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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
167:カイル×ドロシー 2/5 2010/04/10(土) 17:33:32 ID:yPXWYcpx0 46 名前:カイル×ドロシー 2/5:2009/12/20(日) 00:47:06 ID:Q9QVO1Rs ドロシーが持ってきた水を飲み干すと、少し気分が楽になった気がした。ただ少し後味が苦かった。 「あの、薬草なんかを混ぜてみたんですけど、苦くないですか?」 看護士を目指している彼女なりの配慮だろう。カイルは笑顔で答える。 「ありがとう、もう大丈夫だよ」 「いえ、よかったです」 ドロシーはそういって顔を綻ばせた。表情は下ろされた前髪で殆ど見えないけれどカイルには彼女の気持ちが分かるようになっていた。 そういえば付き合う前に一度前髪を上げた姿を見たことがあったが、とても美しかった。 それがあったから付き合い始めた頃にそれを言ったのだが、彼女は顔を赤くしながら「恥ずかしいです」と答えるだけだった。 今も・・・ 「ドロシー、前髪は上げないの?」 「・・・あの、その・・・やっぱり恥ずかしいです」 彼女は顔を赤くしながらそう答えるだけだった。 「そういえば今って何時ぐらい?」 「もう10時ぐらいですよ・・・・・・カイルさん」 数秒の合間を置いて、ドロシーが意を決した表情でカイルを見てきた。そういえば告白の時も顔を赤くしながらもそんな感じだった。 「・・・その・・・あの・・・」 普段はおとなしめだけれど、そういう部分で 「・・・優しくしてくださいね」 彼女は積極的だった。 「え・・・」 一瞬思考が止まりそうになった。新夫として男として、その言葉の意味が分からなかった訳ではないが少し驚いてしまった。驚きと恥ずかしさで顔が赤くなっていく。 「・・・あの、でも無理はしないでくださいね、別に明日でも・・・」 カイル以上に顔を赤くしながらドロシーはそういったが、その思いに答えないでは男が廃るし、彼女に申し訳がないと思った。 「大丈夫だよ」 そう言って彼女の体を抱きしめる。 ドロシーも一瞬驚いたような感じだったが、身を預けてきた。
168:カイル×ドロシー 3/5 2010/04/10(土) 17:34:31 ID:yPXWYcpx0 47 名前:カイル×ドロシー 3/5:2009/12/20(日) 01:25:08 ID:Q9QVO1Rs さっきまで自分が寝ていたベットに彼女を寝かせ、ゆっくりと体を重ねていく。 「あ・・・」 前髪を掻き上げてあげると、ドロシーはほんの少し顔を背けた。 「・・・やっぱり、恥ずかしい・・・」 先ほどあんな発言をしておきながら今更、という気もしたがそうは言わずに開いた彼女の唇に自分のそれを重ね合わせる。 「んんっ・・・」 初めは少し驚いたようだが、すぐにドロシーは舌を入れてカイルのそれに絡み合ってきた。 「んっ、ぅ・・・ちゅ」 告白の時のファーストキスや、結婚式の時とは違う、甘いディープキス。カイルはその感覚に酔いしれた。 キスを続けながらカイルはゆっくりとドロシーの服を脱がせ始めた。 一瞬彼女は体をこわばらせたが、すぐに力を抜いてしまった。 それでも手を伸ばしてきたので抵抗するのかと思ったら、カイルの服のボタンを外し始めた。 甘いキスの中互いが互いを求め合い、一糸まとわぬ姿になるまでそう時間はかからなかった。 唇をゆっくりと離し、ドロシーの胸に手を置いて優しく刺激を与えていく。 「ひぁっ・・・あぁっ」 喘ぎ声を聞きながらもカイルは愛撫を続けていく。 やがて右手はそのままに、左手をゆっくりと下ろしていく。 「っ、カイルさん・・・あんっ」 「・・・ドロシー・・・ここ、すっごく濡れてるよ」 カイルはそう言いながら愛撫を続けていく。 くちゃくちゃと水音が静かな部屋に響いていた。
