ある真夜中、龍斗はふと目を覚ました。
何故かは分からない。ただ何となく覚めてしまったとしか言いようが無い。
龍斗は再び眠りにつこうと、床につくが、目が冴えて眠れない状態であった。
(風呂にでも入ってくるか・・・。)
龍斗はたまにはこんな真夜中に風呂に入るのも悪くないと思い
風呂に入ることにした。そして脱衣場で服を脱いで浴槽へ向かうと
(あれ・・・誰かいるのか?)
湯煙に隠れて誰と、はっきり認識は出来ないが、確かに人影が見えるのは、はっきりしている。
その人影の正体を確かめようと龍斗がおそるおそる近づくと・・・。
「曲者!」
突然声が響き、目の前にある人影から何かが飛んでくる。龍斗は人間のそれとは思えぬほどの
反射神経で、その飛んできたモノを間一髪で避ける。
しかしそれだけでは終わらなかった。よけた後ほっと一息つく間もなく、その人影が
襲い掛かってくる。右手にもったくないで襲い掛かってくるその人影に対して
龍斗は第一撃を何とかしてよけたもののそのまま体勢を崩して仰向けに倒れてしまう。
「お覚悟!」
間近で見て龍斗は、その人影が涼浬であることを理解した。しかし、涼浬はまだ龍斗だと
認識出来ていないようで、そのまま手にした、龍斗の喉をめがけて
くないを突き刺そうとしてくる。
「た、龍斗殿!?」
やっと気付いた涼浬ではあったが、既にくないを龍斗の喉めがけて突き刺そうとしている所であった。
「くっ!」
必死に腕をずらすことで、何とか涼浬は龍斗の喉元からわずか数センチのところに
くないをずらして突き刺すことが出来た。しかしその際に体のバランスを大きくくずして
そのまま浴槽に入っていた裸の状態のままで龍斗の上に覆いかぶさってしまう。
「だ、大丈夫ですか・・龍斗殿?」
【愛】(実はこの時コソーリ涼浬タンのオパーイが龍斗の胸板の部分に当たってまんざらでもない罠)
「そ、そうですか・・良かった・・・本当に申し訳ありませんでした・・。」
相変わらず龍斗の上にかぶさったままの状態の涼浬に対して・・・
「裸だけどいいの?」
「えっ!?・・・・きゃああああああぁぁぁぁぁ〜〜〜っ!」
凄まじい絶叫と共に涼浬は再び湯船の中へと飛び込む。冷静になってようやく自分も龍斗も
裸姿であることに気付き、慌てふためいた涼浬は湯船の中で龍斗とは反対の方向を向き
顔を真っ赤にしていた。
(た、龍斗殿の・・裸・・。)
自分が裸であったことよりも、見慣れぬ男性の裸に対して、より意識を高め
深い恥辱を覚える涼浬。更に涼浬は、龍斗から離れる時に一瞬目に入った龍斗の下半身のモノを
思い出して更に顔を赤くする。
(た、龍斗殿の・・・お、大きい・・のかな?)
