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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
84:二人で店番 2009/12/13(日) 21:57:51 ID:kh1UIBdU 418 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:28:50 ID:PsD2U2vH そこまでまじまじと見てようやく気づいた。僕の目の前にはロゼッタさんの脚と股が見えていて、彼女の下着が丸見えだったのだ。 気温の話になって無意識に開いたのだろうか、とにかく僕の視線は釘付けになってしまった。 「今度は花を育てるの? あんたの好きな金剛花は結構難しいわよ」 「いえー、もらえるものは自分では育てませんよ」 「あ、そ……」 相変わらず頭の上で世間話は続いている。もう会話はまったく耳に入ってこなかった。 ミニスカートの奥の白い下着から目が離せなかった。見てはいけないというのは頭でわかっていても体は動かない。 胸は高鳴り、息が荒くなり、どんどん顔が前に進んでしまう。ロゼッタさんの足はちょうど僕の頭が挟まるくらいに開かれていた。 「んっ?」 「何ですか、ロゼッタさん」 「んーん、何でも……」 頭がひざの間を過ぎた。もう下着は文字通り目と鼻の先にあった。 この、普段から隠れているものがさらに見えることのない状況であったはずなのに今目の前で主張しているシチュエーション。 興奮しないはずがない。 進んでいくとスカートの布が顔にかかった。 「なっ、ちょ、ちょっと……」 「どうしました?」 「え? あ、い、いや何でもないんだけど……その」 さすがにロゼッタさんも気づいたか。慌てて足を閉じようとしているけれどもう遅かった。 僕の顔がスカートの中に突っ込んでいるのは変わることなく、むしろ太ももの柔らかい感触が頬を挟んできてますます心地よく、気が昂ぶってきた。 「いやっ、やめ――」 今度は手で僕の頭を押し戻す作戦に出たロゼッタさん。しかし僕の方も気づかれたのならば、と大胆に手で彼女のひざをがっしりと掴んだ。 ほぼ全身の力を持ってスカートの奥へと押し進む僕と、ミストさんの手前軽く押し戻すことぐらいしか出来ないロゼッタさんでは勝敗は目に見えていた。白い下着と共に。 「ひゃっ……い、息かけちゃ……ゃんっ」 「?? ロゼッタさん?」 「はっ、な、何でもないのよミスト! ホントに、ひぅっ、な、何でも……」 とうとう下着に息がかかるところまで到着したらしい。進めば進むほど視界は白い布で覆われるから位置関係がわかりづらかった。 両手で掴んだロゼッタさんのひざが震え始めていた。どうにか体裁を保とうと必死なようだった。 「だ、だめぇ……んっ、あ、ミ、ミスト?」 「はい? 何ですかロゼッタさん」 「う、うんっ、その、買い物は……まだ?」 「あぁ、ごめんなさい。お話に夢中になっちゃってまだ選んでませんでした」 「そ、そう……んんっ、あっ、な、なるべくちゃちゃっと選んじゃって」 「そうですね〜。そろそろお夕飯の時間ですしね」
85:二人で店番 2009/12/13(日) 21:58:20 ID:kh1UIBdU 419 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:30:11 ID:PsD2U2vH 声の震えるロゼッタさんに対してのんびりとした返事をするミストさん。ここからではわからないけど、おそらくちゃちゃっととは選んでいないだろう。 ミストさんはいつだって自分のペースを崩さないのだ。 そんな状況に僕の中の悪戯心はむくむくとふくれあがってきた。ロゼッタさんが恥かしさに顔を赤くしているところを見えないのは少し残念だけど、そこは声を聞いて楽しむとしよう。 