ぴくの〜ほかんこ

物語

【ぴくし〜のーと】 【ほかんこいちらん】 【みんなの感想】

連載[976] Metamorphose Diary

小鳥の囀り #1★2007.03/09(金)23:09
#1日目 「サナちゃん、私、緊張している。」

僕の学校には、1匹のメタモンがいる。噂で聞く限りいたずらっこで有名だとか。あの顔付きじゃあそんな感情ゼッタイ表せないだろうけど。
しかしいたずらはかなり悪質(?)で、先生ですらホトホト困っているみたい。なにせ「へんしん」できちゃうんだから他人になりきっちゃったら手の付けようがないのは想像に難くなかった。

今日は朝会がある日。すると、隣のクラスのサナギラスが慌てて廊下を何度も往復していた。それをメタモンが見ていた。
「サナの奴、何やってんだ?夢遊病か?アイツ。」
なーんて考えてたら、
「おー、メタ、ちょーどいい所にきたなぁ」
と何やら怪しい口調でよってきた。
「…どーした?」
「いや、ね、俺さ、今日の朝会でスピーチやれってさっき先生に言われちゃってさー、原稿はテキトーに書いたけどキンチョーするなー、って。そんでさ、ちょっとお願いがあるんだけど…」
何だろう。まぁいいや。どーせ大した事じゃないだろうし…
「よし、この無敵のメタモン様が何でもやってやらぁ!」
「よし言ったな!そんじゃ、朝会のスピーチ、よろしくね。じゃ!」
(なにぃー!?)
よく考えればそうなるのは予測できたはずなのだが…俺は人前にでることは大嫌いだった。あわてて、
「おい、待てコラ!」
と叫んだ時にはもうサナの姿は無かった。
「くっそー、さっきみたいにグルグル往復して戻って来いよ…」

そして朝会。
仕方なくサナギラスに「へんしん」して原稿を読み返す。
「運動会の思ひ出」
何だよ「思ひ出」って。古臭いなぁ。
もう練習するひまもない。こーなったら行き当たりばったりいいやと決めた。どうせ他人の作文だし。
そして、名も無き先生が、
「えー、続いては1年2組のサナギラス君のスピーチの発表です。静かにしてください。」
と言い放った。
(俺は1年1組ですけど)
と思いながら壇上へ。
(あー、緊張する!ヤバいなぁ…)
その時、
(そうだ!思い出した!確か人間はいつも「手のひらに人の字を書いて飲む」とかやってたぞ!よし!)
でも、
(あーっ!!手が…手が無い!!)
何だよサナの奴。手も無いのか!
(まぁいい。とりあえず読むか。)
発表スタート。拍手アン喝采。
「うんどーかいのおもひで いちねんにくみサナギラス ぼくがこのあいだのうんどーかいで…」
必死で読んだ。でも、みんな笑っている。
(内容が、ヘンなんだ)
運動会についてなのに、お弁当の話が中心になっている。
「ぼくの おかーさんがつくったサンドイッチは…(ry)」
それでもやっとこさ読み終えた。しかし、みんなはあまりの内容の下らなさに大爆笑。
(まったく、他人の作文で笑われるとは…あとで一言ガツンと言ってやる)
ちょっとムカついていた。
「おいサナ、あの内容はないだろ!みんなに笑われてメチャクチャ恥ずかしかったぞ!」
するとサナはすました顔でこう誤魔化した。
「内容が変なんじゃない。お前の顔が、ヘンなんだ。」

#1日目 (強制終了)
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小鳥の囀り #2★2007.03/09(金)23:10
#2日目 〜メタはな、英語で変身という意味さ〜

