コンコン。
「失礼いたします。」
部屋の扉をノックして蒼様の部屋へと入ります。
「うふふ、待っていたわ。」
蒼様は全裸で椅子に座っています。
「さあ、紗耶も早く脱いで。」
「…はい。」
服を全て脱ぎ去ると、蒼様が近づいてきました。
「はい、これをつけるのよ。」
渡されたものは、犬耳がついたカチューシャ、首輪、そして犬の尻尾がついたアナルプラグ。
ああ、やっぱり…。
「うふふ、可愛いわよ、紗耶。」
「………わん。」
犬の格好をしているときは、「わん」としか言ってはいけないことになっています。
「いつもお部屋の中ばかりじゃ退屈でしょう?たまには散歩に行きましょうか。」
え?まさかこの格好で…。
蒼様は首輪にリードを取り付けると、ドアの方へ向かいます。
「ほら、どうしたの、紗耶。」
でも…。それに蒼様も裸なのに…。
しかし逆らうことなど出来ません。そのまま廊下へと出ます。
誰もいないとはいえ、お屋敷の廊下を全裸で、しかも犬の格好で四つん這いになって歩いている…。
どうしよう。旦那様や奥様、他のメイド達に見られたりしたら…。
散歩に行くと聞いて、てっきり外へ行くものと思っていましたが、その気配がありません。
そのまま廊下をまっすぐ進むと、突き当たりの部屋のドアの前で止まります。
この部屋は…龍丸様の!
「さあ、ついたわよ。」
蒼様はそう言うと、ノックをすることもなくドアを開けて部屋へと入っていきます。
そ、そんな。龍丸様にこのような姿を見られるなんて。
恥ずかしさでいっぱいになりながら部屋へと入っていきます。
部屋へ入ると蒼様は私の首輪からリードをはずしました。
「うふふ、待たせちゃってごめんなさいね、龍丸。」
「わん。」
え?わん?私はなにも言っていません。まさか…。
伏せていた顔を上げて恐る恐る前を見ると…。
!?
た、龍丸様!
なんということでしょう。龍丸様が私と同じ犬の格好をしているではありませんか。
もちろん全裸です。股間のモノは、はちきれんばかりに勃起しています。
蒼様はベッドの上で横になると龍丸様に声をかけます。
「さあ、いらっしゃい。」
そう言って足を開くと、龍丸様は蒼様の股間に顔を埋め、秘部を舐め始めました。
ぴちゃぴちゃ。
「ああ、いいわ龍丸。」
舐めている間も龍丸様の男根はびくんびくんと脈打っています。
「龍丸、もう我慢できないんでしょう?」
「わん!」
「うふふ、素直ね、龍丸ったら。いいわよ。たまには獣姦っていうのも悪くないわね。」
蒼様は四つん這いになり、龍丸さまの男根を受け入れます。
「ああ…。」
龍丸様は後ろから烈しく突き入れます。
「ああ、ああん、いい、いいわぁ、龍丸うぅぅ。」
あんなに蒼様が乱れるなんて。
実際に犬に犯される自分を想像しているかのようです。
「ああ、だめっ、も、もうっ…。」
龍丸様も、動きが速くなっていきます。
「ああっ、ああああ――――っ。」
蒼様がいくと同時に龍丸様も蒼様の中に大量の精を放ちました。
しばらく余韻に浸った後、龍丸様は蒼様の中から男根を引き抜きます。
男根は萎えることなく、激しく脈打っています。
蒼様の秘裂からは龍丸さまの精液があふれ出てきました。
「ふう…。紗耶、綺麗にして頂戴。」
「…わん。」
蒼様の秘唇に舌を這わせ、奥の方にも舌を送り込み、龍丸様の精液を綺麗に舐めとります。
ああ、龍丸様と蒼様の味…。
全て舐め終えると、蒼様は龍丸様の方へと向かいました。
そして龍丸様の犬耳や尻尾を取り外します。
「今度は私の番ね。」
そうおっしゃると、手にした犬耳と尻尾をご自身に取り付けられました。
ええ?!まさか、そんな。
蒼様が犬の格好をなさるなんて想像も出来ませんでした。
「ふう。さて、今度は牝犬が二匹になったってわけだね。」
龍丸様はそうおっしゃるとベッドの端に腰掛けます。
「ところで、僕のがまだ汚れたままなんだけど。」
確かに、先ほどの行為の後で、龍丸様の男根はまだぬらぬらと光っています。
「蒼、紗耶、綺麗にしくれるかい?」
「わん!」
元気よく返事をする蒼様に、思わず言葉を失ってしまいます。
まさか蒼様がここまでなさるなんて…。
あまりに意外な展開に、これが本当に現実なのだろうかという気になってきます。
「紗耶、どうしたんだい?」
龍丸様が促してきます。私もご奉仕しなければ。
「…わん。」
すでに龍丸様の男根を舐め始めている蒼様の隣に並び、私も舌を這わせます。
