TUF13総括雑感
- 2011/06/12(Sun)
さて、TUF13が全部終わり、JDS対Lesnarは、Lesnarの体調不良で対Carwinに変更、それは結局JDSが勝って、次の試合は対VelasquezでHeavy Weightのタイトル戦になる。
とりあえずTUF13総括雑感。
始まった時はひとまずLesnar目当てで、JDSことSanたんにはそれほど興味もなく、ふたりのよそよそしさで、ああ何か冷たい空気満載になりそうだなあと予感。特にLesnarは基本的に目も合わせない。
Sanたんはわりとフレンドリーに、主には英語の問題でたまに「ええと?」みたいな戸惑いは伝わって来るくらいで、まあ頑張れや、みたいな。
まずは選手の選抜。Lesnarは口調は親しげなんだけど、声音が超何て言うか・・・冷たいってんじゃなくて、全然親しみがない感じ。ロボットがしゃべってるみたいだったよ。何か面白い人だなあ。親しくならないと打ち解けないタイプなのかも。
Sanたんは、何か仕草も言動も最初っから超親しげで、感情表現が豊かってか、ものすごい怖そうな顔(ゴリラ系)なのに、舌っ足らずな危なっかしい英語と、笑うとなくなる目と、いっつも微笑んでる口元のせいで、格闘技のコーチってより保父さんみたい。
チーム分けは、今回はDanaたんが事前にコーチたちから欲しい選手を聞き出して、それを選手達に伝えるって感じで。
その後選手達は合宿所(House)に連れて行かれて、今回はごく自然に、2階の寝室はLesnar陣、階下はSanたんチームになったらしい。
こいつは基本的に、自分の過去を長ったらしく語るとか、戦うのは家族(父親、母親、兄、姉、弟、娘、息子、妻)のためとか、どの国から来た云々とか、そういうのを口にする選手はまず大成しないと思ってるので、試合前にそれを長々語る選手は「あーあー」と生暖かく見守ってる。
でまあ今回、それをほとんど口にしなかったのが、RamたんことRamsey Nijem。
コーチに選ばれたのは真ん中辺り(自分が欲しい選手順に呼ぶので、最初が有望、最後は期待薄、という感じになる)、体格的にもWelterとしてはごくごく普通、見てて特に目立つわけでもない、外見的には埋もれた存在だった。
最初の試合は3戦目だったか、相手はけっこうやりそうな感じのCharlie Radar。スキンヘッドで眼力があって、背もけっこう高い方だったか。
一方のRamたんは、いっつも人を食ったようなヘラヘラ笑い、Houseのみんなから"Stripper Ramsey"と呼ばれて(すぐ全裸になって踊るから)、足の爪全部に薄紫ラメ入りペディキュア、好きなテレビはGlee。何この絵に描いたようなゲイキャラ。
これが、彼の演技なのかどうかは知らない。ただ幸いに、こういうゲイネタをやっても反感を買わないタイプらしくて、みんなこの冗談(・・・かな?)を、テレビも雑誌もネットもない退屈なHouse生活の潤いにしてたらしい。
「みんな、オレがこういうことするのテレビで目立つためだって言ってるけど、オレ普段からこんなだし。父さんは、おまえはおかしなヤツだって言ってるよ。」
この辺りもヘラヘラ笑いながら言う。
そして計量の日、Ramたんのペディキュアに気づいたLesnarが、ものすごい嫌そうに、
「・・・Charlie、頼むからあのペディキュア野郎に勝ってくれ。」
と言ってたって言う。この人は基本的に、こういう冗談は一切受け付けないタイプらしい(体育系堅物。ホモフォビアも強そう)。
この辺りから、Sanたんとの相性の良さがよく見えて来て、つくづくLesnarの方へ行かなくてよかったなあと思い始める。
Lesnarは真面目一辺倒と言うか、選手と個人的な部分で親しくなろうというところはまったく見せず、上に行きたいヤツで見込みがあると思えば手を貸すのにやぶさかでない、という態度。
