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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
266:密かな想い2010/12/15(水) 05:54:52 ID:gZco1dzQ0AAS
175 名前:密かな想い:2010/08/07(土) 04:51:10 ID:ag3CdSff0
聖夜際の夜に結婚式がひらかれた
「おめでとぅー!ラグナ君!」
「あ、ありがとうございます!」
花婿はラグナ、タキシード姿がかっこいい
そして花嫁は・・・
「おめでとー!ミストさん!綺麗だよー!」
「ありがとうございます!」
結婚式の時に着るそのドレス・・・本当に綺麗だった
私は客席にいた、華やかな舞台の上で二人は愛を誓う
とっても素敵だった・・・そのぶん胸も痛んだ
その痛みを紛らわそうと私は精一杯祝福した。
「おめでとぉー!!今度は二人で温泉にきてねぇー!」
そして・・・私が口付けした唇に今度はミストさんが口付けする
結婚式とパーティーが終わって家に帰ると私は泣いた・・・思いっきり泣いた
ラグナがミストさんを好きなのは知っていた。彼女と話している時の彼は本当に楽しそうだった
だからこそ彼を想うと胸が痛んだ
「うく・・・ひく・・・私も・・・あれ・・・着たかったよぅ〜・・・」
ミストさんは本当に綺麗だった・・・
涙が枯れて私は深夜の空に叫ぶ
「ラグナ君なんか嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
それでも私は彼が好きだろう・・・彼の事を想い続けるだろう
結婚式から、いくらか日がたった
「おじゃましまーす」「おじゃましま〜す!」
「いらっしゃーい!お!?今日はミクト君も一緒ね?」
「うん、ここの湯をこの子にも味わって欲しいからね〜」
「ほらミクト、挨拶は?」
「ばぶぅ〜!!」
今日も彼は彼女と共にここにくる。いや今日は子供も一緒かな♪
「料金は合わして30ゴールドよ!まいどありー!ではごゆっくりどうぞー!」
こうして私の密かな片想いの付箋にピリオドがうたれた。
[おまけ]
泣いたあの日に他にも叫んだ声が聞こえた、次の日町の女の子全員
目が充血していたのはみんなの秘密♪
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