ラルー | #1☆2005.10/07(金)21:48 |
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今回Pixieさんで初めての物語を書いて見ました。ちょっと別の人とかぶっちゃうかもしれないけど。 ハチャメチャストーリーなんですけど良かったら見て下さい。 ・登場人物と国々? 日本国〜東京 楽家(がくけ) ・音羽(おとは) ・光音(ひかりね) ・パパ ・ママ ココロ国〜ホウエン地方 ・ルーン ・ロードメイ姫 ・国王 ・王妃 「ココロにトキメキを♪」 第一話・飛ばされし国・ (助けにきて下さい!姉様を、ロードメイ姫を!!) 音羽「熱いっ!!」 友達「どうしたの?」 音羽「な、なんでもないわ。大丈夫。」 友達「そう、良かった〜。」 ここは日本国の東京。そしてこの時間は学生達が下校する、にぎやかな時間。音羽はその学生の一人。 友達「ほら、家だよ!音羽。本当に大丈夫?」 音羽「うんっ!大丈夫!じゃーねー!!」 友達「うん…。」 なんだか友達が明るく見えない。少しだけ心が不安定になった。寂しい気持ち・悲しい気持ち。音羽は少しだけ涙を流す。 音羽「こんな暗い気持ちなんかふきとばしちゃおっと!ただいま〜!!」 しぃ〜ん 家中音羽の明るい声でいっぱいになった。聞こえてくる「ただいま〜!」は音羽の耳に大きく届く。 音羽「そうだよな。パパはお仕事、ママはアルバイト、光音姉さんは家を出ちゃって。こんなのたえきれない!!悲しいよ。」 (泣かないでっ!私たちだって悲しいの。だからだからっ!!) 音羽「私た…?」 突然声が出ない。声が透けているので話せなくなってしまった。 (あなたを私のいる世界に送ります。代わりに私はあなたの世界へ行きます。) 音羽「(何のことだ?さっぱり分からない…。送るだの、代わりにだの。)」 スウッ 突然光り輝く風におおわれる音羽。体が透け始めてしまった。もう、足など見えないほどに。 音羽「(いやあ!)」 ゴトンッ 体は完全に消えランドセルが落ちる音しか聞こえない。また静かな楽家の家に戻ってしまったのだった。 音羽「(うう〜ん、ここはどこ?)」 まだ声は出せない心の声。そしてここは異世界の入り口。不思議な空間にあちこち時がねじ曲がっている。そこに音羽そっくりの少女が現れた。 ルーン「(ごめんなさい。あなたに来てもらうには、こうするしかなかったの。)」 それは今まで音羽が聞いてきたあの声だった。 音羽「(あなたが、こんな事を?でも何で?)」 ルーン「(私はあなたの生まれ変わり。当然心の意志も強いです。ポケモンを使うにも、捕獲するのにも、戦うのにも。)」 音羽「(ポケモン?ゲームの話じゃ…。もしかして私が行くのは、ポケモンの世界なの?)」 ルーン「(はい。ポケモンを使って私の住む場所を助けて下さい。)」 ドンッ!! 音羽「あわわわわわわわ!…あれ?」 音羽に声が戻った。でも少女におされて少女の住むポケモンの世界という場所に落ちてしまった。 ルーン「では、私も。」 ドッスン!! 音羽「ここがポケモンの世界!?」 ルーン「ここがあの方の世界!?」 「続く」 |
ラルー | #2☆2005.10/09(日)13:02 |
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「ココロにトキメキを♪」 第二話・旅立つ少女・ 音羽「あいたた。ここがポケモンの世界…か。」 兵士「ルーン様何をとぼけた事を!!」 そこは城の門の目の前だった。そしてルーンなどという名前で呼ばれる自分。もう、何がなんだか…。 兵士「国王様と王妃様がお待ちですぞ。」 音羽「ああ。」 何にも分からない。もしかしたら、捕まるのか?音羽はそればかり気にする。少女の正体さえ分からないのに。 王妃「来ましたね。勇者音羽。この日を待っていましたよ…。」 国王「心配はいらない。ルーンをあなたのいた世界へ飛ばしましたから…。」 音羽「何の事だ?」 兵士「無礼な口を聞くでないぞ!!」 国王「いや、いい。音羽勇者の問いに、答えようではないか。」 兵士「ははぁ!」 音羽は何となく分かってきたような…。そんな気で話を聞いていた。 国王「いいですかな?ここホウエン地方では、次々に被害が訪れるようになった。日照り・洪水。あるいは雪など。被害は決していい方向へはいかない。」 音羽「その原因とは?」 国王「うむ。それは…。」 国王の話によると、一ヶ月前から激しい日照りがあり、人々 は異変を感じ苦しみ始めた。それから一週間がたつと洪水が訪れ、おぼれ苦しむ人々が多く見かける用になった。そして、洪水と日照りのはんいは広がっていく一方だったらしい。そして異常気象の正体は、伝説のポケモングラードン・カイオーガだった。そして悪夢は訪れ、城に紅色の玉・藍色の玉が持ち運ばれ城の者達で二匹を、封印しようとした。その中にロードメイ姫という、王妃・国王の娘がいた。封印の儀式が始まった時、城の者の中に邪悪な者がいたらしく、ロードメイ姫と二つの玉を持ち去っていってしまったらしい。 音羽「そ…そんな!今、姫はどこに!」 王妃「私どもの力ではルネの、めざめのほこらだと思われます。」 音羽「そうですか。」 国王「そこでだ。ロードメイ姫を助け、国を守って欲しい!この地方の者ではそのような力や勇気。強さがあるのはルーンしかいないが…。」 音羽「ルーン?」 国王「いま勇者殿の国にいる、あなたの生まれ変わりの者のことです。旅の途中から勇者殿は知るだろう。」 ポウッ 音羽「これは…?」 現れた物はポケギア・モンスターボール・ポケナビ・図鑑・地方のお金などだった。 王妃「これは、旅に必要な道具です。何かと便利でしょう。この城は小さな島に浮いていて、ホウエン始まりの場所といわれる、ミシロまで海を渡ります。あなたはそこでオダマキ博士にポケモンをもらって、出発して下さい!」 音羽「でも、海にわたるって言っても…。」 王妃「私どもの力でミシロまで、空中浮遊して渡りなさい。」 音羽「はいっ!」 こうして音羽の旅は始まった。 「続く」 今回はルーンは出てきませんでしたけど、第三話で大活躍しますので、次回をお楽しみに!! |
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