緑角 | #1☆2003.12/09(火)16:49 |
---|
《幻の宝物》終わったらすぐ書く予定でした。 プロローグ 僕は、ベルナス。8歳。今、暖かい昼の110番道路をお父さんと歩いている。運命的な出会いをしたジラーチをつれて。もう少しでキンセツシティにつくと言う所で、ニューキンセツの上にポケモンの影があるのに僕はきずいた。そのポケモンは笑っているかのように、目を細くして、右手にバチバチと音のするエネルギーをためて、いきなりこっちに放って来た。僕は必死で叫んだ。 「ジラーチ!サイコキネシスで迎え撃て!」 《わかった…。覇ッ!》 ジラーチのサイコキネシスと敵の攻撃がぶつかった。 「まだか…あ!あの構えは!」 《何故!?私しかできない技なのに!》 敵のポケモンはジラーチしか出来ないはずの《はめつのねがい》をした。そして!父さんにその攻撃は向けられた。 「父さん!」 《父上殿!》 「う…ベルナスよ…これだけ覚えておけ…泣くな…わ・がむす…子…よ…。」 それだけ言って、父さんの目は静かに閉じた。 「ち…くしょお…いつか…ぜったいやっつけてやる!」 泣くなと言われたのに、後から後から流れてくる。 《ご主人様…父上殿は貴方の事を1番大切にしていたのですね…。》 そして、明日から今日見たポケモンを探すたびに出る! |
緑角 | #2★2003.12/20(土)08:22 |
---|
第1話 再会 次の朝。 僕がたくさん物が入っているリュックを食卓の上にドスン、と乗せたら母さんが言った。 「今日は父さんのお葬式があるから寄って行きなさい」 《そうよ。父上殿も、そうしたら安らかに眠れるよ。》 ジラーチも賛成したので、お葬式の建物の中に僕は足を運ぶ…。 「ちょおっとぉぉ。聞いたぁ?あのグランスさんがあの役立たずの子をつれて、役に立たないポケモンをつれたらポケモンにやられたんだってェ。むごいわねぇ。オ―ッホッホッホ。」 グランス…。父さんの名前だ。でも、僕はそれよりその事を言った人の言葉に腹が立った。 「お前…。父さんを…ジラーチを…。僕をバカにしたな!許さない…。許さないぞ!父さんのうけた痛み、味わうが良い!ジラーチ、はめつのねがい!」 「やめなさい!ベルナス!父さんも悲しむわよ!」 母さんが言ったが僕には全然聞こえず、しかももう遅かった。 受けた人は大怪我をし、母さんはたいそう腹を立て、僕を家に入るな!と言い、家に帰って行った。そして、ぼくはリュックをしょい、行こうと思ったら、1通の手紙が舞い降りてきた。手紙はこう書いてあった。 [jelfo.kdlf;x;d/clfkbld;vlf.b,n.vlg,dhayvj.cigkv] と書いてあった。意味がわからない。 《これは、宇宙語です。ベルナスへ。110番道路に来い。と、書いてあります。宇宙語は意味がわからないので、ご主人様がわからなくて、当然です。》 「でも、どうしてジラーチはわかるのだい?」 《たくさん勉強をしました。宇宙語はもう完璧です。》 「とにかく、110番道路に行こう。」 ―110番道路― 「あいつは…!」 あのポケモンにまた会った。ポケモンは喋った。 《お前が生きていたら厄介だからな…。ここで倒す!》 「やれるもんなら…。やってみな!行け!ジラーチ!」 |
緑角 | #3★2003.12/11(木)15:11 |
---|
第2話 秘密の計画 《覚悟しなさい!貴方は間違っている!》 《間違っているだと?何も知らぬくせに何を言う!》 《今は聞いているの!大人しく答えなさい!何故、貴方はここで私達を倒すの?はっきり答えるまで、貴方を痛めつける!》 《答える…。我々の秘密の計画だ。あの…。この大陸、海底、天空に閉じ込められた、あの御方を救い出す計画…。お前らはこの計画を続行するため送り込まれた私を倒すと。それは我々の計画をくずすことになる…。》 《その大陸、海底、天空に閉じ込められた御方とは何だ!?》 《大陸にグラードン様、海底にカイオーガ様、天空にレックウザ様だ。 彼らは大陸、海底、天空のいずれか2つを見たいはずだ…。お前の父親の魂は我々が保管してあり、その魂の力で開放して差し上げる計画…。》 「そうなのか…。なら手伝ってやっても良い。その前にお前は誰だ!?」 《いずれわかる。この先私の事を知って行くべき人なのだから。…名前は?》 「ベルナス。お前のことはなんて呼べば良い?」 《デ…いや、グロウで良い。後、計画の秘密の部屋へテレポートする。つかまれ。》 一人と2匹が手をつなぐと見た事のない石の部屋に来た。グロウは仲間らしきポケモン達に囁いた。 『私はグロウと名乗った。本当の名前をばらしてはいかんので、な。』 「何?」 