「けっ!しかし、とんでもねぇボロ寺だよな、ここも。」
龍泉寺の中を見回しながら風祭が呟く。手入れの行き届いていないその寺は
あちらこちらに、ホコリやら何やらが漂っている。
「うふふっ、でも住んでみると意外と愛着が湧くものなのよ。住めば都って言うでしょ?」
風祭の独り言のような呟きに美里藍が笑顔で答える。
「何だ、いたのか。」
声が聞こえた方に振り向きぶっきらぼうに風祭は話しかける。
「うふふっ、風祭くんは今日はお留守番かしら?」
「うるせぇっ!た、たまたま寝すぎてて起きたらもう皆で出かけてやがったんだよっ!」
「うふふっ、風祭くんはお寝坊さんなのね?」
「そ・・・空が真っ暗だから油断してたんだよっ!そ、それよりお前こそどうしたんだよ!
たんたんや、他の龍閃組の連中は一緒じゃねぇのかよっ!」
痛いところを突かれた風祭は必死に言い訳をし、話題をすり替えようとする。
「他の皆は聞き込みへ行ったわ・・・私はちょっと用事があるから、ここに残ったの。」
「何だよ、用事って。」
「・・・・・・。」
「ヘッ、別に答えたくねぇなら構わねぇぜ。お前が何をしようが俺の知ったこっちゃねぇからな。」
美里の答えにくそうな顔を見て、風祭は深く追求しないことにした。
「ありがとう、風祭くん。」
「どっ、どうしてそこで礼を言うんだよっ!・・・全く・・・調子狂うぜ・・。」
「うふふっ。・・・そうだ風祭くん、お茶飲むかしら?良ければ淹れてくるけど・・・。」
「ヘッ、別にお前の淹れる茶なんか、飲みたくねーよ。」
「そう・・・。」
そう言って、藍はひどく寂しそうな表情を浮かべる。
「だーっ!だからどうしてそんな顔しやがるんだよっ!飲むよ!飲みゃあいいんだろっ!
そのかわりマズかったら承知しねぇからなっ!」
「うふふっ、ありがとう風祭くん。」
「ケッ!」
途端に藍は笑顔を浮かべ、茶を淹れに向かう。
「全く・・・どうしてあの女は何だってこう・・・。」
藍が行ったスキを見計らい、風祭がブツクサ呟き始める。
風祭がブツクサ呟いていると程なくして、藍が湯飲みを持って戻ってくる。
「うふふっ、はいどうぞ風祭くん。」
「ああ。」
そして風祭は差し出された湯呑みから、一気にお茶を飲もうとする。
「熱チッ!」
茶の熱さに思わず湯呑みを口から放す。
「うふふッ、そんなに慌てて飲まないでね?熱いから。」
「あ、ああ。」
そして今度はゆっくりと風祭はお茶を飲みだす。
「どう、おいしいかしら、風祭くん?」
「・・・まぁまぁだな。」
そして風祭がお茶をほぼ飲み終わった所で、突然風祭の手から湯呑みが離れて畳の上に落ちる。
「な、何だこりゃ・・・ち、力が入らねぇ・・・。」
そしてそのまま風祭の体は力を失い、だらしなく畳の上に倒れ落ちる。
「てめぇ・・・美里藍・・・何か入れやがったなっ!!」
風祭が激しく藍を睨む。しかし、その顔の表情とは裏腹に体は全く力が入らず動かない。
「・・・どうやら完全にクスリが効いてきたみたいね・・・。」
「てめぇっ!何のつもりだっ!美里っ!」
「私ね・・・風祭くんと仲良くしたいの。」
「ハァ!?」
思わぬ美里の発言に驚きの声を上げる。
「だって、そうでしょ・・・。これから私達は柳生を倒して、江戸を救うために
一致団結して闘わないといけないのに・・・。そのためには、やっぱり風祭くんとも
親しくなっておかないと・・・。」
「だからどうして親しくなるのに、俺にクスリを盛るんだよっ!」
