ぴくの〜ほかんこ

物語

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完結[885] 僕達の物語〜キミが好きだから〜

ショコ☆ #1☆2006.05/31(水)19:21
好きだから

    大好きだから

諦めないといけない

    それが現実。


第一話「キミが好きだから」

大好きだった

いや、今も大好きだ。

でもね。

もうキミに会うことも、

話すこともできないなんてね。

でもそれが、キミを守る唯一の方法だから…―――

俺の名前はグラエナの「翔」。

今でも初恋の相手に恋してる俺。

でも、もう会えないんだな…と思うと泣きたくなる・・

男なのにさ…。

俺の初恋の相手は、エネコロロ「恵」。

綺麗で、優しくて、恋せずにはいられなかったんだ。

今でも、キミが俺のこと思ってるのかな…なんて思って

考え込んで、結局は答えなんかない。

あったとしても、答えは恵にしかわかんない…

会いたいよ…恵…

でも「あいつ」から守るためだから

俺は恵には会えない

文通さえも許されないんだから…


守るためだから

   会えなくても

僕達は
   ココロでつながってるから…
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ショコ☆ #2☆2006.06/17(土)09:55
君と僕との間は

いつも見えない壁がある―――

第二話「手紙」

君はなにをしてるかな

 そんなことが気になる毎日

 だからか?

君に書いた手紙がたまって

 足の踏み場もないぐらいに

たまって 捨てるしかないと決意したあの日。


でも捨てられないのが現実で

   引っ越してきたときに使ったダンボールの中にいれといて

君に届けられるときが来たら

  まただそうと思った。

俺は「あいつ」に狙われてるから

 もし ここに「あいつ」がきたら

この家も燃えて 手紙も消えてしまうんだな

 でも君が無事ならば 俺は命なんかいらない

  …ちくしょうっ・・

俺にも「あいつ」の正体がなにかわからない…

     だからこそ

君が無事かが心配で

   寝れないときもあったほど

好きなんだなぁと思うと

           恥ずかしくなったり

でも…

実際、こんなこと思ってるヒマなんかなくて

    一刻も早く 君を助けないと駄目なのに…
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ショコ☆ #3★2006.06/18(日)11:40
助けたって無駄だ

     きっとまた 君は捕まる

俺は心の中で諦めていたんだ…

第三話「言葉」

 君とどんなに言葉を交わしたか

今も大切な思い出だ

   でもその中には

喧嘩とか

 本当に楽しかった思い出だけが

僕の思い出の中にあって

 「あいつ」とかのことは

あんまり思いたくないんだ

    ”キライダカラ”

でも君は 傷つく「あいつ」を見て

 「あいつ」を心配した

俺だって傷ついてたのに

    「あいつ」なんかよりも…

…ただの言い訳か・・

 俺はただ「あいつ」に嫉妬しただけだ

  でも本当は・・

君は・・いや恵は…

    自分を犠牲にして
 
俺を「あいつ」から守ってくれた

 「あいつ」を心配したのは

演技で油断させるための

    恵の”作戦”だったのに

 でもその”作戦”には自分は「助かる」という言葉は

一言もなくて

    俺”だけ”を助ける作戦だったらしい…

だから恵は捕まっている

   「あいつ」に・・

これを知ってから俺は

     かわった
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ショコ☆ #4☆2006.06/21(水)19:38
なにもしらずに

  ただ怒っていた俺は

なにやってたんだ?

第四話「ナミダ」

 ただ「あいつ」がムカついて

君を助けるために
 
  旅にでることに決めた

誰がとめたって

  後戻りはできないだろう…

でも

  助けられたら 

また昔のようになれたら

 君に言いたい”ありがとう”って…

君が助けてくれたから

 いつも笑ってくれたから

次は俺が助ける

 負けられない…
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ショコ☆ #5★2007.04/14(土)16:41
「さようなら」

それだけを言って家を出た

家族と離れるより 恵といたかったから

こんなの自分勝手すぎるかな

でも無理なんだ

僕は何よりもどんなに大切なものよりも

君が一番
      大切だから

5話「 さ よ う な ら 」

そのときの僕は 何も考えずに

ただ 自分が進むべき道を

進んでいると信じ続けていて

これからのことなんて 何も考えていなかった


「翔!」

僕の後ろから 声がして

ふと後ろを振り向いたら

僕の大好きな君がいた

そうして僕は倒れていった。
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[885]

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