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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ
787:もものめ 2010/04/13(火) 20:30:15 ID:fV/VVAXd0 暗闇の中で一本のろうそくが揺れている。 狭い部屋の中の、ちょっとした動きでも、ろうそくの明かりは敏感にとらえていた。 「・・・はぁ・・・はぁ・・」 暗闇の中で一糸まとわぬ姿の赤い髪の少女。 その少女に覆いかぶさるようにまとわりつく黒い影。 影の男は、不器用な手つきで少女の胸をまさぐっている。 その少女はトゥーナ。 「んっ・・・」 後ろから乳首を強引に引っ張られ、トゥーナは小さな声を出した。 黒い影の男は、同じ家の住人のガジである。 二人の交わりはとても簡素なものである。 トゥーナも感じるあまり、大きなあえぎ声を出すということもなく、 たまに、声が漏れる程度。 ガジの手つきも荒っぽく、乱暴なものだった。 交わり自体が一つの儀式のような流れができているのか トゥーナは跪き、ガジのそれを手に取った。 暗闇の中、黒光りしているそれを、トゥーナは口に咥える。 「おおっ」 ガジが少し声を出す。 トゥーナは舌を這わせながら、上下に動かした。 ガジがトゥーナの頭を軽く持ち、出し入れを手伝う。 その動きは次第に早まり、トゥーナはそれに従い、頭を動かす。 「ん・・ああっ・・出るっ」 ガジのイチモツが脈を打ち、白い液体がトゥーナの小さな口を汚した。 何も言わず、トゥーナはそれを綺麗に舐めまわす。 「はぁ・・はぁ・・トゥーナ、いつもすまなイ。でも・・何度も言うようだガ 別にこんなことしてくれなくていいんだゾ」 「・・・いいの・・・」 一体何がいいのか。気にしなくていいということなのか。 口数の少ないトゥーナの言葉から、相手は数々の可能性を考えなくてはならない。 もっとも、家族同然のガジにとっては、トゥーナの口調はもう、慣れっこであり それだけで意味が通じるのである。 ガジとトゥーナがこのような関係になったのは、数か月前からである。 いくら鉄マニアの、仕事人間のガジでも、年の若いオトコである。 生理的に処理しなければならないこともある。 その現場をトゥーナに見られてしまったのだ。 ガジはいつも、憧れのエリザのことを自分の思うがままに裸にして、 思うがままに扱うことを想像して自己処理をしていた。 たぶんそのとき、「エリザさんっ」・・なんて言っていたことも 聞かれたと思う。 まずいところを見られた・・落ち込みかけたガジに、トゥーナは 思いもよらない言葉をかけたのだ。
788:もものめ 2010/04/13(火) 20:30:56 ID:fV/VVAXd0 「あたしが手伝ってあげる」 もちろんそれはオトコのガジにとってうれしいことなのだろうが トゥーナがこの家に住むことに、負い目を感じてそう申し出たのであれば これは受け入れるわけにはいかない。 ガジはだから断固として断ったのだ。 しかし、このときのトゥーナは半ば強引だったといえよう。 トゥーナに見られたことで萎んでしまったガジのイチモツを 手に取り、口に咥えてしまったのだ。 現金なもので、ガジのイチモツは再びむくむくと元気になり あれよあれよという間に昇天してしまったのだ。 今まで自己処理しかしたことのなかったガジにとって 初めての女性との接触はこの上もない快感だったのだ。 その後ガジとトゥーナの関係は週に一度の割合で続いていた。 いつの間にか、それは日曜日と決まり、トゥーナの希望で ろうそく一本の明かりの上、行われた。 トゥーナには悪いが、トゥーナを抱きながら、ガジはエリザとしている のを想像していた。 たぶんトゥーナもそれを知っているのだろう。 トゥーナの「いいの」というセリフには、すべてに対して許していると ガジは解釈している。 トゥーナはトゥーナで、実はガジとすることで、マイスとしていることを 想像しているのではないかと、ガジは思っている。 マイスがこの村にやってきて、トゥーナは以前と比べものにならないくらい 明るくなった。それまでは誰に対しても距離を置いていたのに、マイスが現れて、友達のカリンやソフィアに 対しても距離が近くなり、笑顔も増えた。 