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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
211:狂い花 2010/12/14(火) 22:04:22 ID:RQ9vcqi+0 36 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:08:08 ID:nyyK91l80 『え・・・!?お姉ちゃん、お兄ちゃんと結婚するの!!?』 モニカは自分でもビックリするくらい大きな声で驚いた。 『えぇ、1週間後にね。モニカも、結婚式に来てね。』 ちなみに、お兄ちゃんというのはもちろんマイスのことだ。 マイスがこの町に着てから、だいぶ年月が流れ、モニカもまだ結婚はできないにしろ立派な女性となりつつあった。 (そんな・・・私のそばから、お兄ちゃんとおねえちゃんがいなくなっちゃう・・・!) モニカはまだ驚きでいっぱいの頭の中で、ぼんやりとそんなことを思っていた。
212:狂い花 2010/12/14(火) 22:05:40 ID:RQ9vcqi+0 37 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:09:17 ID:nyyK91l80 結婚の知らせを受けてから、もう4日がすぎていた。 (やだ、やだ。お兄ちゃんとお姉ちゃんがいなくなるなんていやだ!) (二人の結婚を邪魔すれば・・・ううん、だめ。二人の悲しむ姿は見たくない・・・) でも、 毎日夢を見る日々。二人が遠くへいっちゃう夢。 モニカだけを取り残して、幸せそうに。 モニカの心は確実におかしくなっていった。 (二人を結婚させるわけにはいかない。私がゆるさない。私が・・・邪魔してやる!!!)
213:狂い花 2010/12/14(火) 22:06:26 ID:RQ9vcqi+0 38 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:10:05 ID:nyyK91l80 結婚式当日。早朝 『ねえ、お姉ちゃん。話があるの。』 『なぁに?モニカ。』 そんなことを言って、モニカはシアを人気のない遺跡へ呼び出した・・・と思う。 思う。というのは、今のモニカの心はモニカのものではないからだ。 めでたい結婚式のはずなのに、心は怒りと嫉妬で満ちていた。 『?モニカ?早くして・・・マイスさんが待っているの。』 『お兄ちゃんのことばっかり・・・』 『え・・・?』 ドサッ モニカがシアを押し倒した次の瞬間、二人の薄いピンクの唇が重なり合っていた。 『んっ・・・ちゅるっ・・・はっあ・・・ぷはっ・・・・・・モニ・・・カっ!?』 モニカが耳元でささやく。 『最初はね、お兄ちゃんをこんなふうにして、お姉ちゃんから奪っちゃおうって思ったんだけど・・・ お姉ちゃんの悲しむ顔は見たくなかったから・・・・・・ね?』 ちゅっ・・・とシアの耳元にキスをする。 『ふぁっ』 するとモニカがちょっと驚いたような顔を見せた。 『お姉ちゃん、感じてるの?妹の私に?・・・ふふ、こういうのってね、ホントはダメなんだよ。親近相姦だっけ?その前に女の子同士だしね。』 『モニカ・・・っ』 涙目でシアが見てくる。その瞬間。 『・・・!!!』 モニカは身を伏せた。カルロスがいたのだ。 そのとき、お互いの胸同士が押し付けられるような形で身を隠すことになってしまった。 シアがモニカの拘束から逃れようと身をよじる。 『『ひゃう?!』』 腰がとろけるような感覚が支配した。体が、熱い。 『・・・っお姉ちゃんっ大きな声出したらだめ・・・・・・あ・・・・・・』 そうだ。もともとこの光景をマイスに見せ付けるためにこの計画を立てたのではないか。 じゃあ、今から予行練習をしよう。お姉ちゃんの恥ずかしい声や姿を見せ付けるための練習を・・・ モニカの表情が、ニヤリと笑った。 『お姉ちゃん、今そこにカルロスさんがいるよ。どうする?見つかったら大変だねっ・・・!』 シアの服をたくしあげ、桃色のかわいらしい突起に同じくピンク色の小さくやわらかい唇をあてた。
214:狂い花 2010/12/14(火) 22:07:01 ID:RQ9vcqi+0 39 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:10:46 ID:nyyK91l80 「んっ!・・・ひゃうっ!も・・モニカぁ・・・んぅ・・・やめ・・・あんっ」 「んむ・・・ぷぁっ、おひぇひゃんかぁいい・・・・・・でも、みちゅかっちゃうよぉ?」 「・・・!?んんっ!んっ・・・んんんっ!!!」 「んんっ・・・ちゅぱっ・・・はむっん・・ちゅうぅ・・・はぁっ」 カルロスは何回かこちらを確認したが、あちらからではこちらの様子は分からないようだ。 訝しげな顔をして、町のほうへ去っていった。 どんどん固くなってゆく突起を舌で転がしながら、モニカは下のほうへと手を伸ばしてゆく。 「ふぁぁあっだめぇっ!モニカっ・・・ひゃんっ!!!」 くちゅ・・・とシアの秘所に触れた。 「・・・んっ!んあっ!ああああああぁんっっ!!」 