《あ…。いや、すまぬ。これが計画書。 そして、あの石版に刻まれているポケモンは、閉じ込められた3匹の御姿だ…。笑うな。》 とても下手なので、1人と1匹はちょっとふいた。 「ププッ、誰が刻んだ、こんな絵。」 《あの3匹のお方が閉じ込められた時、あの石版にあの絵が浮かび上がった。変な絵だが、我々は大切にしている。あの石版に傷がつくと、絶対あの御方達はよみがえらないからな。》 「へええ。」 《あっ、石版に触るな!大切な大切なものだ。本身で降れると恐ろしい事になりかねん。この前仲間が1匹触り、この部屋が崩れそうになったんだぞ。その時は私が超能力で止めたから助かったが。》 ベルナス達はグロウ達の手伝いを上手く果たすことができるのか!? |
緑角 | #4☆2003.12/11(木)16:17 |
---|
第3話 グロウの仲間を救え! 「フゥ。ヒマだなぁ。」 《ならばもしもの時のため、これを…》 そう言ってグロウが差し出したのは剣だった。 「はぁ?」 《とにかくその剣の練習をしろ、隣の部屋でな。お付を1人つける。》 ―隣の部屋― 「覇ッ」 《もう少ししっかりと。足抜きが甘い!》 「制ッ!」 《うん、できた。その調子だよ。》 その時、大きな地震が起きた。 《ヤバイ、皆避難しろ!》 しかし出入り口はふさがった。 《そうだ、ご主人、さっきの剣技でこの岩を切れないかしら。時間の問題よ!早くしないと完全に抜け出せなくなっちゃう!皆もがんばっ…!??》 皆疲れ果てていた。みんなジラーチの言う前から攻撃を岩に集中させていた。 「あとは…」 ベルナスは髪を束ね、剣で一降り、岩がかけた。 五回切り裂き、岩は粉砕された。 皆は一気に駆け上り、抜け出した。グロウはちゃんと超能力で石版を持っていた。 「!…グロウ、お前…!」 その時一瞬だけグロウの左手が2本の鞭のようになったのをベルナスは見逃さなかった。 《シィ》 グロウの一言でベルナスは口をつぐんだ。 『言っちゃいけない、言っちゃいけないものなんだ。』 わかっていた。グロウの正体を。でも、言っちゃいけない、言っちゃいけない物だとベルナスは知っていた。 「わかったよ」 その一言で空は真っ暗だったのにきずいた。 《もう遅い。今晩は我々の巣でゆっくりして行け。》 「サンキュ」 |
緑角 | #5☆2003.12/12(金)17:30 |
---|
第4話 初めての特殊召喚魔法 次の日。グロウにゆすぶられて起きたベルナスは、まずギャアァと悲鳴をあげた。ベルナスの目にうつるは、なんかキノコとかにんじんとか野菜ばっかの朝食が木のテーブルらしきものに乗っていた。それに、ベルナスのいた所は、高い高い木の上!とにかく落ちついて、朝食を食べ終わると、グロウが言った。 《ベルナス、お前は剣だけじゃ不便だ。1つ、特殊召喚魔法を伝授しよう》 「どうやって?」 《まず、我等が召喚獣よ。我等が神よ。この清き心の持ち主の前にあらわれん》 すると、ルギアやフリーザーなどのポケモンが出てきた。 《さぁ、好きなポケモンを1匹選び額をなでろ。》 1人と1匹はルギアとホウオウを選び、額をなでた。 《なでたら続けて詠唱しなさい。彼のもの達が選びし召喚獣よ。彼のものの陣、結ばれた時、再びこの場にあらわれん。さぁ。》 『彼のもの達が選びし召喚獣よ。彼のものの陣、結ばれた時、再びこの場にあらわれん』 すると召喚獣は消え、グロウは突然言った。 《次は陣だ。まず手本を見せてやる。○をかき…。》 グロウは○を書いた。 《次に○いっぱいに六亡星を書き…。》 ○の中に六亡星を書いた。 《そしてその真中に利き手を置き、言う。我と契約した召喚獣よ。今、ここにあらわれん。》 すると、フリーザーが出た。 《私はフリーザーと契約したのだよ。》 とグロウが言った。 そしてベルナスとジラーチは何度も何度も陣を書き、言葉を言った。 でも、陣が下手になったり、言葉を忘れて戸惑ったり、利き手ではない方の手を陣に差し出したりして失敗したり。 でも、練習するうち上手くなっていった。 《う、もう駄目です。指が痛い。》 「まったくだ」 《ならもう寝ろ。手のひらに木のトゲが刺さっているだろう。薬を塗ってやれ。》 本当にそうだった。手のひらにはちっちゃいトゲがいっぱい刺さって、ズキンズキンと痛みが増した。 「痛ッ!」 手が真赤だ。包帯は巻いたのだし、あちらのベッドで休めと言われたので、ゆっくり眠りの底についた。 |
緑角 | #6★2003.12/14(日)12:11 |
---|
