敵前逃亡<グチ&暴言モード>
2003/10/27(Mon)
自分のやってる仕事が、実は大嫌いだったり。いや、同居人の自営業を、手伝ってるだけなんですが、同居人が体を壊して(とっくに回復中、でも要安静)不在なので、仕方なく(←50倍角)、経営者代理で、矢面に立って3週間。
はっきり言って、今すぐでもトンズラしたい。
そもそも、人を使う技量もないし、人に使われることには慣れてても、人にあれやれこれやれと命令するってのは、ごく自然に、ある種のカリスマってもんを要求するわけで。そんなものは、生まれつきか、きちんと努力で手に入れるしかないもんで・・・そんなもん、こいつにはねえ。
大体、アカだアカだと言われ続けてる家族の中で育った人間が、経営者やるっつーのは、そもそもが矛盾してないか。してるよ。と、自分で頭抱えながら、ツッコんでみたり。
経営者っつーのは、やっぱり選ばれた人たちがなるもんで、そこらに転がる人間が、誰でもなれるっつーもんでもないんだなあと、感嘆。お金は必要ですが、それ以上に、経営者になれるだけの、精神的強靭さ、柔軟度が、絶対に必要だと思う。
ここから↓暴言モード。
そもそもさ〜、自分は絶対悪くない、と主張するだけしか能のない人間なんか、使い物になるわけないじゃん。失敗しても、絶対にそれを改めないし、それどころか、他の誰かを責めることに腐心する。口を開けば、言い訳ばっかり。
あのな〜、こいつはな〜、ほとんどボランティアで、ここで働いてるんですが。働いてる人は言うこと聞いてくれねーし(相手がガキで、女で、白人でなくて、英語もしゃべれないこいつだから、というのは、絶対にある)、言うこと聞いてくれる人だけを、大事にするわけにも、これまた行かず、客は客で好き勝手言うし・・・だから〜、文句言いたいなら、これが文句です、ってのを筋道立てて説明してくれよ。もっとも、言われたって、善処します、としか答えようがないけどさ〜。
っつーか、こいつなんかじゃ、どうにもならない(人対人である限り、どうしようもないことはもちろんある)ことはさ〜、どうしようもないんだってば〜。こいつ、全部ひとりでやってるんだからさ〜、大事じゃないことは、後回しなんだよ〜。
ああもう、地図も読めない、読み方も知らない、困ったちゃんの白人と付き合うのには、もう疲れたよ・・・車持ってて、免許証あるだけで、うちで仕事が(好き勝手に)できると思ってんじゃねーぞ。
おととい、久しぶりに仕事に戻ってきたキミ、こいつはキミが大好きだよ、友達になりたいと、思うと思うよ、普通に出会ってたら。音楽の趣味も合うし、キミはこいつがどんな人間だろーと、気にもしないみたいだし、こいつの名前も、きちんと覚えててくれてるし、イイやつだと思うよ、友達としてなら。
でもね、我々は、友達じゃないんだよ、残念ながら。友達以前に、キミとこいつは、事務所で働く人間と現場で働く人間なんだよ。同僚である以前に、残念ながら、雇い主と働いてくれてる人なんだよ。
だからさ、残念ながら、こいつがキミにまず求めるのは、仕事をきちんとしてくれるっていうクオリティであって、友人としてのクオリティじゃないんだよ。
キミはこいつを、仕事以前に友達だと思ってくれてるみたいだけど、それはキミが、甘えてるからだと思うよ。こいつが、キミの仕事ぶりについて、少々苦言を呈したのを、ものすごくパーソナルに取ったみたいだけど、キミの今の態度だと、どこでも同じことになると思うよ。
こいつ、キミが大好きだよ。友達として出会えたら、どんなに良かったかと思うし、でも、友達が先だったら、もっと今悩むんだろうなと思う。仕事に戻ってきてくれて、うれしいと思うと同時に、キミのことで、胃の痛い思いをするんだろーなーと、今から考えてもいる。
もっとも、事態が深刻になる前に、キミはきっと、また仕事をやめてしまうんだろうけど。
偏見でなく、ウチでしか働けないと思ってる人って、他では仕事できない人ばっかりだから、どうせまた、戻ってくるんだろうけどさ、いずれ。
まあ、そんなことを言いつつ、こいつも同じことを、働いてる人たちに言われてるんだろうなあ。人として、仕事はしにくい相手ではないけど、仕事の出来る人間ではない、彼らの経営者の器では、まったくないと、そう評価されてるのが、自分でわかる。
この仕事には、まったく適切でない人間だってのは自覚してるから、開き直ってる部分もあるとは言え、それなりに時間こなして、仕事はできなくもない、というレベルに達して、でもやっぱりプロフェッショナルになんかなれっこない、という辺りには、ひそかにヘコむ。
っつーか、なれない以前に、なりたくないけどさ。
