ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[751] 終わり無き戦いの道――トレーナーズ大乱闘

ひかる #1★2005.07/23(土)13:30
〜始めに〜
http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/539.htm (→ほかんこ)
http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/644.htm (→ほかんこ)
上から一作目、二作目です。今回私は3作目になるわけですが、新しい別の物語を書きます。しかし、前作に登場したキャラを引き続き使う時が何回も出てくると思います。
初めてそのキャラをみても抵抗がないように出来る限り1から説明しますが、そのキャラの過去を知りたい場合や、前はどんな行い・行動・性格だったのを知りたい場合は、前作・前々作を御覧頂ければと申し上げます。
ストーリーは前作「トレーナー達の大冒険」とは全く関係ありません。御注意下さい。

では、次から新しい物語の始まりです!
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ひかる #2☆2005.07/23(土)13:31
〜プロローグ〜
あの大冒険から、4年…
ポケモンを自在に操るトレーナー。
ここ、オーレ地方では最近、また新しい悪の集団がうろついている。
しかし、前回の冒険で出会った、謎の少女達。ポケモンの世界に終わりはない。そのようなことを告げるかの様に不思議なことが起きている。
この世界では戦いが絶えない。ポケモンバトルという戦いが。そんな厳しい戦いの世界を、生き抜くトレーナー達がいたのだった…
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ひかる #3☆2005.07/23(土)13:34
第一章『大乱闘の始まり 少年と少女の旅立ち』
第一話『事件発生!』
緑の風が豊かに降り注ぐ…
そう、ここはアゲトビレッチ。散歩から帰ってきたレオは、ミレイの家で暮らしている。
ミレイはテレビを、ラオはパソコンで遊んでいる。レオはベットで休むことにした。
ベットにはいると、疲れたのか直ぐに寝れた。ベットに太陽の光が降り注いでいる。
―――寝始めてから15分後…
ミレイが受話器を持ってきながらレオの方に来た。ミレイはレオに、「今すぐ起きないとアレね…」と言ってレオをドタン!と起こした。
ミレイ「レオ〜、フィナから電話だよ。」
レオ「ゲッ、マジでー!フィナからの電話なんて聞けるはずないzy…グハァ」
ミレイ「いいからさっさと出なさい;」
出た、ミレイのスカイアッパー。強制的に電話に出ることに…
レオ「もしもし?」
フィナ「シャドーがまた動き出したみたいだ。何度やっても懲りないなあいつら。」
レオ「まあ、懲りないは懲りないけど…」
フィナ「あちこちでスペシャルダークポケモンが出回って、被害報告が来ている。つぶしにいかないとな…」
レオ「そりゃ潰さないとマズイよ。」
フィナ「と言うわけで潰しに行くぞ。バトル形式は大乱闘。」
レオ「だ、大乱t…」
レオが言い終える前に電話は切れた。一体大乱闘って何だろう…?
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ひかる #4☆2005.07/23(土)13:37
第二話『大乱闘のポケモンバトル』
「あ、フィナからメールが来てる。」
電話が切れた際に、同時にメールが送信されてきた。
レオの携帯端末『PD★A』に。
《大乱闘のルール
基本:相手のポケモンの体力を攻撃して消耗を蓄積させ、弱った時に場外に吹っ飛ばせば勝ち。
但し吹っ飛ばされた場合に、何らかの手段を用いて場内に復帰することが出来ればセーフ。
スナッチ:通常通り、体力が少なくなったら吹っ飛ばすのではなく、スナッチボールを投げてスナッチする。
決着:相手の手持ちポケモンを全て吹っ飛ばせば勝ち。自分の手持ちポケモンを全部吹っ飛ばされたら負け。
処理:吹っ飛ばされて場外に行ってしまったポケモンは、持ち主のボールの中に自動的に戻される。》
レオ「へぇ、大乱闘ってこんなバトルか…」
こんなポケモンバトルは初めてだった。全世界でオーレ地方だけが採用している方式だという。
一体こんなバトル形式ではどんな結果になるか…
無理矢理起こされ、不快感になったレオは、またベットに入り寝始めた。
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ひかる #5☆2005.07/23(土)13:43
第三話『旅立ち』
また眠りについたレオ。もう当分は起きなかったそうだ。
―――翌日。
雲一つない快晴で迎えた朝だった。小鳥のさえずりがする。
例の少女がまた「早く起きて準備しないと、アレね…」と言って、例の少年はドカッ!と起き、準備をガサゴソした。
「じゃあ、行ってくるね。」
と例の少年と少女が言うと、ローガンとセツマは「行ってらっしゃい。気おつけて帰ってきなよ。」
と言って送った。
後少し遅かったらレオはミレイに何をされていた事やら…;
レオとミレイのことはまた後で様子を見てみよう。