「それは・・・。」
そこまで言うと美里は、突如風祭の一張羅を脱がし始める。
「な、何すんだ、テメェッ!」
そして風祭を全裸にすると、藍は風祭の胸をいじり始める。
「うっ、うわっ!やめろぉっ!」
「私、風祭くんと仲良くしたいの。だから風祭くんをタップリ気持ちよくしてあげるわ。」
藍はふいに自分の着物を半脱ぎ状態にして、自分のふくよかな胸を風祭の目の前に差し出す。
「なっ!おっ・・おい!そんなものを俺に見せるんじゃねぇっ!とっととしまえっ!」
「だって・・・風祭くん、いつも桔梗さんの胸を気にしてるみたいだから好きなのかと思って・・・。」
「だっ・・・誰がっ!」
「・・・ねぇ触ってみる?風祭くんならいいわよ。うふふっ。」
そう言って、藍は風祭の手をつかみ、自分の乳房を握らせる。そして指を巧みにあやつり
風祭の指で自分の胸を優しく揉んでいく。
「・・・っ!」
されるがままの風祭は顔を真っ赤にする。
「どう、風祭くん。私の胸の触り心地は。・・・桔梗さんほど立派な大きさじゃないと思うけど・・。」
「ど・・どどどうっていったってなぁっ!」
「もっと触ってみないとわからないかしら?うふふっ。」
「なっ!」
藍はさらに風祭の手を握って、胸全体を色々な角度から巧みに揉んでいく。さらに乳房だけに
飽き足らず、時には乳首をつまみ、強弱のバリエーションを与え、風祭の手にも
自分自身の乳房にも飽きさせない刺激を与える。
「・・・どうかしら風祭くん?」
「う・・・ううっ・・な、何がだよ!」
「・・・その様子を見てるとまんざらでもなさそうね。うふふっ良かったわ。
風祭くんに私の胸が喜んでもらえたみたいで。」
「だっ、誰がっ!」
風祭は顔を真っ赤にしながら否定する。
「そうなの?私は結構気持ち良かったわよ。風祭くんの細い指が私の胸を蹂躙していくのが
気持ちよくて、思わず興奮してきちゃったのに・・・。」
「おっ、お前が勝手に俺の手でいじってただけじゃねぇかっ!お、俺は別に気持ちよくなんか・・・。」
「・・・でも、風祭くんのコッチのほうは喜んでくれてるみたいよ?」
そう言って美里は剥き出しになった、風祭のモノを指でツンツンとつつく。そしてその度に
既に膨張しきっていた風祭のモノはピクンピクンと揺れる。
「やっ、やめろォッ!触るなァッ!」
「うふふっ、恥ずかしがらなくてもいいのよ。」
「だっ、誰も恥ずかしがってなんかいねぇよっ!」
「そう・・・じゃあ、接吻してみる?」
「何だと!?」
藍はそのまま、風祭と体を重ねるように寝込んで、首の後ろに手を回してそのまま
風祭が下、藍が上になった状態で、藍が風祭の唇を奪う。
「うぶうっ!?」
「んっ・・・くちゅっ・・はぁっ・・・。」
ピチャックチュッ
藍の舌が風祭の口内で蠢く唾液の音が響く。深くイヤらしく重厚に、藍は風祭の
口内で舌を動かし、風祭を堪能する。
「んんっ!」
さらに藍はさらけだされた自分の胸を風祭の胸板に押し付けて潰す。そしてピチャピチャと
舌を動かすのと同時に、胸を風祭の胸板の上で潰しながら動かし刺激を得ていく。
風祭からすれば、自分の口内で藍の舌による愛撫を受けて、胸板の部分を藍の胸によって
コスられて藍の胸のふくよかさを堪能している状態だ。
「うっ・・・アアっ!」
藍の口や胸、体全体の柔らかい刺激にたまらず風祭は声を上げる。それと比例するかのように
風祭の男としての部分が、ビンビンに大きくなり、たまらない様子でピクピクと痙攣を続ける。