「涼浬こそ、大丈夫かい?」
「ひゃっ!?」
突如、後ろから声をかけられ飛び跳ねるかのような勢いで体をビクつかせる涼浬。
「ご、ごめん驚かせちゃった?」
「い、いえ・・・。」
「・・・ねぇ、涼浬・・。こっち向いてくれないかい?」
「な、何ですか・・?」
涼浬は顔を赤らめたままの状態でおそるおそる後ろにいる龍斗のほうへ振り返る。
そして振り返った涼浬の唇と龍斗の唇が重なり合う。
「んっ・・!」
突然の出来事に、瞬間的に顔をずらそうとする涼浬であったが、それよりも早く龍斗の手が
涼浬の後頭部を抑えて、涼浬の唇を逃がそうとしない。
「た、龍斗殿・・・な、何を!」
「ずっと前から・・・好きだったんだ・・涼浬・・。」
「!!!」
突然の告白に涼浬は戸惑いを隠せない。目を大きく開き、顔には明らかに動揺の色が浮かぶ。
「涼浬は・・俺の事どう・・?」
涼浬は龍斗の問いに顔を俯け沈黙したままになってしまう。そしてしばらくの沈黙の後
ようやく涼浬が口を開く。
「私は・・・忍びとして生きてきた身ですから・・・そのような恋愛感情は良くわかりません・・。
でも・・私は龍斗殿と一緒にいたい・・・龍斗殿となら・・・。
龍斗殿に対してこう思える気持ちこそが、『愛』という感情なのでしょうか・・?」
「涼浬・・俺のことをそう思ってくれるなんて・・嬉しいよ。」
「あっ!」
そう言って龍斗は再び涼浬の唇を塞ぐ。
「こういう時女性は目を塞ぐものだよ・・。」
「こ、こうですか?」
こういう事に対して全く知識の無い涼浬は素直に龍斗の言葉に従う。
そして涼浬は龍斗の唇の感覚を存分に味わうかのように、自らの唇を龍斗の唇に押し付ける。
「んっ!」
そして龍斗はそのまま、むき出しになった涼浬の胸へと手を伸ばす。忍びとして鍛えられた
涼浬の細身の身体は、無駄な肉も無くとても締まった身体であったが、その胸は
他の部分よりも無駄な肉がついており、女性として立派な形と大きさをしていた。
「あっ・・駄目です・・そのようなところ・・。」
龍斗は涼浬の弾力感あふれる胸を優しく揉みしだいていく。恥ずかしそうな表情を浮かべつつも
龍斗の手の感触は、涼浬にとって決して嫌らしい感触ではなかった。
「や、やっぱり駄目です!こ、こんなところ・・人がきたら・・・。」
涼浬は恥ずかしさから、今の龍斗にされている行為を否定する。
「大丈夫、こんな時間に人は来ないよ。」
龍斗はそのまま涼浬の身体を優しく手でまさぐってゆく。涼浬も口では否定するものの
身体は抵抗せずに素直に龍斗の手の感触を受け入れている。
「ああ・・龍斗殿・・ああっ・・。」
そんな涼浬の身体も龍斗の優しい手の愛撫によりわずかずつ反応を見せ始める。
龍斗の手が優しく胸を揉む動きに合わせて涼浬の身体もピクピクと反応を見せる。
「あっ・・龍斗殿・・もっと・・・。」
龍斗の手が与える優しい刺激に思わず涼浬は自ら求めだす。龍斗もまたそんな涼浬を見て
興奮を高めて、涼浬の身体の色々な部分を揉みしだいていく。
「あっ・・あっ・・・。」
次第に涼浬の声に甘いものが混ざりはじめ、そしてその身体は興奮で赤く染まっていった。
そしてついに龍斗の手が涼浬の最も大事な部分へと到達する。
「あっ・・た、龍斗殿・・そ、そこは・・。」
今までさしたる抵抗を見せなかった涼浬も、龍斗の手が触れた瞬間、その手を跳ね除けようとする。
「大丈夫だよ・・怖くないから・・。」
龍斗の甘い言葉に涼浬は何故か納得し、そのまま自らの秘所への龍斗の手の侵入を許す。
「あはぁっ!」
秘所に龍斗の手が触れた瞬間、今まで味わったっことのないような未知の刺激を
