なな | #1★2007.09/25(火)09:11 |
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>書き直し作業中なので10月中旬・下旬頃にまた来て下さい。 〜プロローグ〜 ハクタイシティの西にある、ハクタイの森の奥に、紺色の髪の毛の女の子と、水色のムウマがいた。 紺色の髪の毛の女の子は、痩せていて、体のあちこちに傷があった。 水色のムウマの方は、目も体も青かった。 その二人は、泥遊びなどをして、仲良く遊んでいた。 …しかし、楽しそうに遊んでいる女の子とムウマは少し悲しそうな目をしていた。 けれどその目の奥は希望に満ちていて、キラキラしていた。 この二人はどこか似ていた―… |
なな | #2★2007.08/31(金)12:58 |
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第1話 ムウマとの出会い(1) ムウマと女の子の出会いは女の子がまだ幼いころであった。 多分12歳ぐらいの時だろう。 この頃女の子は親戚の叔母さんの家に預けられていた。 しかし、誰も相手にしてくれなかった。 …そしてある日のこと。 「ラン、起きな!さもないとご飯二度とあげないからね!起 き な !」 叔母さんがランの肩を揺らしながら怒鳴った。 「起きるから手放してよ!」 「…ッ!生意気な子だねェ。私たちがわざわざお前を預かって世話してあげているのになんだい、その態度は!」 そう言いながら叔母さんは出て行った。 そしてランは台所に行った。 ランが台所に入った次の瞬間、拳がランめがけてとんだ。 しかしランは素早くかわした。 そして下を見ると、ランのいとこたち3人がたおれていた。 …いつものことだ。いとこたちは(いとこたちにとって)生意気なランになんとか嫌がらせをしたかったのだ。 ランは軽蔑した目でいとこたちを見ながらキッチンのテーブルまで歩いていった。 「ほらほらラン、早く食べな。」 ランが席に着くと、叔母さんがお茶碗半分ぐらいの量のご飯を持ってきた。 ランのご飯はいつもこれだけしか出されない。 でも、文句を言ったら、朝昼晩と1週間ぐらいご飯を抜かされるのだ。 なのでランは文句は言えない。 「ラン、私が美味しい美味しい料理を作ってるんだから『美味しい』ぐらいは言いな。でないと…」 「わかってる。美味しい…。ごちそうさま。」 ランは食べ終えて、自分の部屋に行った。 |
なな | #3★2007.09/01(土)16:21 |
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第2話 マリーとの出会い(2) ランは一応自分の部屋はあった。 でも、いとこたちが赤ちゃんだった時に使っていた、狭い部屋なので、あんまりくつろげないが、ランはこの部屋が気に入っていた。 でもこの部屋は鍵がかけられないということが残念だった。 なぜかって?…それはすぐわかる。 「いっせーのーせっ!」 バンッッ!! 勢いよく扉が開いた。 「おい、ラン!」 「あんた、今日もあたしたちをバカにしたわよね?」 「今日もその仕返し。」 いとこのヨウ、マミ、コウだ。 「いい加減、止めてくれないかな?迷惑なんだけど!」 ランはそう言ったが、ヨウたちが止めてくれないのはわかっていた。 案の定、 「そう言われて止めるバカがいると思うか?」 とヨウから答えが返ってきた。 ヨウは長男で、13歳。かなりしつこい奴。3人の中で一番太っている。 マミは、12歳。長女で、やられたことは必ず2倍で返さないと気がすまない奴。オレンジ色の髪に赤い服を着ていて、髪型と服が恐ろしく似合わなかった。 コウは、10歳。次男で、3人の中で一番小さい。ランはコウがいつも3人集から抜けたいと密かに思っていることを知っていた。 「コウ、3人集から抜けたいんだろう?ならこっちの味方になるかい?」 ランがふざけていった。 するとコウは顔を赤らめ、りんごとコウとどっちの方が赤いのかいい勝負だった。 「ぼ、僕は…」 ・・ 「コウ、もちろんあたしたちよね??」 しかしその目がマミがコウを疑っていると言っていた。 「い、いや僕は!」 「…コウちゃん?どぉしたの?いつもと違うよぉ?あ、もしかしたらわたしの仲間になるのかい?」 「ラン!コウはおれたちの…」 「ラン、勝手に決めないでちょうだい!」 「やだね。」 |