その頃、オーレ地方のとある場所では、まだみぬ能力を持ったトレーナーが、元気いっぱいに生活していたのであった…

第一章『大乱闘の始まり 少年と少女の旅立ち』終わり
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ひかる #6☆2005.07/24(日)09:20
第二章『便利なリュウトの私生活』
第四話『これぞ大乱闘のポケモンバトル』
レオ、そしてミレイが家から旅立ったその頃…
オーレ地方ポケモン総合研究所ゲート周辺。8時25分。
「行け、イーブイ!!」
「こっちだって!ラッタ!」
この元気いっぱいなトレーナ。イーブイを出したのは『リュウト』。そしてその対戦相手はこの研究所の研究員。
リュウト「イーブイ!かみつくの後にでんこうせっかだ!」
研究員「交わせ!」
何とか研究員のラッタは交わせ、イーブイのかみつくは外れたしまった。が…
研究員「続いてかみつけ!」
リュウト「イーブイ!今だ!」
ラッタがかみつこうとした瞬間、さっきリュウトが指示したでんこうせっかが発動!もの凄いスピードでラッタに接近中!
研究員「急いでかみつけ!」
しかし遅かった。先にイーブイのでんこうせっかが急所にカウンタークリーヒット!ラッタはしびれて動けなくなってしまった!
リュウト「今だ、イーブイ!スプリングブラストで相手を吹っ飛ばせ!」
イーブイ「ブイィイイィ!」
イーブイのスプリングブラストが発射された!間もなくラッタに直撃!
ラッタはどこかに遠く吹っ飛んでいった。
と…
研究員「くぅ…またリュウト君に負けるなんて…」
ラッタは研究員のボールに戻された。どうやら研究員の負けなようだ。
リュウト「じゃあね!またバトルしようね〜!」
研究員「ハァ…今度は違う研究員にやらせt、グハァ!」
研究員幹部「黙 れ!」
研究員「ヒイィイィ!スイマセンッ!」