第5話 宇宙へ向けて 次の日。ベルナスとジラーチはむっくりむっくり起きた。 「ギイヤァァァ!!?」 高所恐怖症で、昨日まで家のベッドで寝ていたのに、今日は起きたら高い高い木の上に寝ていたので、今日の第一声はそれだった。 《朝っぱらからなんだよ…。とにかく、石の階段から降りて、そこの泉で顔を洗え。そして戻り、朝食を食べるぞ。》 「ふぁい。」 そしてタッタカタ―と階段を降り、泉の水を手で汲み取る。水はとてもひんやりしていて、綺麗に透き通っていた。 顔を洗い、戻って朝食を食べ、再び特殊召喚魔法の練習を始めた。 《お、あったっすよ、隊長!封印のとき方、わかりましたヨ!》 《何、あっただと?ベルナス、ジラーチ、こっちへ来い。特殊召喚魔法は帰ってからにする。》 「なにぃ?」 《あのう、あのう、宇宙に二匹と一人で飛んで行き、宇宙に浮く宝、フィスネスを持ってきて、フィスネスとベルナスの父親の魂を合体させると救い出せるのだって。》 「ならば、私とジラーチとベルナスで決定だな。ベルナスは私が宇宙でも息ができ、思い通りに動くようにする。言わば宇宙に重力をかける、と言った方が正しいな。あと、私とジラーチはどちらもできる。》 「なら、行こう。」 《ところで、フィスネスとは?》 《緑色の珠。とても美しく輝いている。でも世界に二つとないから、大切にしなくては。》 《わかった。では出発!ベルナス、私とジラーチにつかまれ!ジラーチ、飛ぶぞ!》 そして、宇宙に飛び立った。 「でも、どうして三匹を封印したのだろう。封印しなくても、良いのに。」 「何故だろうな。とにかく今はフィスネスとやらを探さなくては。」 その頃の地球では。 《ん?し、しまった!封印をといたら世界は大雨、日でリ、曇りの天気続きになってしまう!どうしよう、地表から宇宙までは情報交換不可能だ!》 《どうしようか。》 《これは封印を解く前に、いや、魂と合体する前に止めなくては。》 《でも、珠を持って来たらすぐ魂が融合してしまうと書いてあるぞ。》 《なら、復活したら、倒すまでだ!》 |
緑角 | #7☆2003.12/15(月)18:53 |
---|
第6話 封印、解 一方、なんにも知らない一人と二匹。 「うーん。ないなぁ。でも、どうして三匹だけ封印したのだろう。それに、どうして封印してフィスネスを宇宙に飛ばしたのかな?」 《さぁ。なにかわけ有りなんだろう。と、言うことは!》 「なになに?」 《やば、フィスネスを持って来たら、やはり復活するんだな。((´∀`))》 「やばくね―。そういや、グロウって色違いだな。」 《ジラーチとて、色違いでは有るまいか。》 「へえ〜×81」 《ご主人、トリビアの泉やらないでよ。というか結構凄い金額。》 「だろ。」 《今は、フィスネスを探さなくては。おっ、あった!》 フィスネスはダークグリーンのモンスターボール程度の大きさだった。《綺麗…!》 《よし、早速地表に戻ろう!》 そして飛ぶ事五十分。 「うわ、よった。」 あんまり早いスピードで戻ったので、ベルナスは酔っていた。 そして、父親の魂は早速フィスネスに取り付き、緑色の光が出てきた。 そして、一同を包み、陸を超え、海を渡り、空まで光に包まれた。陸の光からグラードン、海の光からカイオ―ガ、空の光からレックウザが出て、それぞれの地方へと入った。グラードンはカント―地方へ行き、カント―地方は言わんばかりに暑くなり、作物は枯れ果てた。カイオーガはジョウト地方に行き、ジョウト地方は洪水に巻かれ、木々を倒し、大変な被害になった。れっくうざはホウエン地方へ行き、ホウエン地方は雲がおそいかかった。ホウエン地方は太陽が見えなくなり、植物が太陽の光を受けられず枯れて行った。 《こんな有様になってしまうんですよ。》 《先に言え。大変なことになってしまった。》 《(元と言えばあいつが言い出したんじゃないか。)えと、研究書を貴方方が行ってしまった後目をやるとそう書いてあったんです。宇宙と地上では連絡電波が届きませんからどうか見つけられずにすむよう願っておりましたが見つかってしまったもので。》 「それで封印した奴は宇宙にフィスネスをぶっ放したのか。」 《なるほど…。じゃあ行くよ!覚悟!グラードン、カイオーガ・、レックウザよ!このジラーチの手で倒してやる!》 《と言うか怪我したままだから痛かろうけど頑張れよ…。》 |
緑角 | #8☆2003.12/16(火)18:04 |
---|
