティアスは、そう言うと階段を下りて行った。
EATcf-389p192.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #8☆2005.05/16(月)19:54
第8話不思議な声の正体その2   
  ティアス「で、どこ行く?」  
  全員「………」 
  みんな、黙りこんでしまいました。どこへ行くか決めていなかったのだ。 
  しばらく相談が続いた後で、今日は島を一回りしてみようと言う事にした。 
  ラッキー「じゃ、まず「木の実の森」からだね。」
  そしてティアス達は出発しました。
EATcf-388p152.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #9☆2005.05/18(水)20:28
第9話木の実の森の大会
 ティアス達は、森の入り口から、中に入った。
 入るとすぐに、目の前は、木の実、木の実、木の実…
 ラッキー「わあ、木の実がたくさんあるよう。」
 エフィエ「また始まった……」
 ちょうどその時、
    グ〜  キュルルルルル…
 全員「お腹へった〜」
 エフィエ「お弁当持って来たよ〜」
 そして……
 全員「は〜。おいしかった〜」
 ティアス「じゃ、行こっか。」
 みんなでしばらく歩いて行くと、<木の実取り大会>と書いて
ある立て札が、目に入りました。
 何だか面白そうだな〜と思い、その場所に行って見る事にした。
EATcf-439p186.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #10☆2005.05/22(日)14:42
第十話木の実の森の大会その2
 ティアス達は、入り口から中に入った。 
 と、ちょうどその時、
 ?と?「あっ、ティアス!それにティオも!」
 声をかけて来たのは、木の実の森に住んでいるラルトスのラルスと、キルリアのリアスだった。
 ティアス「久しぶりだね〜。ラルちゃんたちも来てたの?」
 ラルス「うん。それからね、ミユと、ユウと、アルルが来てるよ。案内してあげる〜。」
 ラルスは、みんなを、ミユたちが待っている場所へ連れて行きました。
        =つづく=
EATcf-391p193.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #11☆2005.06/05(日)19:48
第十一話木の実の森の大会その3
 ラルトがみんなを案内したのは、ポケモン島にしかなっていない、「レインの実」と、「ポケモンの実」の木の下だった。
 そこには、一匹のミュウツーとミュウ、そしてアブソルが行た。
 アブソルは、右目が青、左目が赤色をしていて、右前足には傷がありました。
 アルル「やっほー、お久しぶり〜。」
 ミユ「大会参加するの?」
 ティアス「うんっ」
 それから、ティアスたちは、受付をすませ、その場所へ行きました。
 そして、   ピピピーッ
 ティアス「たしか、ルールでは木の実をたくさん集めて10分以内に戻ってくるんだって。」
 ラッキー「じ、10分?!」
 ティオ「あっ、ちょうどあそこにモモンの実の木がある!。」
 アルル「まかせて。」
 アルルはそう言うと前に出た。
 木の前まで来た時、アルルの頭のカマの様な所が青白く光りだした。
 アルル「とぉりゃー」
 アルルはその光を木にぶつけました。
    ドサドサ、ボタボタ…
 木はすごい勢いでゆれ、木の実がおちてきました。
EATcf-439p204.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #12☆2005.06/08(水)21:30
第12話ポケモン島の危機
 そして、3分後……
 ティアス「よいしょ、よいしょ。」
 ティアス達は大量の木の実を抱えてスタートに戻った。
 そして、結果は―「優勝」
 エフィエ「走るの大変だった〜。」
 ラルト「ラッキー走るの遅かったね〜。」 
 ラッキー「ねえ。それって私のこと?」
 ラルト「うん。そうだよ。―ってえ?」
 ラルトは不思議そうに、ラッキーに顔を向けた。
 ラッキー「噛みつく。」
  ガブリ。
 ラルト「ぎいやぁぁ〜。いでぇ〜。」
 エフィエ「あーあ。」
 数分後……
 ティアス「じゃ、ホラ、いくよ〜。」
 そしてティアス達はまた出発した。
 数時間後―
 ティアス達は最後の場所、「満月海岸」に来ていた。
 もう、辺りはすっかり暗くなっていました。
EATcf-439p46.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #13☆2005.06/10(金)22:04
第13話ポケモン島の危機その2
 ティアス達は仕方がないので、キャンプをして眠りました。
 次の朝、ティアスは夜明け前に目が覚めた。
 ただ、半分眠っていたので、海から朝日が登るのを見ていた時、ウトウトしてしまい、海に落っこちてしまった。
 バシャン…… ザバァッ