蒼様は左から、私は右から、男根を挟むようにして下から上へと舐め上げます。
「うう、ふたりとも、とっても気持ちいいよ。」
時には先端を咥え、玉を含み、竿を舐め上げる。
目の前で蒼様が男根を舐める姿を見ていると私も異常に興奮してきます。
「ああ、もういきそうだ、うう、で、出るっ。」
びくんっ、びくっ、びゅっ、びゅるっ、びゅるるっ。
宙に放たれた精液が蒼様や私の顔へと降り注ぎます。
蒼様はまだ精を放ちつづける男根を咥え、溢れ出る精液を喉へと流し込んでいきます。
龍丸様が完全に射精し終えると、蒼様は私の顔についた精液を舐めとり始めました。
私も蒼様の顔の精液を舐め取っていきます。
お互いの顔を舐め合い、舌を絡ませます。
「ん、んん…。」
そのまま何度も深いキスを交わしていると龍丸様が声をかけてきました。
「おいおい、ふたりだけで楽しまないでくれよ。」
そう言うと私のほうに近づいてきます。
そして私の犬耳や尻尾を取り外しました。
「紗耶ちゃんはお尻が好きなんだよね。こんなのがあったら入れられないからね。」
「きゃっ。」
そう言って龍丸様は私を後ろから抱え上げました。
ひざの裏を抱え上げて、ちょうど足がM字型になる感じです。
そのままベッドに腰掛けます。
「さっ、蒼。紗耶ちゃんのお尻を舐めるんだ。」
「わん。」
えっ、そんな。蒼様にそんなことを…。
しかし蒼様はためらうことなく、私のお尻の穴に舌を這わせます。
「あ、ああん。」
尻尾付きのアナルプラグのせいで少し開いているお尻の穴の奥にも舌を入れてきます。
舐めているのが蒼様だと思うと、余計に感じてしまいます。
「よし、じゃあ入れるよ。」
龍丸様が私を持ち上げると蒼様が龍丸様の男根を私のお尻の穴にあてがいます。
そのまま私の体を下ろすと、ゆっくりと男根がお尻に進入してきます。
「はあうっ。」
私の体重がかかるため、お風呂場の時よりも奥深く貫かれます。
「あん、ああん、あん。」
下からずんずんと突き上げられます。
ぴちゃ。
蒼様が私の秘部を舐めてきました。
お尻だけでなく前まで同時に攻められて、今までにないくらい感じてしまいます。
「ああん、はあっ、はあんっ。」
龍丸様の動きも激しさを増してきました。
ああ、もう何も考えられない。
ただ快楽を求め、龍丸様の動きに合わせて私も腰を動かしています。
「ううっ、そろそろ…。」
「ああっ、龍丸様っ…、私もっ…。」
ふたりとも限界が近づいてきました。
「ああっ、紗耶ちゃん、一緒にっ、うああっ。」
びくっ、びゅくっ、びゅるるぅっ。
龍丸様が私のお尻に大量に精を放ちます。それと同時に
「龍丸様っ、ああ、ああああ――――っ。」
ぷしゃあああ。
私はいくと同時に、あまりの快感のため失禁してしまいました。
「きゃっ。」
蒼様の声が上がりました。
私の秘部を舐めていた蒼様の顔にめがけてお小水をかけてしまったのです。
ああ、なんということをしてしまったのでしょう。
「ああ、蒼様、はあ、申し訳、はあ、ありま…せん。」
しかし蒼様は出続ける私のお小水をごくごくと飲み始めているではありませんか。
そんな、蒼様が…。
蒼様がお小水を飲み終えると、龍丸様は私のお尻から男根を引き抜きます。
開ききったお尻の穴からは精液がごぽごぽと溢れ出てきます。
それをまた蒼様が舐め取り始めました。
お尻の奥の精液まで下で穿り出して舐め取っています。
私のお尻を綺麗にすると、今度は龍丸さまの男根を舐め始めました。
あの蒼様が、さっきまで私のお尻の穴に入っていたものを舐めている。
なんとも言えない不思議な気分です。
蒼様が男根を綺麗に舐め終えると
「ありがとう、蒼。」
そう言って龍丸様は蒼様の犬耳と尻尾を取りました。
「ふう。うふふ、楽しかったわ。龍丸さんはどうでした?」
「ああ、とても良かったよ。」
「あ、あの、蒼様…。」
「なあに、紗耶?」
「先ほどは、その…、失礼いたしました。」
「あら、気にしなくてもいいのよ。私もとても興奮してしまったし。それより…、」
蒼様はにっこり微笑みました。
「また、三人で楽しみましょうね。」
また三人で…。なんだかどきどきしてきます。
「あ、それよりも…、」
蒼様が言葉をつなぎます。
「小春(仮)ちゃん達も呼んでもっと大勢の方が楽しいかしら、うふふ。」
もっと大勢で…。
ああ、なんだか楽しそう。
早くその時が来ないものかと、つい期待してしまいました。