ロゼッタさんの抵抗を力で破り、とうとう鼻先が柔らかな布にふよんと届いた。 「ひっ――」 「今日はペペロンチーノにするんですよ。アネットさんがお好きだというので……あ、ロゼッタさんも来ますか? ご馳走しますよ」 「んぅっ、ふ、ふぇ、え、えぇいいわね。お店終わったらお邪魔しようかしら――ひぁ」 「あぁ、でもそうなるとロゼッタさんの好きなものも作った方がいいですよね。なにがいいですか?」 「い、いや、あの……んくっ、わ、私のことはいいから。んぁ、き、気にしないで……」 「そうですか? でも一品だけではさびしいですよねー……何かデザートでも作りましょうか?」 ロゼッタさんが今どういう目にあっているのか、知って知らずかミストさんは長々と話を続けている。 彼女に見つからないように隠れていたのだが、今はミストさんに感謝しなくてはいけない。なんていったって今の行為は第三者がいてこそ盛り上がるのだから。 鼻から思いっきり息を吸うとロゼッタさんの匂いが鼻腔から突き抜けて、頭の奥まで満たされていく。 汗のような匂いとほのかに甘い匂いが交じり合って、なんとも言いがたい不思議な匂いが充満していた。 僕はその匂いにつられ、鼻を押し当ててただひたすらに嗅ぎまわす。なんだか犬になったような気分だった。 「やぁ……あ、ひぃっ、お、おねが……やめ……」 「あら? にんにくはどこですか? ありませんねぇ」 「んーっ、ん、くぅ、はぁ、ひゃぁ、あ、あぁ……」 「ん〜どこでしょう? にんにくがないと作れないのですけど」 「あぅ……はぅ、ん……ひ、や、やぁ……」 吸っても吸っても匂いは尽きることない。スカートと太ももに包まれたそこは空気がこもっていて、息をするたび熱が上がっていくようだ。 僕の方も熱が上がっていく。頭にどんどんとたまっていくロゼッタさんの匂いにくらくらと酔い始めていた。 「……さん? ……ッタさん」 「ぅんっ、ん、ふぁ、いぁ……」 「ローゼッタさーん」 「ひゃ! な、なに? どうしたの?」 「もう、さっきから聞いているのにお返事してくれないんですから。にんにくはどこですかって」 「へ? あ、あぁにんにくね……にんにく……んくっ、そ、それならあそこの棚にあるっ、うぅ、わよ」 「あら、ありましたね。ありがとうございます」 酔っているのは僕だけでなく、ロゼッタさんも意識が散っていたようだ。いや、ただ単に股間の方に気が回っていただけだと思うが。 しかし熱がこもり、充満していく空間の中で呆けた頭ではまともな判断は出来ないようで、僕はちろっと出した舌を白い布に押し当てた。 その瞬間、ロゼッタさんの足がぴくんっと反応した。
86:二人で店番 2009/12/13(日) 21:58:48 ID:kh1UIBdU 420 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:31:38 ID:PsD2U2vH 「あぁんっ!」 「どうしたんですか? 急に変な声あげて」 「なっ、な、なんでもないってば……!」 必死に取り繕うロゼッタさんの声を聞きつつ、僕は舌を少しずつ動かし彼女の秘められた部位を布越しになめた。 布一枚を挟んでいるとはいえ、そこはふにふにと柔らかくて熱くって甘いようなしょっぱいような味が舌先を刺激した。 もう鼻から吸うだけでは酸素が足りない。 顔を上げて息継ぎしたいところだが、今の体勢では出来るわけがないしここから顔を離すなんてもったいないことは出来なかった。 だから僕はますます息を荒くして舌先の柔らかい感触に没頭した。 口からも鼻からもロゼッタさんの股間にこもった空気が流れてくる。 「も、もぅ……おねがっ、やめ、てぇ……はぁ、あぁ、やめっ……」 「にんにく、小麦粉、あと油は家にありましたしこれで全部ですね。それじゃあこれだけ下さいな」 「んぅ……も、もぉ、うぅっ……あっ! こ、これで全部ね? もう他には、な、ない?」 「はい、大丈夫ですよ。