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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
288:キャンディパリンパリン際 2010/12/15(水) 06:12:31 ID:gZco1dzQ0 255 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 01:36:50 ID:e74/Zc0r0 「じゃあ!体に直接教えてやらぁ!!」 ラグナはキャンディを押し倒した! 「きゃあ!!」 キャンディは床にバタンと倒れこむ 「いてて・・・」 ラグナはその上に馬乗りになる 「お・・・お兄ちゃん?」 そして・・・ 「キャンディがいけないんだぞ・・・俺を毎日誘いやがって!」 その瞳には一つの欲望が渦巻いていた 「こうしてやる!!」 ラグナは一つの飴玉をとりだし、その先端をキャンディの頭に・・・ 「えい!えい!」 「いた!いた!」 先端の飴玉をキャンディの頭に叩きつけていた 「いたい!いたい!やめてお兄ちゃん!なにしてるの!!いた!」 「なにって・・・キャンディパリンパリン際」 「いたい!やめて!なんでそんな事するの!?」 「何って・・・毎日あんなにかわいい顔で質問攻めしてきて、いじめたくなるのも当たり前だろ」 そう・・・ラグナは我慢できなかった・・・かわいい子をいぢめたくなる欲望に!本能に! 「祭りだ祭りだ〜!」 「いた!いた!・・・もう!えい!」 キャンディはラグナの拘束を解き、素早く逃げた 「あ!こら!祭りの主任がいないと意味ないだろ!」 「べぇ〜っだ!」 キャンディは舌を出しそのまま逃走する 「全く・・・仕方ないなぁ」 ラグナは外にでて工房でひそかに使っていたメガホンを口に当て、叫ぶ 「皆さぁぁぁん!新しい祭りの開催です!」 その声にトランルピアの人達は反応する 「祭り!?」「祭りとな・・・」「新しい祭りなんかできたんだ!」 「えぇ〜、ルールは簡単です。町の中のどこかにいるキャンディの頭にキャンディを当てる」 「そしてそのキャンディが割れたら、もれなくキャンディ100個をプレゼント!」 「おお〜!」「なんか面白そうですね〜」 「参加したい方はキャンディを持って今すぐキャンディを探してください」 「やるやるぅー!」「たまにはハメはずすのもいいかもね!」「よ〜し!キャンディを探せぇー!」 20分後 「わっしょい わっしょい わっしょい」 そこには町全員から追いかけられ何百個ものキャンディを投げつけられているキャンディの姿があった 「な・・・なんでこんな事になってるんですかぁ〜!?」 「わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」 「逃げるのか!?ウェスカー!!」 「ウェスカーって誰ですかぁ〜!?」 「うぇwうぇwうぇwスカわっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」 「もう、うんざりですぅー!!」 このキャンディパリンパリン際は町の伝統的な一つの正式な祭りとして認定されたとさ [おまけ] 大人が幼い子をいじめるのは法律にもきちんと書かれた立派な犯罪です 絶対にやめましょう
289:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:14:33 ID:gZco1dzQ0 287 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/21(土) 22:59:18 ID:bfXn96cs0 「患者はいねぇかーwwww患者はいねぇかーwwwwwwwwww」 そう言うとマリオンは不気味な笑いをあげながら注射器を片手に突っ込んでくる 「ぎゃぁぁぁぁぁ!!こっち来んなぁーーーーー!!」 ショコラは全速力でマリオンから逃げる そんなにぎやか(?)な朝のシアレンスの町、彼女は今日も元気に働く 「それでなー俺、言わなかった訳よ(言った)」 「うん」 「それ、昆布じゃなくてなまこですよってな!」 「あはは(それってかなり傑作)」 雑貨屋で楽しく会話をする二人、店のドアの音がその会話を中断させた 「おじゃましま〜す」 「お、マイス!こんばんわ(こんにちわ)」 「いらっしゃーい」 「こんにちわ♪」 王子風な彼とたれ目のそれでもキリっとした目の彼の挨拶に 金色の髪をたなびかす美女は返事を返した 「カリン、キャベツの種もらえないかなぁ?」 「え〜、めんどくせぇよ・・・自分でとって」 「まじめになまけろよ(働け)」 「ふふ、相変わらずね」 二人の会話を聞いてマイスは上品な笑みをみせる 「・・・はは、冗談だよ(かわいい笑顔見せやがって)」 そう言うとカリンはタンスからキャベツの種をとりだす 「ところでさ、ソフィアはマイスの事どう思ってるの?」 「は!?」 突然の事にソフィアは慌てる 「と・・・突然なんだよ!?」 「いいからいいから」 カリンは楽しそうな顔を見せる、ソフィアはマイスの方を向く マイスは顔を赤らめて苦笑いを見せている 「え・・・えっと」 「・・・(はは、困ってる困ってる)」 「そ・・・その・・・だな・・・」 ソフィアは顔をうつむかせボソっと言う 「嫌い・・・だけど(好き)」 マイスはそれを聞いて顔をさらに赤らめソフィアと同じように顔を下に向ける 「・・・(なんかつまんねぇ)」
290:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:15:02 ID:gZco1dzQ0 288 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/21(土) 22:59:54 ID:bfXn96cs0 カリンがそう思うと 「俺・・・マイスの事・・・嫌いだ(好き)」 「う・・・うん」 二人はお互いをチラチラと見ながらなおも告白の続きを演じている 「・・・」 イライライライライライライライライライラ そんな淡いふういんきの二人を見てカリンはイライラする 「おい・・・キャベツ買わんのか」 「あ・・・ああ!ごめんなさい!」 マイスはお金を取り出しそれをカリンの渡してキャベツを受け取ろうとする 「俺だって・・・好きなんだぜ・・・?」 カリンがソフィアが言った時以上に小さい声で、そういいはなつ 「え・・・?」 聞こえなかったようだ 「なんでもねぇよ(告白する時はまだ早いよな・・・)」 キャベツの種を手渡す 「あ、ありがとう!それじゃあ私、行くね!」 「ああ、また来いよ」 彼女は小走りで店を出て行った 「・・・えぇっとな・・・つまり」 「おい(まだやってんのか?こいつ)」 「お・・俺と」 「おい!」 「お・・・俺と!!」 「おい!!」 その声に彼はハッっとなる 「え!?マ・・・マイスは!?」 「もう行ったぞ・・・」 「ま・・まじか!?(嘘だ!)」 「・・・(この場合はどっちの意味も合ってるな)」
291:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:22:44 ID:gZco1dzQ0 296 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/22(日) 23:20:01 ID:tHb5E6vR0 「はぁ〜ドキドキした」 店で受けた突然の告白 (まだ胸がドキドキ言ってる・・・) マイスは胸に手を置き、目をつぶってその鼓動を感じる 「あ!あぶなぁぁぁい!!」 「え!?」 大きな声に目を開き、そこを見ると 注射を持ったマリオンとそれに追いかけられてるショコラが猛スピードで突っ込んでこようとしていた 「マ!マイスどいてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「きゃ!きゃぁぁぁぁああああああ!!」 「お前も患者にならりょれやぁぁあああああwwwwwwwwww」 間に合わない、間に合うはずがなかった ぶつかる!!と思ったその時だ ふわっと体が浮いた 「・・・え?」 目を開けるとそこには赤い髪の美少年 トゥーナがマイスをお姫様抱っこで抱え持ち上げていた スタっとトゥーナが着地を決めてマイスを下ろす 「・・・大丈夫か?」 「う、うん。ありがとう」 見るとショコラ達はすでに遠くで鬼ごっこをしていた 「まてやゴルァwwwおとなしく実験させろやオイwwww」 「ほ・・・本音言いやがった!?」 推測をすればぶつかる直前に飛び出して助け出してくれたのだろう 「・・・怪我は無いか?」 体を見てもどこにも怪我はしていなかった 「平気・・・かな」 「そうか・・・よかった」 ツ!! 突然トゥーナが足を崩し膝を地面につける 「だ、だいじょうぶ!?どうしたの?」 「いてぇ・・・」 見ると足を怪我している、レベル高のマイスですら避けられないスピードだったのだ 飛び出した時に足をぶつけたのだろう
292:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:23:15 ID:gZco1dzQ0 297 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/22(日) 23:32:22 ID:tHb5E6vR0 「平気だ・・・ただの打撲だ」 そういうとトゥーナは立ち上がろうとする 「立ち上がらないで!」 マイスはそれを止める 「だけど・・・ガジの手伝いがある」 「駄目!打撲をうけて下手に動くとさらにひどくなる!」 「・・・」 「座って、治療するから」 マージョリーから教えてもらった治療法をやれば治るだろう トゥーナが座るとマイスは治療を開始した 痛みをやわらげる薬を塗り金色のモコ毛でできた包帯を巻きつける 「・・・ありがとう」 「何言ってるのよ、私だってさっき助けられたし」 マイスは顔を上げトゥーナに礼をいう 「ありがとうね」 笑顔をみせるとトゥーナは少し顔を赤くして目をそらす 「はい!おしまい!」 