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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
285:キャンディパリンパリン際 2010/12/15(水) 06:10:11 ID:gZco1dzQ0 252 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 00:16:36 ID:e74/Zc0r0 「お邪魔しますで〜す」 突然元気な挨拶と共に赤いオレンジ色の服をまとったかわいらしい女の子が入ってきた 「あら、キャンディちゃん、おはよう」 「おはようございます」 ペコっとその娘は礼儀正しくお辞儀をする 「どうしたんだい?うちになんか来て」 「実は聞きたい事があるんです」 「聞きたい事?」 「はい♪」 かわいらしい笑顔で返事を返す 「とりあえず座って、なにか飲むかい?」 「ジュースお願いできますか?」 「大丈夫だよ、今持ってくるね」 そういうと僕は冷蔵庫からオレンジジュースを取り出しキャンディの前にさしだす 「ありがとうございます♪」 キャンディはお辞儀をしてコップを両手で持ちジュースをすする 自分はコーヒーを持ち物からとりだしそれを飲む 「それで?聞きたい事って何?」 「ええとですね・・・」 キャンディは指を口にそえ、思い出すような仕草をとる 「お兄ちゃん」 「うん?」 ラグナはコーヒーを再び口に含む 「・・・童貞ってなんですか?」 ぶっっ!!! その一言がラグナの口の中のコーヒーをコップの中に勢い良く噴出させた 顔にコーヒーが付く 「ええと・・・キャンディちゃん?今なんて言いました?」 机の上にあったナプキンで顔を拭く 「ええと・・・童貞ってなんですか?」 「・・・」
286:キャンディパリンパリン際 2010/12/15(水) 06:10:57 ID:gZco1dzQ0 253 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 00:41:59 ID:e74/Zc0r0 聞き間違いじゃなかった・・・ この幼い娘の口から言ってはイケナイ言葉が出てきてしまった 「ええと?その言葉はどこから聞いたのかな?」 「昨日おじいちゃんがステラおばちゃんと一緒にいる時にこそこそ言ってたのを聞いたの」 ・・・聞いてはいけない事を聞いてしまった気がする 「そ・・・そうなんだ〜」 「んで!童貞って何?お兄ちゃん?」 きらきらの瞳でこちらを見つめてくる・・・ こんな純粋な娘にこんな事を教えてしまっていいのか?ダメだ!普通はダメだ! でもこんな瞳されたら・・・ 「わくわく!わくわく!」 キャンディはかわいらしい顔でキラキラの視線を向けてくる うう!俺をそんな目で見ないでくれぇぇぇぇぇぇ! 「童貞っていうのはね・・・」 「はい!」 元気な返事が飛んでくる 「まだ、どんな鍵穴にも入ってない鍵の事を言うんだよ」 「鍵・・・ですか?」 「そう、まだどんな穴にも入ってない鍵の事を童貞っていうんだ」 「ふ〜ん・・・」 よし、うまくごまかせたみたいだ 「でもね、童貞なんて言っちゃいけないよ」 「なんでですか?」 「それは悪い言葉なんだ、純潔の鍵って呼んだ方がいい」 「純潔の鍵・・・」 意味は間違って無いはず・・・だ! 「お兄ちゃんも純潔の鍵を持ってるですか〜?」 「・・・」 ラグナはニコニコした顔から一変して 「ふっ・・・聞かないでくれたまえ」 クールな顔になり、そう答える 「は・・・はい」 キャンディはその豹変ぶりに戸惑い固まる 「じゃ・・・じゃあ、私いきますね」 「うん、また聞きたい事があったらおいで」 「はい♪ジュースありがとうございました!」 最後に頭を下げてドアをしめた ラグナは笑顔で手を振って見送る 「律儀な娘だな〜」
287:キャンディパリンパリン際 2010/12/15(水) 06:11:51 ID:gZco1dzQ0 254 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 01:05:49 ID:e74/Zc0r0 しかしそれから2時間後・・・ バタン! 「お兄ちゃん!処女ってなんですか?」 ぶっっ!!! またキャンディが質問にとんできた 「そ・・・その言葉はどこで聞いたのかな?」 「マルコが叫んでた」 マルコォォォォォォォォォオオオオオオ!!!!!! そして 「まだどの鍵も入った事の無い鍵穴の事をいうんだ」 「へぇ〜」 今度もうまく誤魔化す 「ありがとうで〜す♪」 「それじゃあね」 しかしそれからまた2時間後 「お兄ちゃん!精○ってどういう意味ですか?」 ぶわほぉ!!! ミルクを飲んでる時にそれを言うな!! その次もその次も・・・ 「お兄ちゃん!」「お兄ちゃん!」「お兄ちゃ〜ん!」 