「なぁ、お前ってさぁ、変身以外になんか出来んの?」
唐突にサナが突っ込んできた。
「…そら出来んじゃない?」
「じゃぁ何が」
・ ・ ・ ・ ・
「任天堂に訊いて」
「お前なぁ…」
(別にいいじゃん。変身なんてできるの俺ぐらいっしょ)
そこへ頭脳派のフーディン(通称フー?)がやってきた。
「え、待てよ。『任天堂に訊いて』ってことは、ひょっとかして人工物ってこと意識してる?」
「は?どーゆうことよそれ」
メタが不思議そうにフーの顔を覗き込んだ。
「いや、ね、最近、俺等が出てくる『ポケットモンスター』っちゅうゲームがあるらしくてさ。それを発売している会社がさっきの金泉堂とかいうところらしくてさ」
「…フー、金泉堂は無関係だぞ」
サナのつっこみ。まったく訳が分からない。
メタは何が何だか全く分からなくなってフーに質問した。
「要するに、そのポケットなんちゃらっつーゲームに俺らが出てきてるってこと?」
「そーいうことだ」
なんか面白そうじゃん。メタモン完全乗り気♪
「それ買ってこよーぜ!」
「誰が買うのさ」
サナは正直嫌な予感がしていた。
「もちろんサナに決まってんじゃん」
「…やっぱり」
サナはメタがこの間のスピーチの話を持ち出してくると確信していたらしい。
「はいはい分かりました。買ってきますから」
「いやっほーい!!」
メタ大喜び。フーいたって冷静。サナ微妙。
「あぁ、この間のサンドイッチ美味しかったなぁ…」
とぼとぼと、サナは教室へ戻った。

#2日目 (強制sy…え、続くの?)
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小鳥の囀り #3★2007.03/11(日)10:53
#3日目 〜メタモンくん-ゲームはいかに楽しむべきか-〜

「な…無い…」
サナは近所の店を必死にまわっていた。
「意外と…人気みたいだな…」
まったく、いつもメタが喰いつくものと言えばヘンなものばっかなのに。
カントリーマ○ムはココアの方が好きだし、最初に聴いた曲が「携帯哀歌」。好きな先生が教頭先生ってやっぱメタはロクな奴じゃない。
それなのにこんなメジャーなモンにはまりやがって。買わされるこっちの身にもなってみろよ。
それでもまた「へんしん」で悪戯されるとヤバいから我慢していた。
どれくらい時が経っただろうか。
遂にサナはポケモンのゲームを発見した!
「よっしゃぁ〜!」
イケてないモードのたいがー・りーみたいなはしゃぎ方。早速メタにリンリン♪
「ようやく見つけたぞー!」
「マジで!?やったーっ!じゃ、じゃあさ、…明日、学校に持って来いよ。…俺がやってやっから」

イケてるモードのたいがー・りー。

「おぉ〜、これがポケットなんたらっつーゲームかぁ」
そして更に、このゲームにはメタにとって喜ばしいことがあった。
「ポケットモンスター『アメシスト』…ってこの表紙のスライムみたいなの俺じゃん!!」
「え、聞いたことないなぁ、そんなバージョン」
フーも不思議そう。
「なぁフー、そもそもさ、『アメシスト』って何よ。ナルシストとか、そーいう系の言葉?」
「アメシストってぇのは、水晶(石英)に特定の不純物が混じって紫色になった物のことで、2月の誕生石だな。西洋では「アメシストで出来たグラスで酒を飲むと悪酔いしない」とかいう迷信もあったりした。だから語源は「酒」という意味のギリシャ語なんだよ」
〜以上、小鳥の豆知識でした(要らん)〜
「んなことどーでもいい。とにかくやらせろって」

そして彼らは冒険へ…

▼おまけ▼

「ちょっと待てよ。昨日お前俺のこと「やっぱメタはロクな奴じゃない」とか言っただろ」
「な…何で分かった?」
「ちょいとフーに「へんしん」して超能力を使ったのさ」
おー怖。
「ごめん、謝るよ。ろくでなしみたいな事言って」
「いや、ろくでなしは別にいいんだけど…」
「じゃあ何が」
「…あの文見た時、8割の人は「メタグロス」を頭に思い浮かべてるはずなんだよね…」
「IQ5000に変身して読み直せ」

まったく、バカばっかりなんだから…。

#3日目 注・この物語は長編ではありません
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小鳥の囀り #4☆2007.03/13(火)21:34
#4日目 〜メタの傷跡〜

カチャッ。
ゲームの電源がついた。
「おぉっ、何だこれ」
今までに無い感動。これが自分か。ちっちゃいな。
どうも俺は博士から「ポケモン図鑑」の完成を頼まれたらしい。
そして…
「おおっ、メタモンがメタモンを使ってるって事か!」
俺メタモン。キャラもメタモン。
「よぉ〜し、張り切って行くぞぉ!」
何なんだこの気合。

