あ：愛してくださいって云ったら愛してくれるの？　嘘つきだね
い：いつかまた、巡り会えたら。どうか僕に笑いかけて
う：煩いよ、君の無理してる声なんて聞きたくないんだ。黙ってくれ
え：選べるなら選びたいよ、この先僕らがどうなるのかを
お：教えたげるね、君にだけ。僕が隠した宝の在処。

か：閑散とした世界の中で、君の名前を絶叫した。
き：キスを頂戴、目覚めのキスを。幾重にも重ねて
く：苦しんで苦しんで苦しんで、もっと僕を喜ばせてよ
け：蹴り飛ばした扉の向こう、広がる空は、泣きそうに蒼かったから。
こ：言葉を見失う、くらいに。君のことが、

さ：さぁ道は開かれた。後は歩き出すだけなんだ。
し：静かだね。誰もいないみたいだね。･･･返事してよ
す：好きだよ好きだよ、君が好きだよ。君以外は好きじゃないけど
せ：精神が壊死するくらいに、君だけを想い続けることを約束しよう
そ：そう、君は、世界のちっぽけさに気づいてしまったの。

た：たくさんの愛情をあげる。たくさんの憎しみをあげる。
ち：散りばめた気持ちから、本物を見つけ出して？
つ：月が泣いてると君は云った。君が泣いてると僕は思った。
て：天国への階段から真っ逆さまに墜落。けらけらけら
と：トンネルを抜けたら世界がネガポジ反転とか。

な：泣かないで嘆かないでなくさないでなくならないで
に：にこりと笑んだ、その顔の、ぎこちなさ
ぬ：濡れそぼった体を震わせて君が囁く。「あったかいね」
ね：寝苦しいと目を開けた。君がいなかった。
の：残された時間はあと少し。さぁ、僕は何をしよう？

は：剥離したのは少しばかりの哀しみと、大袈裟なまでの喜び。
ひ：悲鳴を飲み込み無理して笑い、涙は頬を伝うだけ
ふ：古臭い概念に囚われてないでさっさとぶち壊してしまいなさい。
へ：ヘンゼルとグレーテルの最大の罪は何でしょう。答えは――
ほ：埃まみれの部屋の中、産声を上げたのは惨たらしい悪意。

ま：真綿で締め上げるようにゆるゆると愛された幸福
み：惨めったらしく泣きじゃくるくらいなら、いっそ笑えばいいと思った。
む：無論わかっているでしょう？　貴方一人が欠けたところで世界は変わらない
め：メランコリックな気分に浸るのもいいけどね、そう云うの似合わないから。
も：もう少しだけ、もう少しだけでいいの、お願い愛して。

や：優しいねって？　違うよ、これはただの自己満足
ゆ：夕暮れ時の空の不安定さがいっそ心地良かった青春の頃
よ：夜霧に紛れて訪れるのは、漠然とした未来への不安

ら：ラストチャンスだ。これで無理なら諦めよう。
り：凛とした君の目に射抜かれて、嗚呼これが恋慕なのだと知りました。
る：ルービックキューブってごちゃごちゃの方が綺麗だと思うの。
れ：恋愛に恋愛するような女の子は、相手のことなんて何も知らない。
ろ：ロンリーナイト。今宵も寂しく眠りましょう

わ：割れ落ちた欠片の中から、真実だけを踏み潰して。
を：･･･を、あの人を、あの人を忘れさせて！　お願いよ！！
ん：「ん」の音で始まる、つまりは終わる、永劫のループ。