牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
17:蕪は無慈悲な畑の女王2009/12/11(金) 13:15:56 ID:LfAy+aOs [sage] AAS
73 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:41:14 ID:jPZN87y6
バタン、と扉の閉まる音が聞こえた。ああ、ちょっとは期待してたのに。いや、ロゼッタが無事だったからいいけどさ。
ミストさんは、ふう、とため息をつくとこちらに向き直って、

「ラグナさん、ロゼッタさんとあんな約束なんかしてたんですか」
「まあ、約束といいいますか、なんといいますか。こんな目にあってなければ届けるつもりだったんですけどね」
省72
18:蕪は無慈悲な畑の女王2009/12/11(金) 13:17:16 ID:LfAy+aOs [sage] AAS
「……で、結局こーなるわけね」

隣には見事なまでに縛り上げられたロゼッタの姿が。
てかこれ、亀甲縛りってヤツですよね。何でこんな妙ちくりんなスキル持ってるんですか。

「ま、大体のいきさつは分かったわ」
省68
19:蕪は無慈悲な畑の女王2009/12/11(金) 13:18:32 ID:LfAy+aOs [sage] AAS
127 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:04:40 ID:S46/WUcR
すっぽんぽんのミストさんがこちらへと這い寄って来て、仰向けに寝ている僕の上に覆いかぶさってくる。
目の前には二つの膨らみが。いや、要するにおっぱいが目の前にでーんと置かれているわけだけど。
へー、ミストさんって着痩せするタイプだったのか、なんてことを考えていると、

「ラグナさん、準備はよろしいようですね」
省86
20:蕪は無慈悲な畑の女王2009/12/11(金) 13:19:13 ID:LfAy+aOs [sage] AAS
「……あぁ」

我ながら腑抜けたため息を吐く。自分の意思とは無関係に上下する胸板が妙に恨めしい。
で、その胸板の上に倒れこんで、こちらも荒い呼吸をしているのがさっきまで好き勝手やらかしていた我らがミストさん。
さすがの彼女も精根尽き果てたようだった。いや、どうかそのまま尽き果てていてください。
ああ、それにしても
省69
21:グレポプ12009/12/11(金) 13:20:04 ID:LfAy+aOsAAS
108 名前:グレポプ1[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 15:53:33 ID:4s/uct6m
その日は牧場の店舗が休みだったこともあり、グリーン牧場の面々は常よりいくらか早く仕事を終えていた。

「あれ、兄さん。どっか行くの?」

何も言わずに(元々寡黙な質ではあるが)ふらりと家を出ようとするグレイに、ランが声を掛ける。
省49
22:グレポプ2009/12/11(金) 13:20:32 ID:LfAy+aOsAAS
110 名前:グレポプ3[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 15:57:11 ID:4s/uct6m
橋を渡り、大工の小屋を過ぎたところで、案の定、見慣れたピンクの後ろ姿が座り込んでいるのを見つけた。

「ポプリ」

近寄って呼び掛けると、彼女はビクッと肩を震わせて振り向いた。その姿にグレイの方がぎょっとする。
省53
23:グレポプ2009/12/11(金) 13:21:00 ID:LfAy+aOsAAS
112 名前:グレポプ5[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:00:20 ID:4s/uct6m
「痛ったたたた!痛い痛ーいっ!!」
「我慢しろ」

脚をばたつかせて叫ぶポプリを少し気の毒には思うものの、どうにも仕方がない。
できる限り優しく、グレイは傷口の血と泥を拭ってやった。
省76
1-AA
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