一方Sanたんの方は完全にみんなのお兄ちゃんで(半分以上は彼より年上なんだけど)、厳しく体育会系にしごくよりも、(負けたって)よくやった!おまえらすごいよ!って褒め殺して伸ばすタイプ。
Serraたんよりもいっそう、負けたとしても諦めずに最後まで戦ったということに、コーチとして喜びを見出すタイプで、この辺りは、ノゲ兄弟にまったく同じように扱われて来たせいだろうと思う。
この点で、LesnarとSanたんはまったく相容れない。どっちがいいとも悪いとも思わない。
Sanたんがこういうタイプなのは、ほぼ100%、彼がブラジル出身というせいだろうし、ノゲ兄弟が、格闘家を育てるよりもむしろ、子どもたちをまともに育てる(刑務所に出入りしない、犯罪に手を染めない、普通の仕事に就く、というそういうレベル)ためにはまず健全な精神を、という辺りを理由にジムを始めた、という辺りに理由があると思う。
ノゲ兄がTUF8でコーチをやった時も、勝ち負けよりもまず、ここから逃げ出さないこと、真っ直ぐ自分のしてることに向き合うこと、という方を大事にして、チームの勝ち負けは二の次的な空気があって、選手にもそういう風に対応してたというのを見てたので、この辺はもう文化と生活レベルの違いとしか言いようがないと思う。
純なアメリカ人が、生活的に絶対的に恵まれてるとは思わないけど、こういうことは、他人を傷つけることを目的としてる分、まずは自分も相手も大事にするという精神を!というのはごく自然なことだと思う。
偶然なのかどうか、ブラジルは日系も多くて、柔術を習ってる人たちが多いから、勝ち負けよりもまずはそういう武道の精神を、というのは、格闘技にはまずあるべき姿勢だろうなあと、とにかく誰か殴りたくて仕方ない、というアメリカ人選手たちを見てて思ったりする。
Lesnarとの態度の違いで、ひたすらSanたんのいい人っぷりが露呈したTUF13だった。Lesnarが悪いって言ってるわけじゃなくてね、Sanたんはほんとにいいおにーちゃんだったよ、って言う話。
空気は何となくSanたん優勢で、負ければ負けるほど空気の悪くなるのは仕方のないLesnar側。おまけに、Ramたん系の道化くんであるChrisが、軟派に見えるのにぎりぎりで試合に勝っちゃって、何であいつだけズルイ!的にチームメイトに反感買いまくり。
実際、試合っぷりを見ると、何でこれで格闘技やろうと思ったの?という感じで、のらりくらりかわしてる間に試合が終わって、運良く勝っちゃいました的な。
Ramたんと違って、なぜか道化役でウザがられちゃうタイプのChris、自チームの戦略とか弱点を観察して、Sanたんチームに情報流してるに違いない!このスパイ野郎!という感じになっちゃう。
このことでチームメイトのTonyとちょっとやり合う羽目になる。このやり取りで、Tonyの短気がちょっと伏線。
Chrisいい子だと思うんだけどなあ。誰の悪口も言わないし、陰口も叩かないし、"オレさまヌゲー"的な大口も叩かないし。他のチームメイトに、オレは頑張ったのにおまえら何だよ、なんてことも一切言わない。何か同性に嫌われるタイプらしいよ。何でだろう。ウザいのか。
Lesnarがチームに思い入れがない(勝てない→本気で練習してない→やる気あんのか)ので、選手に対して親身というのが見えず、選手はもちろんそれでいっそうLesnarの言うことを素直に聞かない。
これが、Lesnarの選抜一番だったLenの負けの後にひどくなる。
Lenは自分が負けたのを、Lesnarが個人的事情でその日傍にいなかった、Chrisのスパイ野郎がやっぱり情報流してやがった、オレが頑張ったのに!という愚痴ダラダラで、選抜一番という気負い、そしてうぬぼれがあった分、負けが受け入れられなかったらしい。