涼浬は味わう。そしてそんな涼浬の微妙な反応を楽しむかのように龍斗は涼浬の秘所の中を
丁寧にまさぐってゆく。
「ん・・んっ!はあぁっ!」
自分の秘所への未知なる異物の侵入により涼浬は今までより、さらに一層大きな声を発する。
その感触にたまらず涼浬は身体を揺らす。
「あああ・・・。」
「どう・・・涼浬・・気持ちいい?」
「な・・何だか、変な感じです・・・。」
「嫌?」
「い、嫌ではないですけど・・何か・・。」
涼浬は今自分が体感している奇妙な感覚を素直に口に出して表現する。
「だったら、いいんだね?」
そして龍斗は再び涼浬への秘所への愛撫を開始する。龍斗の的確な秘所内部への愛撫により
涼浬の汚れを知らない純粋な秘所も徐々に性感を高められていく。
「あっ・・あんんっ・・わ、私、何だか・・。」
「良くなってきた・・?」
「わ・・わかりません・・でも、何かが・・来そうな・・。」
その言葉を聞き、龍斗はさらに愛撫を加速させていく。龍斗の愛撫の激しさが増すのに
比例するかのごとく涼浬の性感も高まっていった。既に涼浬の秘所から流れ出る愛液が
風呂のお湯と混ざり始めていた。
「あっ・・ああああぁっ・・ダメっ!それ以上はっ!な・・何か出ちゃうっ!」
涼浬の絶叫にも休むことなく、龍斗は愛撫を続ける。そしてついに
「あっ・・・あっ・・も、もうダメッ!んああああぁぁ〜〜っ!」
最後の絶叫と共に涼浬は生まれて初めて絶頂を迎える。
「どう・・気持ち良かった?」
「あ・・は、はい・・。気持ち良かったというか、何というか・・・とにかく今まで味わった
ことのないような不思議な感じでした。」
「そう・・良かった・・。」
「それで次なんだけど・・・。」
龍斗はおもむろに自分の肉棒をつかみ上げ、涼浬の視界へとそれを持っていく!
「!!!」
涼浬は恥ずかしさのあまり顔をそむけてしまう。
「た、龍斗殿・・そ、それは・・。」
「ねぇ・・・コレが何だか分かる?」
「そ・・・そんなこと・・・!」
とても口には出せないと言った表情で涼浬は押し黙ってしまう。
「・・・じゃあさ。これからどうするか・・分かる?」
涼浬は顔を真っ赤にして顔を下に俯いた状態で小さくコクリとうなずく。一応涼浬にも
人並みに性交の知識はあった。
「じゃ、じゃあ・・その・・・いいかな?」
龍斗がおそるおそるといった感じで涼浬に尋ねる。涼浬は返答に困った様子でチラチラと
横目に龍斗のモノを眺める。
「あ、あの・・ダメなら・・・。」
龍斗が諦めようと言葉を発した瞬間
「い・・いえ!ほ・・・他ならぬ龍斗殿のモノですから・・よ、喜んで・・。」
しかし、言葉とは裏腹に顔はひきつり、声は裏返っていた。あきらかに無理をしていると
感じ取れるような様子だった。
「無理しなくても・・。」
「い、いえ!む、無理などしておりません!さ・・さあ、どうぞ!」
すると涼浬は風呂の中で自ら秘所を手で開き、龍斗のモノを受け入れる体勢を作る。
「ご、ご遠慮なく!」
明らかに強がっているのがミエミエな涼浬の態度であったが、その涼浬の思いを無にする
わけにもいかず、自らのモノを涼浬の秘所にあてがう。
「あ・・ち、ちょっと!」
龍斗のモノが涼浬の秘所に触れた瞬間、思わず涼浬は声をかけて止めてしまう。
口ではああ言ったものの、最後の最後で決心がつかない。まさにそんな様子であった。
「むぐっ!」
そんな涼浬に対して再び龍斗は唇を優しく奪う。
「あ・・・。」
「入れるよ・・?」
龍斗の言葉に、涼浬は素直にコクンと頷く。そして今度は抵抗することは無かった。
「あああっ!!」
今まで体験したことのない苦痛に思わず涼浬は悲鳴をあげる。
「だ、大丈夫?」
