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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ
883:虹好き 2010/04/19(月) 22:43:44 ID:lidYHtyX0 赤い髪の少女 ※トゥーナさん病んでます。リアルタイムで書いているので、改行してません。方向性はまだよく決めてません。とりあえず今日はこれで終わろうかと思ってます。 1. あたしの目の前で話さないで。視界から消えて。ここは武器屋で、雑談なんかする場所じゃないの。あたしとマイスは特別。あたしはここで働いてるし、彼はここの常連だから。あなたは、あたしと話したいだけなんでしょう? もちろん、それは嬉しいけど、偶然会ったからって、仲良く話さないでよ。これ以上あなたを恨みたくない。ここで話すなら、あたしも入れて。二人っきりで何を話しているの? シアレンスの町唯一の武器屋の中で、燃えるような赤い髪の少女 トゥーナ は、憎悪の炎を燃やしていた。少女の目線の先には、町のお嬢様の ソフィア と、シアレンス牧場の牧場主 マイス が親しげに笑い合っている。ソフィアとマイスは、トゥーナが町で好意を抱いている数少ない人間の一人。そんな二人が仲良くしているのを見るたびに、トゥーナは複雑な心境でいた。今も、ソフィアに出て行ってほしい気持ちと、話に混ぜて欲しい気持ちが交差し、かなり混乱しているようだ。ただ、憎悪を抱いているのは間違いない。 「あっ、もうこんな時間だわ。マイス、私はお父様と出かける約束をしていないので、帰らないわ」 親友にそんな思いを抱かせているとは知らず、ソフィアは無邪気な笑顔をマイスに向けた。そして、手を振って店を出て行った。 「さてと、……あれ? 何か買いたいのあったんだけど……ゴメン、トゥーナ。忘れちゃったから、また今度」 「……いいよ」 そして、それに続いてマイスも出て行った。 「……気にしてないから」 トゥーナは、誰もいない部屋で呟くと、その言葉を何回も連鎖した。 何を気にしてないの? マイスはあたしのことを見ていればいいの。あたしだけを。友達でも、マイスに近づく奴は許さない。ソフィア、さっきあたしには手を振らなかったよね。気付いてなかったの? 彼と話してるのはそんなに楽しかった? 友達じゃなかったら許さない。何か、マイスをあたしだけのものにする方法は……。 「……そうだ」 トゥーナは、何かを思いついたように目を開き、赤い髪を揺らしながらある場所へと向かった。
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