第7話 特殊召喚術、成功 《フッ。怪我なんぞでやら…れ…。》 《大丈夫か!こうなったら、かき…。かき…。回復術!》 「あっ怪我が治った。」 手の怪我はなくなり、ジラーチは復活のポーズを取った。 《ゲッチュ!》 強いカイオーガ、グラードン、レックウザに向けて、ジラーチはゲッチュポーズを取った。 《グギヤァァァァ(なめんなよ)》 「ならなめるぜ。ぺ〜ロペロペロ。うぇっ、マジィ!ペッペッ!」 《ギィヤァァァ!(くすぐったい!気色悪い!)》 「今だ!かきかき…。我と契約した召喚獣よ。今ここにあらわれん!」 《む、無茶だ!回復したばかりでは、魔術は出にくい!》 でも、遅かった。陣の上には、ルギアが現れていた。 「ルギア、エアロブラスト!」 青い光線がカイオ―ガに命中した。でも、あまり効かなかった。 《ようし、ジラも!かきかき…。我と契約した召喚獣よ。今ここにあらわれん!》 陣の上にはホウオウが出た。 《ホウオウ!せいなるほのお!》 今のところ効果抜群のポケモンがいなかったので、三匹が重なった時、そこに当てた。皆体力は残ったが、皆やけどを負った。 《なら、我と契約した召喚獣よ!今ここにあらわれん!》 陣の上にはフリーザーが出た。 《フリーザーよ、こころのめをしてぜったいれいど!》 フリーザーの攻撃はグラードンに当たった。こころのめで絶対当たる、ぜったいれいどの一撃必殺技を受けたもので、グラードンは倒れた。 隙を狙い、レックウザがげきりんで暴れ続けた。 《ぬう、やったな!フリーザーよ、レックウザにふぶきだ!》 しかし、ふぶきはカイオ―ガのハイドロポンプで相殺され、その攻撃は失敗に終わった。 《いまだ!ホウオウ!だいもんじ!》 強烈なだいもんじが炸裂し、レックウザは効果は今1つでありながらも、大ダメージを受けた。それに、やけどが重なり、レックウザは倒れた。 しかしカイオ―ガは強くって強くってとても大変だった。 《ならば、あの必殺技を、使うしかない!》 グロウは叫び、両手にエネルギーをため始めた。ベルナスの父親を倒した技だ。カイオーガに対して、攻撃はどうなるのだろうか? |
緑角 | #9☆2003.12/17(水)16:36 |
---|
第8話 学校へ 《な〜んちゃって、はめつのねがい!》 「アレがいわゆるだましうち…。でも本当のだましうちでは無い…。」 《なに言ってんの!ジラのものまねは天下一!グロウをまねて、はめつのねがい!》 「と言うか、ジラーチはものまね使えないだろ…。自分ではめつのねがいできるからやれてるんだろ…。よし、ルギア!P〜」 ベルナスの下手な口笛に誘われ、ルギアはベルナスの元へよっていく。それに上手くまたがり、剣をふりまわす。 「アチャ〜」 グイングインと回す剣にカイオ―ガが当たり、そこにフリーザーのふぶきが命中する。それにやけどが重なり、カイオ―ガを撃退する事ができた。 次の日。 グロウに始めてあった日が土曜日。宇宙に行ったのが日曜日。と言う訳で、今日は久しぶりに学校ヘ登校する。 「や、ベルナス。なに捕まえた?」 「よぉ、ベルナスゥ、なにタイプのポケモン捕まえたか?」 とか、たくさん聞かれた。金曜日の宿題はポケモンを一匹捕まえることになっていた。 グロウの仲間として三匹を倒したため、グロウはベルナスのポケモンになる、なんて変な意味でグロウの入ったボールを友達の前に差し出す。 そして、宿題の調査が始まり、一人ずつポケモンを発表した。ニックネームで名前を言え、といわれたので何故かラッキー!を思うグロウでした。 「ハナちゃんです!」 「ペンポコです!」 なんてへんちくりんなニックネームの中で、グロウというニックネームはひどく目立った。先生は、遠くで見たり、近くで見たり、上から下まできっちり見た。でも、先生は首をかしげ、グロウの正体を当てることができない。 「ベルナス君、グロウ君はなんていう種類だね?」 《正体ばらしちゃおしまいっすよ。あ、始めまして。グロウです。》 「ギャー、し、喋った…。」 《グロウは良い子だからそんなにおどろかなくても良いのに。》 「えへ、それもそうなんだけどね。」 先生はジラーチのことは知っていたし、ジラーチがしゃべる事には全然おどろいていなかった。 (わぁ、先生の凄いリアクションがまた見れて良かった。) ジラーチは陰で笑い… |
緑角 | #10☆2003.12/18(木)15:03 |
---|
第9話 笑いの学校 or 狙われた学校 ジラーチはビデオを出し、先生の凄いリアクションをバッチリ画面におさめた。 《先生、テレビ借りるっすよ〜》 「えっ?ジラーチちゃん何に使うの?」 ジラーチはテレビの電源をつけ、ビデオ2にして、ビデオをテレビとつなげた。そして、再生ボタンを 《ぽちっとナ》 テレビには、先生が凄くおどろいている。教室中に笑いが起こり、ポケモンまで笑っている。おどろきがおさまったら、ジラーチは巻き戻しを 《ぽちっとナ》 そして再生ボタンを 《ぽちっとナ》 それを何度も繰り返していたら、いつの間にか全校の生徒が集まり、その映像を鑑賞し、楽しみ、笑っていた。校長先生もやって来て、その映像を楽しんだほどだった。 