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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
298:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:31:11 ID:gZco1dzQ0 331 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 21:02:40 ID:PXprogl/0 時間が止まった マイスの心臓の音が高くなっていく ドクン、ドクンと これで何度目だろうか? 数ある人にドキッとさせられた 今はこのシアさんに 私の心は動揺を隠すために無理に平常さを保とうとする 「クス、突然なんですか?もうあの時っきりじゃないんですか、言うの?」 「フフ、そうだね。でもマイスちゃんがとってもかわいかったから」 そう言って彼はニコっと笑った 「あ・・・ありがとう」 「・・・」 再び沈黙が訪れた しかし突然マイスのスカートがめくれ、その沈黙を打ち壊した 「・・・え?」 「・・・!!!?」 純白な白、その上にかわいいらしい小さなリボンが付いてた 「うー!お兄ちゃんとお姉ちゃんばかりずるい!」 モニカがスカートの中から現れる 「モモモモモモ!!モニカチャンクン!?」 「・・・カっー//////」 マイスは慌てふためき シアは顔を片手で隠す 「僕だってマイスお姉ちゃんの事好きだもん!!」 モニカはマイスに抱きつきじゃれる 「見見・・・見ました?」 マイスがシアに訪ねる 「・・・/////」 シアは顔を片手で隠し、片手で「ゴメン」のポーズをとる 「カァァァァァァァ」 平常心なんか・・・保ってられるかぁぁぁぁぁぁぁ!!! マイスは逃走した 「お、お姉ちゃん!?」 「・・・ハハハ」
299:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:32:03 ID:gZco1dzQ0 332 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 21:18:30 ID:PXprogl/0 「はぁ〜」 今日は大変な一日だった 色んな人に心を揺らされた 「でも・・・」 でもあの人だけは違った、あの人だけは 「奪われちゃったな・・・」 私は気づく 胸に残るこの想い どんなに心を揺らされても 私のこの気持ちは変わらなかった ・・・告白しよう 明日・・・あの人に 「気持ちを・・・伝えよう」 街はずれの花畑、そこの真ん中に立つ少女 風で花ふぶきが舞う それが渦を描き、その少女の周りを飛ぶ 手をさしのばす その手に一つの花びらが落ちる 無数ある花の中のたった一つの花びら 私は明日 無数ある出会いから、たった一つの幸せに出会う
300:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:34:46 ID:gZco1dzQ0 401 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:07:21 ID:f5sJQpeR0 「うう・・・、雨だ」 大事なことを行う日に限って悪天候になる 告白しようと決めた直後にこれだ 「でも、決めた事だし。言わなくちゃ」 マイスはどしゃ降りの雨の中、外に飛び出して鍛冶屋に向かった 「雨ね〜お客さん来るかしラ?」 「・・・来なくても、仕事はちゃんとやろう」 「フフフ、わかってるわヨ」 ガジは溶鉱炉に、トゥーナは接客席へ向かう わずかな時間もたたない内に、鍛冶屋の扉が開かれる 「お邪魔しま〜す」 入ってきたのはマイスだった 「あら、いらっしゃい」 「こんにちわ、ガジさん」 マイスはガジに挨拶をし終えた後、トゥーナの方を向く 「トゥーナ、どこかに遊びに行かない?」 「え?」 トゥーナは驚き困った顔をする 「だが・・・店が」 トゥーナはガジの方を向く 「私は大丈夫ヨ。どうせ雨で客も少ないだろうし」 「・・・ありがとう」 「すみません!ありがとうございます!」 ガジに断りをもらって、トゥーナはマイスの所へ駆け寄る 「いってらっしゃ〜い」 「ごめんね、突然・・・」 「ううん、気にしてない・・・」 「むしろ・・・嬉しいよ」 「う、うん・・・」 トゥーナの顔を見る (私は今日、トゥーナに・・・) そう考えると胸がドキドキする 「よかったら・・・」 「え?」 「よかったら・・・星降りの砂漠に行かないか?」 「あ、うん・・・いいよ」 星降りの砂漠 プロポーズ場所としては・・・まあ大丈夫だろう 「傘・・・どうした?」 「え?・・・あ!」 急いで来たので傘を持ってくるのを忘れていた 「だからずぶ濡れだった・・・」 「ハハハ・・・ごめんなさい」 「・・・」 トゥーナは傘を取り出し、開く 「はいるか?」 「え・・・あ・・・うん」 マイスはトゥーナの傘の中に入る 愛相がさだ 「ありがと」 「・・・」 トゥーナは黙ったまま笑顔を返す
301:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:35:33 ID:gZco1dzQ0 402 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:35:39 ID:f5sJQpeR0 二人で雨道を進む 二人で傘に入ってるのに、雨粒が服にあまりかからなかった 傘はそれ程大きくない。見るとトゥーナの方が濡れていた 傘をこっち寄りにさしてくれていたのだ 「肩、大丈夫?」 「・・・気にするな」 (そう言われても・・・) ・・・ あ!いい事を思いついた 「ギュ!」 マイスはトゥーナの腕に自分の腕を絡ませる トゥーナの体に自分の体を密着させ二人でも傘に入れるくらいに面積を小さくする 「え・・・ちょ・・・と」 「こうすれば、二人でも傘の中に入れるでしょ♪」 「・・・」 トゥーナは頬を赤くする それがなんともかわいいらしかった 「・・・」 「にぎっ!」 「!!」 突然トゥーナが組んでいた腕を引っ張り 私はトゥーナにさらに密着する形となった 「ちょ・・・と」 「もうちょっと密着させないと・・・傘の中に入れ切れない」 「でも・・・これは」 「・・・嫌か?」 そうじゃない、むしろ嬉しいけど・・・ 「恥ずかしい・・・よ」 「ハハハ、かわいいな」 その言葉でさらに恥ずかしさを増す 「・・・もう」 「・・・」 トゥーナは笑顔を見せたまま黙って歩く ・・・よく見るとトゥーナの腕が自分の胸と胸の間にはまっていた 「すごい」 そこは砂漠の地平線が見える絶景の風景だった 「どこまで行っても砂漠の風景だね」 「・・・いったいどこまで続いてんだろう?」 雨が降り、雲で遠くはぼやけて、あまり見えないが全部見渡しても迫力のある砂の山だった 「もしかしたら、世界の果てまでかも」 「だったら・・・」 「ん?」 トゥーナの顔を見る 「僕らは・・・一緒に世界の果てと同じ景色を見てる事になるのかな。」 「え」 トゥーナも私の顔を見てくれた 「・・・うん、そうかも・・・ね」 再び砂漠の方を向く 「休んで・・・いこうか」 「・・・うん」 「なぁ・・・マイス」 「うん?何?」 「結婚って考えた事・・・あるか?」 「え!?」 予想外の質問に慌てる しかも結婚の事を聞かれた。プロポーズを考えた日に マイスの顔が赤くなる トゥーナも同様に顔を赤くした
302:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:35:58 ID:gZco1dzQ0 403 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:58:36 ID:f5sJQpeR0 結婚・・・もちろん考えた事はある 「・・・あります」 「そう・・・なんだ」 「・・・・・・・」 トゥーナが顔を下に向かせる 聞くのが相当恥ずかしかったのだろう 「でも・・・どうして?」 マイスも恥ずかしいのを我慢して、聞き返す 「あ・・・相手は・・・」 「え?」 聞き返した事と別の事が出てきた 「・・・なんでもない」 「う・・・うん」 「でも、どうして急にそんな事?」 再び聞きなおす 「・・・なんでもない、少し聞きたかっただけ」 「それより・・・マイスの好みの男ってどういう子?」 また恥ずかしい質問が飛んできた 「どういう子って・・・」 (今目の前にいる人・・・) そ、そんな事、まだ言えない。 言えるはずがない 「静かな人かな・・・」 「そうか・・・」 ん?今トゥーナが少しにやけたように見えた 「・・・・・・」 顔を赤くしたままトゥーナは動かなくなった 「トゥ、トゥーナ?」 「だけど・・・そういう人が好みなんだな」 こちらを再び向き、今度はキリッとした顔で見てくる 「うん・・・そうかな」 「・・・・・」 「なあ・・・正直に答えてくれ」 「え?」 