ポケモン総合研究所メインゲート。
グレイン「リュウトも結構強くなったなぁ…」
「ええ、そうですね。」
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ひかる #7☆2005.07/25(月)07:26
第五話『突然の進化』
「ルールルル♪今日も戦闘員に勝ったぞぉ♪」
と軽快なリズムで歌いながら中央通路を走るリュウト。
〈ポケモン総合研究所メインゲート〉
グレイン「なぁ、そろそろ渡しちゃってもいいのかなぁ…」
助手「まだ早いと思いますよ。」
グレイン「まだまだなのかなぁ…」
ちょうどその頃グレインと助手は、リュウトに進化の石をあげるかあげないかを討論していた。結果は…
〈ポケモン総合研究所中央通路〉
「ピピピ…ピピピ…ピピピ…」
リュウト「あ、メールだ。誰からだろう…って、お父さんから(グレイン所長)!?近くにいるんだから直接会ってもいいのに…」
《件名:頑張れ!
本文
大乱闘のバトル、頑張っているな。そこである物をプレゼントしたいんだ。直ぐにメインゲートにきてくれないか?》
リュウト「プレゼントって何だろう?ってもしかして!」
期待半分でメインゲートにつくリュウト。しかし彼はこの後大喜びするプレゼントを受け取ることになる。
リュウト「グレイン所長!来たよ!」
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ひかる #8☆2005.07/29(金)21:49
第六話『謎の空間』
グレイン「おお、やっと来たかー…待ちくたびれたよぉ〜…」
リュウト「まぁまぁそれは置いておいて下さいよ。」
グレイン「おっと!忘れていたな。リュウト。いいか?そこからゆっくり5歩歩いてくれ。」
リュウト「5歩歩くって…意味あるの?大体何のつもり?」
グレイン「フフフ…それは秘密。ささ、早く歩いて。」
リュウト「歩いてって…。。。いいよ、歩いてみるよ。」
リュウトはまるで図書館に入るように小さく5歩歩いた。
リュウト「1、2、3、4、5h…ありゃりゃりゃりゃぁ…」
リュウトが五歩前に歩いた瞬間、リュウトの全身を謎の物体が包み、次の瞬間、リュウトは瞬間的にワープされた。
〈バーチャルトレーニング室内〉
リュウト「って…一体ここは何処なんだよ?」
《ピピピ…ピピピ…》
リュウト「何だ?電話か?」
リュウトはPD★Aの受信ボタンを押した。
グレイン(電話)「リュウト、聞こえるか?今リュウトがいるのはバーチャルトレーニング室だ。」
リュウト「ば、バーチャルトレーニング室!?」
グレイン(電話)「様々な仕掛けが張り巡られている。もしリュウトがこの仕掛けを全部突破できて、ゴールまで来れたらそれはその時だ。リュウトが持っているイーブイを出して挑戦してくれ。」
リュウト「ちょま…グレイン所長ぉ!!」
リュウトの言ったことは聞こえず、「プツッ」と電話は切れた。
リュウト「ハァ…こんな事やれって言われても…」
リュウトは、頭をひねていった。
リュウト「でも、出来たらアレか…」
そして次、リュウトは決心した。
リュウト「出てこい!イーブイ!!」
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ひかる #9☆2005.08/02(火)15:53
第七話『トレーニング…だけど…』
クレイン(電話)「リュウト、まずはそこにあるバーチャルトレーナーと戦ってもらおう。勝てばトレーニング終了だ!それだけだ。」
リュウト「トレーニングなのかよ…」
目の前をみるとそこにはバーチャルトレーナーが!今にも攻撃を仕掛けて来そう!
リュウト「仕方がない!イーブイ!でんこうせっか!」
トレーナーA「行きなさい、エーフィサイケ光線!」
イーブイはサイケ光線を食らいながら、相手に接近!
トレーナーA「スプリングブラスト!」
リュウト「早過ぎじゃ無いか?」
エーフィ「フィイィイィイ!」
エーフィのスプリングブラストがイーブイに直撃!がしかし!
イーブイはダメージがさほど蓄積されていなかったので吹っ飛びはしなかった。
リュウト「指示変更!イーブイ、かみつく!」
イーブイは指示を受けて猛スピードで口を開きながら接近中!
一方のエーフィは、スプリングブラストでかなりのパワーを消費してしまって動けない!
効果は抜群だ!
トレーナーA「グリップブラスト!」
リュウト「ええっ!?」
エーフィ「フィ!」
瞬く間にグリップブラストが発射!ダメだ!交わせない!
リュウト「何なんだ、あの技は…」
トレーナーA「まだまだ!エーフィ、シャドーボール!」
エーフィ「フィイ!」
リュウト「単発技じゃダメ何じゃ無いの?イーブイ!アレだ!」
イーブイ「ブイ!」
イーブイが行った行動は、カベに乗り移り反射してスプリングブラストという物。
イーブイ「ブィイィイィイ!」
スプリングブラストが発射!エーフィは吹っ飛んだ!
バーチャルトレーナーは消えた。
クレイン「やるじゃないかリュウト。脱出してくれ。」

〈所長室〉
クレイン「さぁ、約束通りアレをあげよう。」
クレインはニコニコ顔。でもアレって!?