そのうち、みんなはのどが痛み、苦しくなり、顔が涙でいっぱいになった時、皆が油断して窓ガラスが割れた。 「フッ。この学校はいただいた!学校を支配し、この国土を持ってこそが新の聖なる人間なのだ!ハ―ッハッハッハ!!》 「誰がお前に学校をやるもんか!ジラーチ、グロウ!あのものを始末せよ!」 《OK。くらえ、サイコキネシス!》 《フフン、そのくらいで笑えるのはそこまでよ!サイコキネシス!》 「なら、ハナちゃん、アンタも行きなさい!」 「ペンポコ、お前もだ!」 そう言う訳で、悪者は逃げて行った。 「ハッハッハ。あいつが逃げるほどの強さと見える。ならそのポケモンもいただき、世界をしは…。」 《うるせーんだっつってんだよおらぁ!!?》 《いい加減にせんとやるぞあぁぁ!!?》 「キレた…。しかたがない、行け、ボーマンダ!」 《軽い軽い!そんな程度がボーマンダ!?育てがわリィな、お前!》 「育て屋に預けてたからな…。てばらしちゃいかんかった!」 あっという間にボーマンダは倒れたとさ♪ 《楽しくなかった(涙)》 「そりゃキレてぜんかいパワーになったからだろ。それに次のポケモンもいるしよ。楽しみなよ!」 《ヤターV(´∀`)》 |
緑角 | #11☆2003.12/19(金)22:02 |
---|
第10話 銀色の字・青色の組織・立ち込める霧 「チィ、あのボーマンダが…。次はジュカインだ!ジュカイン、リーフブレード!」 《フフン、リーフブレードなんざ、痛くもかゆくもない!サイコキネシス!》 「何、ジュカインまで…。お前、できる!」 《ピリリリ…。ピリリリ…。》 「ヌゥ?電話だ。もしもし、俺だ。フンフン、何!?それはいけない!今すぐ戻る!」 《ピッ》 「こちらから逃げるがな、いつかこてんぱんに負かしてやるからな!ボーマンダ、そらをとぶ!」 「待て!どこに行く!」 「お前に教えるすじあいはない!アゲハント、いとをはく!」 皆はアゲハントのいとをはくで身動きができなくなった。 《くっ。いとをはくなんぞでやられる事ぁ無い!サイコキネシス!》 糸はほどけて、動くのが楽になった。アゲハントは大きな岩にぎんいろのかぜで銀色の字を残し、ボーマンダを追って行った…。 《なになに、俺とまた戦いたければ、シオンタウンまで来い。シオンタウンって、カント―地方だよね。飛ぶのが早いポケモンでも、3時間はかかるね。》 《そんじゃ、行くぞ!》 「ようし、かきかき…。我と契約した召喚獣よ。今ここにあらわれん。」 《ようし、乗った。召喚獣達よ。カント―地方のシオンタウンをめざし、飛び立て!》 ―そして3時間― 《ついた。でも青いバンダナの人達がシオンタオンの民をなん化怒れいにしてる。》 周りには、 「オラオラ、さっさと動け、カメ。」 とか、 「足が疲れたくらいでへたばるんじゃねぇ。」 とか言って、蹴り飛ばしたりしている。 「アレは、いけない行動。お前ら、やめなよ。嫌がっているじゃないか。」 ベルナスが言うと、民はホッとして、青いバンダナの人達はああん?とか言ってにらみつけた。 「どうした、聞こえないのか?やめろと言ったが?」 そしてポケモンでまた戦いが繰り広げられた。 《わ―い、戦いだ〜(´∀`)》 |
緑角 | #12☆2003.12/19(金)22:03 |
---|
第10話 銀色の字・青色の組織・立ち込める霧 「チィ、あのボーマンダが…。次はジュカインだ!ジュカイン、リーフブレード!」 《フフン、リーフブレードなんざ、痛くもかゆくもない!サイコキネシス!》 「何、ジュカインまで…。お前、できる!」 《ピリリリ…。ピリリリ…。》 「ヌゥ?電話だ。もしもし、俺だ。フンフン、何!?それはいけない!今すぐ戻る!」 《ピッ》 「こちらから逃げるがな、いつかこてんぱんに負かしてやるからな!ボーマンダ、そらをとぶ!」 「待て!どこに行く!」 「お前に教えるすじあいはない!アゲハント、いとをはく!」 皆はアゲハントのいとをはくで身動きができなくなった。 《くっ。いとをはくなんぞでやられる事ぁ無い!サイコキネシス!》 糸はほどけて、動くのが楽になった。アゲハントは大きな岩にぎんいろのかぜで銀色の字を残し、ボーマンダを追って行った…。 《なになに、俺とまた戦いたければ、シオンタウンまで来い。シオンタウンって、カント―地方だよね。飛ぶのが早いポケモンでも、3時間はかかるね。》 《そんじゃ、行くぞ!》 「ようし、かきかき…。我と契約した召喚獣よ。今ここにあらわれん。」 《ようし、乗った。召喚獣達よ。カント―地方のシオンタウンをめざし、飛び立て!》 ―そして3時間― 《ついた。でも青いバンダナの人達がシオンタオンの民をなんか怒れいにしてる。》 周りには、 「オラオラ、さっさと動け、カメ。」 とか、 「足が疲れたくらいでへたばるんじゃねぇ。」 とか言って、蹴り飛ばしたりしている。 「アレは、いけない行動。お前ら、やめなよ。嫌がっているじゃないか。」 ベルナスが言うと、民はホッとして、青いバンダナの人達はああん?とか言ってにらみつけた。 「どうした、聞こえないのか?やめろと言ったが?」 そしてポケモンでまた戦いが繰り広げられた。 《わ―い、戦いだ〜(´∀`)》 |
