牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ
4:名無しさん@カブ好き2009/12/08(火) 16:05:06 ID:rn+4f7ks [sage] AAS
念のため改行数をテストしてみる。前スレの人に感謝


狭いベッドがきしみ、揺れる。ダリアの腰の動きはそこまで激しくなった。ぎこちなく、
リズムの狂った腰つきだったが、一心不乱に痛みと快感を求める姿は、普段の彼女では
なかった。──なりふりを構わない、真に素直なダリアだった。
 
「……愛してる……愛してる……、
 愛してる愛してる愛してる──……ッ!」
 
大樹の家に響きわたる声。もはや、彼が目を覚ますかどうかなど、考える余裕はない。
飛沫となって散る汗。艶めかしく蠢く白磁の躯。大きく揺れる双丘。涙をこぼしながら
喘ぐ端正な顔。血と愛液で淫らな音をたてる互いの性器。月明かりの中、彼女は一人、
愛する彼への愛を確かめた。何度も、何度も、何度も──
 
「あっ……あぁっ!?」
 
はちきれんばかりに膨らんだ彼のペニスがビクビクと震えた。刹那、熱い何かが膣内へ
噴き出し、彼女を満たす。ダリアは腰の動きを緩め、脈打つその感触を愉しんだ。
ああ今、彼の全てが、わたしの中で溢れてる……。
 
「ごめんなさい……、
 マイスくん……ごめんなさい……。
 ……愛して……ます……」
 
ヒクヒクと蠢き、徐々に張りを失っていく彼自身。ダリアはいつまでもそれを抜くこと
無く、自然に外れるまで、マイスと繋がっていた──

16 名前:虹色夜話 12/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:51:07 ID:y4Rolc7s
――翌日(エピローグ)――
 
「……だるい」
 
マイスはかつてない気怠さで朝を迎えた。昨日は確かに働きすぎた。しかし、これほど
までに疲労が残るとは。特に足腰の疲れが酷い。
 
「今日はモンスターに水やりを任せて休もう。畑も釣りも鍛冶もヤメだ。
 何もやる気がおきないし……ん?」
 
何故かベッドのシーツがない。はて? 昨日干して取り込んだはずだが……ああ、思い
出せない。疲れて敷くのを忘れたのだろうか? いや、そもそも何処に忘れて……?
 
「……もういいや。全部明日にしよう。
 それにしても、昨夜はヘンな夢見たなあ」
 
ダリアさんの出た夢だ。あまりに生々しくて、恥ずかしい夢だった。思い出し、途端に
顔が赤くなる。やっぱり疲れてる。あんな夢を見ちゃったのが証拠だ。
 
ポストを開けて、緊急の依頼がないか確認する。何もなければ今日の予定は終了だ。
はてさて、いつも通りダリアさんの手紙だけが、不可解に急ぎたてる内容だった。
 
「…………」
 
昨夜の夢が夢だけに、彼女のことを考えるとドキドキする。そうだ、どうせ大した用事
じゃないに決まってる。本人の様子を直に見て、さっさと用事を済ませば、変なモヤモヤ
も晴らせるに違いない。それに万が一、本当に緊急だったら大変だ。
 
「今日はこの依頼だけ。それでお終い。早く片付けて寝よう」
 
ちょっと重い足を引きずり、マイスはダリアの家に向かった。

17 名前:虹色夜話 13/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:52:14 ID:y4Rolc7s
「ダリアさーん、入りますよー……って、うわああああっ!
 ダリアさん!? 手紙を見てきました! どうしたんですか!?」
「あ……マイスくん……」
 
ダリアは自宅の床に突っ伏して倒れていた。しばらくその姿勢のままビクともせず、
たっぷり時間をかけ、絞るような声で、顔も上げずに言った。
 
「お──おなかすいた……」
「あの……帰っていいですか?」
「待った! 待った待った!
 実は昨日から作ってる新作に夢中で……」
「……食事よりも芸術の方が大切なんですね……」
 
再び沈黙。なおも顔を上げることなく言った。
 
「……いいじゃない。好きなものは好きなのよ……」
「わかりました。何が食べたいですか?」
 
めざしを食べたいと言うと、マイスは心良く承諾し、調達に行った。出掛けに
「いつものダリアさんだ。やっぱり勘違いだよなあ」と、独り言をつぶやいて。

18 名前:虹色夜話 14/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:53:36 ID:y4Rolc7s
「……焦ったぁ。
 そういえば昨日の依頼、出しっぱなしだったわ……」
 
ダリアは恥ずかしさで顔を合わせることができなかった。何より、立てなかった。無論、
昨日の行為のせいだ。下腹部から股間にかけての異物感がすさまじく、歩けばなおその
刺激が増す。大樹の階段を降りるときなど、一段一段で悲鳴を上げた。処女を失った
女性の通過儀礼だ。最初から激しく腰を使えば、なおさらである。
 
自宅に戻ってからも立っていられず、かといって眠ることすらできない。黙っていれば
嫌でも異物感を意識し、それが「あの出来事」を思い出させる。興奮して目が冴える。
結果、徹夜で朝を迎え、食事を忘れて床を転がっていたところ、マイスに見付かった。
 
「……どうしよう」
 
問題は山積みだ。バレた? バレる? マイスの顔をまともに見れない。立つのが辛い。
歩くのが辛い。彼のことを考えるのが辛い。めざし持ってきたら何を話せばいいの?
慌てて隠した(血で汚れた)シーツはどう処分する? 気付かれないように代わりを
用意しなきゃ。でもどうしよう。どうしようどうしようどうしよう──
 
でも、確実に一つだけ、どうしようもないことがある。
 
「好きになっちゃったものは、好き……大好き……」
 
彼は一生懸命にめざしを作るか探すかして、すぐに戻ってくるだろう。
いつもいつも、不器用な彼女のわがままに、全力で付き合ってくれる。
そんな彼を、ダリアは、大好きなのだ。
 
-END-
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