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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
9:名無しさん@カブ好き 2009/12/11(金) 13:07:58 ID:LfAy+aOs [sage] 23 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:59:22 ID:t9cwEGtq 言葉は返ってこなかった。恐る恐る目を合わせるとそこには真剣な表情のラグナがいた。 なぜそんな表情をしているのかわからない。想像だにしなかった。 こんな表情は見たことがない。 いつもどこかふわふわしていて時々何も考えていないんじゃないかとさえ思えるような脳天気な少年だと思っていた。 ラグナは普段どんな時にこの表情を見せるのだろう。今のラグナは外見よりも大人びて見える。 気持ちの真剣さが滲み出ているようだ。 そんな想いを込める言葉とはなんだろう。ミネルバにはわからなかった。 「ミネルバさん……」 「う、うん……」 「初めてなので上手くできないかもしれませんが……がんばります」 なんともくだらない理由もあったものだ。 だが、そんな理由でここまで真剣な表情ができるのもラグナくらいだろう。 拍子抜けしてしまったものの、決して失望させるものではなかった。 頭の中が真っ白になり、次いで口元がほころんだ。何も考えることができないままつい笑ってしまう。 相変わらず真剣な表情のラグナ。 それなのに胸の鼓動は先ほどよりも一層高鳴っている。胸に手を当てると心臓が暴れているのが感じ取れた。 「下手だったらやりなおしだからね……」 いじわるっぽく笑い、次いで瞳を薄く閉じながらおずおずと唇を差し出す。 肩に手が置かれる。 触れられた肩からラグナの体温が伝わってくる。肌と肌が馴染み合い互いの温もりが混ざり合う。 唇と唇が触れ合おうかというところで瞳を閉じきった。唇と唇が交わった瞬間、牛乳がゆの香りがした。 舌と舌が絡み合い互いの歯をなぞり合う。 ラグナから差し入れられた舌を唇ではさみ舌先でチョロチョロと弄ぶ。 お返しに差し入れた舌はちゅうっと吸われ唾液を飲まれてしまった。 密着していた唇を半分ずらして隙間をつくり舌と舌を押しつけ合うとヌルヌルと滑った。吐息と口内の温もりが交わされ白い煙となって冷たい室内を舞う。 手と手を合わせ指と指を絡め合う。 うっすらと涙が浮かび上がって頬を伝わり落ちた。 何分間そうしていたかわからない。 ゆっくりと唇を離すと、思わず衣服に手をかけていた。 さりげないアピール。 寒さなどまったく気にならないほどに熱気をおびた身体が疼き、そのまま僅かに衣服の裾をずらして素肌をあらわにする。 ラグナの手が添えられそこから奥へと遠慮がちに進んでいく。 24 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:00:12 ID:t9cwEGtq 肉親以外は誰も触ったことのない身体にラグナの手が這わされていく。 それにつれてずり上がっていく上着。 裾に手がかけられめくられていく。 褐色のお腹があらわになり、次いでみぞおちが、胸が明らかになる。 胸のすぐ上で一旦中断され、脇を抱えられるようにして衣服がささえられる。生まれて初めて異性の目に乳首を晒している。 ミネルバはまともにラグナを見ることができず思わず上目遣いになる。 誉められたものではないが自分の身体はエルフの国でも一二を争う未熟さだ。ラグナががっかりしたらどうしようと不安がよぎる。 「へ、変じゃない……? お、お姉ちゃんみたいにスタイルよくないし……」 「全然変じゃないです、とってもかわいいですよ」 「そ、それってどういう意味?」 「とてもスレンダーできれいです」 「ラグナは……このくらいの方が好きなの?」 「あはは……実はそうです」 「そうなんだ……ちょっと、得した気分かも♪ 男の子ってみんなおっきい方が好きなんだと思ってたなぁ。それともラグナが特別なのかな? えへへ」 ミネルバはラグナの首に両手を絡めると猫のように額を擦りつけて甘えてみせた。 「特別なラグナには特別に触らせてあげる♪」 「あ、その前に、舐めてもいいですか……?」 ミネルバはどきっとする。 「な、舐めても味なんかしないわよ……ま、まぁいいけど……ひゃっ!」 言い終わるのを待たずにラグナの舌先がミネルバの乳首にあてがわれた。チロチロと舌先で弄ぶとそのまま口に含んで軽く吸い上げる。ほんのわずかな膨らみがミネルバの呼吸につれて上下し、ラグナの鼻先に押し当てられる度にふにゅっとたわんだ。 「く、くすぐったいよ……」 「じゃあこういうのはどうでしょう」 ラグナはミネルバの乳首を甘く噛むと舌先で先端を刺激する。 「ちょっと……まっ……待って……噛んじゃだめ……っ」 コリコリという音の中ミネルバの呼吸は荒くなっていく。 「ラグナ……なんだか……変な気持ちになるよ……」 「気持ちいいですか?」 「なんていうのかな……ミネルバはラグナに舐めてもらうの……ちょっと好きかな……んっ……」 ビクンと身体を震わすと肩をすくめて大きく息を吐く。 ラグナの指がスカートの中へと伸びかけたところでミネルバが制した。 「ラ、ラグナ……そろそろ、ミネルバの順番だよ……代わって……?」
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