緑角 | #13★2003.12/20(土)11:23 |
---|
第11話 緑神山 「行け、コイキング。」 《あはは、コイキングなんかじゃ倒せな…。》 《この霧は…?》 バシイッ 《ッ!》 《ヤバイな、この霧を利用して責めてくるぞ。それならコイキングでも戦えるわけだが…。》 《まだ早い!》 ホウオウが霧がかすれたの見逃さず、コイキングが集まったところに突進した。 防御・しぶとさにかけてはぴかいちだが、さすがにこの攻撃にはたえられなかった。 「チィ、コイツでも駄目か…。皆、緑神山へむかえ!」 「わざわざ来てくれてご苦労さんよ!だが、まだ早い。リーダー・アオギリ様からの命令だ。緑神山へむかう!」 「さっきから緑神山緑神山って何だよ。」 「おっと、教えるわけにはいかないね。ヒントを1つ、東の最果て、別名日登山さ!バーハハ―イ!」 そう言って青いバンダナをした奴らは南の海から波乗りをし、東にむけてまがって見えなくなった。 《あの人達、うつくしさコンテストの1時審査で、いつもの2倍の美しさになるのかなぁ。》 《あおいバンダナはそうだが、青いバンダナは違うぞ。》 《なにも、ひらがなと漢字のことだけで違うなんて…。》 《それよか、人間が美しくてもポケモンが美しくないと意味ないぞ。》 《あはは、なるほど。》 「皆ぁー、出発するぞぉ。」 《東の最果てって言ってもさあ。東に行けば行くほど東は遠くなるって。》 「あっ、お待ち下さい。」 「えっ?」 「緑神山は東の最果て。そして東に向かうと地球を一周し、ここに辿り着く。だから、この町のすぐそこのイワヤマトンネルには隠れ出口があり、そこを出ると、隠れ里があります。そこの人が知っているでしょう。」 「あと、隠れ出口は東にあります。だから東の最果てです。」 「へぇ〜。ありがとう。」 |
緑角 | #14☆2003.12/20(土)21:33 |
---|
第12話 緑神山・セキタンポ 「う、くらい。さっぱり前が見えない。」 《ホウオウ、フラッシュ。》 「わ、明るくなった。ジラーチ、お前は使える。」 《えと、東、東っと。あっ、岩の陰から光がさしてる。岩をどけなくちゃ。》 「ようし、得意の剣技で…。」 バキイッ! 「岩が壊れた。よし、出よう。」 《看板だ。どれどれ…?ここは隠れ里、緑神山ふもと。ってことは!ついについたんだ!》 「あの…。貴方方は緑神山のことを知っているのですか…?」 「あ、すみません、勝手に入りこんで。青いバンダナをした集団がここの緑神山に来ていると聞いたので、たいじをしに。」 すると、人々は落ちついたらしく、 「ああ、なんだ。またアクア団の奴かと思っていたら。お願いしますよ、きっとアクア団をたいじして帰って来て下さいね。」 「青いバンダナのやつは、アクア団と言うんです。」 「あと、緑神山の中の名前は知っていますか?」 「いや、知らないけど。」 「それでは、東の下には、コブイズミという泉があり、東の上にはマグマノテがあり、西の下にはセキタンポ、西の上にはサシノベノミサキがあり、最も謎とされる、緑神道。それを集めて、緑神山なのです。」 「やつらは、緑神道を渡りこの隠れ里の守り神、緑神を狙っているのです。」 「恐ろしい話じゃ、緑神が暴れたら、この里は壊滅してしまうからのう。」 「お主も気をつけるんじゃぞ。まず、セキタンポけら踏み入ればまず緑神は暴れぬからな。」 「では、幸運を祈る!」 |
緑角 | #15☆2003.12/21(日)10:44 |
---|