雨が降り続く 一面の砂は雨でぬれ、遠くに見える砂漠は雨でその迫力を増す 衝撃的な風景だった・・・ 「マイスは俺の事・・・どう思ってるんだ?」 なぜだかわからないけど、その質問に驚きはしなかった 「好きだよ」 はっきりとそう言った 「・・・!」 トゥーナはまた顔を赤くした 「そう・・・か」 私は告白した、突然の事だったが、自分の気持ちを伝えた 雨でジメジメしていたのに、その時だけはとても気持ち良かった これが・・・恋 私はこの人が好きだ。この人は、私の事をどう思ってるのだろう? 「トゥーナは私の事、どう思ってるの?」 「・・・」 トゥーナは再び、キリっとした瞳で私の瞳を見つめてきた 「好きだ」
303:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:36:39 ID:gZco1dzQ0 404 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/04(土) 00:26:48 ID:CVkZTsQy0 雨が止む、時間が止まる 「好き」という言葉を聞けた それは2文字だけど、何万もの想いが詰まった言葉 幸せになれる不思議な言葉 告白は終わった。あとは・・・ 「トゥーナ」 「ん?」 雲の合間から光が私達を照らしてくれた 「けっこ・・・んん!?」 結婚を言おうとした時、マイスの口が塞がれた 「それは・・・男が言う言葉」 マイスの口から手が離れた 「トゥーナ・・・」 トゥーナはニコっと笑ってマイスの手を取る 「マイス・・・好きです」 「最初は、興味なんてなかった・・・」 「でも・・・君と話していく内に・・・心が和らいでいった」 マイスはトゥーナと出会った日々を思い出していく 初めてあった日、冷たくされた日、初めて話しができた日・・・ 「一人だった俺を・・・暗闇だった俺に光をくれたのは君だった」 ちょっと臭い台詞、それが彼の不器用なりな最大の告白なのだろう 「君は俺の・・・恩人であり・・・同時に恋をした相手・・・」 トゥーナが目を閉じる 雲が無くなり陽が砂漠を照らす、砂漠の中の小さな私達も同時に 砂風が舞う、それが二人を包んだ トゥーナが綺麗な青の瞳を見せる 「結婚してくれ・・・」 「・・・はい」 私は涙が出そうだった。今私は一番幸せだろう この時は世界が本当にとても広く見えた 二人は瞳を閉じる そして唇を近づけていく 広い砂漠の空には虹がかかっていた その真ん中で二つの影が唇を重ねあわしていた マイスの手の中には結婚指輪が握られていた 砂の山の中に、二つの花が咲いた 小さくも、大きな 二つの幸せの花が咲いていた
304:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:38:05 ID:gZco1dzQ0 444 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/06(月) 22:05:12 ID:EWhd6VJq0 深夜、皆が寝静まる時間。 窓から見える星、月の光が部屋の中の二人を照らす 「緊張してる?」 トゥーナの顔はひきつっていた 「は・・・初めてだから」 「私も、初めてだよ♪」 マイスはトゥーナと対象的でニコニコしていた 「そのわりには・・・楽しみって顔してるよな」 「あたりまえじゃない」 マイスはトゥーナの手をとる 「これから大好きな人と愛を感じ合えるんだよ?」 トゥーナの瞳を見つめる 「愛してるよ、あなた」 「・・・」 トゥーナは頬を指でかき、照れていた それが本当にかわいいかった 「チュプ」 「・・・!」 マイスは不意にトゥーナの唇を奪った そのまま唇を唇で舐めた 「・・・」 トゥーナは何も言わずマイスの頭を持ち強くひきつけ、背中を抱いた 「ん!」 「・・・」 互いが互いの唇、口内、舌を舐めあう ピチャクチャと唾液が混ざり合う音がなり、唇を離すたびに糸が互いの唇をつなぐ 「うん・・・ああん」 ベットの上、トゥーナはマイスに覆いかぶさり、胸を揉む 「あ・・・はぁん・・・」 「・・・」 トゥーナは黙ったまま胸を揉み続ける そしてその乳首にむしゃぶりついた 「あぁ!!くぅん!」 乳首を舌でレロレロ舐めまわす しかし手も休まずにマイスの乳房を揉み続ける 「いやぁ・・・ふぅん!!・・・はぁん!」 マイスは顔を上げ、トゥーナの頭に抱きつく 「!!」
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