169:カイル×ドロシー 4/5 2010/04/10(土) 17:35:04 ID:yPXWYcpx0 48 名前:カイル×ドロシー 4/5:2009/12/20(日) 08:56:18 ID:Q9QVO1Rs 「カイルさん、もう・・・私・・・・・・だから、早く・・・」 目に涙を溜めたドロシーがそうつぶやく。 「ドロシー・・・」 自分も我慢が出来なかった。大きくふくらんだ自分のモノをドロシーに重ね合わせる。 「・・・あっ・・・熱いです・・・」 愛液で濡れた秘所の表面を擦り合わせる。 本当は早く挿れてしまいたかったけど、カイルは少し逡巡していた。 それが与える痛みが彼女を壊してしまわないか不安だった。 そんな迷いに気がついたのだろうか、ドロシーが背中に手を回してきた。 「・・・私は・・・大丈夫・・・ですよ・・・だから・・・・・・」 その目には涙が溜まっていたが、決意の光が宿っていた。 「カイルさんが・・・ほしいです・・・」 そこまで言われては自分が戸惑う理由はなかった。 「・・・うん」 それに自分もドロシーと一つになりたかった。 「・・・んくっ、ああぁっ」 「くっ・・・」 ゆっくり差し込んでいくと、柔肉がそれにからみついてきてカイルに言葉にならない快楽を与えてくる。 押し込みながら、カイルはその感覚に酔いしれる。 やがて、先端が壁にぶつかる。彼女と一つになるためには超えなくてはいけない壁、でももう躊躇いはなかった。 優しく、そして激しく壁を突き破る。 「あっ、ああああああああんっ」 ドロシーの悲鳴が響き渡る。表情は痛みに耐えようとして歪み、背中に回された手に力が入って食い込んでくる。 一瞬、もう止めてしまいたいと思った。彼女をこれ以上傷つけたくなかった。 でも膣の脈動による締め付けはさらに強くなっていた。気持ちいいというのもあるが、こんなところで止めるわけにはいかなかった。 カイルは体を動かさないように、ゆっくりと片手を下ろしてゆく。 そして口に彼女の乳首を含ませ、舌で弄ぶ。それと同時に反対の胸と雛先を激しく愛撫する。 「ひゃっ、あん、・・・・ああああんっ」 複数箇所を同時に攻められ、ドロシーの声が強くなる。 膣の脈動はさらに強くなり、カイルのそれを締め上げてくる。
170:カイル×ドロシー 5/5 2010/04/10(土) 17:36:39 ID:yPXWYcpx0 49 名前:カイル×ドロシー 5/5:2009/12/20(日) 09:04:38 ID:Q9QVO1Rs 「はぁっ、カ、カイルさん・・・もう、大丈夫・・・です・・・」 しばらくそれを続けると、彼女の喘ぎから苦痛が消え、背中に回した腕の力も弱くなった。 「・・・うん」 カイルはそれを見計らった後、一気に差し込んでしまう。 膣の中はとても熱く、愛液と肉の絡みつきが限界に達しようとしていた。 今はそのときでないと局部に力を入れ、ひたすら耐える。 耐えながらも、腰をゆっくり動かしていく。先ほどまでの頭痛はもうすっかり消えてしまっていた。 「ひぁっ、あんっ、くぁっ・・・」 ドロシーも快楽に身を酔いしれながらカイルの動きに追従しようと腰を動かしてくる。 「んくっ・・・」 その快楽により腰の動きはどんどん激しくなっていく。 愛液はその量を増し、結合部から流れ出たそれはシーツをぐっしょりと濡らしていた。 限界に近づいた頃、カイルはドロシーの奥を激しく突き上げた。 「はぁっ、おっ奥が当たって・・・ああぁっ」 子宮壁に当たる感触に新たな快楽が生まれる。 「・・・カっカイルさん、私っ、もうっ・・・」 その快楽におぼれ、ドロシーはもう限界のようだった。 でもそれはカイルも同じだった。 「・・・くっ、ドロシー、いくよっ」 最後の一突きを奥にぶつけ、カイルはそこで果てる。 「んくっ、はっ、あ、あ、ああああぁぁぁ!!」 ドロシーは絶頂による喘ぎを聞きながらも、最後の一滴まで絞り出す。 膣もそれを求めるように激しく動き続けていた。 気がつくと、外はもう明るくなっていた。どうやら眠ってしまっていたらしい。 腕の中ではドロシーがすやすやと眠っていた。その寝顔を見ながら、彼女を守っていこうと思った。 「ん・・・ふわぁ!」 彼女も目を覚ましたらしい。昨晩を思い出したのか顔を紅潮させる。 「あのっ・・・カイルさん」 しばらくそうした後、こちらを向いてくる。 「・・・何?」 「今日も・・・お願いしますね」 「・・・いいよ」 一瞬驚きはしたものの、優しくうなずく。 でも・・・ 「今度は・・・私も頑張りますねっ」 そう言いながらカイルに絡みついてきたのには、流石に思考も停止してしまった。 ・・・どうやら、彼女はまだ足りなかったのかもしれない。 一拍おいて抱き返しながら、カイルはそんなことを考えた。 ・・・結局、夜までベットで彼女と過ごしてしまった。 50 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 09:09:00 ID:Q9QVO1Rs END(忘れてたorz ドロシーは個人的に「意外な積極的キャラ」だと思って書いたのですが、予想以上に積極的になってしまいました(^^; 性行為描写がgdgdになってしまった気がします。 しかも一度消えたのを書き直したからちょっと変かもしれないです。 やっぱり練習しないとな・・・ 次書くとしたらシアかマリオンかソフィアかな?