第13話 緑神・時を越え、別の時代へ 「あ―、なんだよぉ。ごっつごつごつの岩場かと思ったら、長い階段?もうやになってきた。」 《ホント。階段の上りはきついものね。》 《階段の終わりが見えてきた。看板があるぞ…。どれどれ。ここは緑神山…頂上。緑神に暴力ふるう事ならず。」 「やっとついたあ。ハァハァ。」 「フフフ、またあったな。お前等。この前見たいには行かないぜ。行け、グラエナ!グラエナ、かみくだく!」 「チェッ、こんな時に。ルギア、エアロブラスト!」 グラエナのかみくだくがルギアに当たった。効果は抜群だが、レベルに差がありすぎた。ルギアのエアロブラストもグラエナに当たった。急所に当たって、グラエナは倒れた。 「よくやった、グラエナ。チッ、里のやつらや、ポケモンを回復させなかったからこのザマだ。覚えてろよ。全軍、引け!」 アクア団は逃げて行った。 すると、大きな花の上に、緑色の着物を着た、金髪の、男が座っていた。 「お前達が俺を助けたのか?」 「いかにも。」 「ふぅん。お前等、里のやつじゃないな。ま、礼は言う。」 「へぇ。」 《でも、どうして里が大変なさわぎを起こしているのに、貴方は助けないの?助けなかったら貴方は守り神じゃない!》 「さわぎは聞こえた…。でもどうしてさわいでいるのかは見えなかった。アクア団のやつ、窓を岩でふせいだんだ。そして何も見えなくなった。」 「バカ!そんなんじゃ神ではない!花の上から1歩も動けないくせに!」 《やめろ、看板に書いてあ…。》 遅かった。ベルナスは看板に書いてあったことを忘れ、剣を抜き、緑神の右肩を切った。 「グ…。お主がいては厄介だからな…。三国志時代、中国を行き…永…遠に…閉じこもるが良い!」 そう言い終わると、何やら緑神は唱え、 「下れ!時を越え、三国志時代の中国で地獄を見ろ!」 すると、ベルナスとジラーチとグロウは、別の空間に吸い込まれた。 そして、甘寧や趙雲が戦いを繰り広げていた…。 |
緑角 | #16☆2003.12/21(日)18:03 |
---|
第14話 混乱 「ゲ、やめなよ!…ホラ、ことわざのアレだ!『人類皆友達』!」 「なんだおまえら?戦いの最中だってのに騒ぐんじゃねぇ!」 「すきあり!」 「グアァ!」 バタン! 「うわ…」 《ご主人、三国時代の中国はどこでもこうだよ。》 そのころ、緑神山の頂上。 「う…ん深い傷が残ったな…。ま、いっか…。」 「相変わらずのんきなんだから…。」 そのころ、里では…。 「かえって来ないね、あの人達。さては別の時代に飛ばされたな。」 「いや、アクア団にやられたやも。」 そして三国志時代、中国。 「お前等なにものだ!?」 「ええっとぉ。僕らはかくかくしかじか…。ってわけで。あ、僕はベルナス、こっちはジラーチ、もう1匹はグロウだよ。」 「ベルナス?ジラーチ?グロウ?緑神?さっぱりわかんねぇ。」 「とぉにぃかぁくぅ。おまえは誰?」 「俺は、性は甘、字はこうは。」 「あっそ。」 「ってながすなや!」 |
緑角 | #17☆2003.12/22(月)12:11 |
---|
第15話 元と言えば… 「だって、性ってなに?字ってなに?」 《ご主人、ゴニョゴニョ…。だよ。》 「てかお前等武将か?武器と鎧持ってねーな。」 「よく見やがれ、剣だ!」 「ふ〜ん。あっ、魏の軍がきた!お前らも気をつけなよ!じゃ、あばよ!」 「変な人。」 《中国人だからだろ。てかここは…っと。え!?南京!?》 《南京って、呉じゃん。中国のくわしい昔の地図では…赤壁、だね。》 「セキヘキ?どこに赤い壁があんの?」 《うう、ご主人〜(涙)》 《赤壁ってのは、場所の名前だよ。》 「あ、そうなんだ。ジラーチ、ごめん。」 「(・∀・)」 《とにかく、脱出だ。かきかき…。脱出術!》 「脱出できた!?」 《やったぁ。》 《んじゃ、巣に戻って寝るか。》 そして、4時間たって、やっと寝ました。 でも、ベルナスとジラーチは、夜中におきてしまいました。 「ねぇ、ジラーチ、どうして僕ら、こんな目にあってしまったんだっけ。」 《そりゃ、緑神に切りかかったから。》 「じゃ、どうしてやっちゃったんだっけ?」 《そりゃ、緑神が守り神の仕事さぼったのをいいわけしたから。》 そうやって話す事10分。 「どうして最初はグロウを憎んでたんだっけ。」 《言いにくいんだけど…。父上殿を…。》 「そうだ、それだ!」 《ひょっとして、グロウを仲間からはいじょして…。それでまた倒すと言うの!?》 「そうだ。グロウは大変なことなのに、3匹を救う為、父さんの魂を奪ったあげく、父さんの魂をなくした!そんなの許せないんだ!許せるもんか…。許して…。うっうっう。」 《さすがのジラーチもその答えには。明日、グロウを仲間からはいじょし、会うたびに、その計画をなさるのですね…。承知しました!》 |
緑角 | #18☆2003.12/24(水)15:21 |
---|