         第二章『便利なリュウトの私生活』
             =終わり=
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ひかる #10★2005.08/12(金)23:20
第三章『新たなる進化・技術・物語の始まり…そしてライバル』
第八話『少女の気配…ダークポケモン』
レオとミレイの旅立ちからもう二日は経っている。今リュウトが訓練を終え脱出した頃だ。
その頃、バイクに乗りレオとミレイはポケモン総合研究所が見えるところを走っていた。
ミレイ「…ん?」
レオ「どうした、ミレイ。」
ミレイ「…」
レオ「早く言えよ。」
ミレイ「えぇっ!?どういうこと!?ポケモン総合研究所付近にダークポケモンの気配が…」
レオ「本当だろうな?ミレイ?」
ミレイ「確かにそう感じるけど…」
レオ「なら行くぞ!動き出したシャドーかも知れない!」
ブオォオン!という音と共にバイクはポケモン総合研究所に向けて全速で走っていった。
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ひかる #11★2005.09/12(月)16:49
第九話『突如現れた悲劇』
クレイン「それにしてもリュウトは強いなぁ。良しっ!これをリュウトにあげよう!」
リュウト「ま、マジかよ…(涎)」
リュウトの目の前には色々な装置やら石やらが置いてある。
クレイン「えぇ〜っとな…、これが『スナッチマシン』。このマシンを使うと、相手のポケモンをスナッチする事が出来る。」
リュウト「うわっ、メチャカックイイ!…?アレ?でもスナッチって?」
クレイン「ああぁぁ、スナッチというのはポケモンを『奪い返す』と言うことだ。実は…これを作ったのは訳がある。シャドーと言う悪の組織が持つ危険なポケモン、『ダークポケモン』を保護するために―」
リュウト「…ねぇ?そのスナッチして保護する仕事ってもしかして俺がやるのぉ?」
クレイン「…(ば、ばれてる!?)」
リュウト「…やっぱり。僕がやるみたいだね。その顔は。」
クレイン「あ゛、いやぁ〜…その通りなんだ。」
リュウト「ややっ!そこにあるはちまきみたいのは!?」
クレイン「それは、オーロラサーチャ。ダークポケモンかどうかを見抜く装置さ。」
リュウト「うわぁ、マジで凄いもの尽くしじゃん。」
クレイン「まだまだ!バトルサーチャーにボイズレコーダー。更にはトリプルパーディバトルマシンまで!更にはイーブイを進化させる石をどれか一つ!」
リュウト「凄い、凄すぎるっ!(涎×5)」
そして5分後、リュウトが全て貰い終わったとき…
ガシャリーン!バギバギバギバギバギ!
と言う激しい音がした。どうやらどこかの窓ガラスが割れたようだ。
「A−16塔から窓ガラスの破壊による侵入者を発見。ガードマンは至急急行。研究員などは各自十分警戒。メインコントロール室、薬品倉庫、所長室への通路をシャッター降下開始。繰り返します―」
クレイン「むぅ…これが研究所の最後かも知れない…ゆくぞ!リュウト!」
リュウト「うん。絶対にこの装置を使って勝ってやる!」
赤い照明で照らされた通路を、シャッターが閉じる前にどんどん進んでゆく二人の姿は、いつもよりたくましく見えた。
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ひかる #12☆2005.10/11(火)20:41
第十話『復活した悪の組織』
*「ワハハハハハハハハッ!ここの研究所の技術を盗んでいけば我々の計画は大幅に進み、幹部になれること間違いナシだz」
*「黙りなさいよ。そんなに大声だと、ここの奴らに見つかってs」
リュウト「もう既に見つかっているよ♪」
何だか訳の分からないリュウト。しかも陽気な気持ちで登場;
*「あぁん?何だオメェ。邪魔する奴はしとめてやる!」
*「バカねぇ〜、子供相手に本気になる奴が何処にいr」
*「オォイッ!おきてその354を思い出せよ!」
リュウト「おきて多っ;」
*「あら、そうだったわね;」
*「じ、じゃあ、さっきのセリフを言い直しても良いか?」
ズダーッ。
リュウト「オイオイ;何なんだ?このおかしい悪の集団は;」
*「…って、なめんなよぉ!邪魔する奴は子供でも気が済むまで仕留めてやるぅ!」
リュウト「望むところだっ。」
*「じゃっ、私先帰るねー♪」
*「お、オイッ、待てよぉおぉー!」
リュウト「…これでも悪の団員か?」
女性の 謎の戦闘員は その場を 立ち去った▽
*「あぁっ。もうイライラしてきたっ! 行って来いっ、ラルトス!」
リュウト「んー、面白そう。イーブイ!GO!」
イーブイ「ブイっ!」
そして次の瞬間、リュウトのオーロラサーチャが作動した。
リュウト「!?何だアレは?ダークポケモンではないぞ!?」
『ショゾクフメイノポケモンヲハッケン。セントウデータヲシュウシュウシ、ワールドポケモンケンキュウジョニテンソウシマス。ツウジョウドオリセントウシ、ネンノタメスナッチヲシテクダサイ。』
リュウトのPD★Aからこのような音声が流れる。
リュウト「何なんだアレは…とりあえずスナッチか…よしっ、まずはダメージ蓄積だ♪イーブイ、軽くやっちゃって♪」
こんな時でも陽気なリュウト;って、相手は悪だぞっ!?
『モクヒョウコテイ、シュベツハラルトストカクニンシマシタ。シュベツハミカクニンデス。』
リュウト「そんなの分かっているって…;イーブイ!グリップブラスト!」
