知ってたよ、と君は云った。気づいてなかったのは私だけ。
どうかいつまでも、大好きな君と笑いあえることを願っています。
そう仰るのなら抱きしめて。吐息を忘れるくらいに強く。
反則的告白。それは勇気の裏返し。届けばいいなと後向き。
君は予想外の言葉を弄して、あたしの心を惑わせるから。
返答までの5秒間を呼吸を忘れて待ち構えた。さぁ、云って?
貴方が望むなら、この未来ごと差し上げましょう。愛しい方。
荒廃した大地に咲く花は、君と云う名の奇跡に違いなくて。
胸の奥まで花びらが詰まったみたいに。息が出来なくて。
もし私と貴方がもうすぐ消え失せる運命だとしても。離さないで。
君は僕が守るからねなんて云わないで、ただやさしいだけの君なんだ。
思ってるだけじゃ伝わらないよ。わかってるさ、わかってるけど。
君の為なら惜しくない。この何もかもを費やすことなんて。
いつになったら認めてくれるんだろう。この気持ちが、真実だと。
貴方様のご希望に沿う気は、申し訳ないけど御座いませんの。
薄汚れた世界で、君だけが僕のリアル。僕だけが君の、
一緒に過ごせる時間が大好きで、愛おしくてたまらないよ。
ねぇ、しあわせになりにいこうよ。どこへ? きみのとなりへ。
君を連れていきたいの。それでもぼくはひとりきり。
回り始めたその途端、踏み外して転落。ぐしゃりと、頭蓋が割れて。
何処までも堕ちていきたいのは君となら大丈夫だって思えたからだよ
繰り返そうよ、いつまでも。そうしたら、終わりなんて来ないもの。
おやすみなさい、いつまでも。夢の中まで愛してあげる。
甘辛いその味は、流し損ねた涙の味によく似ていた。
いつでも変わらず悟られず。そうしなければ、生きられなかった。
時の中に見失った君の時間。俺の分まで分けてあげられたら良かったのにね。
シャンプーする 君の 指が あったかくて 泣きたくなるの。
貴女に溺れさせてくださいと願って、
ぎりりと触れた感触だけが、未だ消えないで残っているよ。
瞬いては消える星のように、けれど心に灯る光のように。
こんな感情はおかしいと知っている。けれど、まるで操られてしまったように。
夜の光は貴方の為に輝いているのよって教えたくて。
あなたが残してくれたのはやさしい声。涙が出るほど、いとしい音。
願ってはみるけれど、祈るほどじゃなくて。
鏡に映したわけじゃない。別々じゃないと生きられない。
いつ来るかわからない終わりよりも、いっそ来ることもなさそうな続きを夢想するだけ。
届いているけど知らない振り。だって、叶っちゃいけないんだ。
貴女を愛おしいと思うことは、きっと間違っているかも知れないけれど。
切なくて儚くて虚しいけれど。この想いに嘘なんて、ないよ。
だからお菓子の甘さくらいは、素直に認めたいと思った。
君の上に降り積もりたい。そうすれば、一緒くたに混ざってしまえるような気がするから。
消えない罪を背負ったって? 罪は初めから、消えないんだよ。
消えてしまえばいいと私は云うのに、何故だか貴方が引き留める。
逆らえない願望。ただただ、ただ――君が欲しい。
永久に織り成せ恋の詩。愛し愛せよ、永劫に。
闇に舞う蝶々を、貴方の指に留めましょう。きっとほら、美しいから。
歪みすぎた愛情表現、返答も、歪んでいないと釣り合わないね。
貴方の傍にいたいんじゃなくて、貴方に傍にいてほしいのよ。
愛しい君から流れ落ちても、所詮は鉄錆の味しかしない赤い液体。
禁じないでください止められないんです、だって彼が愛しすぎるの。