幼女の淫乱な質問攻めが続く 大半はマルコとカンロさんから聞いた事 なにを、してるんだこいつらは? そして次の日も・・・ 「お兄ちゃん!ヒ○○ダってどういう意味ですか?」 「・・・」 いいかげん噴き出すのにも慣れた そして次の日も次の日も・・・ 幼女の容赦ない質問攻めが飛んでくる ただその質問一つ一つがラグナの一つの本能を攻撃していた もともとラグナはかなりのロリコンだった 元から発情していたというのにこんな事を毎日されるのだ ラグナはすでに限界だった・・・ 「お兄ちゃん!性交ってなんですか?」 「・・・男と女がネバネバになる事」 「ネバネバってどういう意味ですか?」 「・・・」 ラグナは震えていた、必死で自分の理性を保った だが 「ネバネバって・・・どういう意味ですか?」 キャンディがラグナの顔を覗きこむ 視界に広がる幼い女の子の顔・・・ ラグナの何かがプツリと音をたてて切れた
288:キャンディパリンパリン際 2010/12/15(水) 06:12:31 ID:gZco1dzQ0 255 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 01:36:50 ID:e74/Zc0r0 「じゃあ!体に直接教えてやらぁ!!」 ラグナはキャンディを押し倒した! 「きゃあ!!」 キャンディは床にバタンと倒れこむ 「いてて・・・」 ラグナはその上に馬乗りになる 「お・・・お兄ちゃん?」 そして・・・ 「キャンディがいけないんだぞ・・・俺を毎日誘いやがって!」 その瞳には一つの欲望が渦巻いていた 「こうしてやる!!」 ラグナは一つの飴玉をとりだし、その先端をキャンディの頭に・・・ 「えい!えい!」 「いた!いた!」 先端の飴玉をキャンディの頭に叩きつけていた 「いたい!いたい!やめてお兄ちゃん!なにしてるの!!いた!」 「なにって・・・キャンディパリンパリン際」 「いたい!やめて!なんでそんな事するの!?」 「何って・・・毎日あんなにかわいい顔で質問攻めしてきて、いじめたくなるのも当たり前だろ」 そう・・・ラグナは我慢できなかった・・・かわいい子をいぢめたくなる欲望に!本能に! 「祭りだ祭りだ〜!」 「いた!いた!・・・もう!えい!」 キャンディはラグナの拘束を解き、素早く逃げた 「あ!こら!祭りの主任がいないと意味ないだろ!」 「べぇ〜っだ!」 キャンディは舌を出しそのまま逃走する 「全く・・・仕方ないなぁ」 ラグナは外にでて工房でひそかに使っていたメガホンを口に当て、叫ぶ 「皆さぁぁぁん!新しい祭りの開催です!」 その声にトランルピアの人達は反応する 「祭り!?」「祭りとな・・・」「新しい祭りなんかできたんだ!」 「えぇ〜、ルールは簡単です。町の中のどこかにいるキャンディの頭にキャンディを当てる」 「そしてそのキャンディが割れたら、もれなくキャンディ100個をプレゼント!」 「おお〜!」「なんか面白そうですね〜」 「参加したい方はキャンディを持って今すぐキャンディを探してください」 「やるやるぅー!」「たまにはハメはずすのもいいかもね!」「よ〜し!キャンディを探せぇー!」 20分後 「わっしょい わっしょい わっしょい」 そこには町全員から追いかけられ何百個ものキャンディを投げつけられているキャンディの姿があった 「な・・・なんでこんな事になってるんですかぁ〜!?」 「わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」 「逃げるのか!?ウェスカー!!」 「ウェスカーって誰ですかぁ〜!?」 「うぇwうぇwうぇwスカわっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」 「もう、うんざりですぅー!!」 このキャンディパリンパリン際は町の伝統的な一つの正式な祭りとして認定されたとさ [おまけ] 大人が幼い子をいじめるのは法律にもきちんと書かれた立派な犯罪です 絶対にやめましょう
289:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:14:33 ID:gZco1dzQ0 287 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/21(土) 22:59:18 ID:bfXn96cs0 「患者はいねぇかーwwww患者はいねぇかーwwwwwwwwww」 そう言うとマリオンは不気味な笑いをあげながら注射器を片手に突っ込んでくる 「ぎゃぁぁぁぁぁ!!こっち来んなぁーーーーー!!」 ショコラは全速力でマリオンから逃げる そんなにぎやか(?)な朝のシアレンスの町、彼女は今日も元気に働く 「それでなー俺、言わなかった訳よ(言った)」 「うん」 「それ、昆布じゃなくてなまこですよってな!」 