イーブイの口からブラストが発射!非常に素早いために相手は交わすことが出来ない!
リュウト「よっしゃぁ、先手必勝!」
*「なめやがって…、ラルトス!ダークパージ!」
今度はラルトスが全身をはって黒い物を発射。
さすがダーク技。威力も命中率も早い!
リュウト「くそっ、このままでは攻撃が当たる…イーブイ!カーネルブラスト!!」
そう言うとイーブイは力を貯め、口から極太のキャノン砲を発射した。
ダークパージはたちまち破り裂け、イーブイの発射したカーネルキャノンが直撃!
カウンターヒット!
リュウト「うっしゃっしゃ♪相手はメン食らっちゃったからしばらくマヒでうごけないよぉ♪」
陽気になるのもそろそろやめたらどうだリュウト;
だがしかし、リュウトの言うとおりにラルトスはしびれており動きそうにない様子。
リュウト「じゃあ、スナッチボールと行きますか。」
そう言うと、リュウトはスーパーボールをスナッチマシンに装着し、すぐさま投げる。
ボールは間もなくラルトスへ当たり…そうになったその時!
割れた窓の外側から高速でハイパーボールが!ボールはリュウトが投げたスーパーボールよりも先にラルトスを納め、その場に落ちた。
そして、ボールの動きは完全に止まり、ラルトスのスナッチに成功したのである。
リュウト「…何故?何故なんだ!ここにはスナッチマシンを持っているのは僕だけしかいないはずなんだぞ!?」
*「誰が世界の中でスナッチマシンを持っているのはお前だけという証拠何処にある!」
*「うっ…」
戦闘員は その場を 立ち去った ようだ▽
リュウト「…?」
すると、三人の少年と少女が降りてきた。
*「お前は自分だけがスナッチャーだと思っているようだな…俺はレオ。15年前のオーレ地方のダークポケモン事件を解決した英雄とは俺のこと。世界いち早くスナッチャーになったのも俺。」
*「私はミレイ。15年前にレオに助けて貰ってからずっとパートナーなの。私はダークポケモンの放つオーラを読みとる力を持っているの。」
*「俺はフィナ。いつスナッチャーになったとかの過去の経歴は自分でも一切分からねぇ。一応スナッチャー歴は早14年と長いのだがな。」
リュウト「…へ?」
*「オイッ、早く物を盗んで帰ろうぜ。」
ミレイ「ねぇレオ、あそこにいる残った怪しい奴らはどうするの?」
レオ「うざったいから消えてもらおう。食らえ!『エレメンタルカオスカーネルキャノン』!」
チュドーン!!
ミレイ「あぁっ、一つ残らず消えたね。というかレオ、その技をいつの間に完成させたんだぁー。」
レオ「当然だ。これさえあればミレイもフィナも怖くない♪」
グシャ。
ミレイ・フィナ「「今 な ん て 言 っ た ♪」」
レオ「な、な、な、何にも言ってませぇえぇえぇえぇえぇえぇーん!」
リュウト「…」
レオ「痛っ…えーと、リュウトとか言ったっけ?お前は何も知らないようだな。事情を話す。奥の部屋へ来い。」
リュウト「…ハーイ♪」
リュウト、また陽気になっちゃったよ;
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ひかる #13★2005.10/12(水)21:57
第十三話『謎のポケモンの正体』
ガチャ…
うーん、ここは会議室なのだろうか?派手な戦闘な後を語るように、かなり焼け落ちているけど…
レオ「お前、かなりの腕前があるようだな…あの戦闘能力は普通の者以上だぞ。」
このレオの言葉遣いに、リュウトは少々混乱する。
リュウト「えぇーっ、俺ってそんなに強いのぉ?」
こんな場面で陽気になるのはいい加減にしたらどうだリュウト;
レオ「だから言っているんだろ;説明を始めるぞ。ここ数十年間でオーレ地方では他の地方とは全く違う、恐ろしいポケモンを利用した事件が多発している…それも悪の組織、『シャドー』によって造られたされた『ダーク・ポケモン』だ。これまでは、その恐ろしいダークポケモンを見つけてはスナッチ(奪い返す)し、なるべく早急にリライブ(心を開く)事で対処をしていた。そして―」
ミレイ「当時出回っていた全てのダークポケモンをリライブして、シャドーの真のボスを叩き懲らしめ、今度こそ本当にシャドーは壊滅したの。でも、オーレにも限らず、全国で見ていくと、まだまだ悪の組織は沢山いるし、新しい悪の組織も出来ていったりしている。だから、キリがないほどポケモンが悪になっていってしまうと言う訳。」
フィナ「しかし、シャドーほど凶悪な悪の組織は居なかった。何せ、ポケモン自体を攻撃するおっかない奴は他には居なかったからな。」
リュウト「じゃあ、今スナッチしたあのポケモンは一体…」
レオ「それは今何もわかっていない。ただ、あの様なポケモンと人物が居るようなのだから、また新たな悪が迫ってきたという事だろう。」
リュウト「これはダークポケモンではなかったら、何なんだろう。」
レオ「だからそれは分からないって言ってい―」
《ポケモンワールドケンキュウジョヨリオウトウアリ。ナゾノポケモンノシュベツハ、シンシュポケモン『カオス・ポケモン』トカクテイシマシタ。》
またリュウトのP★DAからこんな声。
レオ「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・カオス・ポケモン!?」
ミレイ「何だそれ!?」
フィナ「生まれてからそんなこと一度も聞いていねぇぞ!?」
この現状にはさすがのクレイン博士もがちがち。
妹のマナも珍しく静かにしていた。