……それよりロゼッタさん顔が赤いですよ、どこか悪いんですか?」 さすがに気づいたのだろうか、それともわざとか。ミストさんのペースは誰にもつかめないから、判断に困る。 僕自身はどうにでもなれとロゼッタさんの秘所を一心不乱に弄りつづけた。例え見られても止まることはない。むしろこの場でロゼッタさんを押し倒して見せようじゃないか、と半ばやけくそだった。 なめていた下着の部分は段々と湿り気を帯びてきた。それが僕の舌だけのせいではないとわかっていた。 「だ、だいじょうぶ……よ。んぁ、はぁ、え、えっと二つ合わせて、520……ひゃんっ、520ね――」 「はい……。本当にだいじょうぶですか? ラピスさんをお呼びしましょうか?」 「だ、だめっ! あぅっ、ん、あ、ちょ、ちょっと疲れてるだけだし、その、は、早めに休むから」 取り繕うロゼッタさんは声を出すたび太ももをもじもじと動かして僕の愛撫とミストさんとの会話に耐えている。顔の両端が挟まれているだけでなく、すべすべな肌とすりあわされて気持ちよかった。 僕がなめまわしている下着は外側と内側から濡れてきていて、純白の布に染みを作っていた。 舌で上下を何往復もしているとロゼッタさんの匂いも味も濃さを増していく。丹念になめていると、上の方で微妙な突起に触れた。 女の子の花弁の中にあるに肉芽があった。 「ひぅぅっ、そ、そこはっ、はぁ、あぁ……や、やめ、ふぁ……」 「ロゼッタさん、そんなに苦しいならもう休んだ方がいいですよ? 熱もあるみたいですし」 「そ、そう、ね。んくっ、あ、ありがと心配してくれて……やぁ、んぁ……きょ、今日は店閉めることにするわ」 「はい、お大事にしてくださいね。お夕飯ならまたいつでも呼びますから。あ、そうだおかゆ作ってきましょうか?」 「い、いい、いい! そこまでしなくていいから、んっ、ほ、ホントにね」 「そうですか? それじゃあまた来ますね。ゆっくり休んでください」 「うん、ぅくっ、くぁ、ま、またね……ミ、ミスト」 探り当てた肉芽に標的にして舌をはいずらせる。濡れた布に浮かび上がるそれはどこよりも甘いような味がした。 舌先だけでは物足りない感触。ついに僕は顔を下着にうずめ、唇でロゼッタさんのクリトリスをついばむようにして食んだ。
87:二人で店番 2009/12/13(日) 21:59:08 ID:kh1UIBdU 421 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:32:31 ID:PsD2U2vH 「やぁぁっ!」 一際高い嬌声をあげてロゼッタさんは背筋をピンッと張った。どうやら軽くイってしまったようだ。 「どうしたんですか? そんな大きい声上げて」 「な、なんでもないからっ……ホントに……も、もぉ……み、店閉めるわね」 「あ、はい。ロゼッタさんお大事にしてくださいね」 「え、えぇ。そうさせてもらうわ」 ミストさんはいつも通りのほほんとした口調で挨拶すると、ようやく店を出て行った。 僕はそのままひくひくと可愛く痙攣するロゼッタさんの秘所を弄っていた。もはやカウンターの下に隠れた目的は完全にすりかわっていた。 布の向こうから染み出してきた愛液は夢中になって唾液を白い下着に塗っていた僕の舌を潤した。 「はぁっ、あぁ、んく……ちょ、ちょっと! いい加減にしてよ!」 ロゼッタさんが椅子を引き、僕は天国のようなやわらかい空間から追い出されてしまった。 「ロゼッタさん……」 「な、なによ……あっ」 「休むんでしょう? 一緒に上に行きましょうか」 僕は立ち上がり、ロゼッタさんの上気した頬にそっと手を添えた。 それだけで僕の言いたいことは伝わったようで、彼女は真っ赤に染まった顔をうつむかせ、こくりとうなづいた。 * * * 「あぁっ! んぁ、あ、あぁ、んぁっ! ひ、ひぁぁ、やぁぁ!」 僕の目の前で白い裸体が腰をくねらせ跳ねている。柔らかな尻肉が僕の下腹部にぶつかるたび、淫らな水音が響いてきた。 