女神の屍
め:メランコリィに陶酔などらしくもない
が:硝子の思い出
み:見殺しにされた
の:喉を裂いて、迸った悲鳴を飲んだ
し:死ならば、とうに知っている
か:過去の連鎖に飽いたのだから
ば:馬鹿らしいと、一笑に伏して、
ね:ねぇ、私も連れて逝ってください?
(女神の屍)
す:水銀の灯りに照らされた
ば:バーチャルのラマン
ら:落涙の滸
し:終演時刻
き:切っ先は迷いを知らず
は:晴れの訪れを知っていました。
ひ:ヒーリングキリング
と:永久に度忘れ
の:悩殺クラシック
せ:僭越ながら申し上げます。
い:イカれた晩餐会
(素晴らしきは人の生)
よ:ようこそ失楽園
る:縷々と満ちた哄笑
に:憎み思い重い気持ち
お:王子様になんてならないで
ど:髑髏に接吻を
る:瑠璃杯に注ぎ足した涙
(夜に踊る)
け:健気な言葉ばかりを吐いた君
れ:レクイエムは謳わない
ど:どうして君が
わ:わたしはあなたの為に存在してた
ら:楽園を作ろう
っ:呟いた。好きだった。いや、好きだ。
た:たくさんの思い出をありがとう。
(けれど、笑った)
お:王冠と玉座と君の人形
ぼ:僕は信じない
え:笑顔で別れた。次の日に泣いた。
て:手を伸ばしても君がいない
い:いつか会えると信じていたのに
る:累積した感情は嘘を吐く。
よ:夜が怖くて、君はいなくて、
き:切れ端になった僕の声
み:未来で会えたら
の:望み方すら忘れそう
こ:恋をした。初めての、
え:永遠に変わらない、初恋。
(覚えているよ、君の声)