店番をしながら、マイスが来るのを待っているかのように窓の外を眺めるトゥーナを見て、 ガジも少なからず、協力はしてきたつもりだ。 しかし数カ月前にマイスは村の別の女性と結婚してしまった。 マイスの結婚式の次の朝、トゥーナの目が赤くなっていたことは さすがのガジも気がついた。 気付かないふりをしたけれど・・ そんな訳で、トゥーナはマイスと結ばれることは、なくなってしまったのだ。 だからこそ、今の自分を受け入れてくれるのではないか・・ガジはそう思っていた。 「ガジは鍛冶に逃げてばかりいないで、エリザさんに告白すればいいのに」 トゥーナは言った。 告白・・は何度も試みている。 プレゼントも手紙も渡した。 わざと!? それとも本当に天然!? エリザさんにはその都度、のらりくらりと服の注文と誤解してくれる。 自分には全く脈がないのではないか・・と落ち込んでしまうのだった。 自分はまだいい。 トゥーナはどうする。 いつまでも自分の相手をさせて、トゥーナは報われる日が来るのだろうか。 ガジは珍しく、鍛冶の手を止めて、考えていた。
789:もものめ 2010/04/13(火) 20:31:56 ID:fV/VVAXd0 してある日曜日の夜のこと・・・ トゥーナがガジの部屋のドアを開けてみると、いつものように、暗くなっている。 いつもの合図だ。 トゥーナはガジの部屋に入り、着ている服を脱いだ。 そしてベットの方に近づく。 *-*-*-*-*-*-*-*- 二人の間に言葉はいらない。 トゥーナはまず、ガジがさっそく胸を触ってこないところから おかしいな?と感じた。 今までのガジならムードもへったくれもなく さっさと事を始めるはずだ。 妙な間がある。 それでも「早く」とも言えず、トゥーナはそのまま待っていた。 急に手が伸びてきたかと思ったら抱きすくめられ、キスをされた。 おかしい。今までの流れじゃない。 でも・・・嫌いじゃない・・・ 舌を絡めてのキス。長い長いキス。舌がまるでひとつの生き物のように 巧みに動き、絡み合う。 キスだけで足ががくがくしてきてしまう。 こんなの、初めてだ。 そのままベットに押し倒され、首筋にキスをされる。 「んっ・・」 普段、めったに声なんて出ないのに、思わず声が漏れてしまう。 今日のガジは一体どうしたというのだろう。 胸を触る感覚もキスをする感覚もいつもとは全然違う。 基本的にすごく優しいのだ。
790:もものめ 2010/04/13(火) 20:32:48 ID:fV/VVAXd0 トゥーナは今までに感じたこともない感覚で体が支配されてしまう。 体の中の欲求が「もっと」「もっと」と欲しがっているのだ。 「っ!そこは・・ダメっ・・・」 ガジはいつもクンニなんてしないのに、 今日は自分の一番恥ずかしいところに、舌を這わせようとしているのだ。 ダメと言ってみても、体が求めてしまっている。 もっと感じたい。 もっと上に上りつめたい。 もっと気持ちよくして欲しい。 トゥーナはその欲求に勝つことができず、そのままされるがままとなってしまった。 「んっ・・・ああっ・・・」 自分の恥ずかしい部分のつぼみが今まで感じたこともないくらい 敏感になっているのがわかる。 いつの間にか、声をあげてしまっていることにトゥーナは気が付いていない。 いつもなら、男性自身が入ってくる部分に、今日は指を入れられ、かき回される。 自分の体液がとろとろに分泌されているのを感じながら、ぐちゅぐちゅと 音が響いている。 「あっ・・あっ・・・ああああっんっ・・」 クンニをされながら指でかき回され、トゥーナはイってしまった。 こんなに大声で喘いだのは、生まれて初めてだ。 というか、こんな声を出したこと自体が初めてではないか。 そのまま、異物があてがわれるのを感じる 今度は男性自身が入ってくるのだ。 ぐいっ 腰が浮き、体重がかかってくる 「ああっ・・」 中で動かれるたび、快感が湧いてくる。 ん・・・でも・・・やっぱり変・・・ トゥーナは感じながらも、頭の中にハテナがいっぱい 浮かんでいた。 今日のガジは、やっぱり変だ。 中に入ってくるサイズもいつもと違うのだ。 おかしい・・・おかしい・・・ 思えば、今日は初めからおかしかった。 もしかしたら・・考えたくないけど・・・ もしかして・・・・・別人っ?
