「龍麻さま……」
藤咲はそう言うと、屹立した俺の男根に唇をかぶせていく。
一見して不良で触れれば切れそうな危うさを漂わせる気の強そうな女が、従順に奉仕する姿は、俺の征服欲を十分に満足させてくれた。
高級マンションにある藤咲の部屋。俺は全裸でソファに身を沈め、軽く足を開いている。その足の間に藤咲は膝立ちになり、豹柄のブラとショーツだけの姿で俺の股間に顔を埋めているのだ。
「上手くなったな」
俺は良くできたペットを撫でるように、脱色した藤咲の髪を優しい手付きで撫でてやった。それが嬉しかったらしく、口と舌の動きにさらに熱が入る。
戦いの中で成長した俺の「気」を操る力。それがセックスにも応用できると知ったとき、手軽な実験台として目を付けたのが藤咲だった。
外見に反してウブな藤咲は、すぐに陥落した。
気を込められた俺の男根の味と、気を流してやることで普通では味わえない快楽を知ってしまった藤咲は、俺なしでは生きていけない女になった。
自分の指で大陰唇を開いて「はやく……」とねだらせ、自分の秘所から溢れた愛液を手ですくい取って胸に塗らせてパイズリさせ、俺の尻にキスをさせて「奴隷にしてください」と言わせたこともあった。
初めは嫌がっても、俺の与える快楽に病みつきなった藤咲は、洋モノのポルノ顔負けの痴態をいつのまにか自分からするようになっていた。
「出すぞ!」
俺は今日はどんな痴態を仕込んでやろうかと思いながら、大量の精を藤咲の口の中にぶちまけた。