ぴくの〜ほかんこ

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[939] 読みきり:伝説ポケモンをさがして

リューク #1☆2006.12/17(日)19:55
「伝説のポケモンかぁ。」彼はそうつぶやいた。しかし、彼は不幸なことにポケモンすら持っていない。彼が求めることは伝説のポケモンを捕まえること。「でもポケモンすら持ってないし。」彼は学校でも、「おまえポケモンもってないのかよ」とか、「ケムッソでもつかまえてみやがれ」といったあとに「むりでっせ。こいつポケモンもってないんだから。」といわれるのがオチだった。いわゆる『いじめをうけている人間』といっても過言ではないだろう。そもそもなぜ彼がポケモンを持ってないのかというと、親に「モンスターボールを買って」といっても、「ダメ!」…かなしくなる。希望としてはコリンクがほしいのだが。しかし、奇跡が起きたのは次の日だった。AM4:00誰もが眠っている。そのときだった。「ショー」ひそかにポケモンが、彼の部屋へ降りた。3つの緑のたんざくをつけ、三角形の黄色い頭。愛らしい顔。おなかには第三の目。ポケモンファンなら誰もが知るであろうポケモン…。そう、『ジラーチ』だ。このときかれは寝ていた。しかし、ベットから落ちた。「ドスッ」…まだ寝ている。しかし、「なんだよー」といいながら目を覚ました。「!」そこにいたのは、いうまでもないジラーチ。「君は…」「ぼくはジラーチ。君の願いをかなえるよ。」「僕の願いを…」「そうだよ…。」「俺今とてもポケモンがほしい…種類はとはない!」するとジラーチはこくりとうなずいて部屋を出た。    次の日。キーンコーンカーンコーン「はい。これで授業は終わりです。明日も元気で学校来てね。」「ハーイ!」いつもと変わらない。なにもかわらない。ただ時が過ぎてゆくだけ。「やい!お前ポケモンもってないだろー!」「うるさいなー!絶対今日GETするからなー!」「いいやがったー!」「ハッ!」禁句だったのに…。「やーい」…はぁ。「どうして…」仕方ないから家に帰った。「ただいま。」「お帰り。」いつもとかわらない。そしてお菓子を食べて塾へ行った。トレーナーズスクールだ。ポケモンがなくても入れる。さらに塾ではいじめられない。彼の唯一の楽しみだ。不公平なしで楽しく勉強ができる。しかし、そっちのほうが時間が短く感じる。「ただいまー。」「おかえり。おそかったはね。」他人には感じない。自分の感情。「宿題やっときなよ。」「ハーイ。」ランドセルをひらいた。「あっ!宿題忘れた!」学校へとりに行く始末。「夜の学校って不気味だなー。」次の瞬間だった。奇跡がおきたのは。「あっ!」モンスターボールがおちてた。「ラッキー!」ひとつもらった。  そして教室。「えーっと」探す。「あった!」かえろうか。そして振り向いた瞬間、奇跡と笑顔と喜びで満ちた。「ヨー」「何だこいつ!」笑顔満々のポケモンだった。「確か…ヨマワル!」「ヨー」「本物だー!よしGETだぜ!」いつもポケモンをみると試みるが、いつもモンスターボールがない。しかし今回は、「いくぜー!」ビュン!しゅぅぅぅ。「GETできるかな…」コン、…「やったー」ついにゲットした!そう思いボールをとろうとした瞬間だった。バン!「わっ!」…失敗だ。はぁ。結局なにもできなかった。さようなら。そうおもいながらションボリと家にかえる。「ただいまー」「お帰…ぎぁ!」?「そのポケモンは?」「ああ。仲間にしたヨマワ…えぇ!」「ヨー」記憶をたどった。GETはしてない。じゃあどうして!「おまえまさか」「ヨー」そうか。こいつなついてついてきたのか。「よろしくな。」「ヨーォ!」  それから一年。いじめはすっかりなくなった。それどころが学校のヒーロー。「おまえそのポケモンは?」「こいつはヨマワル。」「しってる!一年前にGETしたじゃん!その横のやつ!」「ああ、こいつは新たな仲間のジラーチ!よろしくな!」ヨマワルGETから長い時間でジラーチもGETした。目的達成した彼は自信満々だった!                     END
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