釣り人 | #1★2006.08/26(土)18:53 |
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この話は、カントー地方の架空鉄道、カントー鉄道の赤字路線。 ハナダとシオンを結ぶイワヤマ線のお話です。 第一話 ここの路線の唯一の行き違い可能駅のポケモンセンターイワヤマ駅の駅長さんはワンリキーのテツである。 テツは昔から鉄道が好きで、元駅長で死んだ父の背中を見て育ってきた。 ある日、テツは、父のお墓参りに、久々に列車に乗ってシオンタウンへ向かった。 イワヤマ隧道を抜けると、すぐシオン駅なのだが、今日は、出口が塞がれていた。最近多発する落石のためだった。 運転士のイシさんことイシツブテは、急いで非常ブレーキをかけて、間に合ったが、なんと、ハナダ側の出口も塞がれてしまった。 「おい。救援を要請するんだ!イシさん。」 このトンネルは、ポケモンのすむ洞窟とは完全に隔離されているし、ディーゼルカーの煙で、ズバットすら近づかないのだ。 「なかなか来ないな。よし、{かいりき}で動かすぞ。」 酸素も少ない中、テツとイシさんは助かるのか! 続く! |
釣り人 | #2★2006.11/15(水)16:07 |
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第2話(最終話) 危険な状況の中、シオンタウンから、救援がやってきた。 トンネルの岩を押そうとしたり、壊したりしても、びくともしない。さらに、トンネルの入り口にぴたりと張り付いているからさらに大変である。 それから何時間経ったであろうか。ついに苦しくなってきた。 ここでイシさんが、ついに決断をした。その岩に「すてみタックル」をすることにしたが、 「やめろ!それじゃ、あんたがどうなるかたかが知れている。死にたいのか?」 テツの思いやりのある言葉が、伝わったのか、すごい光を放ち、そこにいたのは、なんと、死んだ彼の父のカイリキーだった。 2人は全力で岩をパンチで壊し、見事に脱出できた。 「ありがとう。親父。」 とテツは言ったが、そこには既に居なかった。 そのあと彼は父のお墓に向かい、父の大好きなフエンせんべいと玄米茶をお供えしました。 |
釣り人 | #3★2006.12/08(金)19:48 |
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それから20年後、イワヤマ線は、私鉄に転換され、「カントー環状鉄道」という鉄道会社になった。 テツは、チャーレムのレインと婚約をして、子供が雄雌2匹ずつ生まれて幸せな生活を送っている。 テツは今でも駅長をやっていて、息子や娘がやって来ると、駅で一緒に遊ぶのである。 そして、今日も終わり、最終電車が行った後は家に帰り、また朝が来ると、一番列車に手を振る彼の姿があるのであった。 |
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