愛おしいよと泣けば泣くほど、虚しさばかりが募るけれど。
ねぇねぇ手を繋いでダイブしようよそしたらきっとあの世でも一緒だよ！
低いノイズみたいな歌声が好きだった。へたくそねって、あたしはいつも笑ってた。
頭を撫でるなんてやめてちょうだい。まるで馬鹿にしているみたいだもの。
僕は嘘なく君を好いていたけれど、それはもう過去のことでしかないんだよ？

呼んだって答えてなんてくれないわ。だって壊してしまったでしょう？
離れていても変わらないよ。ずっと君を思っているから。
君を幸せにする分だけ、俺も幸せになれたら素敵だね。
あなただったらどう考える？　あなただったらどう思う？　あぁ、わからない。
ずっとずっとずっとずっとずっと、貴方だけを思って生きてきました。

それがいつか過ぎ去った日々だとしてもそれでもそれでも僕は、
限りなく綺麗なその笑顔のままをして、どうぞ俺を見送って？
その赤い赤い指先に口づけて。どうか永遠を誓いましょう。
裏を返せばそれが表。それが真実。どうしてそう思ったらいけないの？
潰えたはずの感情を、今一度あなたに捧げましょう。

君が微笑うと、それだけで色が満ちるような気がしていた。
透けてしまいそうなくらいに儚い笑顔。やさしくてやさしくて、見たくない。
その優しさの欠片でも、他者に向けている暇があるのなら。
私は何処からか、あなた達のことを見守っているよ。ね、約束。
芽吹いてしまった感情を、間引いてください。どうか、どうか、

君のことは好き。アイツのことは嫌い。あぁなのに、二人は同じ人間で。
淡雪のように幸福があなたへと降り注ぐなら、僕はぬくもりを届けよう。
少しだけ優しくしてあげる。それで君の負担が軽くなるなら。
願っているんだ。心から愛おしくて仕方がない、幸せのかたまりみたいな君のため。
抉りだした私の一部を喰らって。私は貴方の糧になりたい。

驚かせてごめんなさい。僕は君のことが好きになりました。
僕は美しく終わるけれど、その後の崩壊なんてものに責任なんて取れやしなくて。
あなたの見ている世界とぼくの見ている世界は同じだけれど別物すぎるよ。
あの子はいなくなってしまったよ。残ったのは、名前だけだね。
僕が私を喪失すれば何かが変わると思ってた。でも、でも、

だってそれだけで私はしあわせにはなれないんだもの。貪欲に貴方を想っているから。
自意識過剰な女の子。そんなところが放っておけない。
君に包まれて眠るね。　――おやすみなさい。
君が振り向いて笑いかけてくれたと仮定する。それだけで、ほんの少し癒される。
君が君だけが傍にいてくれるなら嗚呼僕は幸せすぎてむせび泣けるよ。

大好きだよ大好きだよ大好きだよ。だからその空の向こうでも笑ってて、ね。
笑い方を忘れて泣いて、泣き方を忘れたから、笑って。
恋したの。･･･なんて云ったら、どんな顔をするのかな。
本当なら許されないの。だって、十二時の鐘はもう鳴り終えた。
願ってもいないのに願いなどしなかったのに、嗚呼、こんな力の所為で。

さようならだよ愛しい人、どうかその瞬間すら幸せであるように。
貴方が他者に詰られて誹られるくらいなら、僕が力づくで蔑んだ方がマシだ。
めいっぱい甘やかしてね。せいぜいカワイコぶってあげるから。
赤と青。紅と蒼。混ざって染まって紫に溶けて消えて消えて消えて。
君は気づいてはくれないけれど、俺は本当に君のことを想ってた。

可愛らしく可愛らしく歌いましょ。世界の愚かさを笑いましょ。
心のどこかで偽った僕の姿を、それでも鏡はまっすぐ映す。
君と手を繋ぎ追われるのなら、例えばそこが楽園。
眩しすぎるんだ溶けてしまうんだいっそのことその方が。
繋いだ指の先で微笑まれたら、どうにかなってしまいそうなんだもの。