四つんばいになって丸いお尻を僕に向け、ロゼッタさんは貪欲に快感を求めていた。 「やぁっ、あぁっ、は、はげしっ、あぁんぅ、ラグ、ナぁ! ふぁっ! んっ、んぅっ!」 肉棒が激しく挿入を繰り返すたびにロゼッタさんの秘部から熱い体液が次々とあふれ出てくる。 ベッドに染みどころか水溜りが出来始めているにも関らず、ロゼッタさんも僕も動きを止めようとはしなかった。 交じり合う快楽が何かを壊してしまったのかもしれない。 「だめっ、だめぇ! お、奥まで来てっ! はぁっ、んぁっ、あぁ、奥まで、来てるのっ!」 「僕の全部飲み込んでますよ、ロゼッタさん。そんなに、欲しかったんですか」 「ちがっ、違うのっ! やぁんっ、ひぁ、ひゃぁっ、ら、ラグナがっ、ラグナがぁ」 「僕がどうしたんですか。ちゃんと言わないとわかりませんよ」 「イジワルしない、でよっ。い、言えないの知ってるのにっ、いやぁっ、や、あぁっ!」
88:二人で店番 2009/12/13(日) 21:59:33 ID:kh1UIBdU 422 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:33:23 ID:PsD2U2vH わしづかみにした指が埋もれそうなぐらい肉厚な尻に跡がつきそうなぐらい強く腰をぶつける。 そのたびにロゼッタさんの蜜壷はぎゅっぎゅっと僕の一物を締めてくる。雄の射精を促す雌の動きだ。 そうでなくとも華奢な彼女の体で主張する豊満な尻肉を見れば、我慢など効くはずもないのに。 今こうして両手全体で揉み解し、弄っているのは少しでもその感触を楽しみたいからだ。 「あぁっ、あはぁっ、んんっ、来ちゃ、来ちゃうっ! あんっ、来ちゃうよぉっ」 「いいですよ、イっても。ロゼッタさんのイッちゃう顔見てますから」 「いやぁ、見ちゃ、見ちゃダメっ! あぅっ、あ、ふぁ、あ、あっ!」 ロゼッタさんの喘ぎ声が小刻みになってきた。絶頂が近いようだ。 「あーっ、あっ、はぁっ! ィ、イっちゃう! イッちゃう――!!」 背筋をピンッと張った後尻をふるふると痙攣させて、ロゼッタさんは達してしまった。 脱力してベッドに突っ伏したロゼッタさんはもう息が絶え絶えで、全身の力が抜けてしまっているようだった。 絶頂を越えてしまったロゼッタさんに対して僕の方はなんだか置いていかれたような気分だった。なんだかタイミングを外してしまったようだった。 ならば、と頭の中で意地の悪い僕が立ち上がって主張し始める。恋人を置いてイくような娘にはお仕置きだ、と。 悪戯心が膨らんで、思わずにやりと笑みがこぼれてしまう。 僕の思惑も知らずにロゼッタさんはまるで苛めてくださいと言わんばかりに丸くて白いお尻だけ上に向けて倒れている。 そんな姿を見て、僕の勃起はますます固くなってしまった。 「は、はぁ……あっ、あ、ラ、ラグナの……おっきく……」 「一人だけイッちゃってずるいじゃないですか。最後まで付き合ってもらいますよ」 「……え?」 気だるげに聞くロゼッタさん。 僕はゆっくりと腰を引き、また深く深く刺さるように突き出した。 「ああぁっ!! い、いやぁっ、今はっ、今はしちゃダメッ!!」 「そうはいきませんよ、僕だって気持ちよくなりたいんですから。それにロゼッタさんのここ、さっきより熱くて柔らかくなっててすごくいいですよ」 「んんっ! んぅっ、ふぅ、ふぁっ! な、なにっ、これ――や、やぁっ! ああぁ、だめぇ」 「ロゼッタさんも気持ちいいんですよね。イった後って感じやすくなるって聞いたことありますよ」 「そ、そんなっ、は、はぁんっ! いや、いやぁ! ちがうのっ、ちがうのぉ!」 されるがままに腰を振るロゼッタさんはもうろれつが回らないほどになっていた。一突きごとの感じようはさっきとは比べるまでもなく、激しいものだった。 否定しながらも彼女の膣肉は断続的に肉棒をしめつけてくる。それがたまらなく気持ちよかった。 「気持ちいいですよロゼッタさん。腰が溶けちゃいそうです」 「んぁ、あ、あぅっ! あはぁ、は、わ、私もっ、あ、あ、なんだか……あぁ!! いいの、いいのぉ!」 ロゼッタさんの腰がまたくねって動く。気持ちいいところを求めてるような動きだ。 「やぁっ!! そこぉ、そこっ、いい、いいよぉっ! き、気持ちいいのぉっ! ひぁ、ひゃぁっ!!」 「ここですか? ここがいいんですね」 「そ、そこなのっ! 気持ち、いいっ、は、あ、あぁ、気持ちいいよぉっ、ラグナぁっ!」