なな | #4★2007.09/01(土)16:18 |
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「やだね。」 第3話 マリーとの出会い(3) 「ラ、ランさん…」 コウが言った。 「こっちへ来て!」 「コウ、何をする気だ!…まて!」 「コウ、待ちなさい!こら!」 コウは兄と姉を無視して自分の部屋へ案内した。 そしてコウが今にも泣きそうな顔で言った。 「ランさん、3人集を抜けたいというのは本当ですが、喋らないで下さいよ!」 「…いや、もう喋っちゃったし。」 「…あ゛。そうでした。」 「オイ!取り返しつかないけどまぁゴメン。」 「…!!」 コウが燃えるような目つきでランを睨んだ。 「…いいじゃないか。敵同士だろう?それにお前、3人集の召使的な感じだったし。救ってやったんだぞ。」 「ルァンさんーッ!!」 コウが言った。 そのとたんドアがものすごい音を立てて開いた。 ブァンッッ!! 「ラン、コウに何をするのッ!」 叔母さんが凄い怒った顔をしてランを睨んだ。 その後ろにはヨウとマミがにんまりしていた。 「ラン、ここから追い出してあ・げ・る♪」 マミが意地悪い顔で言った。 「母さんにランがコウをいじめてるって言ったの♪」 ―そんなことしてないのに。 「全てはあんたを追い出すための計画。コウもグル。コウ、よくやってくれたわね。あなたのおかげで作戦成功。…計画通りじゃなかったけどね。」 ―え?計画…??…私は騙されたのか。 「ちょっとまって…」 その言葉を言い終える前に叔母さんが叫んだ。 「出てけー!出てけ出てけ出てけ!!」 「…わかったよ!こんなところもううんざりだ!」 そう言ってランは出て行った。 |
なな | #5★2007.08/31(金)13:16 |
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第4話 マリーとの出会い(4) それから1日後。 「ここはハクタイシティだから…。えっと、どこ行けばいいんだ?」 ぐぅ〜。 お腹がなった。…昨日から何も食べていない。 「…。どーしよ。」 …すると。 『ムウ?(あれ?)』 一匹のムウマがランの側へやって来た。しかも水色の。 そのムウマの後ろには人だかりができていた。 「あれ?普通のムウマの色違いは金色だけど…?」 「もしかしてあの女の子(ラン)のかな?」 「…生意気ですわね。」 人々はこう噂していたが、このムウマは、ランのポケモンではなかった。 「あのー!このムウマは貴方のポケモンでしょうか?」 気がつくと、ランはカメラマンやインタビュアーたちに囲まれていた。 「わ、私のポケモンじゃないんですけど…」 「そうですか?…にしては懐いてますよ?」 ランはムウマをちらりと見た。 …確かに懐いている。 「…私、知りません。」 ランがそう言ってもまだ疑っているようだ。 …本当のことを言ってるのに。 「じゃあ…」 インタビュアーが言い終える前にランは走り出した。 「ちょ!ちょっと待って下さい!」 そうインタビュアーが言ったときにはもう遅かった。 ランはハクタイシティから出ていた。 |
なな | #6★2007.09/01(土)16:49 |
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第4話 森の奥深く 「ハァ…、ハァ…、ここまで来れば大丈夫。」 ランはハクタイシティの隣の森、ハクタイの森に入っていったのである。 ランがいるのは森の奥深く。少々不気味だったが、ランは怖くなかった。 そして突然声がきこえた。 『ムウ!』 気づくと、後ろにさっきのムウマがまだいた。 これには怖いもの知らずのランも驚いた。 「狽ネんでわたしについてくるんだよー!」 『ムウムウ♪(なんとなく♪)』 ムウマはにっこりしている。 いつの間にかランに懐いたようだ。 「…なんでだよ。」 ランが呆れていると、ムウマが北に向かって走っていた(どう表現すればいいんだか)。 「待ってよ!どこ行くんだよ!」 ランはそのあとを追いかけた。 |
なな | #7★2007.09/25(火)10:34 |