ビクッビクッとシアの体が痙攣し、その愛液で地面に水溜りができた。 「はぁ、はあ・・・お姉ちゃんイっちゃったんだね・・・。あはは、どう?妹にこういうことされるのって。」 「モニカ・・・お願い・・・マイスさんが、待っているの・・・だから・・・」 「・・・っっ!!マイスマイスうるさいなぁ!!もういい!もっともっといろんなことやって、探しに来たお兄ちゃんに見られちゃえばいいんだ!!!」 「モニカっっ」 「お姉ちゃんなんか、お兄ちゃんに嫌われちゃえ!!!私とこんなことやってるへんな奴だって思われて、嫌われてしまえ!!!」 目の前のお姉ちゃんは泣いてた。悲しい顔させたくなかったからこの道を選んだのに、ダメじゃないか。 でも、体が止まらない。狂気で壊れてしまったモニカには、目の前の姉を汚して自分の香りをすりつけて、マイスのもとへ帰らせないことしか頭の中になかった。
215:狂い花 2010/12/14(火) 22:07:45 ID:RQ9vcqi+0 40 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:11:46 ID:nyyK91l80 「あっあっ!ひゃうんっ!ぁん、モニっカぁっんあっ!!!あああんっ」 「お姉ちゃんっおねえちゃんっっ!!はぁっ!はぁあっっ!」 互いの秘所を擦り付けあい、なめらかな水音をたてる姉妹は、異様な空気と狂気で満ちていた。 「どおっ!?お姉ちゃんっ、もうこれでっ、お嫁さんには行けないねっ!?」 「うあっ、ふぁぁああん!!マイスさん!マイスさんーーーっっ!!!」 「まだ、マイスマイスって!!お姉ちゃんの・・・」 そのとき。 「シアさーーーん!!!どこですかーーー!!?シアさーーーん!!!!」 マイスだ。やっと、来た。 モニカはここぞとばかりにより一層速く秘所を擦り付け、最後に達しようとした。 ドンッ 「え・・・・っ」 シアが、そんな力がどこにあったのかと思うほど強い力でモニカを跳ね飛ばした。 そのままマイスの所へ駆け寄ろうとする。 「お姉ちゃんっ!だめっっ!!行かないで!やだっ!!」 オネエチャンガイナクナルナンテ、ゼッタイ許サナイ 世界が暗転した気がした。それと同時に、自分が取り返しの付かないことをしたことに気づいた。 ただ、気づいたときには、目の前にモニカの知っている姉の姿はなかった。 「あっ・・・モニカちゃん!シアさん知らない!?朝から姿が見えないんだ。」 マイスの目の前にいる少女は、少し驚いた顔をして、けれども笑って言った。 「きっとお花畑にいるんじゃないかな?大丈夫だよ。・・・それよりさ、ちょっと遺跡に来てくれないかな?お話があるんだ。」 少女の顔は、笑っていたけど悲しげで。 オニイチャンモ、オネエチャントズット一緒ニイサセテアゲルヨ 狂気に満ちていた。
216:脱出ゲーム 2010/12/14(火) 22:09:30 ID:RQ9vcqi+0 62 名前:脱出ゲーム:2010/06/29(火) 21:35:34 ID:tqMCAIM90 (あれ?トゥーナ?) 旅館の依頼を終えまだモンスターの世話が残っているため自宅へと戻ろうとしたその時。 普通ならば旅館の三人以外が入ることのない部屋―つまり私部屋―へとトゥーナが入っていくのが見えた。 僕は気になったで追い掛けることにした。 トゥーナは真ん中のしののめさんの部屋へ入っていった。 「ト「誰…!」 後ろから声を掛けたら一文字で遮られた。 トゥーナは振り向くと同時に拳を握っていた。 「ぼ、僕!マイス!」 「……マイス。なんでいるの?」 「トゥーナこそなんでここに…」 「…これ。」 トゥーナが引き出しを開けると大きな東洋の武器、刀が一振り入っていた。 しののめさんの物…だよね? 「……………。」 「手入れしにきただけ。」 「そっ、か…」 「……。」 「……帰ります。」 何故帰らないと視線を送り続けるトゥーナに折れてしまった。 「じゃあねトゥー、ナ?」 「どうしたの?」 「…開かない」 「へ?」
217:脱出ゲーム 2010/12/14(火) 22:10:05 ID:RQ9vcqi+0 66 名前:脱出ゲーム:2010/06/30(水) 12:30:40 ID:tQeBuZm20 「これ開かない!」 おとなしく戻ろうと扉に手を掛け引く。 開かない。 押してみる。開かない。 横に引いてみる。開かない。 手持ちのハンマーで殴る。…開かない。 (どんだけ頑丈なんだよ……!) 「どう?」 「ダメみたい…」 「閉じ込められた…?」 「そういう事だね…」 …気まずい間が空いてしまった。 トゥーナはさりげなく隅に移動して距離を取っていた。 僕は打開策を練るべくいろいろ試してみた。 けれども開かない。 なんかもう鉄でできてるんじゃないかなコレ。 ふと振り向くとトゥーナは顔を伏せていた。 なにしてるんだろ… 「っ!近い!」 「うわっ?!」 どうやら自分でも気付かない内に近付いていたらしい。 トゥーナの顔から一気に視界が変わっていく。 背中に例のタンスらしき角が当たったあと倒れた。 視界が安定した時目の前にはまたトゥーナがいた。 しかし今度は驚いている。 …正確には赤面していた。
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