89:二人で店番 2009/12/13(日) 21:59:59 ID:kh1UIBdU 423 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:34:25 ID:PsD2U2vH 蜜があふれ出す膣の奥深くまで責めたてていく。腰がガクガクと震えた。 もうそろそろ限界を迎えるだろう。 僕は一層挿入を激しくした。 「い、いたっ、痛い! 強すぎよっ、あぁ、やぁっ! 痛いのっ!」 「もう、少し……もう少しです、からっ」 「いやぁっ! だめっ、あぁんっ、ふぁっ!! ひ、ひぃっ、いたっ、ひぁっ、ひぃっ!!」 「うっ、で、出る――出しますよっ、ロゼッタさん」 「うぁ、あつっ、あぁんっ!! も、もうっ、だ、だめっ、出してっ、出してっ! ラ、ラグナっ!!」 肉棒の膨張が増していく。それに対してロゼッタさんのアソコは締め付けてくるものだから、我慢なんて出来るわけがなかった。 「イッちゃう! わ、わたしっ、あぁっ! また、い、イっちゃうっ、イっちゃうぅ!!」 「僕も、い、イきますよっ」 「は、はぁっ! 来てっ、来てっ! ラグナもっ、イって――あ、あぁぁっ!!」 ズンッとより深くを突いたその時、腰から亀頭の先へ何かが駆け抜けた。頭に一瞬電流が流れたと思うと、次の瞬間ロゼッタさんの子宮の置く深くへと精液が大量に放たれていった。 「あつぅっ! あ、はぁっ、あ、あ、はぁ……あぁ、あ、熱いのが……い、いっぱい……」 ずいぶん長く続いた射精が終わったあと、またロゼッタさんはベッドに倒れこんでしまった。 今度は僕もその横に倒れた。心臓がバクバクいってしばらくは動けそうになかった。 「ロゼッタさん、すごく……気持ちよかったです」 そう言って隣を見ると、またのぼせたかのようにロゼッタさんの顔は耳の先まで赤くなっていた。 「も、もう……もっと優しくしてよ……バカ」 * * * 僕がマテリアルで少しの間働いたあと、ダニーさんはとてもいい笑顔で戻ってきた。短い間とはいえ、実家に帰省しての休暇は充分効果があったようだ。 彼はまたいつも通りロゼッタさんの支持のもと、店員として懸命に働いている。 店を建て直すつもりはないのか、とか放置している自分の店はどうするんだ、とかそんなことは考えていないようだ。 とにかく働ける場所があることに彼は満足しているのだと思う。 それから一つ、変化したことがあった。 あの真面目一辺倒で雑貨屋を切り盛りしていたロゼッタさんは最近、時々店をダニーさんに任せて抜け出てくるようになった。 もちろん、店の経営も出荷箱の中身の回収も怠らずに、だ。 働き者な所にもずいぶん感心したけれど、そういった普段どおりの生活の中でちょっとした自分の時間を作ることが出来ることにも、改めて感心した。 それに、彼女が店を抜け出すようになったことには僕も関係してくる。 「ロゼッタさーん! お待たせしましたー」 「遅い! 女の子を待たせるなんて、最低よ!」 「ご、ごめんなさい。家を出るのに手間取っちゃいまして」 「ふんっ、ほら言い訳はいいから、行くわよ」 ルピア湖にかかるつり橋の上で僕と彼女はいつも通りの約束の時間に合っている。 でも今日は少し違うんだ。 遅れたのにも、わけがある。 今日この日のためにずいぶん苦労して用意した、青いバラのブーケ。 勘のいい彼女なら、もうとっくに気づいてるかもしれないけれど。 終 そんな暗いところでパンツ見えるの?というつっこみは勘弁してください。