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第5話 不気味な洋館 「ハァ、ハァ、ちょ!マリー!」 マリーは途轍もない速さで走っていた。 ランの足はかなり速いほうなのだが、マリーには敵わないようだった。 ―そして、何分か経った。ランたちは森の奥深くの更に奥深く、昼でも暗い所へ来ていた。 『ムウーっ!(やっとついたーっ!)』 マリーはそう言っていきなり止まった。 なのでランは転びそうになった。 「うわぁっ!危ないじゃないか、マリー!」 ランはそう言いながら上を見た。 すると不気味な雰囲気が漂う洋館がランの目に入った。 「うわぁっ!!ぶっきみー!」 『ム?(何?)』 マリーは洋館なんかへっちゃららしい。 …やっぱゴーストタイプだからかな。 そしてマリーが洋館へ入った。 ランもその後に続いた。 「ぎゃああぁぁっ!!」 ―そこでランが見たものは…? |
なな | #8★2007.09/25(火)10:35 |
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>↓もとの話(書き直す予定) 第6話 任務 「なあ、レイ。ランとかいう子供をさがせって言われてもなあ…」 と言う男に対し、レイというランと同い年ぐらいの男は、 「おい、それぐらいのことだぜ。なんか問題でもあるのか?」 と落ち着いた感じで言った。 「だって、顔もわかんないんだぜ。どうやってさがすんだよ」 「…地道にさがすんだよ」 とレイという男ともう一人の男の話を聞いていたランは、持っていたフォークを落としてしまった。 「どうしたの?ラn…」 お嬢様がランと言いかけたが、ランが慌てて、 「何でもないよっ!他の店行こっ!」 とかなり慌てていった。 「そうね。他の店行きましょ」 とお嬢様が言ったら、ランはすごくほっとした。 ほっとして気が抜けたのか、ランはばたりと倒れた。 「え?どうしたの?」 お嬢様が言っても起きない。 「どうしたのー?起きてちょうだい!」 とうとうランは起きなかった。 |
なな | #9☆2007.05/01(火)15:49 |
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第7話 魔女 「ランっ!ランっ!おきてちょうだい!」 「ん…?ここはどこ…?」 ランは目が覚めた。 「ここは、私の別荘よ」 別荘かぁ…。 「言い忘れたけど、私は魔女。凄腕なんだから!!私はあの有名だった『ミナ』の子孫。私の家族は魔女や魔法使いばっか」 えっ!魔女?!しかも、あのミナの子孫? 「ミナって、あの凄腕魔女の?!」 「そうよ。それは美人だったらしいわ」 「すごいや。すごいよね、マリー」 『ムウ!(うん!)』 「…あら、あなたのムウマ、綺麗な首飾りね。普通は赤よね。でもあなたのムウマのは、水色よ?」 「あ、実はそれは…」 |
なな | #10★2007.05/09(水)15:37 |
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第8話 マリーのヒミツ?! 『実は…私、お姉ちゃんがいて、五匹姉妹なの。一人ひとりネックレスの色が違うの。水色、ピンク、黄色、緑、青。ネックレスの色に合わせて、体の色も違うの』 へえ…。そうなんだ。そういえば、マリーも水色だ。 「ええっ!そうなんですの?!」 リンナったら、すごく驚いてる。だが…、 『実は、そのお姉ちゃん達、さらわれちゃったの。お姉ちゃんたちは、不思議な力を持っている。私もそう。だけど私だけ助かったの。いまごろどうなっているか、心配なの…。しかも、妹が生きてるのかどうかも分からない。お姉ちゃんたちはまだ生きてると思う』 えっ!マリーって、こんな秘密があったんだ! 早く言ってくれればよかったのに…。 『お姉ちゃんたちをどうにかして助けたいんだけど、場所がわかんなくて…。それと、不思議な力っていうのは、私もわかんない。さらわれるってコトはきっと、すごい力なのね』 そうなんだ。なんかコレって、物語みたい。会いたくても会えない。こんな感じかな…。 あたしも会いたいヒトがいる。だけど、お父さんとお母さんはもう会えない…。 マリーとあたしって、似てる…。 ほんとに似てる。何もかも。そりゃあ違うところもある。 だけどほんとにほんとに似てる…。 |
