4章 宝玉の洞窟
1 補足 : ラブコメ路線の予感 |
エルフ「って事で、さっそく行くかね!善は急げだ。」 |
2 |
休憩タイム 慣れない風魔法の「浮遊」では 最高時速が60kmと、乗用車よりも遅いので 結局洞窟にたどり着くまでに1週間掛かりました。 風は結局付いてくる事はありませんでした。 |
補足 : ムキッ。 | |
3 補足 : 光の転移魔法は一瞬で目的の場所へ来れるので 3日で洞窟を見つけて待ってました。 |
大地「着いたな」 エルフ「ここに・・・」 炎 「例の宝玉があるってわけか…」 エルフ「ああ、なんとなく覚えてるぜ…。 ……って、おい!なんでてめえがここに居るんだよ!!」 光 「私の転移魔法でついてきたんですわ♪」 エルフ「ほぉ〜、そりゃすげえ……って違うっつうの!! どうしてこの話を知ってるんだよ!?」 炎 「え?そりゃあ、あの時あの場所にいたし」 光 「炎様と追いかけっこをしながら聞いてましたわ。 前章の最後の絵を参照ですわ」 エルフ「………気付くかよ!!」 大地「その者達はお前の仲間か?」 エルフ「ああ、元ダチの炎と…」 炎 「…(…モトダチ?)」 光 「光といいます」 大地「…あんたは俺を見ても何も思わないのか?」 光 「私は炎様以外考えられませんわ♪」 炎 「…(…モトダチ=トモダチ?)」 エルフ「まさか、お前らもついてくる気か?」 炎 「ああ。面白そうだし、モトダチを放っとけないからな」 エルフ「……もう、好きにしてくれ…」 |
4 補足 : 炎がなかなかいいキャラ出してます。 笑点で言うならば木久蔵的立場。 |
大地「だいぶ来ないうちに・・記憶していた風景と変わって しまっているな」 エルフ「うーん・・まーな。あん時ゃ小さかったしな」 大地「こんなところに奇妙な出っ張りがあったか? 何かのワナだと思うのだが・・」 エルフ「あったかもしんねぇ。踏んでも子供だったから軽くて 作動しなかったんじゃねぇ?踏むなよ。」 炎 「・・暗いとこなのにホイホイ進んでいくなよ〜」 エルフ「怖いのか?」 炎 「怖いわけないよ!怖いといえば怖い!!」 大地「どっちなんだ」 光 「ダイジョウブですわ〜どんな怖いところでも。 私が守ってさしあげますわ!」 エルフ「守られるな。守られるな。男として。」 大地「だいたい、好きな女性をこんな妖しい場所につれてく る男も情けないぞ」 炎 「好きな女性!?は??なな、なに言ってんの?」 大地「そこまで仲良いのなら、そうなのだろうが。 お前はアホなのか?」 炎 「ななな、何だよ、このオカマ野朗。 人がおんびんにしてたらズケズケと! あっつかましいやろうだな!」 大地「な!ダレがオカマだ!」 エルフ「まーまー本当のことだから、両者あんまり責める事ないよ」 炎 「なんなんだよ!幼馴染と元ダチとどっちの味方なんだよ!!」 エルフ「どっちでもいいだろ!そんな事!お前、バカか! オカマとアホを天秤にかけるやつがどこにいるんだ!」 光 「アホでも炎様、大好きですわ〜」 炎 「アホ言うな!!」 ・・カチッ☆ エルフ「・・今のって・・」 大地「・・・・あ、ああ・・」 炎 「・・あ、あのー・・・ワナふんじゃったみたいです・・」 ゴロゴロゴロ・・・ 一同「あほ〜〜〜〜!!!!!!!!!!」 |
5 補足 : 絵の真ん中に居る棒人間が炎です。 |
作戦会議。 エルフ「ど、どうするよ!?あの鉄球らしき物は!?」 光 「炎様何とかして下さい〜!」 炎 「いや、物理的に無理なのは俺でもわかる・・・(汗」 大地「・・・三作戦。 1:炎を身代わりにする 2:炎を盾にする 3:炎が頑張る(色々)」 炎 「全部同じだろっ!?」 光 「まあ、それは名案ですわ!炎様の頑張る様が見れます♪」 エルフ「鬼ですか、あんたら・・・」 大地「我が声に答えよ、大地の精霊よ・・・・」 転移。 炎以外。 炎「ああっ!?本当に見捨てやがった!」 エルフ「・・オカマって言われたの根にもってんのか?」 |
6 補足 : 光、最強説浮上 破岩だけど鉄すら砕く。 |
炎 「チョット待ってくれよ。今のはオレが悪い。 それはあやまる。 だけど、今は同じパーティだろう。 見捨てるなよ」 大地「炎でも出して溶かしたりできないのか」 炎 「できるけどよ・・できなかった時、どうする?」 エルフ「できるとかできないとかじゃなくてやれっての!」 炎 「だって〜・・・」 光 「とかもめてる間にもう、すぐそこですわ〜」 エルフ「わーどうするんだよー!クライマックス直前で 死にたくねぇよ!」 大地「それは私だって同じだ!炎、なんとかしろ!」 炎 「やって失敗したら皆も死ぬんだぞ!」 大地「根性でひきとめとけ!」 炎 「無理をゆうな〜!!」 光 「・・仕方ありませんわ。こんなところで炎様に死なれて 結婚するまえに未亡人となるのはイヤですわ。」 炎 「光・・お前、何をする気なんだ・・」 光 「心配してくれてるんですの?幸せですわ〜。 でも、ここは妻を信じるもンですのよ!」 炎「え?妻??」 エルフ「結婚すんのか・・お前ら」 大地「こんなときに何を・・」 光「ハァアアアァァァ・・・・・」 大地「光さんは何を・・・」 エルフ「ああ!下敷きになっちまうぞ・・!!」 炎「光・・!」 キラーン 光「光式!破・岩・殺・覇・撃!!」 ドッカーーーーン 光「・・・・ふぅ。これでダイジョウブですわ」 大地「・・炎。お前はいつか死ぬだろうな」 エルフ「ちゃんと結婚してやれよ。逃げたら命ねぇぞ」 炎「・・・・・」 |
7 補足 : 魔物を倒した数、 エルフ:5 大地:8 炎:0 光:135 |
大地「はぁっ!!」 ドーン・・・ エルフ「…俺たち、もしかして…」 光 「魔物の住処に入ってしまったようですわね…。 たあっ!!」 ドゴーン・・・ 炎「そうだね…」 エルフ「『そうだね』じゃねーよ!! オマエのせいだろうが!アホ!!」 炎「え、俺のせい?」 大地「貴様が怪しい部屋だから入ろうといったんだろうが!!」 光「でも炎様大好きですわー!!」 ドゴーン・・・ ドゴーン・・・ エルフ「そういう事は魔物を倒してからにしようぜ!! 炎! オマエあとで罰ゲーム!!」 炎「ええ!? いいじゃん、ラストダンジョンっぽくなったし…」 大地「アホ! とりあえず貴様は後ろの敵を倒しておけ!」 炎「なんだよ、みんなでアホ、アホって…」 光「それでも炎様大好きですわー!!」 ドゴーン・・・ ドゴーン・・・ ドゴーン・・・ − 10分後 − エルフ「……」 大地「……」 光 「あら? 敵がいつの間にか全滅してますわ。 今から倒そうと思ってましたのに…。 ハッ!? 炎様が全部倒したのですわね! 炎様、さすがですわ〜!!」 炎「……」 大地「炎…ガンバレよ」 |