第16話 かざんじま(?) 「そういうわけだ、グロウ達にはいろいろ世話になった…が、あいつらは僕の父さんの魂を消した。それは…やる必要のないのにものを壊した…。たとえば、何の罪のないハムスターの魂をうばうみたいな物だよ。」 《もう夜明けですね。そろそろ出ましょう。そして、グロウらに痛撃をくわえましょう。》 そしてベルナスとジラーチはグロウ達の巣を出、グロウ達がおきだすのをまった。 《うう…ん。ああ、ベルナスにジラーチか。どうせこうなる事は了解済みだったけど。ここで戦うには少しきゅうくつだな。129番水道のかざんじま、頂上まで来い!だが、火山の噴火で飛ばされるなんてことはすんじゃねぇぞ!かざんじまって言っても、グレンじゃないからな!》 「ならば、かきかき…。我と契約した召喚獣よ、今ここにあらわれん!」 《そらをとぶ!キナギまでおくって!》 「キナギにはなんとかついたな。後は、なみのり!」 131番水道、130番水道をこえ、129番水道についた。 「ここがかざんじまか。長い階段があるぞ、上ってみよう!」 ………… 「頂上って熱いなぁ」 「火山だからです」 《ここは通さぬ!グロウ様のため、お主をかざんじまから追い出す!》 そこにはライコウがいた。 「やれるもんならやってみな!ルギア、エアロブラスト!」 《んなもんきくか!》 《ホウオウ、せいなるほのお!》 《軽い!軽い!現代のポケモンらはよえぇなぁ!》 「なに…!?」 《かみなり!》 バリバリ…ドシャアァ!!! 《フフフ…。ライコウにやられるとは…よほど弱いと見える!それでは私にはかてん!緑神に飛ばされ私だけ抜け出せば良かったか…。三国志時代、中国に戻り、己を鍛えて来るが良い!」 すると、また別の空間に吸い込まれ、また張遼や馬超が戦っていた。 「…ゲ」 「どうしたんです?」 「な〜んちゃって!天にむかってゲッチュ!」 すると、ベルナスの人差指から光線が出て、花火が出た。 「キレイダナァ〜」 《ご主人、ボケないで!》 |
緑角 | #19☆2003.12/26(金)13:42 |
---|
第17話 魏をうつ手伝いをする 「へへへ、マジじゃねぇって」 「おぬし、なにものだ?」 「ベルナスとジラーチだよぅ」 「おれは、性は関、字は雲長。劉備の兄者に頼まれて、今から呉にあるせんげんをしに行くところだ」 「劉備の兄者?」 《御主人、関羽さんの兄者さんは劉備と言って、蜀をおさめている偉いたいしょうさんだよ》 「な…何故知っている…ジラーチ…」 《本です》 「後あるせんげんとはなに?」 「孫呉と手を組むことだ。そして、孫呉と一緒に魏をうつ計画を孔明がねられた」 「孔明?一緒にうつなんて、寂しがりだなぁ、その…劉…なんたらさん」 「劉備兄者ぢゃあぁ!!!しかも寂しがりじゃねぇ!!!」 《孔明は計画をねるのが上手い人ですよ。よく五丈原でねるらしいですけど》 「五月蝿い五月蝿い、え…っと、関…なんたらさん」 「関羽じゃあぁ!!!」 「五月蝿い!」 《ハァ…御主人、みっともない。関羽さんを怒らせたら赤兎馬でひかれると言うに…》 「赤兎馬?」 「わしの愛用の馬じゃあぁ!!!あっ、急げというほうこくが出た!お前等も手伝ってくれたまえ。あっちにいくと魏がある。そこの敵将を何人か倒してくれ」 「オス」 そして、剣を抜いて、魏のほうに突っ走るベルナスとジラーチでした。 しかし、行く手を敵将にはばまれ… と言う訳で次回は最終回♪ |
緑角 | #20★2003.12/26(金)22:07 |
---|
最終回 今まで 「なんだ、おぬし。敵じゃなさそうだが、なにか怪しい」 「ア―アハハァ。べぇぇ別にぃぃぃ怪しい者じゃあぁぁぁないですぅぅぅ」 「更に怪しい。とりあえずやっとくか」 敵将は、大きな槍をふりまわしてちかずいてきた。 「うわあぁぁぁ!!!」 (ご主人!?ご主人!?) ベルナスの心の中でジラーチが叫んでいる。 (しっかりしなさい!) 母さんの声も聞こえた。 (ぱぁ、ぷぅぅ) 生まれて6ヶ月の弟の声。 「ん…?」 「おきたわ!」 《御主人ー!》 「なに…?」 「なにボケてんの!その…お父さんが大怪我をしたら、アンタ、ショックで気を失って、ジラーチちゃんがわざわざテレポートで送ってくれたのよ」 「へぇぇ」 実はこれまで、夢と言うことだ。 すると、まどのほうに、とあるポケモンが現れた。2本足で立つが、空中にういている。 「グロウ…?」 ポケモンはうなずき、遠い東の彼方に飛んでいった。 《グロウってなんでチか、御主人》 「さぁ…」 頭がかすれて、ついそう言ってしまった。 「ぱあぁぁぁぷ・ぱぷうぅ」 ぺチぺチと弟に叩かれて、眠気がさめる。 「う、ううぅぅん」 掌を見つめて。暑い心をさますように。 グロウの正体は、まだ本当の名前ではあかせない。 とにかく来年の列空の訪門者で出ると思う。少なくともポケモン、レックウザ、サトシ達のポケモンではなく、隕石に乗ってきたポケモンだ。 |
このページは http://www1.interq.or.jp/kokke/pokemon/commu/story/98.htm のアーカイブです。