「うふふッ、風祭くん、もう我慢できないみたいね。いいわよ、私が出させてあげる。」
藍は体勢を180度入れ替えて、69の体勢を取る。
「ああ・・私も、もう我慢できないわ・・・。」
「なあっ、何やってんだテメェッ!」
すると、藍は突然半脱ぎだった着物を完全に脱ぎ捨てて全裸になった。そして
藍の顔が風祭のモノのすぐ目の前に置かれるのと同時に、藍の秘所が風祭の目の前に置かれる。
「な、何だよコレ・・・。み、妙に汚らしいというか、何というか・・変な匂いもするし・・・。」
風祭は思わず正直な感想を述べる。しかし、藍は風祭の反応を意に介することなく
風祭のモノに対して舌を這わせ始める。
「うおッ!」
突然の感触に、たまらず風祭は叫び声を上げる。
さらに藍の舌は風祭の肉棒の色々な箇所を舐め始める。
「うっ・・ううんっ・・プハァッ。」
藍の舌がカリの根元から裏筋まで、丁寧にイヤらしく舐め取っていく。更に、舌だけでは飽き足らず
両の手を使って、風祭のモノを優しく撫ぜ回していく。
「う、うおおおっ!」
クスリによって、体の自由を奪われた風祭は藍の舌と指から与えられる快感に
ただただ叫ぶだけであった。そんな風祭の姿に興奮を覚えるかのように、藍の行為は更に
エスカレートしていく。
「ああっ・・・風祭くんのって大きいのね。それにこんなにピクピクさせちゃって・・・。
私、見てるだけで濡れてきちゃいそうよ・・アアアッ。」
藍は次第に興奮に理性が流されていくかのように、風祭のモノを舌と手と指で
貪っていく。舌を尿道管にねじ込み、絶妙な指使いで、イヤらしく風祭のモノを揉み、
そして時にはその白く透き通った肌色の手でモノを掴み、上下運動をさせる。
更には口の中で風祭のモノを咥えて、舌で転がし、指で袋までもなぞり
的確に風祭のモノを貪って、まだ女を知らない風祭のモノに、たまらない快感を与えてゆく。
「な、何か湿ってきたぞ・・おまえのココ・・。」
藍は自分のしている行為に快感と興奮を覚え、ついには秘所を濡らし始めていた。
「・・・さっきも言ったでしょ?風祭くんのモノが立派だから・・・。」
「お、おいっ!うああっ!」
藍の風祭のモノを貪る行為によって、確実に風祭の快感は高められつつあった。
「あっ・・・あああっ・・・。」
次第に風祭の顔が快感に歪んでいく。
「ねぇ・・気持ちいいでしょ風祭くん。うふふッ。」
既に藍の表情は普段のそれからは全く想像のつかない、男のモノを貪る雌の顔へと変わっていた。
そして藍の舌と指は更に速度を増し、艶かしく風祭のモノをおいしそうに貪る。
「は・・はうあっ!」
「ねぇ・・もう限界?いいわよ、出して。私、風祭くんのが飲みたいわ・・。」
そして藍は最後のトドメとばかりに激しく舌と指を動かす。
「うあああああっ!」
そして風祭の性感は限界に達して、白い欲望を藍の顔に目掛けて放出する。
その精液が藍の顔を汚しそこから零れ落ちた精液は藍の手へとひっかかる。
「どう、気持ちよかったでしょ?風祭くん。」
「あっ・・あああっ・・。」
初めて味わう快感に、風祭の目は焦点を失い、その顔は惚けた表情を浮かべていた。
そんな風祭の表情を満足そうに藍の目が見つめる。
「うふふッ、どうやら満足してもらえたみたいで嬉しいわ。でも・・もっと気持ちよくしてあげるわ。」
そして再び藍は硬さを失った風祭のモノを貪り始める。藍の絶妙な指使いと舌使いによって
無理矢理反応させられた風祭のモノはものの数分で再び、硬さを取り戻していく。
