手持ちのネット端末機の使用感雑感まとめ
2017/10/28(Sat)
なぜ、iPad miniと、窓8タブレットと、窓10&ろいど両刀タブレットと、Chromebookが手元にあるんだろう。もちろんデスクトップも元気。
仕事先の好意で、単なる私物としてiPadを手渡され、それまでタブレットって自分には使い道ないし、高いし、わざわざ買って使うとかないわーって思ってたのが、持ち歩けるサイズのネット端末を持ってなかったので、いわゆるアプリとかを外で使えるのが便利で、おおこれはいいと掌返し。
ちなみにAppleはこれが人生初使用で、デザインとかソフトの洗練度に驚愕。とにかく美しい。確かに高いけど、それだけの価値はある。
さて、半年後になぜか窓8タブレットが手元に来て、これがやや非力だったので、じゃあもうちょっとパワーのあるヤツ、そしてアンドロイド未体験なので、両刀タブレットって良くね?とつい・・・がその1年後。
そして、アンドロイドが割りと気に入って、が、タブレットの使い勝手が今ひとつ好みではなく、やっぱりキーボード一体型がいちばん無難かと、ならまるきり新規でChromebookは?と、今ここ。
と言うわけで、Chromebook手に入れてまだ1週間経ってないけど、とりあえず全部の使い勝手を自分用にメモってみる。
★ iPad mini
えーと、確か32G、手に入れたのは2014年のクリスマス。人生初のタブレット、携帯用ネット端末。
デザインの美しさ、ソフト/アプリとOSの連携のスムーズさ、何と言うか、使ってて気高い気持ちになれる機械だと思った。
確かに価格的に使う人を選ぶし、そもそもApple製品自体が選民向けと言うか(窓使いの僻み)。
タブレットとしてはもうまったく他製品を寄せ付けないと思う。懐ろに余裕があるなら、基本的にはiPad一択と言うのが個人的感想。
◎ 長所
- 欲しいと思う機能が探せば大体アプリである。窓ソフトも類似が大体揃う。
- フォント等、表示がとにかく美しい。
- 動作が安定してる。
- サイズが程良く小さくて持ち運びがしやすい。
- カバー等色々あって選択肢が多い。
- デフォアプリのMemoが大変使いやすい。ユーザーフレンドリー。
- ねこあつめの仕様が大変ユーザーフレンドリー。
- 充電池の保ちはまあまあ(フル充電に2時間半程度、6〜7時間使える感じ)。
◎ 短所
- 日本語IMEの仕様がまったく好みでない、大変使いづらい。
- Google IMEが使えない。
- 設定が多過ぎて時々ややこしくてめんどくさい。
- iCloudと同期以外、PCとのデータやり取りが面倒。
- ポメラとのデータのやり取りができない。
- miniぴったりではキーボードが小さ過ぎて打鍵が大変。
- ブラウザの動作がまったく好みでない(Opera使用)。
▷ 結論
入力の機械としてminiの使い勝手を整えようとしたが、キーボード(兼カバー)選びを間違えた&デフォのIMEが好みでない、と言うことで、閲覧のみの携帯ネット端末&ゲーム機と化してる。
アプリの数が多い、欲しいと思えば確実に存在する、出先で間違いなく使える、と言うので携帯するならこれ。
★ 窓8タブレット / ASUS TransBook T100 (2014)
RAM1G、HDは確か16G。キーボード着脱式で10インチ、キーボードは打つのは大丈夫な大きさ。
意外と厚みがあって重い。ノートPCくらいのつもりで使ってみようと思ったが、キーボードが無理だった。
◎ 長所
- キーボード一体型なので、接続がどうのと言う心配はない。
- 窓機なので使い慣れてる。
- Google IMEが使える。
- USBポートが、キーボードにひとつ、モニタ側にひとつある。
- ポメラやPCとのデータのやり取りが無問題。
◎ 短所
- 窓8(ちなみに10にするにはHDが足りない)。
- キーボードの配列がアレで、打ち間違い頻発。
- サイズの割に重いしぶ厚いし、携帯向きと言えない。
- 圧倒的パワー不足。
- テキスト打つのにすらパワーが足りない。
- ねこあつめができない。
- 充電池で使える時間が短い(充電4時間半、使えるのは5時間程度と言う体感)。
▷ 結論
miniよりは入力機としてマシだろうと期待したけど、100%間違いだった。
★ 窓10&アンドロイド両刀タブ / onda v919 air
RAM4G、HD64G(窓側が48G使用)、9.7インチ、いわゆるiPadクローン。