そして適当にプラプラしていると、
「やせいの コラッタが とびだしてきた!」
「何だ!?」
叢(くさむら)らしき所を歩いていたら突然出っ歯のねずみが飛び出してきたのだ。
「そーいうのを倒してレベルを上げるんだ」
フーにいろいろ教えてもらって少しは理解できてきた。
「よし、必殺、しねしねこうせん!」
と思ったが、よく見ると技の所には「へんしん」しかなかった。
「なぁ〜にぃ〜!?」
変身しかできないということが証明されてしまった。やっべ。
サナが納得したようにうなずく。慌ててメタは、
「いや、強くなればなんとかビームだのなんとか光線だの覚えるってば!」
必死にメタが説得してもみんな笑っている。
「じゃあお前、攻略本買ってこいよ。確かめてやる」
「えぇ〜、またですかセンパァ〜イ…」
こち亀にこんな奴いたなぁ。
「…分かったよ買ってこればいいんでしょ買ってこれば」
「サンキュー」
まったく、いつから俺はパシリ役になったんですかねぇ、小鳥さん。

「買ってきたよぉ…」
なんか分厚い、読みづらそうな本をサナは買ってきた。
「よぉ〜し。今から俺が覚える技をお目にかけよう」
んーと、め、め、メタ…あった!メタモン!
「ふーむ、なになに…」
……
……
「え〜っ、ほんとに『へんしん』だけですかぁ〜!?」
「ほらみろやっぱお前は変身しかできないじゃん」
……
「くっそーこのヤロー、馬鹿にしやがって〜」
「言葉が汚いぞ、メタ」
フーがなだめた(?)次の瞬間、なんとメタはサナに思いっきり体当たりした。
「いきなり何すんだよ!」
「…太陽の光が、眩しかったから」
「なんかあったなぁ、そんなお話」
「まぁいいさ。どうせ変身できるのは俺だけ。誇れることだ」
すると、さっきから攻略本を読みあさっていたサナが、
「いや、このミュウとやらも『へんしん』できるみたいだぞ」
えっ…

「いざさらばさらばポケモン…
いざさらばさらばメタよ…」
なーんて歌いながら、メタは家へ帰りましたとさ。

教訓・「自分しか出来ないことなど、存在しない。」

#4日目 強制終了
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小鳥の囀り #5★2007.03/17(土)22:50
#5日目 〜メタモンのドギマギかくれんぼ1〜

「じゃあ4時に俺ん家集合なー!」
そんなサナの威勢のいい声が響く学校帰り。
サナは「かくれんぼ」をする気らしい。
「えーと、フーに、ヌーに、キリちゃん…でいっか。メタはいらないっと。」
そりゃあ変身野郎なんか呼んだらかくれんぼ出来なくなるに決まってる。
え?かくれんぼなんて幼稚?
いえいえ、隠れることは敵から身を守る上での必須テクニックですよ♪(byサナ)
え?あんな大きな声で叫んだらメタにばれる?
あはは、そうかもねぇ…

「よし、みんな来たな」
来たのはご存知フーとヌオーのヌーとキリンリキの・・じゃなくてキルリア…でもなくて…あぁっ、ルネのキリちゃん!(そのまんま)…と…。
何だか張り切ってるヌーが、
「よし、じゃあ鬼決めジャンケンだ!」
「お前、意外とせっかちだなぁ」
フーはあんな顔つきのヌーがせっかちなのが妙に笑えた。
「まぁまぁ、良いじゃないの。さ、始めましょ」
キリがその場を取り繕(つくろ)った。
「じゃーんけーん…」
「ポン!!」
「あ〜っ!負けた〜!」
主催者のサナがオニ。
「よーし、じゃあお前30秒数えろよな」
とヌーが言うとみんなは一目散に逃げていった。
「くっそー、絶対分からないトコに隠れて困らせようと思ったのに…」