791:もものめ 2010/04/13(火) 20:33:26 ID:fV/VVAXd0 そう思ったら、さすがに感じるどころではない。 自分とセックスしているのは、一体誰!? 「トゥーナ・・・」 その声でわかってしまった。 「マイス!?」 ここで急にトゥーナの意識が飛んだ。 *-*-*-*-*-*-*-*- 「ふぅ〜。アブナイ・・・ マイス、声を出したらダメだって言ったじゃないカ」 「ガジさんっ!? ええっ!?もしかしたら、ずっと見てたんですか!? うわっ、悪趣味です。それ」 「悪趣味もなにも、俺がいなかったら、トゥーナに正体がばれるところだったじゃないカ。」 「・・っていうか、トゥーナも途中で何か違うって感づいていたみたいでしたよ。いくらトゥーナが ろうそくの光だけでは何も見えないからって、無理があったんじゃ・・」 トゥーナは半分が鳥のモンスターである。 まぁ要するに、鳥目なのであって、トゥーナは夜に目が利かなくなるのだ。 トゥーナが鳥のモンスターとハーフであることは、ガジは知らないはずだが 長年一緒に暮らしてきて、夜に目が見えなくなることは知っていたのだ。 「今日の相手がマイスだってわかったら、トゥーナはこの上なく落ち込むだろうからナ。俺との 関係をマイスには知られたくないだろうかラ」 「ばらしちゃってますし・・・」 「仕方ないじゃないカ。このまま俺だけの相手じゃ、トゥーナが気の毒でナ。それにしても マイスはさすがセックスの達人だナ」 「達人なんて言わないでくださいっ。」 「いや・・俺も見習わなくてはな・・と反省したヨ。 女性はああいう風に扱わないといけないのだナ。トゥーナ、ものすごく感じてたシ」 「はぁ・・セックス見られたなんて、ショックで立ち直れないですよ。。」 「まぁそう言うなって。俺が吹き矢でトゥーナを眠らせなかったら 今頃どうなってたカ・・・ぶるぶる」 「びっくりですよ。トゥーナの相手をしてくれって依頼がきたときは」 「一度だけでも、たとえ知らないままでも、マイスとの思い出を作ってやりたかったんダ。俺としている ときも、トゥーナはマイスを思いながら、してたんだから。つくづく罪つくりな男だな、マイスは」 「別にボクもトゥーナが嫌いなわけじゃないですし・・・でも、これっきりにしてくださいね」 「わかってる」
792:もものめ 2010/04/13(火) 20:34:03 ID:fV/VVAXd0 目が覚めたらトゥーナはガジのベットで寝ていることに気がついた。 いつのまにか、服を着ている。 「目が覚めたカ?おはよう」 「ガジ・・あたし・・・・」 「昨日は突然意識を失ってびっくりしたヨ。疲れていたのカ?」 「え・・・・」 昨日はガジとこの上もないエロティックなセックスをしたのだった。 そうだ・・途中でマイスの声がしたような・・? ん?どこまでが夢なんだろう? トゥーナは訳がわからなくなっていた。 自分は途中で眠ってしまったのだろうか でも・・暗闇の中で長いキスをしたあの感覚は 決して夢じゃなかったような気がするのだ。 「・・・なんかうれしい夢を見た気が・・する」 なんでかわからないけれど、トゥーナの中の一部が 満たされた、そんな感覚で、トゥーナは今まで以上にがんばれる気がしていた。 しかし、ガジとの関係もやめられそうもない。 (終わり)
793:もものめ 2010/04/13(火) 20:35:16 ID:fV/VVAXd0 登場人物のファンの方、すみませんでしたぁっ。 ガジとマイスのイチモツ、どちらがどう、違っていたのかは ご想像にお任せしますw
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