「うふふっ、もう大きくなっちゃった。」
「おっ、おいっ!」
「うふふっ、もっと気持ちいいことしてあげる・・・。」
そう言って藍は既に濡れ濡れになっている自らの秘所を指で押し広げ、押し広げられた入り口を
風祭のモノへと押し付ける。
「お、おい・・・、まさか・・・。」
そして藍はためらうことなく、そのまま腰を落として自らの秘所の中へ風祭のモノを受け入れる。
「あああああっ!」
「うおおおおおおおっ!」
二人の絶叫が部屋に響き渡る。そして程なくして風祭のモノが藍の秘所の中へ完全に埋まる。
「ああっ・・大きくって・・ああっ・・・いいわぁ。風祭くんも・・気持ちイイ?」
「なっ・・・何だよコレ、ヌルヌルしてそれでいて締め付けてきて
こっ、こんなの初めてだぜ・・・。」
「うふふっ・・・。」
藍は妖艶な笑みを浮かべると、そのまま腰を上下に動かしていく。
「ああっ・・いいわぁっ・・・。」
藍が腰を動かすたびに、結合部からジュブジュブと愛液の音が漏れ、辺りを濡らしていく。
そしてその度に、藍の媚肉は優しく風祭のモノを締め付け、言い知れぬ快感を与えていく。
「う、うおおっ!」
風祭も初めて味わう快感にただただ流されていく。藍の秘所から与えられる
ぬくもりと締め付けは徐々に風祭の理性を壊していく。
「うおっ・・ああっ!」
「ウフフッ・・ああっ・・大きくて・・イイ・・ああっ!」
藍の秘所は風祭のモノをじっくり味わうかのように、絶妙な強さで締め付ける。そして
風祭のモノの大きさに、藍の媚肉は悦びを表すかのようにピクピク震え
そしてそれは藍自身の興奮や快感となって、藍の雌のスイッチを発動させていく。
「あああっ・・・スッ、スゲエッ・・。」
「あああ・・・もっと・・もっと気持ちよくなって・・・風祭くん・・・。」
快感に酔いしれだした藍は、まるでサカリのついた猫のように、ただひたすら快感を求めて
腰を激しく振り続ける。藍の秘所はだらしなく涎をひたすら垂れ流しながら
一方で風祭のモノをグイグイと締め付ける。
「う・・・うあっ・・・。」
「風祭くん・・スゴイわ・・ああっ!」
相も変わらず藍は髪を振り乱しながら、激しく腰を振り続ける。
藍は風祭のモノが中でコスれる感覚に酔って、風祭は自分のモノが藍の秘所に締め付けられる
感覚に酔いながら、互いの絶頂が近づいていく。
二人は快感に酔いしれるに連れ、だらしない表情をうかべる。
「うおっ・・お、俺もうダメだっ!」
「ああああっ、わ、私ももうダメェっ!あああああんっ!」
そして藍はフィニッシュに向けて、体全体で風祭のモノを締め付ける。
今まで以上に、藍の顔が体が胸が揺れ、愛液がピチャピチャ鳴り響く。
「ああっ・・・出してっ、出してええぇっ!」
「うおおおおおっ!」
ドピュドピュッ。
欲望に任せて風祭の精液が、藍の膣内へ向けて放出される。
「ああっ・・・風祭くんのが・・たくさん・・・。」
藍は満足そうな恍惚の表情を浮かべて呟く。
「うふふっ、気持ちよかった?風祭くん。」
「あ・・・ああ・・・。」
風祭は藍の言葉に素直に頷く。
「うふふっ、これからは毎日気持ちよくしてあげるわね?風祭くん。」
「まっ、毎日だとっ!?やっ・・・やめろおおおおっ!」
「大丈夫よ・・・すぐに私から離れられない体にしてあげる・・・。」
その時の藍の笑顔が風祭には、とても恐ろしく映った。果たして風祭の運命やいかに!?
続かないケドナー。