最後に棒で足を固定して治療を終える 「・・・なぁ、マイス」 「ん?なに?」 二人が立ち上がるとトゥーナは近寄ってきて・・・ 「!?」 トゥーナが抱いて来た トゥーナの胸の中にマイスの顔が埋もれる 「トゥ・・・トゥーナ?」 「・・・」 トゥーナの胸の中に顔を埋める がたいがいい体に男の人のいい匂いがする 「は・・・はずかしいよ・・・」 マイスは顔を赤らめ、そう言う するとトゥーナが優しく離してくれた 「・・・この前、俺をからかった仕返しだ」 「え?私そんな事したっけ・・・?」 マイスがそう言うとトゥーナはアハハと笑って答えようとしなかった 「それじゃ・・・ガジの手伝いがあるから」 「う・・・うん」 トゥーナは片手を上げマイスに背中を見せる そしてそのまま遠くへ消えていった (う・・・またドキドキしてる) 突然の事にマイスは2度目の心の鼓動を感じる (・・・2度も不意打ちくらっちゃったな)
293:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:23:55 ID:gZco1dzQ0 313 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 02:21:58 ID:he//hqJE0 「おじゃましま〜す」 「お、マイスはんじゃないか」 旅館の戸ビラ?という物を開けて中に入ると侍?という感じをした美少年が声をかけてくる 「さくやさん、こんにちわ」 「相変わらず綺麗な髪をしとるの〜」 そういうと彼が近寄ってくる 「どうや?モコ毛5000$で・・・」 「お断りします♪」 笑顔できっぱりと断る 「むぅ、つれないのぉ」 「そういう問題じゃありません」 さすがに少しイラっときたので少し怒り顔でそう言い返す 「冗談やて、そう怖い顔せんといてや」 さくやは一歩さがる 「ああ!マイスちゃんだぁ!」 階段の上から元気いっぱいな声が聞こえてくる みると露出度が高い服をかっこよく着こなすかわいい美少年がいた 「マイスちゃんおはよぉーう!」 「いや、もうこんにちわやで」 「こんにちわと言えばイカメシだね」 「昼食にはまだはやいで」 「ふふふふ」 そんな二人の漫才じみたやりとりが面白くてマイスは笑顔をうかべる 「マイスちゃんの笑った顔ってやっぱかわいいね♪」 「え・・・」 「な!ペルシャ」 「僕、マイスちゃんの笑顔好きだよ」 ペルシャはマイス以上のキラキラした笑顔でそう言う 「あ、ありがとう」 「どういたしまして♪」 ペルシャは笑顔、さくやは恥ずかしいようなムっとした顔、マイスは照れ顔 それぞれ違う顔をする
294:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:24:27 ID:gZco1dzQ0 314 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 02:45:03 ID:he//hqJE0 「・・・で、で今日はどういう御用で?」 「え・・・ああ、お風呂に入ろうかなっと思って」 「おお!お風呂だね!ちょっと待ってて!今イカ持ってくるから!」 「なんでやねん」 さくやのつっこみを無視してペルシャはピューと二階へまた上がっていった 「ああ・・・行ってもうた」 「ペルシャらしいね」 「ははは!そうやな」 「そんでお風呂やろ?ペルシャが戻らんうちにさっさと入った方がいいで」 「はは、そうですね。これお金」 マイスがお金をとりだす 「うぬ、まいど」 さくやはそれを受け取る 「それじゃ、行ってくるね」 「・・・」 「・・・ん?」 さくやがマイスの顔を見つめてきた 「ど、どうしたの?」 「綺麗な瞳してるよな・・・」 「え?」 「え?・・・ああ!いや、なんでもあらへん」 「う・・・うん・・・それじゃ」 マイスは半ば逃げ足で女湯へむかった 「・・・本当に綺麗な髪を瞳をしているよな」 一人とり残されたさくやがそうボソっという 「なにがぁ〜?」 「え・・・?」 隣を見るとペルシャの顔が視界にドンとひろがってきた 「うわ!?いつのまに!?」 「えぇ?さっきからいたよ」 「ほんまに?」 「うん、それよりマイスちゃんは?」 ペルシャはキョロキョロと辺りを探す 「もうお風呂に入っていったで」 「えぇ〜」 ペルシャは不安な顔をみせる 「じゃあ!イカ届けてくる!」 「!!?」 ペルシャが女湯へ向かおうとする 「あかん!!!」 さくやがそれを止める 「なんで止めるの?」 「おぬし男やろう!殿方が女湯にはいれるか!」 「いつも入ってるよ?」 「掃除の時とこういう時は場合がちゃうやろ!」 「う〜ん、そうかー」 ペルシャが行こうとする足を止める 「ほな、今は接客時やさかい。仕事に戻るで」 「うん!わかった!」 ペルシャとさくやはそれぞれの持ち場へと着く 宿屋の戸が開く 「ようこそおいでやした!」「いらっしゃーい!」 二人の仕事が始まる
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