2週間目くらいに起動しないと言う不具合が起こって、返品を考えたけど、その後再び起動するようになって、その後は特に問題はなし。
◎ 長所
- 窓もろいどもGoogle IME使用可。
- 窓なので使い慣れてる。
- どちらかのOSで不具合が出ても、もう一方が使える(OSのせいの不具合かどうか調べられる)。
- Firefoxが使える。
- mini USBなので、アダプタを使ってPC用無線キーボードとマウスが使える。
- USBメモリで直接データのやり取りができる。
- ろいどの使い勝手はAppleよりさらに好み。
- ろいどでねこあつめができる。
- ろいどのテキスト入力は速度等問題なし。
- 携帯にはぎりぎりな大きさと軽さ。
- ろいどはファイル管理がしやすい。
◎ 短所
- どちら側OSも起動に時間が掛かる。
- BT接続のキーボードの動作が不安定過ぎる。
- ろいどで、メール送信や同期機能のあるメモアプリが意外とない。
- 充電4時間強、使用の体感はせいぜい4時間強(特に窓側、ろいどは少しマシ)。
- 充電中かどうかの表示がまったくない。
- 画面の回転反応が敏感過ぎる割に、回転するのに時間が掛かる。
- ねこあつめが、Appleに比べるとやや使いにくい。
- 充電がヘタって来ると、窓側は目に見えてパワーダウンする(テキスト入力にすら支障が出る)。
- ろいどのFFでのサイト表示が好みでない。
- ろいどでの日英切り替えがものすごくやりにくい。
- ろいどアプリは全般仕様がややもっさり。時々使い勝手が悪い。
▷ 結論
窓8機よりははるかにマシだし、使いではあるけど、入力機にできるかと言われると微妙。携帯のBTキーボードの接続がまったく当てにならない。
ろいどでのテキスト入力がいちばん好きだけど、言語切り替えが毎回うまく行かない。
充電の保ちが足らないので、外に持ち出して使うと言うのもちょっと自分としては無理がある感じ。
★ Chromebook / Asus C201
iPadのカバーと窓8機で凝りたので、キーボード配列だけはこだわった。そしてRAM4Gは絶対に譲れなかった。HDは16G。大体クラウド保存だし、使いたいのはテキスト入力なので、多分大丈夫だろうと言う予想。
モニタは11.6インチ。机に置いてみると意外と大きくてびっくりした。ほぼA4サイズ。
◎ 長所
- 起動が速い。10秒弱で起動完了。
- 薄くて軽い。サイズは大きいけど、カバンに入れる時以外気にならない。
- 初期設定が至極簡単だった。
- キーボードが好み、打鍵感が意外といい。
- キーボードと一体型なので接続等の心配がない。
- 長文入力無問題。
- タッチパッドの反応は良し。
- 左クリック、右クリック等、窓とちょっと違うけどすぐ慣れた。
- Google IMEがデフォ。
- 動作サクサク。
- PCで使ってるChromeの拡張機能がすべて使える。
- USBポートが3つ。
- オフラインで使えるアプリもある。
- 画面が(タブレットに比べて)大きくてネット閲覧が快適。
- フル充電に4時間程度、使用は13時間程度。
◎ 短所
- ねこあつめができない。
- Google Playが(まだ)使えない機種だった。
- Firefoxなど、他ブラウザが使えない。
- 携帯にはちょっとサイズが大きいかも(カバンを替える必要あり)。
- Google Driveを使わないと、意外と他とのデータのやり取りが面倒かも。
▷ 結論
まだ1週間弱しか使ってないので、今はまだ使うのが楽しくてたまらない。
開いて即起動、即使用開始、そして電池長持ち、と言うのが大変ありがたい。
試すのはこれからだけど、HTMLファイルの編集、それからFTP更新もやってみたい。
カメラもいらない、動画は閲覧も滅多とない、音楽には使わない、と言う、徹底的にネット閲覧&テキスト入力(としてPC等とのやり取り)のみなので、Chromeアプリの数がやや限定されるのも、とりあえず気にならない。Webサービスである限りは、ブラウザから直接ログインして使えるし。
自分の求めるのが、「ネットのできるワープロ機」と言う、その目的に最も即してるのはどうやらChromebookらしいと言うことが判明した、かも。
キーボードの使い心地、充電池の保ち、本体の軽さ、起動の速さ、動作のスムーズさ、今回気にしたのは以上の点。
今のところ、ものすごく満足。次は、サイトの更新がどういう感じかなと言うのを試すぞと。