Lenは典型的な口だけ選手で、負けた後に、Wild Cardで、選ばれれば返り咲きのチャンスが与えられるんだけど、これの前に膝を痛めたことで、Danaたん的には健康な選手の方が望ましいと言うことで負けたままになり、またこれも素直に受け入れられず、Danaたんに、オレ、最終戦で雄姿見せますから!とわけのわからないことを吹いて失笑される始末。
Houseでも、オレ以上に頑張って試合やったヤツって誰がいるよ?名前挙げてみろよ!と吹きまくって顰蹙買いまくり。
正直見てて、頼むこのバカ男をHouseから追い出してくれ、と思った。女々しいって言うと女性に失礼だよねーって感じ。終わったことをグチグチグチグチ、黙れこの負け犬!って鏡に向かって言ってろ。
Ramたんすら、
「Lenは自分のことを、身長2mで体重100kgのマッチョと思ってるみたいだけど、ただのWelterだし。別に強そうでも何でもないし。」
と、かなりバカにした口調で言っててワロタ。
さて、Wild Cardで2回戦の組み合わせが全部決まり、ここまでは割りとSanたんチーム優勢だったけど、2回戦ではLesnar組が割りと優勢になる。
それでもSanたんのおかげで、チームの空気が暗くなるとか悪くなるもなく、しかもRamたんは勝ったので、チーム全体がお祭りみたいな感じ。
2回戦で、Wild Cardで再登場の権利を得たChuckは、初戦で負けたZachと再戦になる。Zachは勝てるさとけっこう自信満々。が、結局Chuckの怒涛の攻めに手も足も出ずに負けて、挙句両目を、手術必要なくらいに傷めて、その段階で、もう多分一生試合はできないと医者から宣告。
うわあああになるHouseの空気。
さて、2回戦が終わると、顔ぶれはRamたん以外は全部Lesnarチームになって、2回戦段階で、SanたんはRamseyが多分最後に勝ち抜くと言い、LesnarはTonyが勝者になると言い、そしてなぜか、準決勝にちゃっかり進んでる超ダークホースのおちゃらけChris。
準決勝は、Danaたんが大体仕組んだ通り、Ramたん対Chris、Tony対Chuckになる(最終戦で、Ramたん対Tonyにするため)。
対Chris戦はもー予想通りの運びで、Ramたんがパンチしまくって勝ち。今回のChrisにLuckはなかった。
Ramたん勝つと、リング内でみんなで踊り狂い。
さて、後1戦残すのみになったTUF、最後の最後でTonyが切れた。
そろそろ終わりと言うので、みんな浮かれたせいもあって、お馴染みの酒盛りのターン。酔ったCharlie(Ramたんの初戦相手)がTonyにちょっかい出して、Tonyがいきなりそれにキレた。
見てる方も豹変、という感じの変わりっぷりで、本人以外はTonyのキレっぷりを誰も理解してなくて、Charlieはヘラヘラやめろよーとか言ってるし、傍で眺めてるClay(Ramたん2戦目相手。弟とお父さんの遺骨の粉で刺青を入れてる)は、ほらほらTony、ダメだぞー乱暴はいけないんだぞーとかのん気にやってる。
Tonyだけ本気でキレてて目が据わってる。
やっとTonyのキレっぷりが伝わって、騒然となるHouse内。もう酒盛りどころじゃねー。
いくら無名の、有象無象の格闘技選手って言っても、一応はそれでお金をもらってる人たちなので、本気になれば半殺しくらいわけないわけで。そういうわけで、みんなはさっさと間に入って、ふたりがこれ以上本気にならないようにしてる。
面白いなあと思ったのが、Clayは徹底的にお母さん口調でふたりをなだめて(ダメだぞー怒るぞー仲良くしなきゃー)、ああこの人はこういう風に育てられたんだなあと、何か彼のほのぼのした家庭環境を覗き見した気になって、うっかりこんな場面でなごんだ。