なな | #11☆2007.05/12(土)17:54 |
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第9話 「はぁ…」 ランがため息をついた。そして、 「マリー。あたしたちって、似たもの同士だね…」 と言った。マリーは、 「でもさ、私は実はお姉ちゃん達が生きているかどうか、分かるんだ。このネックレスで」 と誇らしげに言った。 「マリーはいいよね。生きてるかどうか分かるなんて。あっでもあたしのお父さんとお母さんは死んじゃってるけど… でも、妹がいたみたいなの。どこにいるかわかんない。マリー、あたしの妹がどこにいるか分かる? …どうせわかんないよね。よその人の妹なんて」 ランが悲しそうに言った。 「うん…。わかんないの…。ごめんね、ラン」 「やっぱりね。でもいいよ…。マリーはあたしの妹とは会ったことないし。 もしかしたら他の人が預かってくれて幸せに暮らしてるかも知れない…」 「そう…」 「…え?ん…?」 リンナはランの父と母が亡くなっていたなんて知らないので話があんまり分からなかった。 『バン…』 ドアが開いた。 「お父様!!あ…。あ…」 続く |
なな | #12☆2007.05/13(日)13:47 |
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『バン…』 ドアが開いた。 「お父様!!あ…。あ…」 男の人が入ってきた。 第10話 リンナの父 「…なんのつもりだッ!!」 「お父様…。ランがここにいて悪いのですか…?!」 男の人は、リンナの父だったらしい。なぜか怒っている。 「え…?どうかしたの?!」 ランが戸惑っていると、リンナは、 「…あっちの部屋に行ってて」 と言った。 「…え?!なん…」 ランが「なんで」と言いかけたが、リンナは 「いいから行ってて!親子喧嘩がこれから始まるんだから!まき込まれてもいいの?!危険よ!」 と冷たく言った。 「はーい…」 ランはちょっぴり魔法使い同士の喧嘩を見てみたかったが、しぶしぶ他の部屋に行った。 はたして、お転婆なリンナと厳しそうな父のどちらが勝つのか?! ☆続く☆ |
なな | #13★2007.06/16(土)17:33 |
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第11話 世界一危険な親子喧嘩?! ★1.口喧嘩(3話ぐらいの予定です) 「お父様、なぜ怒っているのですか?!」 リンナが静かにきいた。すると、 「勝手によその者を入れるなって言ったはずだ。ちゃんときいてたのか?!」 父は怒った。 「お父様は、いつもそうやって怒るのですね!ちょっとは冷静になって!」 その言葉に父は、 「そうやってリンナはいつもそう冷静になれなれうるさいぞ!」 と自棄になって言い返した。 「他のものが入ることでここの床は汚れるわ破れるわギイギイいうわ大変なんだよ!」 ランとマリーのいる隣の部屋まできこえた。 「あら、そんなこと言って、お父様はどうなの?知り合いの方なんかいつも来てるじゃないの!!」 「…父さんの場合はいいんだよ!!お前の…」 「そういって逃れる気?!…そうはいかないわ!!」 「…何を言う。そんなこと失礼じゃないか!!」 「なにをっ!!」 (次回、魔法で戦っちゃいます) |
なな | #14★2007.05/14(月)22:32 |
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第11話 世界一危険な親子喧嘩?! ★2.魔法で喧嘩!!(三話じゃなくて四話ぐらいかもしれません) 「なにをっ!!」 リンナがとうとうキレた。リンナは杖を取り出し、父の方へ杖を向けた。 「ウッ!」 父は腰を痛めてしまった。だが、 「ハアー!!くらえっ!馬鹿娘!ドケチ魂が許さんッ!」 とやり返した。でも、ドケチ魂って、なんだろう…。 「フン!そんな弱い攻撃でくたばるもんですかッ!!」 リンナはホントはちょっと痛かったけど、我慢した。 「なにぃッ!!」 父はもう一度やった。けれど、リンナはかわした。 「フンッ!あたしの勝ちかしら?!」 リンナは父を挑発した。