性的傾向
- 2001/12/04(Tue)
久しぶりに女の人の体に触った。いや、別に性的な接触ではなかったんだけど、残念ながら(笑)。 でも、触れながら、ドキドキしてたこいつ(笑)。
長く異性愛者をやってるせいで、そろそろ性的対象としての女性が恋しい。やっぱり男に比べると薄い肩とか、細い首とか、柔らかい皮膚の感触と、その下のほのぼのした温もりとか。
何よりやっぱり、男とは絶対に得られない関係性。ね?と言えばウンと返ってくる、 あの女性同士の呼吸。 むさ苦しい親父どもに囲まれて、ブ厚い胸もいいけれど、ないモノねだりで、柔らかい胸が恋しい。
今は別に好きな女性はいないけど、でも早く学校に戻って、ゲイの友達とつるんで遊びたい。異性愛はね、たまに疲れるから。
自分に正直に生きてない今日この頃、せめて恋くらいしたいと思うけど、自分が恋される対象から程遠いことを思えば、恋をする気も失せたりする。
多型倒錯のくせして、男にも女にも敬遠され、愛し合っても猫とは結ばれない。悲しい。さすがに近親相姦はブレーキがかかるらしく、それはイケナイと思う内心。報われないったら。
あ、ウソツキ。好きな人はいる。ものすごい片思いだけど。だって、その人ストレートだもん。あああああ、悲しい。でも、片思いでも、いい友達だと思われてて、幻滅されない距離を保つのが最良かも。
かっこいい人が好き。外見はもちろんだけど、行動とか言動がかっこいい人が好き。輝くオーラが感じる人が好き。自分をわかってる人が好き。女の子は苦手かもしれないけど、女の人は好き。自分が殺人的に子どもだから、大人な女性がいいなって、わがままか(笑)。
猫になって、優しい大人な同性愛の女性に飼われたいなあ。あはは。
現実逃避
- 2001/12/23(Sun)
けっこう本気ですっげぇいいステレオを買うつもりでいたのに、まあいろいろあって、お流れ。ちくせう。
その反動か、ウォークマンが心の友な今日この頃。すっかりひとりきりの音楽の世界に逃避してます。
何聞いてるって、入ってるのはVowWowの"Vibe”。10年以上前のアルバムですが、これがすっげぇいいです。
初めて聞いた時も、なんだか1ヶ月以上、これしか聞いてなかったような記憶がありますが、まんま、その再現です。もろ中毒症状で、自分で少しヤバいかな、とかも思ってたりして(笑)。
これほどバランスのいいアルバムは滅多とないんじゃないかと、勝手に思ってるんですが、どうでしょう。曲の質と、それぞれのメンバーの力量と、アレンジの良さと、えーっととにかく全部。好きで好きでしょうがないアルバムです。
個人的にハマってるのは、超官能的な人見さんのボーカルですが、他ももちろん全部いいです。恭司さんの切ないギターも、厚見さんの豪華華麗なキーボードも、新美さんの、細身なくせに太いドラムも、やたら色っぽいNeilのベースも、全部好き。
解散してすでに10年になるバンドを、いまだにどうこう言うってのも、未練たらしくて涙が出そうになりますが(苦笑)、それでも彼らは色褪せずに、こいつの現実逃避に今もしっかり一役買ってくれてます。多謝。
まあ音楽面だけでなく、他の妄想な面でもいろいろとお世話になってたりしますが(爆笑)、早く帰国して、人見さんのライブを見たいもんです。うるうるうるるるる。
インターネットと音楽、そして官能的経験について
- 2001/12/23(Sun)
インターネットが普及して、音楽のダウンロードがごく簡単にできるようになって、ふと考えると、音楽のあり方、みたいなのが随分変わっちゃって来てるんじゃないかと、危惧してみたりする、アナログ人間な今日この頃。
確かに、この曲(だけ)聞きたいとか、この曲聞いてみたいとか、そういう時って、ネットでダウンロードできるのは、この上なく便利なことだと思う。でも、それが高じて、アルバムっていうものを無視するようになると、これはこれで問題だと、アナログ人間は、ふと思う。でも、そういうのって、こいつだけが感じてること?
ファイル共有ソフトを使い始めて、正直、1ヶ月くらいはハマった。あの曲この曲、手元に音源のない曲とか、レアな音源なんかを探して、ハマった。簡単に見つかって拍子抜けがしたくらい、ありとあらゆる音源が、ネット上に存在してるのを知って、正直びっくりした。うれしかったと同時に、あまりの簡単さに、少々情けなくなったのも事実。
手軽さって、いつもいつもいいことだとは思わないんだけど、どうだろう。
結局聞きたいのは、曲単体ではなく、アルバム全部なんだと気付いて、音楽をダウンロードすることはあまりしなくなった。もちろん、昔懐かしい、アニメの主題歌なんかは、今も探して落としてるけど(笑)。
考えたら、昔はシングルしか知らないでファン自称してる連中のこと、かなりバカにしてたけど、今はネットでしか音楽聞かない連中に、実は眉をひそめてるかもしれない。っつーか、眉をひそめてる相手は、ある特定の個人だったりするんだけど(笑)。もっとも、彼女が、何百曲(1G以上ね、もちろん)と、人様のコンピューターにダウンロードしてるってことがなければ、こんなことも考えなかったんだろうけど。
なんて言うか、音楽ってのは、曲ではないんじゃないかと、近頃しみじみ思う。曲の集合体としてのアルバムとかジャンルとかではなくて、もしかすると、音の集合体なんじゃないかと、思ってたりもする。音符の集まり、美しい(この形容詞の定義は、極めて個人的になる、もちろん)音符の連なり。
まあ、図々しくも音楽の趣味の良い人間ってのを自称してたりするので、ちょっと最近のやたらな音楽とネットの癒着(・・・)はちょっと恐ろしい。音楽に官能を求めるこいつは、なんだかそういうのとコンピューターの組み合わせが、ごく個人的にしっくり来ない。
もっとも、コンピューターとポルノの組み合わせは、まあ手軽でいいやね、って思ってるんだけど。ああ、いいかげんな奴。だってポルノって官能じゃないんだもん、こいつにとっては。
いわゆる誰か(まあ、この場合は男だけど)と寝るより、音楽の方が気持ち良いって言ったら、それはいいセックスをしてないからだ、って自信に満ちた反論をされたことがあるけど、(存在するかどうかすら怪しい)いいセックスを、妊娠、性病の危険を冒して求めるくらいなら、好きな音楽に浸ってイク方が、よっぽど健全だと思うんだけど、暴言?
音楽とは、つまり極めて個人的な官能的経験、及び表現である。本日の結論(笑)。官能に、お手軽さ
”だけ”を求めてはいけない、と思う。どうですかね?