そしてもう一匹の参加者。
「よし、じゃあ顔がそっくりなヌーに「へんしん」っと…」
そしてメタも隠れた。
「俺はわざとわかりやすい所に隠れる。そしてすぐに見つけられる。そうすればサナはもうヌーを見つけたと思ってヌーを探すのをやめる。そうすれば本物のヌーは…」
いかにもメタモニックな考え方(ぇ)
そういうとメタはタンスの中に潜り込んだ。

#5日目 To be continued
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小鳥の囀り #6★2007.03/20(火)19:18
#5日目 〜メタモンのドギマギかくれんぼ2〜

「よーし、こうなったらすぐにみーんな見つけてやるからな!」
何たってここはサナの家。構造は知り尽くしている。
サナは異様に燃えていた。
しかしなかなか見つからない。
「んー、なんかいい方法ないかなぁ…」
と考えていたら
「そうだ!笑えることを言って笑わせれば居場所が分かるぞ!」
ちょっとズルい気もするが、考えたモン勝ちだ。
よし、じゃあ早速…
「去年の先公味噌汁をっ 足にぶっ掛け大火傷っ!」(←実話)
すると後ろの棚の中から「ブッ」と吹き出す音が聞こえた。
「あ〜、一人はっけーん!」
フーを見つけた。
「あー、やっぱバレたか。それにしてもサナ、あれはないだろ!」
「いーのいーの、気にしない気にしない」

納得できないフーを連れてサナは探し回る。
「なぁフー、キリどこ行ったか知らない?」
「いや、知らん」
よーし、じゃあまた…
「あーっ!!手が…手が無い!!」
すると今度は左のカーテンの裏から「ぷぷっ」と笑いが聞こえた。
「あ〜、キリ!」
「ちょっとアンタ失礼ね。あたしにだって手ぐらいあるわよ!」
「いや…それは…その…、フー、何とか行ってやって!」
「感想参照」
「まったく、こっちは感想を持たれる側なのにどーして感想なんか読まなきゃいけないのよ…」
(お前にはゼッタイ『イメージ違う』って感想がくるよ…)
親の願いがかないすぎてもう反抗期。いつもはきのみくれるんだけど。

「よし、残るはヌーだ」
サナはいよいよ張り切ってきた。
「一体どこにいるんだあいつは」
「またあたしの時みたいに『あーっ!!手が…』とか言えばいいじゃない」
「でもあのイメージからして笑いそうもないし…」
「無表情だしな」
子供は黙って考える。するとフーが、
「あいつは水が好きだから水の近くにいるんじゃないか?」
とつぶやいた。
「あ〜っ、それ言えてるかも!」
キリも思わず同感。
「さすがフーだな!頭・脳・派!」
「茶化すな」
実はちょっぴり嬉しかったり。
「さて、家の中で水といえば…」
「台所!!」
全員一致。
「さぁ、探しましょ」
と言われ台所へ。

「…隠れられる所、あるか?」
「…ないわねぇ」
キッチンに、戸棚。それだけだ。
「やっぱし台所じゃないんじゃないの?」
サナが言い出した。
「お前さっき台所説に1番共感してたくせに」
「過去なんか気にしてられっかってーの。今を生きるのに俺は精一杯なの」
メチャクチャ疑わしい。
「それよりさ、なんか食わねぇ?腹減ったんだけど」
フーが言った。
「そうね。サナ、なんかある?」
「…あぁ、こないだメタにもらったカントリーマ○ム(バニラ)が少し」
「ちょっと取ってこいよ」
「じゃあそこの戸棚に入ってるから自分で出して」
「あいよ」
そう言ってフーは戸棚を開けた。

「なんか随分先が読みやすい話ねぇ」

まぁね。

続くったら、続く。
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小鳥の囀り #7★2007.04/02(月)13:35
#5日目 〜メタモンのドギマギかくれんぼ3〜

「ぬぉ〜っ!?」
フーが突然叫んだ。
「どうした!?」
「…ヌーがいたんだ」
「あっちゃー、見つかっちゃったか。結構自信あったんだけど」
「いや、カントリーマ○ム食べようと思って開けたら…」
「なんだよ偶然かよ」
少々腑に落ちない様子。
「でもあたしだってサナがふざけた事言って笑っちゃったばっかりに見つかっちゃったんだから」
「だったらさっきみたいに『ぬぉ〜っ!?』とか言ってれば多分俺大爆笑だったんだけど」
「密かにギャグになってたのね」