父は仕返ししようと踏ん張ったが、腰が痛くて動けなかった。 「クソォ!もう少し若かったら勝てたのに…」 「父様が若くたって、私が勝ったでしょうね。だって、父様は、魔女・ミナの力を受け継いでないもの。受け継いだのは、 ミナの父のドケチさだけ。魔法がちょっとぐらい使えるからって、力を受け継いだとは言えないわ」 その言葉に父はムカついたが 「…分かった。父さんの負けだ。だが、お前に負けるのは魔法だけ。これから素手で戦おう。…ランという子供を追放するために勝負だ!」 とおとなしく負けを認めた。 「…なんてな!これからが本番だ!まだ負けてはいない!!ハアー!!」 どうやらまだ負けを認めていないようだった。 「フンッ!なんかおかしいと思ったわ。だけど言っときますけどね、父さんは、よ・わ・い・の!そして私に負・け・る・の!」 リンナの言葉にめちゃくちゃムカついた父は、 「…ちょっとは母さんを見習え!」 とやけくそになって叫んだ。 「父さんもね!!」 「…生意気娘!」 …果たしてどっちが勝つのか?! またまた続いちゃいます(もしも言葉使いが悪くて不快になったら教えてください。) |
なな | #15★2007.07/02(月)17:29 |
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第11話 世界一危険な親子喧嘩?! ★3.ランがなにか悪い?(今回はリンナ目線でいきます) 「…そういや、ランがなにか悪いことした?」 との質問に父は 「…え?あ、その」 と、完全に戸惑っている。 「言ってよ!」 「…」 「言って!お願い!」 「…」 「言ってってば!!お願いだから…」 「そこまで言うのなら…」 やっと父が口を開いた。 「実は、ランっていう子はレイっていうやつに狙われてる。目的は多分誰かに頼まれたんだ。 そんな子が家にいたら、危ないだろ?いつレイがくるのかわかんないんだから」 …え?レイって誰?しかもラン、狙われてんの?そしたら… こんな不安がリンナの心の中で駆け巡った。 「あ、リンナはレイのこと知らないか。レイっていうのはな、とにかく有名なんだ。でも顔は知られていない。 そして、強いんだ。ポケモンバトルも格闘技とかそういうのも。しかも銃も使うんだぞ。な、そんな奴に狙われたら危ないだろ?」 「なら、何ですぐに言わなかったの?」 「それはお前を心配させたくないからだ!」 「…こわくなんかない!むしろ言ってくれたほうがよかった!」 「でもな…」 「『でもな』じゃない!重要なことははやく言って!いつもいってるでしょ!」 「ごめんな、リンナ。でも、ここにいるとそう簡単に分かるはずないな。私が馬鹿だったよ」 父が謝ってくれた。ふう。これでいっか。 「いいよ。これでいっけんらくちゃく!」 …これでやっと平和が戻った!(何) |
なな | #16★2007.06/23(土)15:36 |
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この話は話がつながらないので消しておきます。 何が書いてあったか気になるかもしれませんが我慢して下さい(何) …話は少し変わりますが、ツッコミはなしでお願いします。 ここのスペースは消したいけど無理なので… 迷惑かけてすみません; |
なな | #17★2007.06/23(土)15:37 |
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第12話 レイの秘密?!(今回はレイ中心です) 一方、レイは自分の部屋で何か考えていた。 「このままバレずにいけるかな…。だったらいいんだけど」 レイは男の子とは思えない高い声でつぶやいた。 「もしもバレたら…、まあ、大丈夫…だよね」 レイはまた女の子みたいなしゃべりかたをしている。…もしかして、女の子?? トントン… ドアの音だ。レイはびっくりして背筋が伸びた。 「あら?レイ君、どうかした?」 一人女の子が入ってきた。レイは慌てて、 「な、なにもしてない…けど?」 と言った。 女の子は疑り深い目でレイを見た。 「何か隠してるの?バレバレだけど」 ヤバ。秘密がばれる―… 「何も隠してないぜ?おれのことが信用できないのか?」 とっさにレイはそう言った。 「あ、そう。…私に話してくれないの。残念」 女の子はそう言うと出て行った。 バタン! その時レイはこんな事を思っていた。 (私が女だとバレなくってよかった〜!!…でも姫を連れてこなきゃなんないし…。はぁ…、疲れるなぁ) やっぱり、女だった―… しかも、姫…?!レイは隠し事多いな… ―続く― |
