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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
238:病まない雨2010/12/15(水) 05:36:25 ID:gZco1dzQ0AAS
144 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 00:55:54 ID:2agABuBB0
「せりゃ!おりゃ!」
「おっと・・・」
二つの英雄が剣を交わう
がきぃ!ザン!ズザザザン!ガシャン!
洞窟の外の美しい花畑、剣と剣がぶつかるたびに激しい衝撃がおき
花畑が風でゆれる
重いツーハンドソードを軽く振り回す一撃の重い{そのひと}の攻撃に対し
マイスは双剣らしく手数の責めで闘う
一見はマイスの優勢に見えるが明らかに全ての攻撃がはじかれ
パターンが単純になってきている
「スキありだ」
重い大剣が足元に飛んでくる
「っ!」
間一髪よけきれた
「くらえ!」
マイスはエクスプロージョンをくりだす
「なに!?」
ドーンと爆発音が花畑を包む
「ハァ・・・ハァ・・・」
「・・・驚いたな」
「・・・く!」
「杖無しで魔法が使えるとは」
よく見ると火球は後ろに飛んだようだ、剣がじゃっかん焦げているとなると弾きとばしたのだろう
「・・・け・・・なんて野郎だ」
「ここまでだ」
「・・・なに?」
「お前と戦ったのはただ単に戦闘能力を確かめたかっただけだ」
「・・・」
「お前はかなりできる・・・良い腕だ」
「俺の名前はラグナ、あんたは?」
「・・・マイスだ、ラグナ・・・いい名前だ」
「へ・・・入れ、町の女達の話をする」
ラグナ、カイル、マイス達はまず自分たちの過去について話した
それぞれが記憶喪失、町の女や男の話、今の状況
シアレンスの町で起きた事はラグナの町やカイルの町でも同じ事が起きてるらしい
そしてその原因も二人は知っていた
「・・・なるほど、つまりその山で起きてる実研のせいで町の女達がああなったと?」
「ああ、その工場から出たガスがラブ飲みドリンクと似た効果を持っていてな、でも効果はかなり強い」
「そのガスが雨に溶けて降り注ぐ、その雨を浴びた女達は発情を起こすって仕組みだ」
「なんで女にしか効果がないんだ・・・ないんですか?」
「さあ?そこまでは僕にもわからないな〜」
音楽の闘心効果が切れ口調が戻り始めている
「でも町の皆さん・・・怖かったです・・・とても」
マイスの肩が震える
「僕もカブ様があんな姿になって・・・本当に恐ろしかった」
その倍ラグナが震える
「だ・・・大丈夫ですか?それにカブ様って・・・」
「き・・・気にしないでください!」
「そんな事も言ってられないですよ、明日はシアレンスの町に食料探しです」
「そ・・・そうですね・・・頑張らないと」
「じゃ・・・じゃあみんな今日は寝よう」
「うん、おやすみ」
「おやすみ」
「作戦は明日言うよ、おやすみ」
ここに三人の英雄が・・・集まった
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