「寒いので退却〜♪」
「俺の推測によればそのセリフは某フラッシュアニメをパクったものと思われるが」
フーって意外と勉強オンリーでもないらしい。
「まぁまぁとにかく全員見つけたことだし、暗くなってきたから帰るか」
するとキリが、
「カントリーマ○ムまだ食べてないじゃない」
と言い出した。
「そーいえばそうだったな。フー、あった?」
「…それが見当たらないんだよ」
「ごめん…さっき俺が全部食っちゃった」
一同落胆。
「まぁさっさと帰ってメシ食えばいいじゃん」
とごまかした直後、ヌーは背中に軽く殺気を感じた。
「食べ物の恨みは恐ろしいのか…」

「じゃあなー、また明日学校で!」
腹を鳴らしながらみんなそれぞれ自分の家に帰っていった。


「…おっかしいなぁ、もうそろそろ見つかってもいいハズなんだけど…」
もうかくれんぼは終わったんですが。
「いい加減見つけてくれないと困るなぁ」
タンスに隠れてるなんてだれも思わないはずなのだが。
「あ、いつの間にか服が汚れちゃってら。。着替えよ」

「っ!!」

ご想像にお任せします(氏)

#5日目 強制終了
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小鳥の囀り #8★2007.04/07(土)03:57
▼番外編▼ 〜感想に感想をつけてみる企画〜

小鳥「おいメタ、我ながら素晴らしい日記をつけたが為にもう感想がきているぞ!」
メタ「…別に素晴らしくもなんともないぞ?」
サナ「7件と言ったって半分以上は小鳥の無駄話だしな」
小鳥「サンドイッチ食わせないぞ」

小鳥「とりあえず皆さん『面白い』と仰られております」
メタ「『interesting』じゃなくて『funny』の方だけどな」
ヌー「てか面白くなかったらこの日記おしまいだぜ?」
小鳥「…まぁ要(かなめ)である『面白さ』ですら危ういのですが…」

小鳥「ところで私はこの日記を『夜読むこと』をオススメしております」
メタ「何故に?」
小鳥「某漫画家が漫画の中で『深夜に読むギャグ漫画は3倍面白い』という式を発見しておられるのです」
サナ「お前は発育途上にある未成年(と思われる)の夜更かしを助長してるんだぞ!?」
フー「小鳥だってこんな時間までパソコンやってるわけだしな」
小鳥「これは私が『とても早起き』という解釈でお願いします」
フー「早すぎにもほどがあるんだな」

小鳥「ところでギラス、今度のネタはどーする?」
ギラス「は!?お前今何つった!?」
小鳥「ギラス」
ギラス「なんで名前変わってんだよ」
小鳥「まぁまぁそう言いなさんな。この日記を読んでくださったプリ佳さんがつけてくれた名前なんだぞ」
ギラス「これじゃ何回進化してるのかわかんないじゃん」
小鳥「でもなんかギーグみたいでかっこいいと思うけどな」
ギラス「(『ギ』しかダブってねーぞ)…まぁいいや。でも本人の許可を取って名前変えたのか?」
小鳥「それが許可を取ってないから、まぁ今回だけでもと思って」
ギラス「じゃあまた今度からは『サナ』で、お願いね」
小鳥「嫌。」
ギラス「…」

*舞台裏*
小鳥「『BLEACH』に出てくるやつで、一護に力奪われた死神で、朽木なんたらってのがいただろ。そいつの名前知らない?」
メタ「ルチアでしょ」
フー「違。」

プリ佳さん、ありがとうございました(やっぱ絵文字は性に合わなかった;)

B,W.
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小鳥の囀り #9★2007.04/15(日)06:36
#6日目 〜おたかい かんじの アパートに おたかい かんじの 7ひきがいる〜

外が。
うるさい。

メタ「なぁサナ、最近となりに家建てててさ。うるさいんだよね、ガタガタいってさ」
メタが遊びに来たサナに愚痴を言っている。
サナ「しょーがないだろ。我慢しろって」
メタ「まぁね…」
するとサナが、
サナ「で、どんな家が建つのさ」
と質問。
メタ「噂によると、家賃が本来なら60万ぐらいするのになぜかめちゃくちゃ安くって、それでいて未だに部屋全体の1/3があまってるって言う、血税で立てられる家」
サナ「アパートだろ、それ」
つまり隣に住むのはお偉いさんのはずなのだが。
サナ「お前も住んでみたいだろ」
メタ「いや、貯金全額(269万)落としちゃったからムリ」
サナ「虫取り網ですくってこいっ!!」