なな | #18☆2007.07/02(月)17:08 |
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第13話 「ラル姫、ラル姫、フローラル姫!何で城から逃げちゃったの?」 レイがつぶやいた。 でもフローラルとは誰のことやら。 「やっぱりラル姫はあのランってコだ!姫に凄く似てるし。顔も目も全体的に」 …ランは姫? 「姫はいつもあんな歩き方をしてたし、あんな声で喋ってたし…。やっぱりこのまま追い続けよう! もしもランがラル姫じゃなかったら…。 王様に怒られちゃう!…まあいいや。1年以内に見つければいいことだし。あと6ヶ月。まだまだ先ね♪」 レイはどうやら王様にラル姫を探してこい、と頼まれたらしい。 …本当にランは姫なんだろうか?? 「じゃ、行きますか!ラン…いや、姫を探しに!」 ―続く― |
なな | #19★2007.07/15(日)14:42 |
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第14話 「ラ〜ル姫〜♪」 レイが楽しそうに(?)ランを探している。 「あ、でも歩くより使ったほうがよさそうだな♪」 レイは特殊そうな装置を取り出した。 「これは高かったんだ♪それなりに効果はあるんだろーな?」 レイはスイッチをおして、ボタンをカチャカチャおした。 すると… 「わ!すっごい!ランの居場所がすぐわかる〜!やっぱ高いだけはあるな!」 ランの居場所が機械に表示された。 ランはとなり町にいた。 「すぐに直行!お願い!ピジョット!」 レイはピジョットをボールから出すと、ピジョットの上に乗った。 ここはクロガネシティ。となりのヨスガシティまで、あとちょっと! 「…着いた〜!」 ヨスガに着いた。 人がいっぱいいてにぎやかだ。 それもそのはず、今日は待ちに待ったコンテストが開催されるのだ!(ゲームでは毎日ですが;) ランとリンナはそれを見ようと会場に並んでいた。 それを見つけたレイは、すぐさまランのほうへ向かったが… またまた続く! |
なな | #20★2007.07/25(水)13:46 |
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第15話 「横入りするな〜!!」 …とおじさんに言われレイは言い訳しようと、 「あ、いや、その、横入りしようとしたわけじゃ…」 と言ったがおじさんはかなり怒っている。 「言い訳するな〜!バレバレだぞ!」 とうとうレイはもう勝ち目がないや、と諦めた。 そしてレイはおじさんたちを離れてポケモンセンターにでも寄ろうかと歩いていった。 その時! 「おーい!レイ、何してるんだ?」 レイと結構仲が良い同い年の子が現れた。(第5・6話に出てきた子) レイは怒られたことを話した。 「ふーん。…それならやり返せばよかったじゃん?レイ、強いんだしさ。」 男の子は少し呆れた様子で言った。 「でもさ、なんか嫌な予感が…」 レイはそういう勘がよく当たるので不安らしい。 そんなレイに男の子は 「大丈夫さ。俺が見守ってあげるさ。…見守るだけで、助けはしないけどな。…行けよ!行かなきゃ怒られるぜ?それでもいいのか?女子にモテなくなるぞ」 と、本当は女の子のレイに言った。 「…;」 レイは仕方なくランの元へ向かった。 ―続く― |
なな | #21☆2007.07/25(水)14:13 |
