誰かが死ぬってのは、その人に、もう会えないってことももちろんですが、その人の思い出が、もう増えることはないんだって、そうなんだなあと。言われて納得。
　もちろんこいつがここで思い出してるのは、去年春に逝ってしまった、Alice In ChainsのLayneですが(鬱)。
　死ぬ前に、４年も音信不通状態で、生きてるよな？と思ってたこいつとしては、そりゃ死んだこと自体がショックでも、だからと言って、彼を見かけない日常が変わるわけではなし、けっこう自分は大丈夫なんじゃないかと思ってましたが、ほぼ１年経っても、いまだAちゃんSは聴けず、そこに繋がる音も、実は一切聞いてない。マジでこの１年、彼の追悼アルバムになってしまった、Linkin Parkしか聞いてない。
　そして今も、死ぬほど痛い。
　後追いするほどの純情さはないですが、それでも、確かに、Layneの声を、もう生で聞くことはかなわないこと、彼の思い出が、これ以上、増えることはないこと、そして何より、じきに、彼の年齢を、追い越してしまうこと、そんなこんなで、けっこうグサグサ来てたり。
　そんなに好きか？と尋かれれば、即座に、あったりめえだ！と叫べる。すでに自分の自我に組み込まれてる他人格だったりする人を、死んだからって、そんなあっさり切り捨てられるか。
　そういう意味では、Layneの肉体部分は、死んでるのかもしれないけれど、彼の精神の部分は、今も、小さな破片になって、世界中の、彼を好きな人の中に生きてるんだなあと、思う。
　その破片が、これ以上増えることも、大きくなることも、ないとしても。
　ジャンルの違う場所で、AちゃんSだLinkin Parkだと(小声で)叫んでるせいで、興味を持ってくれた人とか、アルバム聞くきっかけになった人とか、そういうのが、単純に、うれしい。今さらだけど、まるで、Layneへの、手向けのようで。
　まあ、どうやら死ぬ前は、マジでやばい状態だったみたいだし、最後のインタビューが本になってるらしいので、痛いの承知で、泣くの承知で、手に入れる予定。
　Layneが恋しい。彼の声が、聞きたい。どんなにボロボロでも、声だけは出して歌ってた、彼の動く姿を、もう一度、生で見たい。痛々しい彼に、もう一度、会いたい。
　Jerryには、今も恋してる。結婚したい人だし(笑)。一緒に暮らして、尽くしたいし(大笑)。
　彼を見るたび、恋に落ち直す。好きだっていう気持ちを、いつもいつも、追体験する。彼の、ギターを弾く姿(そして今は、歌う姿)を見るたびに、どんなに彼を愛してるか、思い知る。
　彼を、男としてきちんと認識してるかどうかは、かなり怪しいけど、女として、彼の男性性ではなく、女性性と、人間性の部分に、恋をしてる。Jerryが女だったらなあ(大笑)。
　AちゃんSが好き。今までも、そして多分、これからも、もっと。

　でもって、たまたまロクでもない単語で、何やら検索してたら、ロクでもないものが引っかかりました。
　猫の虐殺写真。
　かの、2chでなんか評判になってたんで覚えてたんですが、オドロオドロしいHNのどなたか(ドイツ語っぽい名前だった)が、猫の虐待から始まって、結局殺してしまうまでを、2chで実況中継したらしく・・・もちろんどこかの猫好きな(そしてまともな神経の持ち主な)誰かが、張本人を見つけ出して、警察に通報したらしいんですが、猫の死体も見つからず、見つかったところで、せいぜいが器物破損らしくて、結局本人には、不審な行動が見られるという、近所の人の話を聞いただけで、お咎めはなかった、らしい。
　この猫殺したヤローを、きちんと法的に処分させようっていうサイトを見たのが、最初だったんですが・・・どうなってるんだろうなあ。
　まあ、猫ってのは、痛みにやたら強い動物で、病気になった時も、痛みが外にわかるようになった時はすでに手遅れってのが、多いらしいです。
　５匹も飼ってて、さらに実家に１匹いて、周囲が猫好きな環境にいる人間としては、この猫殺しヤロー、同じことして、痛みをわからせてやりたい、と思っても、人非人だとは思いません。
　始終、きょとんとしか表情(恐怖と痛みで、すでに無表情だったのかも)な猫が、逆に痛々しい。
　なんでこう、自分より弱いものを痛ぶらないと、自分が大丈夫だって確認できない人間がいるかな。自分がされてやなことはするなって、基本だろ？　そこまでして、自分が特別な人間になりたいか？　そこまで愚鈍で凡庸なのか？　破壊したいっていう、気持ちは、わかる。でも、そこを抑えてこその人間じゃないのー？　それとも人間の自覚がないのか？
　まあ、ほんとうに、こういうことに一切罪悪感も何もないって言えば、いっそ清々しくて尊敬もするが・・・でも、ないとすれば、それは、猫を実際に、その手で殺したって言う、現実の認識がないせいじゃないのか？　すべては妄想の中で起こったこと、ゆえに、実際には起こっていないってことじゃないのか？