Tonyがメキシコ系というのが関係あるのかどうか、今にもつかみ合いになりそうなふたりの間で体張ってるのが、メキシコ人のJavierと、中近東系ドイツ人のNordinだったのにちょっと何か、なるほどなーと思うものがあった。
Zachは最初からTonyなだめ役で、無理矢理TonyをCharlieから引き剥がして別の部屋へ連れて行こうとしたり、ずっとふたりの間で、Tonyを止めようと体張りまくり。自分の顔もまだ殴られたらヤバイし、アザだらけなのに。健気だなあ。
こういう場面ですっと体が動く人ってすごいなあって思った。
GSPたんとKosのTUF12でも、東欧系選手がキレた時にまず止めに入ったが、眼鏡くんでアジア系の選手で、ああ育ち方が出るなあと思った記憶。
このケンカ、ちょっかい出したCharlieがいちばん悪いんだろうけど、そのくらいでそんなキレる?というTonyは、正直TUFは勝ち抜いたけど、これから先超一流目指すなら、その幼稚なところを先に何とかしないと、という感じ。
挙句、よくある離婚のモメ事の流れで、親権問題でひとり息子に会えないらしいCharlieに対して、"テメーの息子はどこにいるんだよ!言ってみろよ!"と、暴言吐きまくり。
この暴言でTonyはHouse内で完全に孤立。準決勝の相手のChuckは、CharlieとはTUF以前にジムメイトで練習相手という関係もあって、
「あいつ、絶対叩きつぶす。オレがあいつの夢なんか全部奪ってやる。」
殺伐として参りました。
でまあ、結果としてChuckは負けて、Danaたんが目論んだ通り、Ramたん対Tonyでの決勝。
で、Ramたんはこの試合で、1R4分手前でKOという、信じられない流れで負けて、身も世もない風情で大泣き。
個人的に、敗因は、今までは試合は全部自分との戦い、という風に言ってたのに、対Tony戦は、酔ったせいのケンカ騒ぎで、絶対オレが勝つ、みんなのためにTonyを負かす、というような感じになってしまい、不必要に気負っちゃったのと、後はちょっと悪い意味で自信過剰になってたんだろうなと、Tony戦見てて感じた。
Tonyは完璧にRamたん対策してて、Ramたんのレスリングも全部防いで、Ramたんにまったくペースを掴ませず、正直Tonyは全然好きなタイプの選手じゃないんだけど、あの試合見て、彼の本気にちょっと鳥肌立った。
Ramたん、次は謙虚に頑張れ。
そして同時にあった試合にChrisも参加で、何と相手はTonyに負けたChuck。これが見事に勝った。Tony対Ramたん同様、Chuckに全然自分の試合をさせない試合運びで、誰が見てもChrisの勝ちな、見事な試合だった。
正直、このChrisとRamたんだと、Chrisの方が勝つかもしれないと思った。
さて、Ramたん、知らなかったんだけど、GSPたんの秘蔵っ子だったJonathanと、TUF11の勝者になった選手とジムメイトで、事前に、TUFに参加する心構え的なことを叩き込まれてたらしい。
House内の空気に飲まれないこと(噂やら陰口に参加しない、諍いに巻き込まれない)、自分のことだけ考えること、日記をつけること等々。それであの落ち着きっぷりかー納得ー。
まあ、言われたところで、実行できるかどうかは性格が主だと思うので、Ramたんは基本的に人さまのドラマには興味がないタイプと見た。
GSPたんの時も感じたけど、格闘技というのは、殴り合って相手を傷つけることが目的ではなくて、誰のこともなるべく傷つけないためにこそ訓練する、というのがほんとうのところなんだろうなあと。