そして、その頃メインゲートには、ポケモン総合研究所に近づいてくる3人のある者がいた…

             第三章『新たなる進化・技術・物語の始まり…そしてライバル』
                  =終わり=
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ひかる #14☆2005.10/13(木)23:53
特別編その1『気分転換』
「…」
カオス・ポケモンの存在を知ってから一同は沈黙が続く。
レオはその状況をどうにかしようとこう一言。
「…い、いつまでも黙っていても気分が悪い上、もう殆ど話し終わったから、気分転換に…あ、遊ぶ?」
フィナ「…?」
リュウト「…大賛成♪」
マナ「わーいわーい♪マナちゃんは遊ぶの大好き〜♪」
ミレイ「チョット待ってよレオ!!私が子供達の面倒を見るわけ!?」
レオ「…そゆこと。」
グシャ。
ミレイ「ん〜♪今のは空耳かな♪」
レオ「い、い、痛いからやめんか〜い!」
マナ「ねーね、何をするの?鬼ごっこ?かくれんぼ?それともおままごと?あ、それに、ポケモンバトルごっこもあるよ!」
リュウト「それいつもやっている事じゃん;」
レオ「…やっぱり付き合ってやれないや。」
レオはそうつぶやくと、何かを出した。
レオ「スパイラル・カーネルキャノ―」
ビキッ!
ミレイ「子供相手に本気でブチ止めるのはやめなさい!」
レオ「全く…痛いことばっかするんだから;」
レオにとってはこんなんじゃ気分転換どころがストレスがたまるたまる。
早いこと、もう夜になっていた。
散々痛みつけられたレオは、その夜ポケモン総合研究所に一泊することにした。
当然、寝る時間になったら、一同はあっと言う間に寝てしまったそうだ。
そして、さっきメインゲートにいた3名の者はポケモン総合研究所の裏の森で野宿をしたんですって。