　少なくとも、こいつの身近にいる、凶暴なロクでなし(苦笑)は、都合の悪いことを、記憶から消去することにかけては、まさに神業。似たよーなヤツなんだろうなと、勝手に思ってたり。
　小学校からずっと、教師に理不尽に殴られ続けてたこいつとしては、比較的早い時期に、｢無能な人間ほど、暴力を使いたがる」っていう認識にたどり着いて、おかげで、教師たちのヒステリーを、自分のせいにすることは、あんまりなかった。もっとも、その認識ゆえに、教師にはもっと、憎まれて嫌われたらしいけど(苦笑)。
　女性の、暴力の被害者ってのは、どっちかっていうと、加害者になるよりも、被害者のままでいる傾向が強くて、男性は、加害者に転向する割合が高いらしいけど、こいつは、出来たら、加害者になるくらいなら、加害者を冷たく見下ろす、被害者でありたい。
　さまざまな形の暴力があって、でもできれば、加害者にはなりたくない。人だけじゃなく、傷つけるとか、傷つくとか、そういうこととは、なるべく無縁でありたい。
　まずは、自分の面倒を、見れるようになろう。子ども生んだりとか、父親になったりとか、ちっちゃな動物とか飼ったりとかする前に、自分の面倒見れるようになろう。自分のことも管理できなくて、子どもに当たったり、動物放置したりとか、やめようよ。
　異性同士がセックスすれば、とりあえず親になる可能性が生まれるんだからさー、避妊もうっかり忘れるやつが、子どもの面倒見れるわけねーだろ、そこの14歳！
　子どもは、ものじゃないの。生まれたら、いらないって、捨てるわけにもいかないの。子どもは、生まれた瞬間に、別の人格の、別の人間です。あたなの所有物ではありません。体罰を否定はしないけど、自分の子どもだから何してもいいって、その何してもいいってのの基準が、ちゃんと判断できるほど、あんた大人か？　子どもが子どものシツケなんか、できるわけねーだろ。
　動物も同じです。あなたが飼ってる、あるいは面倒見てる動物は、あなたのモノじゃありません。あなたの、(悪い意味での)一部でもありません。気に入らないこともするし、お金もかかるし、言葉も通じないし、動くぬいぐるみじゃないって、わかってますか？　生きてる、あなた自身と同じ、生き物だって、自覚してますか？
　あなたは、自分の耳を切り落とせますか？　足を切り落とせますか？　熱湯を、背中にかけられたいですか？　目をえぐり出されて、首を、針金で吊られたいですか？
　意味もなく血塗れになって、誰かの、破壊衝動と楽しみのために、殺されたいですか？
　どこの猫だろうと、うちの猫だろうと、どこかの誰かが、何かしやがったら、こいつはブチ切れます。人間相手なら、法律が守ってくれる(少なくとも、殺された女性見て、器物破損とは言いやがらんだろう)ことになってるけど(←ここらがでも、悲しい現実)、動物相手ってのは、罪が軽いとわかってやってるんだろうし、「どうせ猫」くらいにしか思ってないんだろうから、｢どうせ猫くらい｣なんて、死んでも思えないこいつは、ブチ切れます。
　マジでそんな連中は、まったく同じことを、されてしまえ。
　｢どうせ猫(でも犬でもねずみでもハムスターでも女性でも子どもでも男でも)｣としか思えないなら、そっくり同じことを返してやる、｢どうせアンタ」だし。
　・・・ってね、暴力の加害者になりたくないって、言ったことと矛盾してる(苦笑)。
　暴力に対して、暴力で対応するしかないっていう現実が、実はいちばん悲しい。

　で、話変わって、片思いの君。
　嫌われてる、あるいは、引かれてるかなと、ずっとビビってましたが、なんか、それなりなようで。
　お友達認定は、していただいてるようです。ありがたやありがたや。
　ネットストーカーのことなんか、記事探して読むと、そんなんだと思われてないよな？とか、ふと思ったり。つけ回してるつもりはないですが、まあ、似たようなことしてるってだけで、やな人はやだろうし・・・でもこう、単純に、嫌われてないのかな？って、ちょっと自覚できちゃったりすると、頭の中に紙吹雪が舞って、ぶらぼーっ！って感じに舞い上がったり。
　でもまあ、以前に比べると、心臓ばくばくは相変わらずですが、やたらはしゃいだり、ハイになったりってのは減って、少しは大人な態度で対応してるかなあと(そう思ってるだけだったら、やだなあ)。
　勝手に、切ないなあとか思ってたりとか・・・気持ち(いや、好きって気持ちじゃなくて)を伝えるチャンスに、うまく言葉が出て来なくて、自分で読んでも意味不明なこと伝えちゃったり・・・好きなだけで幸せなので、別にいいんですが、でもやっぱり、好きだって、つい言っちゃいたくなったり(苦笑)。
　言われたって困るだけだろ、先方って思うから、これ以上は迷惑にならないように、口閉じてようと思ってますが、迷惑ついでにいっそ、と困ったちゃんなことを、思ってしまうのも、事実。
　こんな奴でごめんなさい。
　それでもやっぱり、好きを止められないこいつは、ガキなんだろうなあ。
　・・・・・・写真下さいって言ったら、殺されるよな、やっぱり(今日の失言)。