生まれ変わる必要なんてないくらい、僕は何度でも君に恋をする。
やさしさであたしを憂いているつもりなら、それは笑えない程に勘違いだわ。
君が馬鹿なのは知っていたけど、まさかそんなに深刻な病状だとは思わなかったな。
たとえば俺が死んだら、君はその亡骸を抱きしめて泣いてくれるのかい?
好きなのに気持ちが悪いだなんて、まともな君には理解不能なんだろうけどさ。
記憶を取り出してポイ捨て出来たらいいのに。そしたらアンタのことなんて全部全部捨ててやるわ。
星屑を砕いて君の上に降らせよう。
イミテーションの感情で自己満足が出来た頃。
僕から言葉を絞り尽くして、君はいつ満たされるの?
君を一人に出来るわけないじゃないか。僕もすぐに後を追うからね。
僕がいつまでも、君を守ってあげるよ。僕の自己満足でね。
君にこんなに嫌われてるアイツが羨ましいよ。だってそれだけ、思われてる。
おいていかれたくないのか、おいていきたくないのか。もうわかんないよ。
あなたに逢えたらそれでよかった。叶わないって、知っていたけど。
わたしは我が侭すぎたのね。あなたと引き離されるくらいに。
君を信ずる以外に他はなく、そもそも他は必要ない。
君は決してあの人ではないからあの人の代わりになんて出来ないんだけれども。
愉悦と、享楽。私を満たしてくれるのは、貴方だけ。
あぁ、それでも、それでも、あなたは僕を愛おしんでくれたのですね。
僕が存在していた意味はありましたか? 誰かの中に残れますか?
君と僕とを隔てる全てが許せないんだ。たとえばこの体とか、空気とか。
少しずつ、けれど急速に、惹かれていく。惹かれていく。
じわりと炙られていくようなこの気持ちが、嫉妬だと云うのなら。
君の姿ばかりが焼き付いて離れないよ、焼け焦げて落ちちゃうよ。
本当は、傍に居てほしいの、なんて。云うとでも思った?(云うもんか、)
多分これから俺はお前のことが好きになるんだけど、別にいいよな?
だってそれを認めてしまったら、わたしまで貴方のことを想っているみたいじゃないの。
炎で炙り尽くして燃やし尽くして何も残らないで。僕と君とが過ごせた時間なんて、残らないで。
四角に囲まれた世界の方がまだしも生きやすいだなんて馬鹿げたことを云いました。
君に雨が降り注ぐと云うのなら、濡れないように僕が払おう。
意味のわからないことは嫌いよ。だから、あなただって嫌いなの。
星空の下で語り合っちゃったりして。青春だよね、グラフィティだね!
煙草をくゆらせる君の口元がセクシーでドキリとしてしまうのですよ?
君が俺の中から君を抜き出してしまうのなら、ぽっかりと空いた穴はこんなにも大きい。
お前みたいな非常識な存在が存在しているなんて矛盾は絶対にあり得たらいけないんだ。
あなたを残らずぺろりと食べ尽くしちゃいたいの。誰にも見せたくないからしまっちゃおうね。
融けてしまいそう。優しくて、切なくて、物哀しくて、愛しくて。
あぁ、うん。わたし、こんなにあなたのことがすきなんだね。すき、だね。
わたしの運命の人が貴方だったら良かったのにね。ううん、冗談よ?
私と云う物質を分解して、貴方の中に再構築してほしいの。
平然とそんな言葉が吐き出せる自分こそ酷い奴なんだって自覚すれば?
あなたは私の王子さまになんてなってくれないのね。卑怯な人。
君が空けた穴を埋められる存在なんて他にはいないんだ。もう君でも無理だけど。
あぁどうせ、誰でも彼でも気が狂ってしまうのに。
普通にやさしくて普通にあったかくて普通に懐かしい、そんな世界が欲しかった。
恨みなんて御座いませんが、あなたが目障りだそうなので。
邪魔をしないで。僕とあの人を幸せにさせて。
夢の中で何度も何度も謝った。嗚呼、叱りつけてくれたらいいのに。
恋をしたんだと云ったら、だって君はおかしくなってしまうだろう?
おかえり、と云って君は笑った。ただいま、と云って僕も笑った。