牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ
179:氷原に咲く花(2) 6/6 ◆aHD.RoWhdo 2009/12/27(日) 22:42:37 ID:Up1/Hp8Q [sage]
「ソフィアっ、何でこんな…」
マイスが何か言おうとしたが、それに耳を貸さずに二つを重ね合わせた。
「ああっ!!」
秘所が熱さに触れるだけで体から力が抜けていくような気がした。
手の時とは違う刺激が体を走ってゆく。
ぬちゃぬちゃと表面をいじるだけでもう限界だった。
このまま、一つになりたかった。
彼が、欲しかった。
そんな思いを頭に満たしつつ、一気に貫こうとした。

「ソ…フィア…」
いっぱいになった頭にマイスの声が響いた気がした。
はっとして顔を見ると、快楽か辛さで顔を歪めつつも、こちらをじっと見ていた。
「…もう…止めて…くださいっ」
その目に光るのは拒絶の光。
一瞬にして理性が打ち勝ち、思考が冷静になった。
「…私…は……」
私は何がしたかったのだろう。
こんな事をしてまで彼を自分のモノにすることだろうか。
「……違う…」
そうじゃなくて私はマイスの……
先ほどまでの興奮が冷め、頭を罪悪感と恥ずかしさが満たしてしまう。
…彼を傷つけてしまった。
もう、それだけで限界だった。

気がつくとソフィアは外に出ていた。はだけた服を手で押さえ、その目は涙で濡れていた。
一体私はどうしてしまったのだろうか。
どれだけ自分を責めても、どれだけ後悔しても何も元に戻らなかった。
「…ううぅっ」
いつの間にか降り出した雨が服を濡らし、その寒さが身を刺してソフィアをずたずたにしてゆく。
内外からの痛みが全身から全ての感覚を奪い去ってゆく。
このまま、消えてしまいたかった。
彼にもう会いたくなかった。それ相応のことを自分はしてしまったのだ。
だからもう…
薄れ掛けた視界の中に誰かが現れた気がしたが、もうどうでも良かった。

fin.
1-AA
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