魔導銃を扱えるように調整された機械……なのだが、記憶系統のトラブルによりある時期より以前の記憶が消失してしまっている。搭載された機能を見るに、哨戒タイプだったのだろう。技術的な限界により、魔導銃にあたる機能を内蔵するまでには至らなかったらしい。アルディオン出身だが、エリンディルに渡り冒険者(シーフ/ガンスリンガー)として活動していたこともある。 戦闘時に限り反応速度を向上させる機能を搭載している(カリキュレイト的な意味で)。但し、戦闘モードは燃費が悪いらしく、オーバーヒートを起こすこともあるらしい(MP切れ的な意味で)。それを補うべく、外部冷却兼電源装置(という名のファミリア)を搭載したのだが、コスト面から普段は使わない。 ラグズの名前は本来の名前を忘れてしまった後に暫定的に付けたものらしいが、そのまま今にいたるまで使い続けている。 一応、家事全般をこなす機能もついているらしい。普段はある程度の抗魔能力(魔法防御力)を持った草色の服に身を包む。 |