かなり怪しげなところでの、何か怪しげな人との対談だったけど、日本の格闘家が、仏教と武術の繋がりについて的な話し合いをしてて、結局あらゆることを意識するということは、ようするに究極の姿が武術なんだ、というような話で、個人的には対談の胡散臭さはともかくとして、この流れには納得した。
結局は対誰かなのではなくて、対自分自身、ということ。
Sanたん(そしてGSPたんも)が、相手に対して敬意を払わなきゃいけない、相手を大事にしなきゃいけないって言ってて、リングでも、試合後にちゃんと自選手に、相手のところに挨拶に行くように言ってたり、こういう態度は絶対に必要だと思った。
相手を大事にするというのは、結局は自分を大事にするということで、何しろ、「金網の中で殴り合う見世物になってお金を稼ぐ」という道を選んだ段階で、こういう選手たちには必ずどこかに人として問題があるわけで、その問題の部分を直視させて、それから「殴り合うというのはどういうことか」→「それは相手を傷つけたいという欲求であってはならない」ということは叩き込まないと、結局ただの殺し合いになる。ただでさえ、とにかく怒りを発散したいというだけで、この仕事を選んでる人間も少なくないわけで。
見る側はその殺し合いを見たいのかもだけど、お金を稼ぐなら、選手たちはなるべく五体満足でリングを出なきゃいけないわけで。そうなれば、いかに自分も相手も傷つけずに試合を終わらせるか、ということになる。
大事にしてる相手を殴れる、というのは、表現が殴るということにたまたまなってるだけで、100m走ってどっちが早いか、というのと基本は変わらない。
だからまあ、ようするに、相手を大事にするというのは、自分自身に健康な自尊心がないとできないことなんだよ、と。
この辺りを徹底しようとしてるノゲ兄弟、そしてSanたんは、もっとこの辺りをきちんと評価されるべきだよなあと思う。
何つーか、家にお金があったとか、そういうことではなくて、育ちの良さってのは財産だなあとしみじみ思った。
育ちが良いって言うのは、物事を素直に受け入れられるか、いい悪いまるっとひっくるめて、そういうものとして、まるっと受け入れられるかどうか、理不尽な怒りに流されないだけの強さがあるかどうか、結局、健康的に愛されたかどうか、これに尽きるんだろうなあ。
ノゲ兄弟もSanたんも、究極のところは、「自分のところに集まって来た子たちにできる限りの健康的な愛情を示して、「そういう風に愛される価値のある自分たちだと言うこと、だから勝つことに値する自分たちだと言うこと、だからこそ、負けることや自分も弱さを恐れる必要はない、ということ」をまず最初に叩き込もうとしてるように見える。
この、健康的に自分を愛するということが、Ramたんはごく自然に身に着いてるけど、Tonyはどうかなと思う。このどうかな、という部分が、これから先Tonyの弱味になるんじゃないかなと、ちょっと思ってる。
Tonyのことが選手としてあんまり好きじゃないのは事実だけど、せっかくTUFを勝ち抜いて3年契約結んだわけだし、決勝で見せた伸びのまま、選手として伸びて欲しいなと思う。
Ramたんは、多分中堅にたどり着くのに2、3年かかると思うので、その間に多分、今の膠着Welterにも動きと入れ替わりがあるだろうし、その入れ替わりの時期に運良く伸びて、タイトル奪取戦に入り込んでくれたらいいなと思ってる。
今回のTUFは、ノゲ兄弟とSanたんの、コーチとしての指針みたいなのがよく見えたなあと思う。
Sanたんは、コーチとしてはまだ全然実力がないけど、人を導く、導く段階で力を与える、という点では、Lesnarより資質のある人だと思う。
さて、次はタイトル戦だSanたん。
Ramたんも頑張れ。次の試合で、今度は見事な勝ちを見せてくれ。
ふたりとも、むさ苦しいTUFに、超萌えを与えてくれてありがとう。お疲れさまでした。