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第16話 「頑張れよ!お前ならきっとやれるさ!」 男の子がレイを励ました。 しかし、現実はそう甘くない。 …そう、レイの勘は当たっていた。 そしてランを見つけ、そばに行った。 そしてランに、 「あの、ラ、ランさんですか?」 と、他になんもしようがないので、そうきいた。 当然、 「…そうだけど。貴方、誰?何なの?何か用?」 と答えが返ってきた。 「い、いや、私はう、…占い師です!なので…」 レイは慌てて嘘をついた。 「貴方がポケモンコーディネーターに向いていると見破ったんですよ。なので…」 しかし、ランは、 「あの、あたし、昔よく当たる占い師さんに見てもらったらそんな才能ないっていわれたけど…?」 と言って、疑わしい目でレイを見た。 「しかもこんな年齢でやれるの?」 レイは焦って、 「あ、いや、占い師の弟子です。つい占い師だと言ってしまって…。」 と動揺しているのがバレバレだった。 そして遂に 「…何?なんなの?怪しいんだけど。…付きまとわないで!」 と言われてしまった。 「あーあ。失敗。」 レイはかなり落ち込んだようだった。 そして男の子の方へ向かった。 そしたら男の子は、 「あ、あ、例のムウマだ!」 とマリーを指差していた―… |
なな | #22☆2007.07/31(火)11:23 |
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第17話 「おい、レイ。例のムウマだ。捕まえて来い!」 どうやらレイたちはマリーを追っているらしい。 しかし、ランはマリーを捕まえようとしているのに気付いていない。 「…上手くやれよ。…あ、これを着ていった方がいい。」 そういって男の子は帽子と上着を渡した。 …上手くいくかなあ。 そう思いながらレイはランの元へ走った。 マリーはランの肩で寝ていた。ランはリンナと話している…! 絶好のチャンスだ。 レイは隙を狙ってマリーを連れ去ろうと思ったが、相手はゴーストタイプだ。触れない。 そしてマリーを捕まえようと思った手はランに当たり、ランはレイに気付いた。 …幸いレイとは気付いてないようだ。 「何?何よ?」 と言われ、レイはちょっと迷ったが、 「そのムウマを渡せ!!…て言っても渡さないだろうから俺がバトルで勝ったら渡せ!いいか?」 と言った。 「な、何の恨みがあるの!このコは渡さない!」 「…バトルしないと、どうなるか分かってんだろうな?」 ランはちょっとビクっとしたが、 「…絶対渡さないから!」 と言い張った。 『もしかして、れ、レイ?』 マリーはレイのことを知っているらしい。 「え?レイ?どうしたの?マリー?」 しかしランはレイのこと(第5・6話の)をおぼえてないらしい。 『バトルしなくてもどっちみち連れ去られるの。…ラン、バトルしたほうが…』 「ほら、ムウマもそう言ってるぞ。さっさとバトルしよう!」 「…分かった。するよ…。」 |
なな | #23☆2007.07/31(火)12:10 |
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第18話 「マリー!お願い!」 『…うん。』 ランはムウマを出した。 「ゆけっ!ジュリー!」 (…実はこいつはマリーの姉、ジュリー。マリーはショックを受けて戦い難くなるだろう) 『ムウッ!』 レイは色違いの青色のムウマを出した。 『ジュ、ジュリー!!』 マリーが驚いている。…それもそうだ。生き別れの姉に会って驚くことに無理はない。 しかし、ジュリーは気付いてないようで、 『何?私がどうかした?』 と言っている。 マリーをおぼえてないようだ。 マリーはそれに相当傷ついた様子で、今にも泣きそうな目をしていた。 「ジュリー!あやしいひかり!」 『ムウ!』 ジュリーが“あやしいひかり”でマリーを混乱させた。 『う゛…。』 「あ、マリー!こっちもシャドーボール!」 『…ム、ムウ。』 混乱していたが、なんとか当たった。 マリーは相手がジュリーなので少し威力が弱まってしまったようだ。 ジュリーは少々疲れたようだ。 「ジュリー!シャドーボール!」 『ム、ムウ…(マリー)』 「マリー!もう一度シャドーボール!」 『ハァ、ハァ…』 ジュリーはあともう一発で倒れそうだ。 「ジュリー!かみなり!」 『ムウ!』 レイが賭けに出た。 …そして見事当たった。 『…』 バタ。マリーが倒れた。…負けた。 ランはマリーをモンスターボールへ戻して言った。 「ま、参りました…。でもマリーは!」 しかしレイはランの言葉を無視してマリーのモンスターボールをとった…。 |
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