「だ、大丈夫です。お、お気になさらずに・・・。」
とはいうものの、顔を真っ赤にして脂汗を浮かべながら必死に耐える様子は傍目から見ても
痛々しい限りであった。そんな様子を見た龍斗は少しでも涼浬の苦痛を和らげようと手で
自分の知る限りの愛撫行為を涼浬の胸や陰核へと加えていく。
「どう?胸とかは?」
「は・・・はい。そ、そっちの方はき、気持ちいいです。」
「じゃ、じゃあコッチの方も奥まで入れるよ。」
「は・・・はい。どうぞ・・。」
涼浬はコクリと喉を鳴らしてその瞬間をドキドキと待つ。既に涼浬の中には龍斗のモノによって
自分の処女膜が破られる覚悟は出来ていた。
「いくよ・・。」
その言葉と共に龍斗が自分のモノを一気に突き刺す。
「ああああ〜〜〜っ!!!」
先程までとは、また比べ物にならない破爪の痛みが涼浬を襲う。しかし、気丈にも
涼浬は最初に一度絶叫をあげただけで、後は唇を噛み締めて必死に痛みに耐えている。
そして涼浬の秘所からは、処女を失った証の血が流れ出し、お湯と混ざっていく。
「きっ・・キツい・・。」
思わず龍斗は声をあげる。初めて男を知った涼浬の秘所は情け容赦なく龍斗のモノを
グイグイと締め付けていく。
「だっ・・大丈夫ですか?龍斗殿。」
キツいという一言に反応して自分自身の痛みを堪えて心配そうに涼浬が声をかける。
「あっ・・ああ、大丈夫だよ。」
龍斗は涼浬の思わぬ反応にたまらず笑い出しそうになってしまうのを堪えた。
「それより・・涼浬は大丈夫・・?」
「は・・・はい、私のほうは・・だいぶ痛みも治まってきました・・。」
「そう・・じゃあ・・動くよ?」
「はい・・どうぞ・・。」
言葉と同時に龍斗は涼浬の中での前後運動をゆっくりと開始する。
「くっ・・ああっ!」
「・・・もっと力を抜いて・・その方がいいから・・。」
「は・・・はい・・。」
しかし、言葉とは裏腹に全く涼浬の身体から力は抜けない。
(う〜ん・・・。)
だが、それでも行為を続けているうちに、次第に涼浬の秘所から潤滑液が徐々に流れ出し
また、涼浬自身もその動きに慣れてきたのか、先程までのような苦痛の表情は見られない。
「少しは・・・良くなってきた・・?」
「は・・・はい・・。痛みは大分無くなって来ました・・。そ、それと・・・痛みが
無くなっていくのと同時に・・何だか変な感じに・・あぁっ!」
涼浬の声にわずかずつ甘いモノが混ざり始める。どうやらわずかではあるが
感じ始めているようであった。
「うっ・・・くっ・・・。」
腰を動かしているうちに、今度龍斗の顔の表情が快楽に歪みはじめる。どうやら絶頂が近いようである。
「だ、大丈夫ですか?龍斗殿?」
「う、うん・・大丈夫だよ・・。涼浬の中がとっても気持ちいいから・・。」
その言葉に涼浬は思わずボッと真っ赤に顔を染める。
「き、気持ちいい・・・ですか?た、龍斗殿に喜んで頂ければ私はそれだけで・・・。」
「ありがとう・・涼浬・・。」
そしてそのまま龍斗は腰の動きを繰り返していく。それに呼応するかのように
涼浬の秘所もまた、龍斗のモノを愛おしく締め付けコスりあげていく。
「うっ・・くっ・・涼浬っ・・涼浬っ・・」
「たっ・・龍斗殿・・ああっ!」
「で、出るっ・・クッ・・!」
絶頂を迎える瞬間龍斗は自分のモノを涼浬の秘所から引き抜いて放出する。
しかし、放出された龍斗の一部がそのまま、涼浬の身体に引っかかってしまう。
「あ・・・ご、ごめん・・・。」
「い、いえ・・た、龍斗殿のモノですから・・・。」
顔を赤く染めながらも涼浬ははっきりとした口調で答える。
「涼浬・・・。」
「あ・・・。」
そして二人はもう一度熱い接吻を交わすのであった・・・。