 ティアス「ちべてぇーっ。」
 ティアスが大きな声を出したので、寝ていたみんなも起きてしまった。
 リアス「にゃにごとなの?」
 ティオ「ティアス。どうかしたかー?」
 ティアス「何でもないよー。」
 その後、木の実で朝食を取り、みんなが海で泳いでいる時に、
ティアスは、遠くを見る様な目で、海の向こうばかり見ていた。
 ティオ「どうしたんだ?ティアス。何かあるのか?」
 ティアス「うん。大きい白と黒のもようが付いた物がこっちに向かって来てるよ。」
 ティオがティアスの見ている方向を見ると、確かに海の向こうに、白と黒の大きい物が見えた。 
 それは、だんだんこっちに向かって来ていた。
 ティオ「とりあえず、姿を消して行くぞ。」
 ティオはそう言うと姿を消した。
 ティアス「はーい。」
 ティアスもそう言うと、姿を消した。
 そして、2人は海飲向こうへ飛んで行った。
EATcf-387p36.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #14☆2005.06/11(土)14:58
第14話ポケモン島の危機その3
 ティアスとティオが見たのは大きな船でした。
 ティアス「大きい船だね〜。あ、誰か出てき…」
 ティオ「ティアス、とりあえず行くぞ。」
 ティアス「行くって、どこに?」
 ティオ「あそこに行って話を聞いてみる。」
 ティアス「盗み聞きはよくないんじゃ…」
 ティオ「ホラ、行くぞ。」
 ティアス「お兄ちゃんは、昔からせっかちなんだから。」
 ティアスは、少し笑いながらティオについて行きました。
EATcf-386p199.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #15★2005.06/12(日)18:32
第15話ポケモン島の危機その4
 ティオとティアスは、姿を消したまま、その人たちに近付きました。その人たちは白い服を着て、腰には黒いモンスターボールと銀色のモンスターボールを付けていました。ティアスは、モンスターボールが初めてだったので、興味しんしんで、
 ティアス「ねえ、お兄ちゃん。この丸いもの何?」 
 と聞きました。ティオは、
 ティオ「その話は後で話す。それより何か話すみたいだぞ。」
 と言い、それから後はじっとしていました。
EATcf-437p63.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #16☆2005.06/14(火)19:24
第十六話ポケモン島の危機その五
 ?「えー、それでは、作戦会議を始める。」
 先頭に立っていた赤い髪と目をした男が話し出した。
 ?「われわれハイパー団は、ポケモンの捕獲と研究のため、ポケモン島に向かう。」
 話し終えた時、前にいた青い髪と目の女性団員が手を上げた。
 ?「質問だけど、ファイス。どうしてその事、昨日のうちに言ってくれなかったの?」
 ファイスと呼ばれた男が答える。
 ファイス「アクラス。お前がこれ以上ボケだったら、船から放り出すぞ。じゃ、計画とチームは昨日話しておいた通りだ。それほど必要無いので七匹までだ。まあ、それぐらいだから、モンスターボールは使わないで、この「ハンターネット」を使え。今日の正午に行動開始だ。では、会議終わり!」
 ティオとティアスは、ただその場に立ちつくし、呆然としていた。
 ティアス「大変だよ。早くみんなに知らせなきゃ。」
 ティオ「そうだな。それに、「ハンターネット」と言う物が少し気になる。」
 そして、ティオとティアスは全速力で島に戻っていった。
 
EATcf-393p216.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #17★2005.06/15(水)20:28
第17話ポケモン島の危機その6
 もう太陽は海から離れていました。海は、日の光でキラキラと輝いています。少し暖かい南風が浜辺に吹いていた。
 ティアスとティオが戻ると海で泳いでいたみんなが口々に言った。
 エフィエ「どうしたの?散歩にでも行ってたの?」
 ユウ「エフィエ、それはないだろ。散歩にしては遅すぎる。」
 ティオ「そうなんだ。実は―」
 海で会ったハイパー団のこと、そのハイパー団が自分たちを捕まえようとしていること―
 ミユ「そんな…嘘でしょ?!」
 みんな、話を聞き終わるとがく然とした。
 リアス「でも、もし本当だったら急いでみんなに知らせないと…」
 ティアス「今から知らせたって、もう遅いみたいだよ。」
 ティオ「何言ってるんだよティアス。まだ、正午に…」
 太陽は、もう上がるだけ高く上がっていた。銀白色と、スカイブルーに染まった海に大きな白い物がこっちに向かって来ていた。ハイパー団の船だ。
 ユウ「どうする?」
 ティオ「もう戦うしかないな…それじゃ、ラルスとリアスは、みんなを「秘密の庭」に集めてくれ。他のみんなは、ここに残ってハイパー団と戦う。後で、「秘密の庭」に行く。」
 全員「了解!」