客も、失礼なのばっかだしな〜・・・いや、いい人もいっぱいいるけど、そうじゃない人は、目立つし、何しろ、うるさい(苦笑)。同居人を、他人として、大量に接しなきゃいけないようなもんだ・・・。
だからさ〜、いくら慣れたとは言っても、自分が常に正しいのが、この世の中だと信じきらないと、自我も保てないような連中とは、やっぱり付き合いたくないんだよ〜。
悪いんだけどさ〜、アンタ、何様?と言いたくなっちゃうんだよ〜。
自分が常に正しいと信じるようにしつけられた人間にとっては、まずは自分が悪いと思うように育てられた人間は、格好の餌食です。とことん食いものにされる。
・・・人間なんか、嫌いだ。
なんかも〜、自分も含めて、人生に問題の多すぎる連中となんか、付き合いたくないよ〜。貯金がないから、失業すると明日から路上生活とか、彼女とか彼氏とうんちゃらかんちゃらで、子どもがどーのこーの、踏み倒した借金があるから、あれができないこれができない、だから何とかしてくれ・・・知るか。
月の給料が20万で、半分以上がクレジットカードの利息の返済とか、払ってない携帯電話の料金のせいで、電話止められたとか、家賃払えないとか、車の修理代がないとか、そんなこと、こいつの知ったこっちゃありません。
子どもがいない人間には、こんな苦労はわからないって、だからこいつは、子どもをつくらないことを、選択してるんですってばよ。自分のことと、同居人の世話と、仕事だけでひいひい言ってるから、子どもの面倒見るような余裕はありません。
っつっかさ〜、早い話、ウチで働いてる人の、母親の気分を、始終味わってます・・・。お客さんからもだけどね(苦笑)。
もっとも、異様に冷たい母親だから、滅多と助けることはしないし、滅私奉公なんて、絶対にしないけど。何を置いても、自分がいちばん大事。
正直、自分の人生つぶしてまでも、手を差し伸べたいよーな、魅力的な人間は、今は周囲にはいないし。
自分の方が可愛い。
・・・良識も常識もない連中と付き合うのは、神経が傷む。こういう連中よりも、社会的には、自分の方が劣等だと思われてる、というのも、気持ちがやさぐれる。
自分が、ほんとに、踏みつけにされる虫ケラみたいな気分になる。
こいつが、どんな人間であろうと、どんな長所があろうと(いや、あるとしたら、の話で)、踏みつけにされるための虫ケラである、という以外の部分は、無駄でしかない、という状況は、ほんとうにこう、自分か、誰かを、殺したくなる。
死にたいと、思うわけではないんだけれど、死なない限りは、この状態から、逃亡さえさせてもらえないっていうか、すべてを捨てて逃げ出すと、比較的まともな、一生懸命人生立て直すために、働いてる人に迷惑がかかるから、その人たちのためだけにでも、とにかく仕事を続けなきゃ、と思うんだけど・・・。
こう、毎日同居人のコピーみたいな人たちに、少しずつ、入れ替わり立ち代わり踏みつけにされると、ほんとになんかこう、完全に現実逃避したくなる。
こいつは、この仕事が、大っきらいだ。この仕事に関わる、半分くらいの人と、多分できたら完全に縁を切りたいと思う。っていうか、こいつが消えるのが一番早いよ・・・日本帰りてえ・・・。字の読める人と話をしたい・・・生まれてから、きちんと静かに本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりしたことのある人と、話をしたい。大学までとは言わないから、一応きちんと高校まで卒業した人と、話をしたい。できたら、薬とかマリファナとか、やらない人と話をしたい。できたら、お酒も飲まない人だとありがたい。もっとわがまま言っていいなら、移民2世辺りだと気が楽。ホモセクシュアルに嫌悪がなかったらいいなあ。
・・・そんな人、いません。
・・・こんな時に、どヘテロの友達に、またホモセクシュアルについての、勘違いな発言されるし・・・。わかってないだけだろうから、流したけどさ・・・生暖かく苦笑いしたよ。
あ〜あ〜、ゲイの友達が懐かしいよう。
人と付き合うのが、苦痛で仕方ない。ひとりで閉じこもって暮らしたい。そもそも対人関係は、こいつはとってもこう、点数の低いヤツだったような気が・・・人とあまり接する必要のない仕事をする予定だったのになあ・・・どうしてこんな、1日に数千回も電話で人と話をしなきゃいけない仕事してるんだろう・・・絶対間違ってるよな・・・。
結局、結論としては、場違いなところにいて、場違いなことをしてる自分が悪いんだよな、という辺りに落ち着くわけで。
人生すべて間違いでした。生まれて来てすみません。