???「すみませ〜ん」
サナ・メタ「誰?」
ベランダから見下してみると、玄関口に誰かいる。
メタ「はーい、いま、会いにゆきます」
とことこと、と言うよりぺたぺたと階段を下っていく。
メタ「はぁ〜い…」
キリ「はい来たぁー!どもこんにちは」
メタ「!!?」
なんでアイツがいるんだよ。しかもいきなりときている。
メタ「何のようだよぅ」
キリ「ふふっ…アタシね、実はもうすぐそこの新築の家に引っ越すの」
メタ「なぁ〜にぃ〜!?」
キリ「てなわけで、よろしく」
サナ「なんだぁ〜?あ、キリちゃんじゃんか」
キリ「まぁ挨拶はここまでにして、次はあたしのポケモンの紹介で〜す!」
今から自慢のポケモンを紹介してくれるらしい。
(小鳥「や…ヤバい!」)
キリ「んとね、まずは…」
何やらベルトをいじくっている。
「じゃーん!まずこの子がトゲチックのラルク。しょっちゅう何か考えてるんだけど、何考えてるかはサッパリ…」
ラルク「メタ君ってさー、なんかあのゲームのスライムみたいだよねー」
メタ「(コイツ…想像することが単純すぎる!)」
そんなメタの焦りもいざ知らず、キリの紹介は続く。
キリ「この子はミント。すっごくあたしになついてるんだから!」
ミント「わぁ〜い!キリちゃんだぁーいすきぃ!!」
メタ「(パチキャンさんに軽く似せたな)」
まったく小鳥のやつったら勝手に性格書き加えるんだから…
キリ「そしてこの子はブラッキーのコッポラ。なーんかカタいのよね…」
コッポラ「初めまして。因みに俺の親父は映画監督やってんだ」
メタ「(そっちかよ!)
メタの感情は揺れまくっている。」
キリ「そしてあと…、あぁ〜っ!!」
突然キリが大声を上げた。
メタ「ど…どうしたんだよ」
キリ「あと4匹家に置いてきちゃった!」
サナ「ま、自業自得、自腹清算てトコだな」
小鳥「(自腹清算って…)」
キリ「悪いけど、しばらくこの子達一緒に遊ばせといてくれない?あたし残りの4匹取ってくるから」
自分で持ってきゃいいのに、と思ったところでメタはあることに気がついた。
メタ「モンスターボールって、確かべr…」
ラルク「メタ君って面白いことに気づくんだねー」(←上の発言を読み取った)
ミント「わたしキリちゃんについていきたかったなぁ…」
コッポラ「では、しばらくよろしくお願いしますね」
メタ「みんな元気だな…;」
こうしてメタはしばらく彼らの面倒を見ることになった。

メタ「モンスターボールって、確かベルトには6個までしかつけれなかったよな…」
サナ「だからコイツら置いてったってワケね…」

なんとなく続いてみる(氏)

B,W.
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小鳥の囀り #10☆2007.05/02(水)19:15
#6日目 〜これは何度語っても自然と背筋が伸びてしまうな〜

騒がしいお客さんを部屋に連れてくるなり、
メタ「ちょ、ちょっとみんな…」
メタが小声でみんなを呼び寄せた。
サナ「どした?なんか隠し事でもあんのか?」
メタ「いやさ、前から思ってたんだけど…」
みんな興味津々。

メタ「…キリのこと、どう思ってる?」

ラルク「好きか、嫌いか?」
サナ「恋してるか、してないか?」
メタ「…なんか違う…ぞ…」
まったくみんな放っとくとワケわかんない事言い出すんだから。
メタ「…あの性格、どう思う?」
サナ「え〜っ、まだ登場して数日なのにあれでもうキャラ出来上がってんのか!?」
ラルク「…ヒソヒソ…メンドくさぃだけでしょが…」
サナ「はいはい、小鳥の何たらは応募キャラだろうが容赦しませんよ」