171:氷原に咲く花(1)1/7 2010/04/11(日) 13:53:40 ID:wMZw0/yY0 86 名前:◇Q9QVO1Rs:2009/12/22(火) 22:28:31 ID:xnK8FvEo 感想ありがとうございます。 早速マイス×ソフィア書いてきたので投稿します。 実を言うと保存板で書いていた人の更新待っていたのですが、どうも来ないのでしちゃいます。 というか、じゃましてしまったような感じなので申し訳ないです(>_<) -------------------------------------------------------------------- ・エロはないです ・ソフィア「さん」なのはまあ色々と… ・これ書く前にシアSS、マリオンSS書いていたので二人が登場することは多分無いです そちらは需要があれば 87 名前:氷原に咲く花(1) 1/7:2009/12/22(火) 22:32:49 ID:xnK8FvEo 「ん〜、ふわぁ」 マイスはいつものように目を覚ました。 記憶を持たずにシアレンスの街に来てから半年以上、ようやくここの生活に慣れた気がした。 初めは大樹で農作業をしながら生活することに色々戸惑っていたけど、今はそれが当たり前になってしまっている。 もしかしたら自分は昔もこういう風に過ごしていたのかもしれない。 「…なんてね」 そんなことを考えながらふと横を向くと 「すぅ…」 ソフィアが眠っていた。 一瞬、頭が真っ白になる。 次の行動までしばらく時間がかかった。 「…ソフィアさん! なんでここにいるんですかっ!」 やっとの事で言葉をはき出す。 でもそんな怒鳴り声もソフィアには効果がないようだ。 とりあえず肩を揺さぶってみることにした。 「ソフィアさんっ!!」 「……ん…」 彼女はそのまま上半身を起こして、 「………おはよう」 そのまま倒れて寝てしまった。 「…いや、『おやすみ』じゃないですよ! 起きてください!」 再び肩を揺するが、どうしても起きない。 「はぁ…」 どことなく、ため息が洩れた。 途方に暮れながらソフィアを見た。 目に入ってくるのは彼女の赤みの入った唇、少し乱れている服、程良くふくらんだ胸、 「………」 何というか、色々危険だった。 マイスも男、自然と顔が赤くなる。 …いや、それよりも重大な問題があった。 せっかく交流祭を開くなどして街の一員になれたというのに、女性を連れ込んだと思われたら色々まずい。 多分おそらく何もしていないけど、街を追い出される可能性だってある。 今度は対照的に顔が青くなる。 そんなこんなで色々考えている内に、根本な問題に行き当たった。 「…ソフィアさんがなんでここにいるんだ…?」
172:氷原に咲く花(1)2/7 2010/04/11(日) 13:54:41 ID:wMZw0/yY0 88 名前:氷原に咲く花(1) 2/7:2009/12/22(火) 22:36:59 ID:xnK8FvEo ひとまず問題は後回しにして、買い物に出かけることにした。 (今日は色々収穫したから、種もたくさん買わないと) そう考えつつも、どうしても思考が別方向を向いてしまう。 「はぁ…」 思わずため息がこぼれた。 「…どうしたの?」 ちょうど会計の時だったので、カリンが尋ねてくる。 でもその顔は「私の専売特許取らないでよ」と言っていた。 「いや…」 そう答えつつ、マイスに名案が浮かんだ。 確か彼女とソフィアは親友だから、何とかしてくれるのかもしれない。 「…わかった」 理由を話すとカリンは引き受けてくれた。 でも面白くなさそうな表情をしている。 「…どうしたの?」 気分を害したのかと思いあわてて尋ねても、「別に…」と答えるだけだった。 「…じゃあ、しばらく経ったら大樹に来てね」 「分かりました、ありがとうございます」 そう言ってマイスは店を出た。 後ろでカリンが複雑な表情をしていることには気付かなかった。
173:氷原に咲く花(1)3/7 2010/04/11(日) 13:55:12 ID:wMZw0/yY0 89 名前:氷原に咲く花(1) 3/7:2009/12/22(火) 22:41:46 ID:xnK8FvEo 「…で、どうしてこうなったんですか…?」 額に怒りマークを出さないように努力しながら、マイスが尋ねる。 「…寝た子は起きにくい」 多分カリンが呼んだであろうトゥーナがそうつぶやく。 「…よくあるわよ、多分だけど」 カリンも同意見のようだ。 「…それだけでこうなるんですか?」 もはやあきらめの境地にたどり着いたマイスはため息をついた。 部屋に置いたぬいぐるみはあらぬ方向に転がり、ベットは完全にひっくり返っていた。 「いろいろあったのよ…」 「うん…」 よく見ると二人も疲れているようだった。とりあえずこの件もう聞かないことにした。 「……さて」 三人で先ほどから黙ったままのソフィアを見た。 「何があったんですか?」 代表してマイスが尋ねる。 「……するなって…」 震えた声で答える。 「え…?」 「…お父様が私にお見合いするなって!」 こんな時でも彼女の言葉は真逆だった。 それでも叫ぶような声には少し涙が混じっていた。 「…お見合いって…」 意外な答えに三人とも固まってしまう。 「そろそろ結婚すべきだからって……私のことを考えて…」 そのまま押し黙ってしまった。部屋に静寂が広がる。
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