90:エリック×ラピス 2009/12/20(日) 13:38:47 ID:+wKP3/Ms 428 名前:290[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 18:09:32 ID:CzA7Z7Mj エリック×ラピス書くと言った者です。 なかなかエロを書くのが難しく難航していてまだまだ時間が掛かりそうですが、 取り合えず出来た分だけ投下します。 嫌いな方はスルー又はNG推奨。 429 名前:エリック×ラピス 1[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 18:17:24 ID:CzA7Z7Mj 「エリックさん、これ、僕の畑で採れたトウモロコシです。よろしければどうぞ。」 「おおっ!若者よ、気が利くじゃないか。大切にするぞ。」 この若者―ラグナが村に来てから早いもので二年目の夏が訪れていた。 最初はがよく種を売ったついでにその作物について講義したり、度々相談を持ちかけられたりしたものだが、今では対等に、畑や作物についてあれやこれやと議論―例えば水の微調節や素材の味を生かした調理法について―するようになった。 現に今貰ったトウモロコシは一粒一粒が大きくつやもあり、いますぐ噛り付いても美味そうな程だ。実際には生で食べることは出来ないが。 「それでは、僕は用事がありますので。」 「おう、またな若者。」 ラグナはぺこりと一礼すると、足早に南地区を後にした。ルピア山道へ行くところをみると、おそらく蔓草の遺跡にある畑の世話をしに行くのだろう。 「こんちはー。」 若者と入れ違う形でやってきたのは、図書館に住み着いてこちらも早二年のセルフィだ。 村人の施しで生きていると言っても過言ではない彼女は、食べ物を買う時は商売に関してきっちりしているロゼッタの雑貨屋を避けて、わざわざこの農場まで足を運んでいるのだろう。 「いらっしゃい。今日のおすすめは今朝採れたてのトマトだ!もちろん、俺が丹精こめて作った自信作だぞ!」 「ふーん、じゃあそれ貰おうかな。あとはキュウリあるかな?」 「もしかして、またサンドイッチか?たまには他の物も食べないと体に悪いぞ?」 「いーじゃない、ちゃんと野菜は挟んでるんだし。」 「そういう問題ではなくてな……全く、ラピスさんが心配するのもよく分かる……。」 「ふーん、ラピスから聞いたんだ。ラピスから。」 「だ、だったら一体なんだっていうんだ?」 ラピスさんの名前を口にした途端、急ににやにやと笑いだした。 背中を嫌な汗が伝い、聞きたくないと思いながらも先を促す。 「いやね、あたし一昨日本の片付けしてたのよ。で、二階から教会が見渡せるんだけど……ちょうどステラさんが酒場から帰ってくる頃にエリックが教会から出ていくの、見ちゃったんだ〜。」 見られていた。 思わずこめかみに手をあてうなだれる。 セルフィはにやにや笑いを崩さない。 「別に二人が何してたのかは訊かないけどね。やましい事が無いならステラさんに内緒でこそこそしてるのはどうかと思うなぁ。……って、その様子だとやってんのね、やましい事。」 すっかり頭を抱えてしまった俺の様子を見て、あきれた、とセルフィが呟くのが聞こえた。 おそらく本人はほんの少しおちょくるつもりだったのだが、想像以上の反応が返ってきたのだろう。 「頼む、この事はどうか内密に……。」 「う〜ん、それはエリック次第かなぁ。……さっきも訊いたけど、キュウリある?」 まったくこの娘は油断も隙もない。 エリックはその後秘蔵の冷蔵庫からキュウリを持ち出し、トマトと一緒に他の住人より割安で売っている野菜を、更にいつもの半値で売る事になった。
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