ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

[759] ポケットモンスターエメラルド

ダークポケモン #1☆2005.07/30(土)02:47
第一話『新たな地、ホウエン!』

ブロロロロ・・。

今朝方、一台の運送車がミシロタウンに来た。
ある一家がここに引っ越してきたのだ。

「ヤルキモノ!荷物運びを手伝ってくれい!」
車の運転手が言うと、ヤルキモノ2匹をモンスターボールから出した。
力持ちのヤルキモノはタンスなども軽々と持ち上げて家に持っていった。

3ぐらいたって、車から少年が出てきた。
白い帽子を被り、比較的緑が多い服を着ている。

「ここが引越し先のミシロか・・。自然が多いなぁ!」
すると、ママが出てきた。
「ラルド!お疲れ様!ここがミシロタウンよ。ちょっと古風な感じでいいでしょ!ラルドのお部屋もあるのよ。さぁ入りましょ!」
少年の名はラルドと言うらしい。

そして二人は家の中に入った。

「ほら、ラルド!おうちの中も素敵でしょ!」
家の中は80%さっきのヤルキモノたちが家具を置いていた。
檜を使った家は艶やかで、家具などの配置も最高である。
「お家の片付けは引越し屋さんのポケモンが手伝ってくれるかららくちんね!ラルドも2階にある自分のお部屋へ行ってごらん!パパがお祝いに買ってきてくれた時計もあるわ!丁度いいから合わせてきなさいよ。」
「うん!」

そしてラルドは2階にある自分の部屋を閲覧した後、時計を合わせた。
「あぁ・・。そういえばもう11時30分か…。お腹が減るわけだ。」
と、言ってるうちに、ママが2階に上がってきた。

「ラルド、新しいお部屋はどう?」
ママが部屋を見渡した。
「うん!きれいに片付いているわね!下ももう片付いたわ。ポケモンがいると本当に楽ね!」
そしてふと机を見たママ。
「そうだ!机の上のものも大丈夫か見ておいてね。」
そしてママは下に下りていった。
ラルドが机の上のノートを見ると・・。
「すたーとぼたんでめにゅーがひらく・・。なんじゃこりゃ・・。」
取りあえずラルドは1階に向かった。
1階は、完全に片付いていた。

そしてママが声をちょっと張り上げて言った。
「ラルド!トウカジムが映っているわ!パパが出るかも!」
「えっ!?本当!?」
ラルドはお母さんと一緒にテレビを見た。

「…、以上、トウカジムの前からでs」
「そこのインタビュアー!待てぃ!」
突然インタビュアーに向かって誰かが言った。
「だ・・誰ですか!?」
待てと言った者に聞くインタビュアー。
そいつは角の生えた赤いローブ、そして左手にはエリートトレーナーの男の子が捕まれている。
男の子はかなり殴られたような形跡があり、そして気絶している。

「こいつはなぁ!オレ様のポケモンの使い方がなってねぇとか言い出してよ!ポケモンは友達とか言い出してよ・・、虫唾が走るぜ!その後ポケモンバトルでボコボコに負かしてやった!ポケモンは人間の道具でしかねぇ!」
ぶぉっ!!
そういうと赤装束は、エリートトレーナーをジムに放り投げた。

「キャアア!!」
ママは見ていられないらしく、手で顔を隠した。
ラルドも恐怖で震えている。

ドウッ・・。
エリートトレーナーの男の子はラルドの父のヤルキモノが受け止めた。
辺りにホッとした皆の顔がある。
「チッ!誰だ!?」
するとジムの扉からパパ・・つまりジムリーダー、センリが現れた。
「ジムリーダー殿のおでましかぁ・・。へっ!お前も邪魔したからボコボコにしてやんぜ!」
「ダイ!何やってんのよ!放送中止よ!」
しかし、カメラマンのダイは気絶させられており、赤装束の男のダーテングがカメラを奪い取っていた。
「貴様のような奴にポケモンを持つ資格などない!行くぞ!」
「馬鹿が!おめぇこそ一生ポケモンできねぇ体にしてやんぜ!!」

第二話に続く
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ダークポケモン #2☆2005.08/04(木)15:54
第二話『VSゼブラ!』

「自己紹介がまだだったなぁ・・!俺様はマグマ団用心棒の一人、爆発のゼブラ!ドカンと行くぜ!」

マグマ団用心棒ゼブラが勝負を仕掛けてきた。

「行けっ!オニゴーリ!」
ボンッ!
『ギシャーッ!』
マグマ団用心棒のゼブラはオニゴーリを繰り出した!(Lv43)
「ケッキング!行ってこい!」
『グォォ!』
ジムリーダーのセンリはケッキングを繰り出した!(Lv38)


「ケッキング!破壊光線!」
スゥゥ…、
ケッキングは静かに息を吸い込み、
ドォォォ!
と、破壊光線を繰り出した。
「なにぃっ!?」
破壊光線はオニゴーリを吹き飛ばした。
『ギシャ・・。』
オニゴーリは気合の鉢巻で持ちこたえたようだ。
「ちっ・・、流石は攻撃力がとりえのケッキング・・。だが、これではどうかな!?オニゴーリ!だいばくはつ!

ドゴォォォォ!

「うぐっ!?行き成りだいばくはつとは・・、なんという奴だ・・。ケッキング!戻れ!」
《グォ・・。》
ケッキングはモンスターボールに戻った。
オニゴーリの大爆発で双方、倒れてしまった。
「オニゴーリ!戻れぃ!」
ゼブラはオニゴーリを戻した。

「チッ、流石にジムリーダー、レベル差があんまりねぇな。・・にしても使えねぇな、オニゴーリは。」
ポイッ。
ポチャ・・。
ゼブラは池にオニゴーリが入ったボールを捨てた。
「な!?」
ポケモンを愛するジムリーダーは驚いたようだ。
「はぁ?何、驚いてんだよ。さっきも言ったがポケモンは道具だ。道具は使えなければ捨てるのが常識だろ?」

ドゴッ。
「ふぁ・・?」
突如ゼブラの頭に球が当った。
「ヴォケがっ!そんなことするから強くなれないんだよ!」
そして、トウカジムの屋根の上に赤装束の女と球を当てたと思われるナッシーがいた。
「トド!オニゴーリのボールをとって来い!」
『グォウッ!』
ボールから出されたトドセルガはオニゴーリのボールを捜すため、池に入った。

「っ、てめっ!姉貴!何しやがる!」
どうやら女はゼブラの姉らしい。
「ヴォケがっ!」
ドゴッ。
ナッシーの《たまなげ》が顔面にもろに入る。
「ポケモンを粗末にすることは元ブリーダーのアタシが許さんわっ!」
「でヴェっ!!」
歯が数本折れて、まともに喋れないゼブラ。
「ということでヴォケな弟が失礼しましたね。ん・・。うおっ!これ放送されてるYO!?母さん見てる〜?アタシよ〜!リエスよ〜!ってこれじゃあ!マグマ団がバレちまうっ!さらばっ!」
と、突如フライゴンが現れ、ゼブラとリエスを乗せて去っていった。

「・・、い、以上トウカジムの前からでした〜。」

〜ミシロタウン〜

「はい?」

同時にそう呟く母と子だった。

第二話へ続く。
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[759]

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