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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
300:ルンファ3性転回物語2010/12/15(水) 06:34:46 ID:gZco1dzQ0
401 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:07:21 ID:f5sJQpeR0
「うう・・・、雨だ」
大事なことを行う日に限って悪天候になる
告白しようと決めた直後にこれだ
「でも、決めた事だし。言わなくちゃ」
マイスはどしゃ降りの雨の中、外に飛び出して鍛冶屋に向かった
「雨ね〜お客さん来るかしラ?」
「・・・来なくても、仕事はちゃんとやろう」
「フフフ、わかってるわヨ」
ガジは溶鉱炉に、トゥーナは接客席へ向かう
わずかな時間もたたない内に、鍛冶屋の扉が開かれる
「お邪魔しま〜す」
入ってきたのはマイスだった
「あら、いらっしゃい」
「こんにちわ、ガジさん」
マイスはガジに挨拶をし終えた後、トゥーナの方を向く
「トゥーナ、どこかに遊びに行かない?」
「え?」
トゥーナは驚き困った顔をする
「だが・・・店が」
トゥーナはガジの方を向く
「私は大丈夫ヨ。どうせ雨で客も少ないだろうし」
「・・・ありがとう」
「すみません!ありがとうございます!」
ガジに断りをもらって、トゥーナはマイスの所へ駆け寄る
「いってらっしゃ〜い」
「ごめんね、突然・・・」
「ううん、気にしてない・・・」
「むしろ・・・嬉しいよ」
「う、うん・・・」
トゥーナの顔を見る
(私は今日、トゥーナに・・・)
そう考えると胸がドキドキする
「よかったら・・・」
「え?」
「よかったら・・・星降りの砂漠に行かないか?」
「あ、うん・・・いいよ」
星降りの砂漠
プロポーズ場所としては・・・まあ大丈夫だろう
「傘・・・どうした?」
「え?・・・あ!」
急いで来たので傘を持ってくるのを忘れていた
「だからずぶ濡れだった・・・」
「ハハハ・・・ごめんなさい」
「・・・」
トゥーナは傘を取り出し、開く
「はいるか?」
「え・・・あ・・・うん」
マイスはトゥーナの傘の中に入る
愛相がさだ
「ありがと」
「・・・」
トゥーナは黙ったまま笑顔を返す
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