「あはは(それってかなり傑作)」 雑貨屋で楽しく会話をする二人、店のドアの音がその会話を中断させた 「おじゃましま〜す」 「お、マイス!こんばんわ(こんにちわ)」 「いらっしゃーい」 「こんにちわ♪」 王子風な彼とたれ目のそれでもキリっとした目の彼の挨拶に 金色の髪をたなびかす美女は返事を返した 「カリン、キャベツの種もらえないかなぁ?」 「え〜、めんどくせぇよ・・・自分でとって」 「まじめになまけろよ(働け)」 「ふふ、相変わらずね」 二人の会話を聞いてマイスは上品な笑みをみせる 「・・・はは、冗談だよ(かわいい笑顔見せやがって)」 そう言うとカリンはタンスからキャベツの種をとりだす 「ところでさ、ソフィアはマイスの事どう思ってるの?」 「は!?」 突然の事にソフィアは慌てる 「と・・・突然なんだよ!?」 「いいからいいから」 カリンは楽しそうな顔を見せる、ソフィアはマイスの方を向く マイスは顔を赤らめて苦笑いを見せている 「え・・・えっと」 「・・・(はは、困ってる困ってる)」 「そ・・・その・・・だな・・・」 ソフィアは顔をうつむかせボソっと言う 「嫌い・・・だけど(好き)」 マイスはそれを聞いて顔をさらに赤らめソフィアと同じように顔を下に向ける 「・・・(なんかつまんねぇ)」
290:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:15:02 ID:gZco1dzQ0 288 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/21(土) 22:59:54 ID:bfXn96cs0 カリンがそう思うと 「俺・・・マイスの事・・・嫌いだ(好き)」 「う・・・うん」 二人はお互いをチラチラと見ながらなおも告白の続きを演じている 「・・・」 イライライライライライライライライライラ そんな淡いふういんきの二人を見てカリンはイライラする 「おい・・・キャベツ買わんのか」 「あ・・・ああ!ごめんなさい!」 マイスはお金を取り出しそれをカリンの渡してキャベツを受け取ろうとする 「俺だって・・・好きなんだぜ・・・?」 カリンがソフィアが言った時以上に小さい声で、そういいはなつ 「え・・・?」 聞こえなかったようだ 「なんでもねぇよ(告白する時はまだ早いよな・・・)」 キャベツの種を手渡す 「あ、ありがとう!それじゃあ私、行くね!」 「ああ、また来いよ」 彼女は小走りで店を出て行った 「・・・えぇっとな・・・つまり」 「おい(まだやってんのか?こいつ)」 「お・・俺と」 「おい!」 「お・・・俺と!!」 「おい!!」 その声に彼はハッっとなる 「え!?マ・・・マイスは!?」 「もう行ったぞ・・・」 「ま・・まじか!?(嘘だ!)」 「・・・(この場合はどっちの意味も合ってるな)」
291:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:22:44 ID:gZco1dzQ0 296 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/22(日) 23:20:01 ID:tHb5E6vR0 「はぁ〜ドキドキした」 店で受けた突然の告白 (まだ胸がドキドキ言ってる・・・) マイスは胸に手を置き、目をつぶってその鼓動を感じる 「あ!あぶなぁぁぁい!!」 「え!?」 大きな声に目を開き、そこを見ると 注射を持ったマリオンとそれに追いかけられてるショコラが猛スピードで突っ込んでこようとしていた 「マ!マイスどいてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「きゃ!きゃぁぁぁぁああああああ!!」 「お前も患者にならりょれやぁぁあああああwwwwwwwwww」 間に合わない、間に合うはずがなかった ぶつかる!!と思ったその時だ ふわっと体が浮いた 「・・・え?」 目を開けるとそこには赤い髪の美少年 トゥーナがマイスをお姫様抱っこで抱え持ち上げていた スタっとトゥーナが着地を決めてマイスを下ろす 「・・・大丈夫か?」 「う、うん。ありがとう」 見るとショコラ達はすでに遠くで鬼ごっこをしていた 「まてやゴルァwwwおとなしく実験させろやオイwwww」 「ほ・・・本音言いやがった!?」 推測をすればぶつかる直前に飛び出して助け出してくれたのだろう 「・・・怪我は無いか?」 体を見てもどこにも怪我はしていなかった 「平気・・・かな」 「そうか・・・よかった」 ツ!! 突然トゥーナが足を崩し膝を地面につける 「だ、だいじょうぶ!?どうしたの?」 「いてぇ・・・」 見ると足を怪我している、レベル高のマイスですら避けられないスピードだったのだ 飛び出した時に足をぶつけたのだろう
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