メタ「じゃあ、一人ずつ言ってってもらおうかな」
サナ「テメーは先公か!?」
これで果たして事態に収拾がつくんですかな。
メタ「んじゃ、まずはギラスから」
ギラス「(うわ復活した!?)…んー、正直言って、なんかゲーム中と性格にだいぶ差がある気がする…」
コッポラ「確かにそういった面もありますよね」
相変わらずそf…じゃなかったコッポラはカタい。
メタ「そいじゃあ次。ミント」
ミント「え〜っ、私はやっぱり可愛いと思うよぉ」
ギラス「まったく、世の中そんなに温和じゃないのにねぇ…」
さn…じゃないやギラスって、意外とリアリストらしい。
メタ「刷り込みするな。鳥じゃあるまいし」
ミント「小鳥じゃあるまいし…?」
ラルク「小鳥の何たらじゃあるまいしぃ〜」
メタ「話がそれすぎている!危なすぎるぞ!背後に注意しr…ってぐはぁっ!!」
世の中には危険がいっぱいです。みなさん、ぜひ注意してくださいね。

-=≡復活≡--

メタ「じゃ、ラルク」
ラルク「まぁ…(小鳥の陰謀によって)一応育ててもらってるわけだし…攻める気はないよ?」
なかなか平和…な意見。
メタ「コッポラは?」
コッポラ「私もルネ言って毎日きちんときのみもらってましたし、まぁ根はいい人だと思いますよ」
根…
メタ「まぁいいや。みんなの意見聞いてみるとさして変人でもなさそうだし。いいよ、解散!」
ギラス「ちょい待った!」
メタ「ん?」

ギラス「お前は…どう思ってるのさ?」

… …
… …
… …
… …
… …
… …
メタ「フゥ…燃え尽きちまったぜぃ」
ギラス「燃え尽きんな!」
メタ「萌えつきんな?」
ギラス「黙れ」

…ピンポーン。

そんな音色。


7日目はまだ終わらない。
続かなければ話にならない(氏)

*舞台裏*
小鳥「『BLEACH』に出てくるやつで、一護に力奪われたしにがm(ry)」
コッポラ「ルギアですね」
サナ「ぜってー違」
メタ「海の神だもんな」
コッポラ「それはマナフィですよ」
メタ「あ…」

B,W.
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小鳥の囀り #11★2007.05/13(日)17:15
サナ「メタボリックとメタモニックって似てるよね」
メタ「メタモニックは造語だから」

#6日目 〜ギラスがいて フーがいて ミリィがいる これが じんせい なんだ
      そしてルークがあって レインがいて シャナがいる それが ものがたり なんだ〜

キリ「たっだいまぁ〜♪」
メタ「ゲ…来やがった…」
ミント「おっかえりぃ〜♪」
人によって随分と受け止め方が違う。それが世界なんだ(意味不明)
キリ「んじゃ早速、残りの四匹の紹介〜♪」
サナ「(なんか今日テンション高いな…)」
キリ「まずはミリィ。結構生意気なのがねぇ…」
ミリィ「何?」
メタ「わぉ早速」
コッポラ「こういうのをツンデレって言うんですよ」
メタ「俺的にはツンシュンのほうが好みかな」
サナ「俺はツンヘコが好みだけど」
キリ「二人とも夜桜四重奏ばっか読むんじゃな〜い!…で、次はルーク。はっちゃけすぎて困ってるのよねぇ…」
ルーク「こんちわ〜っ!って挨拶しても誰も電話にでn」
コッポラ「黙りなさい」
みっつん見たいなキャラが一人いるとそれだけで盛り上がる。それが物語なんだ(黙っとけ)
メタ「てかキリのはっちゃけぶりも負けてないと思うけど」
サナ「危ないっ!」