 ティオ「ティアス。どうした?」
 ティアス「私は戦えない!誰も傷つけたくないの!」
 ティオ「でも、話し合いで解決出来る相手じゃないんだぞ!」
 ティアス「もう知らない!お兄ちゃんの分からず屋!!」
 ティアスは、そう叫ぶと姿を消した。
 ミユ「ちょっとティアス!ティアスってば!」
 ティオ「放っとけ。もういいんだ。」
 ラッキー「ティオ何か最近変だね。」
 ティオは何も応えなかった。
 ティアスはみんながいなくなってから座り込んだ。ティオが声をかけてくれると、思っていたのに…
 ティアス「お兄ちゃんの分からず屋…」
 ティアスの目からは、いつの間にか涙がこぼれ落ちていた。
EATcf-433p87.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #18★2005.07/28(木)20:28
第十八話ポケモン島の危機その7
 ティアスは、ずっと木の陰で泣いていました。
 ティオと離れてからどれ程たったのだろう。海岸の方からは、ポケモンたちの叫び声が聞こえてくる。ティアスは、ずっと木の陰に座り込んでいました。
 ティアス「もう、みんな知らない。…みんな」 
 その頃、海岸では―
 ティオ「くっ、強い。」
 ミユ「はあ、はあ。もうだめだよ。」
 一方、後ろの方では、2人の男が何か話していた。
 ?「どうですか?リーフス。そろそろですか?」 
 リーフスと呼ばれた男が答える。
 リーフス「そうだな。」
 ウィスト「そうですか…。ではそちらから始めて下さい」
 リーフス「わかった。フシギバナ!ソーラービームだ!!」
 ソーラービームが、ミユとユウに向けて発射される。ティオが2人に急いで指示を出す。
 ティオ「ミユ、ユウ。リフレクターだ!」
 しかし、もう疲れきっていた2人のリフレクターは、強力なフシギバナのソーラービームに、壊されてしまう。ソーラービームが、2人に命中する。かなりのダメージだった様で、ミユとユウはふらついてしまう。
 リーフス「これで十分だな…行け!ハンターネット!!」
 リーフスの投げたハンターネットは、バシッと言う音とともに広がり、ミユとユウの体に巻き付いた。しかも、それだけではなく、巻き付いた瞬間、2人の体に電気が走っていた。
 ミユ「何これっ。くっ…外れないっ!」
 ミユは必死で外そうともがいていたが、ハンターネットはミユがもがけばもがくほど、ミユの体に絡み付いている様だった。
 一方、ユウの方は、身動き一つしていなかった。ユウは、ミユよりも大きいダメージを受けていたので、ハンターネットの電撃を受けた時からほとんど、体力が残っていなかったために、動け無かっった。
 リーフス「よしっ、OKだ。ウィスト。次はお前だぞ。」
 ウィストと呼ばれた男が答える。
 ウィスト「そうですか。分かりました。オオスバメ!つばめ返し!!」
 オオスバメのつばめ返しが今度はラッキーとエフィエに命中する。そして、ラッキーとエフィエも捕まってしまう。 
 残りは、アルルとティオだけになった。
 ウィスト「やっていいですよ―。リーフス。」
 リーフス「分かった―。フシギバナ!ソーラービームだ!」
 ソーラービームが、2人に向けて発射される。2人は動かなかった。ソーラービームがもう少しで、2人に命中する―。
 その時、ティオの頭に、ふといい考えが浮かんだ。
 続く
EATcf-387p123.ppp15.odn.ne.jp
まなみん #19★2005.08/04(木)21:13
第19話ポケモン島の危機その8
 ティオはこれしかないという行動をとった。
 ソーラービームに向かって、ラスターパージを放ったのだ。
 ラスターパージとソーラービームが空中でぶつかり爆発が起きた。
 ティオは何とか持ちこたえたものの、ふらついてしまう。
 ウィスト「もうお疲れですか…。残念ですがここで捕獲させてもらいます」
 ティオとアルルも、ハンターネットに捕まってしまう。
 ティオ「ごめんな…ティアス・・」
 ティオは電気でだんだん意識が遠のいていった。
 周りの物全てがぼやけていく…。
 
 ティアス「お兄ちゃん!」          
 ティアスは、泣き疲れて寝てしまっていたようだ。
 もう満月がすっかりの上っていた。
 月明かりが、海を明るく照らしていた。
 ティアスは猛スピードでティオたちのいた、浜辺へと戻ったが、そこには誰もいなかった。「秘密の庭」にも行ってみるが、そこにもラルスとリアス、そしてポケモン島のみんなしかいない。ティオはどこにもいなかった。
 ティアス「お兄ちゃんー!ラッキー!エフィエー!ミユー!ユウー!アルルー!」
 声が暗い海に反響するだけで、なにも返事はなかった。叫ぶのをやめると、いつもの静かな海になった。波の音だけが聞こえる…。
EATcf-439p89.ppp15.odn.ne.jp
[690]

このページは http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/690.htm のアーカイブです。

ぴくの〜ほかんこ