晴れ上がった空の下で愛しさを語ろう。
終わらない終われない終わりたくない、ゲームは続く続き続ける。
あなたがいればそれでいいのに。そう云って、僕は泣く。
水底に墜ちこんだ自我は、誰かを覚えて忘れてゆく。
鋭く刺す月明かり。やわらかに蒼く染めて。
蒼で縫い付けて、この手のひらの緋を染めて。
手のひらに咲く、アカイ華。
素直になれないことが、君への思いの証明ってことで。
如何して信じられようか、君がもういないだなんて。
さぁさぁ皆様、盛大なる拍手をお願い致します。
抱いて抱いて抱いて、抱きしめて。この、貪欲な感情を。
遠退いていく青色がやけに鮮明で、それがあなただと気づくのには十分で。
空から。舞い降りるのは天使の、羽。
永遠の、契約にも満たない儚い、儚い約束。
秘密裏恋のキューピッド。
恋占。辻占。あなたとあたしで。
進めや進め、後ろを向いて。
二度と出られぬ世界から。世界に暮らすあなたへ。
夜の光は貴方の為に輝いているのよって教えたくて。
君に会いたいと嘘を吐く。君に会いたいから嘘を吐く。
本能の、キソウ。
おやすみなさい。また、明日?
空ろな浪は、虚ろに流れ。
そのウソ、ホント?
極稀な勝利の味わいは。
足しても引いても、変わらぬ答え。
声に出して大切な。ひとつ、ふたつ。
飲み下すには、量の多すぎる。泡が、溶けてゆく。
鼓膜に焼き付いて、離れないコエ。離れない、オト。
偽証を事実に、真実を欺瞞に。ひたむきな感情を、君に。
闇の中、僕らを照らしてたのは蒼い月。
与えてください。本当の音、を。
君だけが、俺の見る唯一の色彩。
この道を戻ったら、あの頃の君と、笑いあえるかな?
衝動的現象、強行的検証。声に出す。ア、ア、ア――
精神的自殺願望≠肉体的他殺願望
それは、心臓の音ですか。それとも、
もう少しだけ、楽になりたいと願うなら。それは、
どろりたゆたうどろのうみ。
僕は純粋にあなたに狂う。
落ちてゆく雫が、とても甘そうだ。なんて幻想を抱いて。
還りなさいと声は云い、帰りなさいと突き放す。
ねぇ、いつまで待ったら、明日が来るの?
忘却とは、より簡単な現実逃避だ。
逃げて、逃げて、逃げて往けば君は、
つらつらと、流れていったのは雫の光。
君はボクの、大事な大事な、大事な。
おちるおちるおちるおちる――おちたい?
最期に見るのは君の顔が好いなんて云う、陳腐な告白のつもりで。
きみとぼくとあなたとわたし。