キリ「…んでお次はレイン。ほんっと可愛いんだから!」
レイン「は…じめ…まし…て…っv」
コッポラ「あ〜っレインたら可愛いねぇほんt(ry)」
メタ「…っ!!」
キリ「いっつもあぁなのよ…何でか知らないけどレインの前だとキャラが崩れる…」
サナ「いや、アレが本性みたいだぞ」
キリ「(沈黙)そして最後はシャナ!まだちぃちゃい子ね」
シャナ「はじめまして、えと、そんなけです」
小鳥「なんか守ってあげたくなるキャラだな」
ミント「守ってあげたくなる…DVとか?」
メタ「違うと思う」
人によって違う。それが感情なんだ(帰れ)
キリ「よし!これで全員終了〜♪…っと。メタも、仲良くしてやってよね」
メタ「お…おk」
キリ「じゃ、みんな帰るよ!」
7人衆「は〜い!(一人だけ「はい」)」
そんなこんなでキリとキリのポケモン達は帰っていった。

メタ「は〜っ、やっと静かになったなぁ」
サナ「まぁそう言わずに。これからメタの主役の座を下剋上しにやってくるんだから、お前も頑張れよ」
メタ「そ…そーだったのか!?」
小さな者が大きなものを倒す。それが柔道でありミツハニーであり、そして歴史なn(強制終了)

---帰り道---
ミント「なんでさっきキリちゃんバット持ってたの?」
キリ「世の中には知らないほうがいいこともあるのよ」
それが、現実なんだ。

#6日目 自然の摂理に従って終了

B,W.
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小鳥の囀り #12★2007.06/15(金)21:40
ミント「ねぇねぇ、『wi-fi』って何の略?」
メタ「『wii-fin.』」
サナ「wiiはまだ終わっちゃいねぇよ…」
#7日目 〜わいわーい! 君と一緒なら
      wi-fi! 何でもできるね!〜

フー「♪♪」
何だか気分よさそうにフーが帰ってきた」
メタ「どした?えらく気分がよさそうじゃないか」
フー「それがさ…」
何か企んでいるような口調でフーはしゃべりだした。
フー「見事!パールでGTSが使えるようになりましたっ!」
メタ「あれ?お前パール持ってたっけ?」
メタもCMでよく見ていたから知っていた。
フー「あれ?お前に言ってなかったっけ?俺ちょっと前に買ってさ、やっとGTSが使えるところまできたってわけ」
とまぁ長々とフーが語っている中で、メタには肝心な部分が伝わっていなかった。
メタ「なぁ…そもそも、GTSって何さ?」
フー「えーっ!?お前知らないのか?G・T・S!『Great Teacher Suzuki』の頭文字に決まっているだろうが!ワハハハハ!」
キリ「んなわけないでしょが」
そう静かに突っ込んだのはキリだった。
フーとしては自信満々だっただけに余計面目ないといった感じ。
キリ「…ねぇ?ちょっと聞くけど、アンタさっきの冗談よね?」
フー「…本気、です…」

-=≡抹消(ぇ)≡=-

メタ「…んで、GTSって何?」
キリ「えーと、ここから先はあたしが説明するわね。GTSってのは、『グローバル・トレード・ステーション』の略で、任天堂が提供する『wi-fi』を使って世界中の人々とポケモンの交換を楽しむ場よ」
メタ「じゃあもし欲しくても手に入らないポケモンがいたらここに来ればいいってこと?」
キリ「そーいうこと。珍しくアンタにしては飲み込みが早いじゃない」
少々皮肉りながらも、言いたいことが言えてキリもすっきりした様子だ。

-=≡復活(えぇ)≡=-

フー「…よし!では早速グローバル・ポジショニング・システムにレッツゴー!」
メタ「略を間違えたからって神経質に略さないこともないんじゃねーの…?」
キリ「てかまた間違えちゃってるわね…」

ここで一旦切りまして!GTSへ向かった彼ら!
行く末いったいどうなることやら小鳥の気力は続くのか!?
波乱万丈危機一髪!彼らのその後をお楽しみに!

…うん、俺の気力が一番の問題だぜ(帰って)

行く道での戯言
メタ「そういやドラ○もんのオープニングって変わったよね?」
サナ「え?そうだっけ?」
メタ「あんまり春休み気分が長いのも問題だと思ったんだろうが…
  あの歌にも重大な欠陥がある!
サナ「何?」
メタ「気がついたらサビなんだよあの曲!」
サナ「知らん…」

#7日目 バックの夕日とともに続く

B,W.
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ぴくの〜ほかんこ