            特別編『気分転換』
              =終わり=
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ひかる #15☆2006.02/28(火)19:38
第四章「新たなるポケモン」
第十四話「研究所への訪問者」
…そして翌日。
リュウトは昨日の疲れのせいなのか、いつもより遅く起床した。
ミレイはマナと一緒に仲良く遊んでいる。
―午前9時―
リュウトは朝食を終え、外出しようとメインゲートを出ようとした。
しかし、後ろから嫌な影。
クレイン「リュウト君〜、ちょっと第七会議室に来てくれるかなぁ。」
やっぱりだ;と思いながらリュウトは渋々会議室に向かった。
会議室にはレオとクレイン博士、そして―
クレイン「あっ、リュウト、紹介しておくね。この三人は、各地でポケモンの研究をしている人達なんだよ。」
と言われて振り向いてみると、オーキド博士、ウツギ博士、オダマキ博士が座っていた。隣に謎の少女も座っている。
クレイン「それじゃあ、早速本題へ…」
レオ「今回俺がスナッチしたポケモンは、これまでのポケモンとは全く違った非強力な強さで、カオスポケモンと呼ばれると聞きました。」
クレイン「がしかし、そのポケモンを発見した時、リュウトのオーロラサーチャーが反応したので、ダークポケモンとの依存性は高いと思います。」
オーキド「なら、オーロラサーチャが反応したとき、どんな風に見えたのかね?」
リュウト「い、いかにも強そうな目つきをしていて、今にでも悪の力を解放しようとした様な目でした…」
ウツギ「うーむ、そう言うポケモンは初めて見たな…」
オダマキ「こっちの地方ではそんなポケモンを見掛けた事は無いなぁ…」
そこまで話が進んだとき、謎の少女が口を開いた。
*「それは…深い…奥底に…封印された…はずの…」
クレイン「ん?何か言った?」
レオ「どうしたんだ?最後まで言ってみろ。」
*「頂の封印を…解いたその時…、この世を破滅におとしいれる…龍化ポケモンが復活するわ…」
一同「なんだって!?」
*「その昔…この世を恐怖におとしいれた二匹の龍がいました。その竜の名は、一匹は長い緑のしっぽに、鋭い目と牙を持つ『レックウザ』。もう一匹の名前は、未だ解ってはいません。二匹は絶えず対立し、争い合い、戦場となった場所は荒れ地へと変わり果てるだけでした。それだけではありません。二匹は鋭い牙であらゆる物をかみ砕き、この世は崩壊寸前へと向かうばかりでした。ある日、二匹はとある場所でにらみ合っていました。それはまるで…動いたら負けと言うように…。人々は考えました。にらみ合っているうちに何とかしてこの二体を封印しようと。そしてその作戦は成功し、地底の頂として二匹は封印され、保存中に一体の竜はどこかへ失われましたが、もう一体、レックウザは、深い奥底で今もなお生きていると言われています。」
レオ「それと今回はなんの関係が…」
*「しかし、最近になってそのレックウザを狙って地底遺跡に突入する組織が現れるようなり、何者かが頂の封印を解いてしまい、手に入れてしまったのです。また、レックウザの持つ力を、他のポケモンにも宿らせて、戦闘ポケモンへと変化させるのが…龍化ポケモンです。」
クレイン「…、良し。レオがスナッチしたポケモンで解析開始だ。」

一同は第一研究室へ移動し、あれこれ作業を始めました。
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ひかる #16☆2006.03/01(水)14:51
第十五話「カオスポケモンと龍化ポケモン」
――十分後――
クレイン「分かりましたよ。このポケモンの中にはレックウザの能力がそのまま宿されていてですね―」
クレイン博士が長々と話し出した。いっこうに終わりそうにない。
クレイン「―しかしながら、今回はレックウザの力以外にも、何か強力なエネルギー反応があったのです。これは一体?」
オーキド「そのエネルギー反応は、以前のダークポケモンに似ているのじゃが…」
一同は静まり返る。そんな中、口を開いたのはやっぱりあの少女だった…。
*「それが、カオスポケモンです。」
クレイン「!?」
*「その組織は、龍化ポケモンを更に強く、凶悪にするために、今存在するような悪なんてちっぽけに思える程の、闇へのジュネレート・ゲートを開放することによって、究極の闇の固まり「カオス・ジュネレーション」を作りました。普通のポケモンなら制御不可能と言われるこの固まりを、龍化の力によって制御し、完全に解放してしまったのです。完全にカオスの力を解放してしまったポケモンは、意識を無くし、闇の本能だけで行動するようになります。龍化とカオスの力を同時に発揮することで、制御可能かつ、無限なる破壊力を得ることが出来るのです。また、一度カオスポケモンになると、普通のポケモンに戻すことは不可能になり、心も永遠に閉ざされ、完全なる破壊生物へと変わってしまいます。」
クレイン「…君、良く知っているじゃないか。もう少しそのことについて詳しく聞かせてくれないかね?」
*「…別に構わないですよ…」
クレイン「ああ、そう、じゃあ後で会議室に来てくれ。あ、そうそう、リュウト、しばらく外に出るんじゃないぞ!」

何でだよ!…と言いたかったが言えなかった。
仕方なくリュウトは自分の部屋に行き、パソコンをやり始めた。
もちろんリュウトが最初にすることは、メールボックスを調べることである…。
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ひかる #17☆2006.04/27(木)22:14
第十六話「覚醒したカオス・ゲート」
リュウトはしぶしぶメールボックスを覗くと、メールが一通届いていた。
どうせ迷惑メールに違いない、と思いながら開いてみたらリュウトはその瞬間に固まった…。
「PNSメールニュース第165号」
「先日、ダークポケモンが変化して、究極の闇の力を取り込んだカオスポケモンの存在がはっきりしましたが、先程、根本的な原因であるカオスゲートが開放されたとの情報が入りました。ご存知のとおり、カオスの力は電磁波によって伝わるため、御自分のポケモンを外に持っていくだけでもカオスポケモンになる可能性もあります。また、最近では謎の組織がポケモンをさらっているとの報告もありましたので、外出時にはご注意ください。以上。」
※PNS…「ポケモンニュースセンター」の略。
リュウト「これってもしかして…」
リュウトは背中に悪い気配を感じた。何かが起こる。この世が終わるかもしれない。
リュウトはその場から一歩も動けなくなった。
怖くて自分の部屋以外の場所が信用できなくなってしまった。

それから約1時間後…
リュウトはまだ部屋の中にこもっていた。
「こんなことありえない…。こんな事、決して…。」
リュウトはまたベットにこもろうとしていた。
が、その時、物凄い足音と共に部屋の扉が開いた。
「ハァ…ハァ…」
リュウトは「誰?」という顔をしながらたった。
リュウト「!?お前は…」
リュウトはその人の顔をみたとたんに体全体が止まった。
どこかであった事がある、という事だけを頭の中で考えていただけである…。
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ひかる #18☆2006.05/15(月)16:38
第十七話「過去の友人」
*「リュウト?だよな?」
リュウト「何言ってんだよ〜、決まってるじゃないか〜、ベルガ〜。」
部屋に入ってきたのはリュウトの友人、「ベルガ」。
過去二年前にはクラスで漫才コンビを組んでいたのである。
リュウト「んで、いきなり何?なんか用?」
ベルガ「それがな〜、さっきオラのポケモンが盗まれたんだべぇ」
リュウト「嘘だ〜、いい加減にしなさ〜い♪」
ベルガ「いい湯加減にしてる〜♪」
リュウト「湯加減、じゃ無くて加減だって言ってるでしょうが〜」
ベルガ「んな事あたり前歯がつるっつるに知ってるわ〜♪」
リュウト「お前マジ帰れや〜、んなこと嘘に決まってる〜。いい加減にしなさ〜い♪いい加減にしなさ〜い♪」
ベルガ「いい湯加減にしてる〜♪いい湯加減にしている〜♪」

…と最後に言った後、ベルガが顔が変わらないままキレた。

「バキ、ビシ、バシ、ダダダダ、ボコボコボコ、ドドドド…」
(音声だけでお楽しみください♪)

ベルガ「だからマジだって言ってんだろーがー!!」
リュウト「はいはいはいはいわかりました」

ブチッ、と言う音と共に周りの空気がいやな予感に包まれた。

ベルガ「行け!カビゴン!のしかかりっ!!」

ベルガが投げたモンスターボールから、普通の430倍の大きさのカビゴンが出てきた。
カビゴンは一度空のかなたに消えると、猛烈なスピードで落下。
事実上、元の体重の数万倍を食らう事になる。
その衝撃でリュウトがどうなったかは想像がつくだろう。

リュウト「カビゴンが…、盗まれていないじゃないか…。」
ベルガ「こいつだけは大きすぎて持っていけなかったって。」

カビゴンはある意味最強のポケモンである。と思わされたリュウトであった…。
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[751]

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ぴくの〜ほかんこ